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2009年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年07月

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Obrigado!! Denis!

振り返ると、デニスにはいつも振り回されてきた気がする。
ピッチ上の相手選手は勿論の事、大宮の監督・スタッフ陣、
そしてファン・サポーターも、少なからずそんな気持ちを抱いた事があるでしょう。

時にはデニスの才気に対する誘惑を抑えきれず、
時にはその自由奔放な気質が信用出来なかった。
「もっと先発でのプレーが観たいなあ」という気持ちと
「戦術や守備の事を考えると・・・」という気持ちが沸いては消える。
試合に出る出ないに関わらず、その存在に頭を悩まされる。
本当に本当に魅力的な選手でした。

〔大宮公式〕デニス マルケス選手、フラメンゴへ 期限付き移籍のお知らせ

遂に、デニスの期限付き移籍が公式発表されましたね。
それにしても・・・期限付きですか。
コメントを読む限り、「いつか帰って来てくれるのでは・・・」と期待しちゃうじゃないか。
最後の最後まで翻弄してくれるなあ(苦笑)

デニスの抜ける穴はポッカリと大きい。
戦力的な問題とか、そんなレベルの穴では無いんだよな・・・。

2007年夏、引き分け地獄(苦笑)を経て降格圏に沈む大宮。
そんな季節、デニスは大宮にやって来た。
(入れ替わるようにして移籍していった、エニウトンも大好きな選手だったけどな・・・(苦笑))

デビュー戦、TV画面に映るデニスの衝撃は忘れられない。
清水のDFラインを抉じ開けるようなドリブルからゴール前に高速クロスを上げ、
宏太のゴールをアシストする。救世主の誕生を予感した。
苦しいチーム状況が続く中でも、神戸戦のアシスト(宏太へのスルーパス)や
柏戦での凄まじいミドルを観て、その予感は間違っていないと確信した。

迎えた残留争いの大一番、駒場での広島戦。
若林の決勝弾を演出したのは、左サイドを切り裂いたデニスのドリブルだった。
やはり、大宮にとってここぞという時のデニスの個人技は何とも頼もしかった。

デニスに対する印象は、当時から何一つ変わっていない。
一旦ボールを持つと、テクニックとスピードを武器に独力で局面を打開する。
一方、守備や競り合いでのハードワークとは全く無縁の存在。
プレーを見続けるうちに「モノが違うな」という印象と、「この選手を中心に
据えるのは色々な意味で危険だな(苦笑)」という確信を得た。

2008シーズン、躍進するペドロとは対照的に開幕からスタメンを外れる。
しかし間もなく、お馴染みのデニスが大宮に帰ってくる。
第5節、ホーム大分戦。上半身のボディバランスと瞬発力を駆使して
左サイドを強引に破ると、マサのゴールを導く。

続く千葉戦はハイライトの一つでしたね。カウンターからの単騎突破。
右45度から高速ミドルを逆サイドのネットへ2回も突き刺す。圧倒的な存在感。
アウェー川崎戦での同点弾も、彼独特の変態的なスキル(笑)の賜物だった。

フットボールを観ていて痛快なのは、個人の力が戦術や組織を崩壊させる瞬間だ。
デニスはそんな瞬間を何度も与えてくれた。
しかし、デニスのドリブルを止めるモノがあるとすれば、ピッチの中では無く、
大宮というチームの状況や戦術の中に存在していたのかもしれませんね。
いずれにしろ、何らかの枠に収まるような選手では無かったですね。
そんなデニスが大好きだった。

思えば試合前の練習中のデニスは象徴的だった。
マサが試合を見据えたスプリントを繰り返し、冨田が入念な柔軟運動を行う傍らで、
一人ボール遊びに興じるデニス。その姿がまた無邪気なんだよなあ。
「そんな準備じゃあ、体すら暖まらないだろ・・・」と呆れると共に、
「楽しそうだなあ」と自然にこちらまで楽しくなってくる。

もうそんな光景が見られないと思うと、寂しいな。
デニス、また会う日まで。

VS千葉(0627)④

Obrigado!! Denis!


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| 大宮アルディージャ | 23:21 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第15節 VSジェフユナイテッド千葉(フクダ電子アリーナ) 

「今シーズンで一番楽しいゲームでした」

主税の言葉が全てだと思う。
応援するワシ等にとっても、本当に気持ちの良いゲームでした。
帰りの電車内では、様々な印象的なシーンが思い出された。
(殆どが嬉しいシーンなんだけど、藤田の決定機逸も頻繁に思い出したぞ(苦笑))
VS千葉(0627)①

〔大宮公式〕J1 第15節 ジェフユナイテッド千葉戦の試合結果

最初の決定機は千葉。
前半3分、素早いリスタートから和田がロングフィード。
マトが新居に裏を取られて、江角と1対1の大ピンチ。
しかし、新居のループシュートは大きく枠を外れ、事無きを得る。

その後、谷澤を起点に何度かサイドを崩される。
千葉はロングボールの際に巻が冨田と塚本の間に入り、重ねて谷澤が塚本の裏を
狙う形が見られる。嫌な気配。この時間帯はマイボール時の選手の動きに迷いが
感じられ、自陣でのパスミスからピンチを迎える場面も訪れた。

しかし、徐々に大宮が流れを引き戻す。積極的なインターセプトがポイントだった。
マトや慎が相手のパスコースに前で勝負し、パスカットからカウンターに持ち込む。

また、分岐点となったのは前半20分頃のシーンだったように思う。
大宮はDFラインでゆっくりとボールを回す。
対する千葉はロングボール重視の大宮の様子を見ているのか、前線から能動的に
ボールを奪いに来る事は無かった。
この場面を境に大宮の選手達に若干の心理的な余裕が生まれた気がする。
以降、大宮は状況に応じてDFラインからゆっくりと繋ぐ時間帯が増え、
ロングボール一辺倒の流れを避ける事が出来た。
運動量が多く、息切れするかとも思われたペースの中で、選手達の足が試合終盤まで
止まらなかった最大の要因は、状況に応じてパスを繋ぎ、自分達のペースで試合を
進める事が出来た点だと思う。

以降の時間帯では、ワンタッチ・ツータッチでパスを繋ぐ展開も見られ、
攻守共に中盤のバランスと距離感の良さを感じました。
右サイドの主税が中に絞る事で、慎や早十と共に中央で数的優位を作り、
相手の中盤をホールドしつつ、奪ったボールのパスコースを確保する。
千葉のDFライン前のスペースを狙う主税のポジショニングが効いていました。
また、左サイドでワイドに構えるウォンジェの存在感も見逃せない。
一旦ウォンジェに預ける事で、チーム全体の攻め上がりの時間を作る事が
出来たからね。

しかし、得点は遠かったな・・・。
前半12分の藤田の決定機(ウォンジェのアーリークロスが素晴らしい!)
30分過ぎからの連続チャンス。
ウォンジェのクロスが流れたところに、早十が走りこんだ場面(やっぱり左に持ち替えた)。
慎の超絶ロングシュートがクロスバーを叩く。
波戸さんがタイミングの良い攻撃参加からカットイン。石原→ウォンジェの右足もポスト左へ。

こうやって振り返ると、やっぱりウォンジェを絡めたサイド攻撃が効いていたなあ。

先制点は37分。
左サイドで深さを作り、バイタルの主税を経由して右の塚本へ展開。
塚本から左サイドのウォンジェへ。ウォンジェのクロスは藤田へ。
ボックス内で相手に囲まれながら藤田が落とし、石原が巻き込むようなシュート。
ポストの跳ね返りをフリーで待ち構える藤田がゴールに突き刺す!!
(ごっつぁんゴールにも見えますが、相手を背負いつつポストをこなした藤田を褒めたい!)

その直後も藤田がフリーのヘディングを外したり(これもウォンジェからの精度の高いクロス)
マトのフィードに抜け出した藤田が岡本と1対1になりながらもシュートに
持ち込めなかったりと、惜しい場面がありつつハーフタイムへ。

後半も大宮ペースが続く。しかし、追加点もまた遠い(苦笑)。
主税のミドルや石原のドリブルシュート(クロスバー)も決まらず。
藤田もペナ内での切り替えしからビッグチャンスを掴むが、
強烈なシュートをクロスバー上へふかす(シュートまでは完璧だったけどなあ・・・)。
徐々に「いつか一発を食らい、結果的には戦犯は藤田・・・」みたいな想像だけが
逞しくなってゆく(苦笑)

試合展開を考えると、どこかでペースが落ちる事は覚悟していましたが
この日の大宮は集中していましたね。
主導権を握り続ける為に攻撃の意識を絶やさなかった事が良かった。
攻撃的な意識は守備面でも感じられました。
石原や藤田のフォアチェックは勿論、一人挙げるとすればやはり慎でしょうね。
相手のボールホルダーに対するファーストディフェンスでは、ピッチの至る所に慎の姿が。
ゲーム終盤、周囲の息が切れ始めた時間帯にも一際早い寄せを見せる。
心底恐れ入りましたよ。今シーズン、毎試合の如く書いている気がするが、本当に素晴らしい!!

待ちに待った追加点は77分。
主税の早いリスタートから抜け出した藤田がボスナーに絡まれながらも
飛び出してきた岡本よりも早くボールをプッシュ。
試合展開や時間帯、そして4~5点分のチャンスを逃し続けた藤田が決めた事。
これで少し安心する事が出来ました。

終盤は大宮以上に千葉がトーンダウン。足が止まり、繋ぎのミスも頻発。
縦に抜けるウォンジェを倒したボスナーの一発退場もあり。
大宮はボールキープしつつアディショナルタイムを削る「強さ」も見せて、試合終了!!

VS千葉(0627)⑦

よ~し!連勝だ、連勝(やっとだけどな)!!
無失点というのも嬉しいですね。
やはり当面は、マトと冨田のチャレンジ&カバーの熟成が最優先でしょうね。

【雑感】
VS千葉(0627)⑧

・藤田は決定機を外し続けた。しかし中盤の攻撃力を引き出したのも、この男。
 ポストと裏へ抜けるプレーの両方で攻撃を引っ張り、守備では120%の鬼チェイス。
 相手最終ラインのクリアに対してスライディングで体を投げ出す姿には感動。

VS千葉(0627)⑤

・序盤は珍しく不調かと思われた石原。
 強引に左足から放ったロングを機に色々な意味での強さ(笑)を取り戻す。
 チャージされて倒れた後に足を引っ掛けて無理矢理ファウルに持ち込んだ場面は
 本領発揮(苦笑)。局面や1対1での勝負に対する感覚には感心する。

VS千葉(0627)⑥

・ウォンジェはサイドから多くのチャンスを作り出す。MVP級の活躍でしたな。
 コンタクトプレーはもう少し我慢して欲しかったかな。気持ちは分かるけど。
 過剰なアピールは長い目で見ると得にはならんよ。その点では石原を見習うべき。

・今の早十には質よりも量が求められているのは事実。でも、そろそろ質の部分での決定的な
 仕事も欲しいなあ。左に持ち替えずに勝負出来れば・・・という場面が前後半2回。

・マサは何気にトップ下としての境地を開拓中(笑)DFライン裏への飛び出しや、
 ボスナー退場に繋がるウォンジェへの好パス等、短い出場時間の中でも存在感アリ。
 試合をクローズさせるボールキープも何とも頼もしい。仕事キッチリ。

・敢えて気になった点を挙げると、選手交代は少し遅かったかと。
 カードを貰っていた早十をマサに代える・・・という手は定跡かと思いましたが。

・ゴール裏の雰囲気が気持ちよかったです。全ては選手達の頑張りのお陰だよなあ。
 メイン側の副審のジャッジ数回と巻のヘタクソなボールアウトに対するブーイングも相当な一体感だった(苦笑)

・佐伯の選手紹介には大宮サポから拍手。あれ?ブーイングで良かったんじゃなかったっけ(笑)
 ワシは何か考え事をしていたのか完全に聞き逃した(苦笑)。周りが何故拍手しているのかすら判らず。


VS千葉(0627)②

・デニ~スマ~ルケ~ス!!去就が噂されるデニスがベンチ入り。
 これが最後の姿となってしまうのかな・・・。正式発表を待つしかありませんね。

千葉の不調も大きかったですが、良く走り良く闘った大宮の選手達にとって、
この結果は妥当だと思う。しかし、この試合はあくまでも1試合にしか過ぎない。
まずは連勝を自信に、次を見据えていきましょう。

| 大宮アルディージャ | 23:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第15節 VSジェフユナイテッド千葉 プレビュー

明日はジェフユナイテッド千葉とのアウェイゲーム。
現在の順位や昨年の両チームを考えると、残留争いの前哨戦とも言える重要な一戦。

〔大宮公式〕J1リーグ第15節 千葉戦(アウェイ)前日練習レポート

【予想フォーメーション】

大宮アルディージャ
藤田 石原
ウォンジェ主税
早十
波戸塚本
マト冨田
 江角 


ジェフユナイテッド千葉
新居
谷澤深井
下村工藤
坂本和田
ボスナー福元
 岡本 


千葉は前節名古屋戦に1-0で勝利。ナビスコ終盤から調子を上げているようですね。
現在の大宮と千葉には共通点が多い。
システムや縦に速い攻撃面の特徴。
外国人CBが釣り出された際のDFラインの課題。
攻め急ぎからの脱却を図る為にポゼッションを取り入れようとするチーム状況などなど。
アレックスミラーゲームの様相ですが、膠着するゲームを粘り強く闘いたいですね!

しかし、名古屋戦を観る限り、守備の規律面に関しては現時点では千葉の方が上。
前線からのプレッシングと、状況に応じた中盤が連動する守りは安定している。
両サイドが高い位置から相手SBの配球を防ぎ、下村や工藤は中盤の底を見張って、
簡単に前を向かせない。特に早い時間帯は厳しい守備に晒される可能性が高いと思う。

千葉の守備陣は、中盤を越えられた場合に潔くDFラインを下げる。
狙うとすればDFライン前のスペースか。トップや中盤が入り込みアクセントを付けたい。
主税や早十が前を向く場面を増やしたい。
また、現実的にはロングボールを使って中盤を消す展開も視野に入れておく必要がある。
特に前半戦は我慢も必要でしょう。

千葉の攻撃では、両サイドの谷澤(トップに入る可能性も)と深井がポイントか。
運動量が多く攻守の切り替えが早い2人にサイドチェンジを入れ、1対1もしくは数的優位
からサイドの攻略を目指す。特に名古屋戦で決勝点を決めた深井は、右サイドからの
カットインの動きでサイドを幾度も崩しており、得点を狙う意識がプレーに表れている。
名古屋の阿部は左利きの為、深井の内に切れ込む動きに対して手を焼いていた。
否が応にも、波戸さんの存在がクローズアップされそうだ。
毎度の事ですが、慎も頼むよ!

また(今シーズン何試合かを観た限りですが)下村の役割に変化が見られる。
これまでは守備の局面で働く選手というイメージでしたが、今シーズンは得点に直結する
ような決定的なフィードを見せており、「ボランチ」と呼んで差し支えが無いプレーを
見せていると思う。自由を与え過ぎると、サイドチェンジを含めて守備に回される事になる。
テクニックが高いという印象は無いだけに、間違いなく狙い所の一つになると思いますが、
どのように対応するのか。ここでのミスマッチは避けたい。

藤田がトップに入る場合は、ポストに対するフォローの徹底が必要。
まだまだポストの位置が低く、その後の展開に手数が掛かる事が多い。
切り替えで勝り、相手両サイド裏(SBの前)のスペースを早めに使う事で、ゴール前に
人数を掛ける時間が作れるはず。

事前報道によると大宮は4-4-2が予想されている。
しかし、状況に応じて前節京都戦のような4-3-3にスライドし、局面での数的優位を
目指したい。早いサポートが必要ですね。
石原には相手のラインを下げる為の飛び出しと共に、サイドで浮いたポジションに入り、
起点となる事も望む(って、欲深いですが、石原だからこそ期待する!)
主税やウォンジェの仕掛けにも期待ですね~。

攻守共にセットプレーもポイントですね。
守備に関しては、ファーで待機する事が多いボスナーへの対応が重要。
攻撃ではマトを囮にした仕掛け(前節のニアでの冨田みたいなね)が欲しいところですね。

明日は暑そうですね~。何とかピーナツソフトは獲得するぞ(笑)
俄かに慌しくなったデニスの身辺も含めて(泣)、大注目の一戦です。
連勝と行きたいところですね!


| 大宮アルディージャ | 00:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ソ ヨンドク選手加入

今更ですが。
月曜日、ソヨンドク選手の加入が発表されました。ようこそ大宮へ!!

韓国U-20代表経験を持つ19歳。
C契約との事で、即戦力として働く事が出来るかどうかは未知数ですが、
他の選手にとっても良い刺激になるでしょう。
その辺りも含めての戦力補強となれるように期待しています。
何よりも、早くプレーが見てみたいなあ。

〔大宮公式〕ソ ヨンドク選手加入のお知らせ
〔大宮公式〕ソ ヨンドク選手インタビュー

【報知】徐が初合流で汗…大宮
大宮に新加入したU―20韓国代表MF徐が23日、志木市内でのチーム練習に初参加した。
韓国・延世大からC契約で入団した19歳のさわやか青年は、「早くチームに慣れたい」と
元韓国代表MFパクとともにランニングするなど、精力的に汗を流した。


しかし、「さわやか青年」とはな(苦笑)。
その堂々とした新しさには、さすがに虚を突かれたわ。

| 大宮アルディージャ | 18:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第14節 VS京都サンガFC(NACK5スタジアム大宮) 

VS京都(0620)①

約1ヶ月間、本当に色々な事がありましたが、リーグ再開緒戦の京都戦に辛くも勝利!!
終了のホイッスルと同時に途轍もない疲労感に襲われましたよ(苦笑)
まだまだ戦いは続きますが、今はひとまずホッとしています。

〔大宮公式〕J1 第14節 京都サンガF.C.戦の試合結果

VS京都(0620)④

戦前の予想通り、大宮のフォーメーションは4-3-3。但し、両翼は低め。
試合開始前、冨田とマト・片岡が声を掛け合う姿が目に入る。そう、まずは守備からだよな。

ナビスコで連敗を喫した両チームだけに、序盤は互いに慎重な試合運び。
パスが繋がるエリアは低く、その先は見えてこない。
中盤の出足で勝る大宮はセカンドを拾うものの、攻撃に厚みは無く単発に終わる。

前半10分過ぎにアクシデント。中盤の底に入っていた片岡がディエゴと接触。
鉄人片岡が珍しく苦痛に顔を歪める。足首捻挫か?
一時ピッチに戻るものの15分にはマサと交代。
慎がアンカーに移り、マサは早十と共に中盤前目に入る。

DFラインに目を移すと、冨田のラインコントロールが光る。
裏を狙う林を警戒しながら、落ち着いて前方のスペースも消す。
豊田の強さ自体は目立つが、ロングボールの制空権はマトが握る。
京都のパス回しが積極性に欠ける事もあり、崩される気配は少ない。

前半22分、土岐田がファウルを受けてFKを得る。
右45度の角度、早十はゴール前のニアへ早い弾道。
走りこんだ冨田が巧みなヘディングで後方へ逸らせると、飛び込んだのはマト!!
見事な連携から貴重な先制点を挙げる。

後半終了間際、石原の滞空時間の長いジャンピングニー(苦笑)を受けた
イ・ジョンスが石原の術中に嵌り、一発退場。当然の事ながら、喜びよりも嫌な予感が先立つ(笑)

後半開始直後、ゴール正面で藤田がチャンスを迎えるが、クロスバー上へ打ち上げる。
こういう場面でFWが決めきれないと、試合の流れが変わる。

ディエゴが低い位置でボールを呼び込み、DFライン前のスペースに入り込む佐藤へ。
佐藤はスペースへ走る豊田へスルーパス。
慌てて後を追う塚本が後ろから足を引っ掛けPKを与えてしまう。
コースには冨田が入っていただけに、軽率なプレーだったかな・・・。
ディエゴがPKを沈め、数的優位の中で同点に追いつかれてしまう。

直後の時間帯は、言い様の無い不安を感じた。
個人的には、「まだイーブンだ。切り替えて戦えば、まだ優位だぞ!」と思っていた。
しかし、選手にとってはやはり昨今の試合結果が大きな影を落としていた模様。
「うちの1点目で相手がバタバタするのも分かった。こっちは10人なのに追加点が
ショックなことが表情やプレーで分かった」
〔J'sGOAL〕という佐藤勇人のコメントが、
現場で漂っていた不安を裏付ける。またも、チームが崩れるのか・・・とすら感じた。

10人の相手にボールを回され、大宮の中盤とDFラインが徐々に下がり始める。
特に、ハーフタイムで投入されアンカーに入ったシジクレイが厄介な感じ。
DFラインやサイドへボールを引き出し、大宮のプレスの起点が曖昧に。
また、失点時の状況と同様に、ディエゴが自陣まで下がり慎を誘き出し、
開けたバイタルを佐藤が狙う・・・という状況が危険な雰囲気だった。

後半20分、藤田に代えてデニスを投入。
前線からDFラインが間延びし、中盤のフォローが足りない状況を考えると、
デニスのキープ力を生かす意図が見える、的確な交代。
右サイドを中心に、デニスとマサがボールが落ち着かせ始めた直後、
ゴール前正面で土岐田が倒され、FKを獲得。
誰が蹴るかな・・・と見つめていると、泰史がデニスを下げる手振りを見せる。
そして・・・またも来たぞ!!泰史の魔球FK!!
重苦しい雰囲気を吹き飛ばす会心の一撃でしたね~。

その後の時間帯はデニスの個人技を生かして、チャンスを作るものの
ゴール前の迫力を欠き、カウンターからピンチも迎える場面も。
ラストプレーの映像も頭を離れない。相手右サイドからファーへのクロス。
ここまで辿るとアウェー柏戦との符合が頭を掠めた(苦笑)
しかし、何とか弾き返してタイムアップ!!あ~疲れた・・・。

試合内容やゲーム運びについては依然として不安が残ります。
しかし、何よりも結果が必要な状況でしたからね。とにかく嬉しいです。
ホントにこの瞬間だけを待ち続けていたんだよ!!

VS京都(0620)③

大宮はロングボール一辺倒では無く、中盤でパスを繋ぐ意図も見えました。
藤田に一度預けて・・・という展開は練習通りでしたが、周囲の動き(特に
ダイレクトプレーを促すような裏への動き)が少なく、打開策には至らず。
繋ぎの際のサポートはまだまだ足りず、縦パスとの使い分けも整理されていない。
しかし、DFラインからの「単調な早さ」には限界が見えていただけに、チームとして
意思統一した後に、「瞬間的な早さ」が加わってくれば・・・と期待しています。

また、この試合では守備陣の健闘が光りました。
勿論、精彩を欠く京都の攻撃に救われた部分は否定できません。
マトが飛び出した際のカバーリングには、今後更に慎重さが求められるでしょう。
(後半に観られた通り)前線からのプレスが掛からなくなった際の、中盤を含めた
守備の対応には改善が必要ですし、課題は依然として残ります。
しかし、冨田を中心とした集中した守りこそが今後も生命線となるはず。
今後、もっともっと連携を高めて欲しいな。

【雑感】

・何と言っても泰史ですね。柏戦に続き「失点に繋がるミス→魔球FK」という暴れっぷり。
 良くも悪くも「持っている」よなあ(苦笑)屈託の無い笑顔やコメントを観せられると、
 ホントに憎めないっす。愛すべき選手ですね。
 「2失点分の凡ミス→FK2発」という奇跡を起こせるか、観てみたいような気も(笑) 

VS京都(0620)⑤
「見た?泰史のFK!?凄いキックだったよね~」 (byアルディ)
「いや、それよりもあのファウルがアホ過ぎるよね!」 (byミーヤ)(スマン、泰史・・・)


・石原は相変わらずの千両役者。味方にとって、これ程心強い選手は居ないな。
 勝つ為にはどんな仕事でも平気でこなす(勿論、最大級の褒め言葉です)
 右サイドでのプレー自体は、ゴールへの嗅覚を犠牲にしている感もありますが
 (珍しくゴール前で消極的なシーン有り)、タメを作る為の体を張ったキープや、守備面での
 献身的な働き(また上手いんだよな、守備が)を考えると替えが効かない仕事ぶり。

VS京都(0620)⑥

・突如出番が回ってきたマサは、ワンタッチでの繋ぎとサポートの動きが見事。
 シーズンが進むと、結局マサの力が必要になってくる・・・ってのを何年繰り返す気だ(笑)

・デニスは久々に生き生きとしていた。昨年の鹿島戦等でも見られたチャンスメイカーと
 しての本来の資質が観られた。もうちょっとで良いからさ、守備も頼むわ(苦笑)

・冨田はさすがの一言。「復活」という言葉は彼に失礼かな。マトさんをよろしく頼む。

・洋介、大事で無い事を祈る! 

・先程、テレ玉の録画を観ていましたが、三浦さんの解説は相変わらず共感度高過ぎ。
 正直、個人的には全試合三浦さんの解説で良いっす(笑)

間違いなく、この勝利は大きい。しかし、未だ視界は開けていない。
次節、千葉戦も正念場ですね。自信と反省を抱えて、前進するのみ!!

| 大宮アルディージャ | 01:07 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第14節 VS京都サンガFC プレビュー

何だか珍しく仕事が忙しい為、適度に気が紛れて良い感じ。
あ、「気が紛れて・・・」というのは勿論、大宮についてって事です(笑)
まあ、気づいたら「給料上げろ!」と「大宮勝ってくれ!」しか考えていない
他愛も無い日々だなあ(苦笑)

「進みながら強くなる」 Honoré de Balzac
先日、鹿島茂の「歴史の風 書物の帆」(小学館文庫)という本を読んでいて、
印象に残ったバルザックの言葉です。
失敗自体は避けられない。でも、挑戦の為に過剰な準備をする必要も無い。
ひたすら進む事で手に入る強さもあるのかなと。少なくとも前を向いておきたい。
例えそれが前で無かったとしても、顔だけでも上げておくとするかな。

〔大宮公式〕J1リーグ第14節 京都戦(ホーム)前日練習レポート

【予想フォーメーション】

大宮アルディージャ
 藤田 
土岐田石原
早十
 片岡 
波戸塚本
マト冨田
 江角 


京都サンガFC
ディエゴ 柳沢
渡邉
安藤佐藤
角田染谷
イ・ジョンス水本
 水谷 


報道によると大宮は今週取り組んでいた4-3-3で試合に臨む模様。
またもや反動的な対症療法なのか・・・とも感じますが、ナビスコ浦和戦を観る限り、
バイタルの守備についての見直しが必要な状況なのは事実。
また、京都はサイドからのクロスが非常に少ないというデータを踏まえると、
意識付けとしては自然な流れなのかもしれません。

水曜の練習では、バイタルの閉め方について確認するシーンが見られました。
片岡を中盤の底に据え、ディエゴとのマッチアップを意識させるのでしょうが、
同時に、周辺の動きで中盤の主導権争いが決まる。
守備の際にポジションをスライドさせて、相手の攻撃に対応出来るかどうか。
誰がサイドを抑えに掛かるのか。開いたスペースを誰が埋めるのか。
思い出すのは、大分や磐田との戦いで観られたダイアモンドの明暗。どちらに転ぶか。

また、攻守共にサイドにボールが入った際の連携がポイントとなりそう。
攻撃面では、サイドから前線へ楔を入れた際のサポートと連動。
特にペナ付近では、相手のDFラインにギャップを作りシンプルに裏へ走る形を狙いと
するでしょうが、どれだけ粘り強く繰り返す事が出来るか。
そして、縦が切られた際には、素早いサポートを使ってサイドを変えられるかどうか。
練習を観る限り、簡単では無いでしょう。
状況によっては、ロバート時代の攻撃を再現する可能性すらある(苦笑)
それでも、チームとして意識を揃えて、やりきれるかどうかが大事だと思う。

また、張監督のコメントからは、慎と早十を攻撃の際は前線に絡ませる意図も見えます。
一旦サイドへボールを落ち着かせた後、ゴール前に厚みを作る仕事に期待したいですね。

今週は説明会の開催もありました。リーグ戦では引き続き厳しい状況が続く。
色々と考えてみても、試合に勝つ事以上の解決策は無いように思える。
まずは京都戦。期待しています。

| 大宮アルディージャ | 04:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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志木グラウンド(6月17日)

今日は仕事が休みだった為、志木総合グラウンドへ練習見学に。

志木(0617)⑤

予定されていた時間を10分程過ぎてから選手達が姿を見せ始める。
波戸さんが土岐田にディフェンスのアドバイス?をしながら歩いてくる。
張監督は片岡と何やら話し込みながらグラウンドに向かう。
「アレ、主税が居ないなあ・・・」と思っていたら、遅れて登場。

志木(0617)①

オッ!市川だ、久しぶり。当然の事ながら別メニューでしたが、元気そうで何より。
練習前にはクレメンと談笑する姿も。

志木(0617)④
哀愁漂うクレメン。ランニング中にはFKの壁用のビニール人形をどついていた(笑)

練習は大半がゲーム形式。レギュラー組については、まあ・・・予想の範囲内でした。
これまでの練習を観ていない為、単純に比較する事は出来ませんが、今日のゲームで
感じられたのは本番で披露されるフットボールとは若干異なる志向。
7秒攻撃の訓練として「縦パス1本に誰が1番で辿り着けるか」みたいな競争を1時間程度は
行っているのかと思った(苦笑)が、流石にそんな事は無かった。
これが新たな試みなのか、それとも相手の圧力の有無による表現力の違いなのか・・・。

詳しい内容については触れませんが、狙いは極めてオーソドックスかなと。
攻撃ではそれを実現する為のサポート意識についての指示が多く、守備に関しては基本的
な約束事やコーチングについて確認する場面が目立ちました。
(それだけに、どちらかと言えば守備面に不安が多いかな・・・)。

志木(0617)②

また、ゲーム形式の練習では張監督が途中でプレーを止め、一つの局面を切り取った
反復練習が行われる時間帯が多かった。
チーム全体として攻守のプロセスを辿る意図も感じられました。
しかし、現状では監督・コーチの意図よりもプレーの「余分」が多いのかなと。

また、パターンが雑多な為、チーム全体として消化出来ているのか・・・という疑問も。
もう少し焦点を絞って少しずつ・・・とも思いましたが、今日1日見ただけなので何とも言い
難いですね。何よりも継続性が重要だと思いますし。

今日は何となく青木のプレーに注目している時間が多かったです。
捌きが荒く、流れを止める場面もありましたが(ボランチとしては絶対に避けたいプレイ)、
DFラインからボールを引き出す動きやボールを預けた後の積極的な飛び出し等、プレイから意欲が感じられました。
練習とは言うものの、新井との組み合わせは観ていて面白かったです。

それ以外では、やはり石原と慎の動きが印象に残りました。

練習風景には、希望も失望も無かった。
リーグ再開まで、あと3日ですね。

| 大宮アルディージャ | 00:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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R.I.P.Jay Bennett

今月末にニューアルバムを発売するWILCO。

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約2年ぶりのアルバム発売が待ち切れず、オフィシャルHPのストリーミング試聴や
ファンサイト等での情報収集を楽しんでいたところ・・・衝撃のニュースを見つけ・・・絶句。

【excite】元ウィルコのメンバー、ジェイ・ベネットが急死

6月30日に新作『Wilco (The Album)』をリリースするアメリカのロックバンド、ウィルコの元メンバー、
ジェイ・ベネットが5月23日夜に亡くなった、45歳だった。
死因は不明だが睡眠中に何らかの理由で死去したと、彼の所属する≪Undertow Music Colletive≫に
掲載されている。Titanic Love Affairの創立メンバーとして90年代に3枚のアルバムに参加し、
1994年にウィルコに加入、ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーとの確執から2001年に脱退している。

今月に入りウィルコ在籍時の著作権料分配を巡り5万ドルの支払いを求め裁判を起こし報じられていたが、
先日尻部に手術が必要と診断されていたこともここへ来て明かになっている。
ジェイ・ベネットはギターやべース、キーボード、ドラムなど様々な楽器を演奏出来るマルチ奏者としても有能で、
シェリル・クロウの作品などにも近年は参加するなど、アメリカン・ロックを代表するセッションマンとしても
活躍していた矢先で、さらに近年は自身の作品を発表するために作曲活動にも集中していたという。


ショックです・・・。45歳ですか・・・、早過ぎる死ですね。
特に「Summer Teeth」での仕事ぶりが印象深いです。
WILCO脱退後の活動については、追いかけていませんでしたが、これを機に少し
聴いてみようかな・・・と。

ご冥福をお祈りします。



| 音楽 | 21:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナビスコ第7節 VS浦和レッズ(埼玉スタジアム2002)

藤田がボレーを決めた瞬間ですら、殆ど心が動かなかった。
一人少ない中、最後まで走っていた選手には拍手を送りたいが、微動だに出来ず。
こんな試合は初めてかもな・・・(って終了後まで主税の退場に気付かず・・・何を見ていたのかワシは(苦笑))
言うまでも無いですが、チームの実力や完成度の差は歴然でしたね。
内容的には「よく6失点で済んだな・・・」というのが正直な感想。

VS浦和(0613)①

〔大宮公式〕ヤマザキナビスコカップ第7節 浦和レッズ戦の試合結果

ボールを回されながらも何とか耐える守備陣。
しかし、攻撃に関しては何の予感も漂わない。
当然の事ですが、裏を狙う攻撃とボールを繋ぐ状況の整理は未消化でした。
チームとしての意思疎通が不十分で、半ば自動的にボールロストする。
自滅から相手に試合の流れを渡し続ける展開の中、決定的なピンチを塚本の危機察知や
クロスバー(エジミウソンの落としから高原がボレー)でピンチを凌ぐと、前半30分程からは浦和の
パスミス等の助けを得ながら何とか立て直す気配も。
押し込まれたラインが少しずつではあるが回復し、中盤が前を向く場面も見えた。

しかし、38分に失点。浦和の縦パスがDFラインを抜け、山田直が江角との1対1をキック
フェイントで落ち着いてかわしてゴール。
オフサイドに見えましたが副審の旗は挙がらず。大宮DFの足にでも当たったようにでも見えたのか。
いずれにしても流れが膠着しそうな時間帯だっただけに凌ぎきりたかったなあ・・・。


後半5分、主税がペナルティエリア内で相手(向こうサイドで誰だか良く判らんかった)を倒し、PKに。
しかも、主税はこの日2枚目のイエローで退場。これで更に試合は厳しくなりましたね。

特に怒りを感じたのは3失点目。PKを決められた直後のキックオフで簡単にボールを失い、
その混乱した流れを引き摺ったまま、更に失点を重ねる。
この失点シーンはチームの弱さの証明に他ならない。

数的不利もありましたが、サイドをズタズタに引き裂かれ、中盤で収められてはDFラインの
裏へ侵入され続ける。最終的には鳥かごの練習台にすら使われてしまった。
結果的には2点を返したが、いずれも相手の油断から生まれた得点であり、流れの中からは
可能性を感じる場面は少なかった(しかし、潜在的には課題やチャンスが見えていた試合だったと思う)

VS浦和(0613)②

まず、守備面で気になったのは2点。
1点目は山田直輝と原口のポジショニングへの対応。
浦和がDFラインでボールを回している際には、山田直と原口が中央に絞り続け、慎と新井の
周辺のスペース(バイタル周辺)を漂う。これによって、慎と新井が相手のボール回しに
対して深追いをする事が出来ず、狙い所にもなるかと思われた鈴木が自由に捌く結果に。

2点目は、相手両SBに対する守備。
主税と土岐田が相手の2・3列目に対して中央での守備に気を殺がれる状況の中、浦和の
両SBの西澤と永田がポゼッションの流れからフリーで顔を出す機会が多く、対応としては
後手後手に。SBに対して前からチェックが入る際には、浦和は簡単にボールを下げており、
結果的に鈴木と細貝をフォローに下げさせる事が出来ていただけに。リスクを負って勝負
すべきポイントだったと思う。

結果論ですが、どうせマサが居るのだから(笑)マサをアンカーに下げ(結局ソレかよ(苦笑))
主税と土岐田は高い位置で相手SBと1対1に集中させる・・・なんてのがアリだったかと。
マサがDFライン前のスペースを見張りながら、慎と新井は山田直と原口に付いてバイタルでの局地戦を
混沌に導く。恐らくそれでもやられる事が多いだろう。しかし、局地戦で奪う事が出来た際には常に相手SBと
主税・土岐田が1対1の状況を作る事が出来れば、バイタルに人数を掛けて攻撃するリスクを浦和に意識させ、
相手の中盤を下げさせる機会が増やせたかもしれない。また、守備面で相手両SBに圧力を掛けたかったし、
飛び出しを狙うのであれば相手SB裏のスペースは急所にも見えましたからね・・・。


少なくとも現在のチーム状況(特にDFラインの不安定さ)を考えると、今後の為にバイタルを
潰す守備の連携を整えておく必要があるでしょう。慎や新井をもっと攻撃で使うためにもね。

また、攻撃面で感じたのは、やはり「繋ぐ事は必要」だという事(まあ、当たり前か)
前述の通り、状況に応じてロングボールと繋ぎを使い分けるという新たな選択は今のところ
混乱しか生み出していないようにも見える。
今日の試合では、大宮の拙い横パスに対して浦和のDFラインが押上げを図り、スペースを
潰しながら数的優位を作ってボールを奪う・・・という場面が度々見られた。
しかし、浦和の高いDFラインが更に食い付く状況では2・3列目の選手(今日の試合では
土岐田や慎など)が飛び出す事で決定機に繋がる場面もあったと思う(まあ、あくまでも潜在的に
・・・という部分が最大の課題なんですが)


今日の試合を観るまでも無い事ですが、横パス(当然、悪い意味で「横」と書いています(苦笑))
繋ぐ間に、誰がどのように裏を狙うのかという連携が必須(あと、行き詰った際のサイドチェンジもね)
チームの狙いとして相手のDFラインを下げさせる事や繋ぎのスペースを作る手筋を整える
事が出来なければ「ポゼッション」なんてコンセプトにすら成り得ない。

また、ロングボールについても改善の余地が大きい(ホント、今更だけどなあ(苦笑))
裏を狙うロングボールは出し手と受け手の意思疎通が足りず。
藤田はDFラインとの駆け引きから、中央から流れながらサイドのスペースも狙っていたが、
DFラインからは中央へ目掛けてフィードが繰り返されるばかり。
一旦サイドで深さを作っておいて・・・という動きはチャンスに繋がる気配が強かっただけに
(前半見られた新井の飛び出しなど)、ロングボールに対するチーム戦術も再度見直して
欲しいところ(それこそ「早さ」が目的では無いんですから)

【雑感】

・マサ、トップ下不発(苦笑)。と言うか、それ以前にボールが収まらず。

・慎と新井はチーム不調の負担を引き受ける形に。個人での頑張りは見えたが。

・石原はサイドでの起用。勿体無いが主税退場も考えると仕方無しか。
しかし、自陣に戻っての守備、長い距離を走っての決定機と相変わらず縦横無尽。
やはり、この男の存在は欠かせないな。リーグ戦での完全復帰、頼みます・・・。

VS浦和(0613)③

・藤田は裏を狙う動きが多く、浦和の高いDFラインに対して引く事は無かった。
また、これまでとは異なる雰囲気も。マサや早十などに自ら声を掛けて自らの意思を伝える
(と、ワシには見えた)場面も。もっともっと要求して良いと思う。

・途中投入のデニスは、試合とは別の何かと戦っていた模様(苦笑)。ええ加減にしとけよ。

・泰史は守備に追われて良さが見えず。同サイドの高い位置にポイントが出来ず、
サイドチェンジも殆ど回って来ない。うむ、これだけで判断されると辛いんだがな・・・。

・原口は確かに良い選手。ストライドが大きく軽く、コースの切り方が甘いと振り切られる。
シュートも見事だったしなあ・・・とか、どうでも良いわ(苦笑)

・ワシが言う事でも無いが、CB山田は軽かったな。

・村上主審は時間帯によって波があり、選手とのコミュニケーションが硬い印象。
カード自体は殆ど妥当にも見えたが(でも、藤田のスライディングは完全にボールだっただろ~)
カード連発の時間帯くらいはもう少し選手に歩み寄って欲しかったかなあ・・・。
時間帯によって基準も揺れた。終盤は「大宮寄り」だったかな。

3人目の動きが組織化された浦和に対して、2人での連携すら覚束ない大宮。
お互いに様子を窺い、迷いが見られる大宮の選手達の姿が悲しく、情けなかった。
但し、それぞれの選手の闘志や欲求はしっかりと目に焼き付けてきた。

VS浦和(0613)④

試合終了後、ペットボトルをピッチに叩きつけた洋介(マリノス戦後も同じ姿を見た・・・)
まずは、その気持ちを次の試合にぶつけてくれ・・・。
未だ底が見えませんが、目の前の闘いに向けて精一杯準備する事しかない。
次のリーグ戦こそは、絶対に勝ちたいな。


| 大宮アルディージャ | 23:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナビスコ第7節 VS浦和レッズ プレビュー

明日はナビスコカップ・グループリーグの最終戦、浦和レッズ戦。
横浜FM戦の惨敗により、実質グループリーグ敗退が決定している状況ですが、
昨今のチーム状況を考えると、単なる消化試合を過ごす余裕は無い。
試合内容や相手云々以前に、自信を取り戻す為には何よりも結果が必要。
来週から再開するリーグ戦に向けて、90分全力で闘い切ろう!

〔大宮公式〕ヤマザキナビスコカップ第7節 浦和戦(アウェイ)前日練習レポート

怪我人が多く、今週のトレーニングではメンバーにも苦慮した模様。
また、マトと波戸さんを休ませるという報道もあり、DFラインの変更は必至。
そして・・・、マサをトップ(トップ下?)で起用する布陣のようですね。

奇策再び・・・といったところですが、前線からの守備と攻撃時に高い位置で
ポイントを作る・・・という狙い自体は判ります。
問題となるのは、周囲のポジショニングや連動性になるでしょう。
特にサイドの主税と土岐田がマサや藤田の近い位置でボールに絡めるか。

また、現実的なマイナーチェンジにも注目したい。
広島戦以降、選手・スタッフのコメントからは、硬化したコンセプトに対する
微かな変化の兆しが見られ始めている。後は、チームとして表現出来るか。
今後のリーグ戦を見据えると、ロングボール一辺倒の攻撃を脱し、
攻撃の行き詰まり感を少しでも解消しておく必要がある。

当然、「逃げのポゼッション」からの再スタートとなるでしょう。
高い位置で奪う事が出来ない状況では、無闇にボールを縦に入れる事は避けて、
一旦陣形をセットしてから・・・という妥協も受け入れるべきだろう。
守備の安定や、攻撃陣の疲労を減らす事を考慮したゲームの進め方も
試しておくべきでしょうか。何だか、ハードルが下がって参りましたが(苦笑)

ロングボールによる攻撃自体は、状況によって有効だと思う。
前線の準備が整っている事は勿論だが、中盤の選手がセカンドボールに
絡めるかどうかが最大のポイントでしょう。
今後の戦い方を考えると、ボールを奪った際に、チーム全体で味方の攻撃陣の
状況やポジショニングを見極め、判断する力が必要になってくると思う。

また、攻撃の早さを求める場合、中盤でのボール奪取の形を整理すべき。
中盤の繋ぎで局地的に人数を掛ける浦和に対して、中盤が狙いを絞り切る事が
出来ない状況では、ラインを下げてスペースを消さなければならない。
この点についても、チームとしての見極めや判断力が求められる。

1点、選手に対して運動量を求めるのであれば、監督にはチームの運動量を
補填する為の迅速な選手交代を忘れないで欲しい。

穏やかならぬチーム状況の中で、今年もまたもや(苦笑)主税や冨田に
頼らざるを得ない状況が確実に近づきつつあるように見える・・・。
しかし、今年こそはチーム内のパワーバランスの変化に期待しているし、
何よりも、特に若手選手達がチームに対して強い責任感や欲求を持って、
主税や冨田を押しのけていく位で無いと、先が無い。

| 大宮アルディージャ | 01:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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くるり(ZeppTokyo 6月10日)

一昨日はくるりのライブを観る為、お台場のZeppTokyoへ。
お台場に行くなんて何年ぶりの事だろうか(前回に来た際もZeppTokyoでのライブ目的だったし、
その時も、「お台場は何年ぶりだ?」みたいな事を妻と話していた気がするぞ(苦笑))


a350.jpg

実はくるりの単独公演を観るのは初めて(過去に一度、2000年のサマソニで観た事はありますが)
アルバムをコンプリートしている訳でも無く、熱狂的なファンではありませんが、TV等で
ふと耳にする際は良い曲だなあと思う事が多いですし、各アルバムで見せる豊かなバック
グラウンドにも興味を惹かれます。
個人的には心惹かれる数少ない日本のバンド(単なる興味不足なんですが)。

と、いう訳で過去のライブとの比較等は出来ませんが・・・、本当に素晴らしいライブでした!
ロックテイスト満載でしたな。
基本的には3ピースの演奏のみの、一切ギミックが無いライブ。
バンドの演奏力の高さ、骨の太さを感じるライブでしたね。
Zeppの音響は「ク○」の印象が強かったのですが、そんな事も全く無かった。分離が良く力強いサウンドだった。

序盤は「図鑑」からの曲が多く、スピード感溢れる演奏で引っ張り、隙間を生かしたミドル
テンポでしっかりとタメを作る。その押し引きは見事。
以降暫くは、当日(6/10)に発売された新譜「魂のゆくえ」からの曲が続く。
特に「LV45」から「愉快なピーナッツ」に続く流れは興奮モノ。
実際には新譜は未聴の状況でライブを観ていたのですが、十分に楽しめました。
重厚感溢れるリズム隊とギター1本で美しいテクスチャーを描く岸田君の演奏。
特にミドルテンポでの演奏力は素晴らしかった。
「デルタ」での乾いた感触とスケール感。「リルレロ」でのヘヴィメタルマナーの痛快さ。

「さよならストレンジャー」「さよならリグレット」の流れも印象的。
本編最後はタイトかつリズミカルな「ベベブ」で締める。
大半の曲で感じましたが、インプロ部でしっかりと聞かせてくれるバンドですな。3ピースなのにホント凄いわ。

そして、アンコールでは仰天の流れ。
謎の「津軽海峡冬景色」カヴァーから「石川さゆり」登場!!(笑)
ええ、あの「石川さゆり」です(笑)くるり主催の「京都音楽博覧会」への出演が決まったとの事です

そして、弾き語りでの「魂のゆくえ」。素晴らしい歌、曲ですな。
しかし、自宅に帰って同曲を聴くとガッカリ。全く違うアレンジなんすね・・・。
良し悪しの問題でも無いですが、ライブの弾き語りでの荘厳な雰囲気、良かったんだけどな・・・。

ラストの「How To Go」もハイライトの一つでしたね~。
リフに絡む、迫力十分のリズム。縦横無尽のソロも泣けました。

jk200.jpg

初めて体験したくるりのライブでしたが、バンド自体の演奏を十分に堪能出来た事は幸せだったのかも
しれませんね。と言うのも、自宅に帰ってから新譜を聴いてみるとやや拍子抜け。
何というか、ミックスやマスタリングが綺麗過ぎるんですよね。ワシにとっては。
楽器の音が十分には聞こえないというか。弄り過ぎというか。ライブでのギターの鳴りなんて最高だったんだが。
国内アーティストのアルバムをたまに聴くと、大体同様の印象を受けるのはワシの偏見なのだろうか。

もう1点。かなりショッキングだった事。それはオーディエンスの反応の薄さ、静けさ。
くるりのライブ自体初ですし、国内のバンドも全く観に行かないので、何とも言い様が無いのですが。
大体いつも、こんなモノなのでしょうか。
楽しみ方なんて各自の勝手ですし(「演奏に聞き入っている」、「観ている」と言えるのかもしれませんが)、
どうでも良いのだが、それにしても静かだったなあ。これまでに観たライブを思い返しても、初体験とも言える
フロアの静けさでした。まあ、弾き語り系のライブ等は別だけどね。
バンドの演奏は「ロック」だっただけに、尚更の事。「リルレロ」とか大笑いしてバカ騒ぎするトコロでは?
拍手するのにも様子を窺っているかのような雰囲気の中で踊るのは、チョット怖いくらい(笑)

元々の客層の問題なのか、土地柄(お台場のライブなんてほぼ皆無なんで)の問題なのか。
ワシが普段観に行くようなオッサン・オバハンだらけのライブに比べると10~15歳くらい客層が若いのかなあ
なんて思いましたが、年齢層の問題なのか。
個人的にはかなりのカルチャーショック(ジェネレーションギャップ?(苦笑))だった。
もし、くるりのライブを何度も観ている方がいらっしゃれば、ちょっと実情を教えて頂きたいくらいです・・・。
って、大宮サポ以外でこのブログにいらっしゃる方がどの程度居るのか・・・(苦笑)

何だかオッサンの戯言をウザい程書いてしまいました。
バンドの演奏自体は本当に素晴らしかった。また機会があれば是非見たいな。

| 音楽 | 10:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ファン・サポーターへの説明会開催について

〔大宮公式〕ファン・サポーターの皆様への説明会開催および事前質問受付のお知らせ
横浜FM戦後のサポーターの居残りを発端として、説明会が開催される事になりました。
有志の方が勝ち取った権利なので、有意義な機会になれば・・・と思います。
意見交換の内容自体を重視するよりも、迅速な対応でこのような場を設ける事に至った経緯自体を
「進展」と捉える考え方も有りかと思いますが。


個人的にはクラブ側の説明内容自体には余り関心が無く、更にその場に居る必要を
感じないので、いずれにしても出席する事は無いですが。
しかし、何で平日開催にするかねえ・・・。

う~ん、困ったなあ・・・。
質問自体は20項目(どんだけ欲深いんだと(笑))くらい思い浮かんだけれど、正直な所
それらに対する言葉による説明や返答には殆ど興味が無いんだよなあ。

慶行の移籍に伴い、公開された社長のHP上の説明。
〔大宮公式〕小林 慶行選手の移籍について
今シーズンの文脈で考えると、現体制(張監督+結城TD)のバックアップ継続を示す
意思表示は明らかだし、幾ら叩いても現時点でこれ以上の説明は出てこない。
逆に出てきたらビックリだ。
「いや、見かけの上では張監督続投ですが、以降は大橋政権となります」とか、
「実はまだ7秒サッカーに取り組み始めてもいません」とか、
「戦術に合わないクレメン、デニス、塚本等を放出し、カイトとドログバを取ります」とか
発表したら、流石に身を乗り出すけど(笑)


個人的にはどのような言葉よりもグラウンドに現れる事実を信じるし、(茶化すつもりは
無いですが)言葉一つで信用出来るような軽い返答を期待している訳では無い。
何かを聞きたい訳では無く、ワシが好きな大宮が素晴らしいゲームをしてくれれば、
それだけで十分。

大事な大事なクラブの為に、クラブ自身が「responsibility」を発揮してくれれば良いです。
ステークホルダーですら無い相手に対して、抜群の「accountability」を発揮する事など、
流石に期待していない。というか発揮されても逆に困ります。

そりゃあ、有るに越した事は無いですが、元来「能力」でしょ。「accountability」ですから。
その点に関しては現時点で既に一定の答えが出ていると思います。

慶行移籍時のコメントだけでは無く、ダービーの埼スタ開催についても既にクラブ側の
相応の覚悟(その方向性には全く同意出来ないが)は感じる。
まずはその覚悟とその裏にあるビジョンやプランを「見せて」欲しい。

選手の能力を生かしたスタイルとチームワークの高さ。
強い意志を持ち、謙虚に戦う事が出来る選手達。
ホント、それだけで十分なんだけどな(いや、成績や順位も勿論気にするけど(笑))

| 大宮アルディージャ | 00:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナビスコ第6節 VS横浜F・マリノス(NACK5スタジアム大宮)

真夏の様な強い日差しの中、フレンドリーマッチが繰り広げられるピッチを覆う
Olivia Newton Johnの涼しい歌声(その他にもBrian WilsonやAlan Persons?等、試合前の
選曲はエヴァーグリーンな雰囲気満載。荒んだ気持ち(苦笑)が幾分かは和らいだ気がします)


それでもやはり風は吹かず。待ち受けていたのは厳しく、そして確かな現実。
試合後、日が傾くと共に俄かに雲が立ち込めてきた。

VS横浜FM(0607)③

〔大宮公式〕ヤマザキナビスコカップ第6節 横浜F・マリノス戦の試合結果

全てが失われた様な居心地の悪さ。
「チーム崩壊」というストーリーの文脈でこの試合を振り返る事は容易ですが(但し、それは
何よりも選手自身に対して敬意を欠く気がするんだが)
、ゲーム内容自体に目を凝らせば、戦術的な
不備や技術的なミスが目立つゲームだったかなと。
(その原因は監督・スタッフの責任「のみ」だと断罪するのであれば、勿論別の話ですが)

VS横浜FM(0607)②

冨田が久々にスタメン復帰。片岡が慎と共に中盤の底に入り、左SBには村山。
早十やウォンジェの不在(怪我?)を発端とする単純な入れ替えなのか、
それともDFラインの再構築なのか。当然の事ながら読めません(苦笑)
2トップはデニスと藤田の組み合わせ(ベンチ外の石原は軽症?)。

主税のシュートが結果的に相手のオウンゴールに繋がった先制点に至る迄の時間帯は
辛うじて拮抗していた。
しかし、それ以降はマリノスの攻撃に全く対応する術が見当たらなかった。

最大の原因は、前線からのプレスの機能不全。
相手DFラインからのビルドアップ(両CBが開き、SBを高い位置に張らせる)に対して
後手に回り続けた事が何よりも残念。
マリノスのDFラインがボールを回す際、両SB(特に小宮山)が高い位置を取る事で中盤の
サイド(特に土岐田)がハーフウェーよりも低い位置に押し込められる。
弾き返したボールも数的不利の前線に収まる事は無く、攻守の切り替え時にパスコース
が限定され、相手の潰し所はハッキリしていた。

また、中盤では慎と片岡にとって難局が続く。
小椋の後ろ盾を得て、大胆に顔出しを行う兵藤と狩野を捕らえに出る事は出来ず、
後方では山瀬と坂田を見張る両SB(特に前述の通り、土岐田が押され気味の左サイド)
の1対1の局面を避ける為に注意を払う必要もある。

ピッチを広く活用し、ボールを繋ぎながら次々と2列目から選手が飛び出してくる
マリノスの攻撃陣に対して、大宮DFラインは大混乱。
特にムラチョの裏のスペースは自由に使われてしまいましたね・・・。

個人的には、連動したプレスを掛ける事が出来なかったのは、デニスのFW起用と
システムのミスマッチ(新潟戦でも同様の展開で散々苦しんだはずなのだが・・・)が
原因かな・・・と試合中に感じました。
先制後に流れが悪くなったように見えますが、マリノスが覚悟を決めて攻撃に
出てきた事が最大の要因でしょう。直ぐにでも修正出来れば・・・と思いましたが、
それ以降は各選手のプレーにもミスが目立ち、数的不利で敗れてはファウルで
止めるという状況が増えてしまいました・・・。
山瀬、渡邉にゴールを許し、あっさりと逆転され前半終了。

ハーフタイムでの選手交代(土岐田→新井)自体は自然な采配。
(土岐田は前半終盤にミスを連発。DFラインからの中継でのボール処理でブレーキに)
3ボランチ気味にして、中盤を噛み合わせて潰しに掛かるかな・・・とも期待しましたが、
そのまま慎はサイドハーフへ。構造的や戦術的には何ら変わらない展開が続く事に。

攻撃に関しては、多少繋ぐ意識が見られたものの(広島戦以降、選手や監督から「繋ぎ」に
関するコメントが増え、練習でも状況によってボールを回すオプションに取り組み始めた模様)

現状では意思統一の欠如や混乱以外の結果は見出せず。

後半17分、ファウルを取ってくれない主審とロングボールしか託さない味方に対して、
前線で苛立ちを募らせていたデニスに代えてマサ投入。
(交代を告げられたデニスはベンチには目もくれずに、ロッカールームへ一目散に走り去る・・・。
完全に昨年のペドロコース(苦笑)を覚悟しましたが、試合後の挨拶には残っており、とりあえず一安心?)


そして、我等のマサはウイングのような位置(笑)に入り、もう何が何だか。
あ~、マサは本当に凄いセンスをしているんだなあと今更ながらに思いましたけどね。
ダイレクトのサイドチェンジはこの日一番の見所だったかも。

終盤はマトをトップに上げて、ひたすらロングボールの放り込みに・・・。
って書いていて嫌気が差してきたわ(笑)もう良いですかね、試合内容は。
終盤は「相手のシュートをキャッチした高木がそのままボールを抱えたまま、スタジアムから走って逃げ帰って
くれないかなあ・・・」という妄想すら頭を過ぎる展開だったな。


VS横浜FM(0607)⑤

【雑感】

・冨田復帰。チーム戦術としての守備が破綻した状態で体を張った守り。
マーカーへの楔に対する出足にも強い意識を感じた。

・高木は再三好守を見せていたが、3失点目に繋がるキックミスは致命的。
しかし、特にそれ以降の時間帯に見せてくれた集中力とファインセーブ連発は
誰にでも出来る仕事では無いと思うよ。

・マトさんは前半の終盤には集中が切れていたように見えた。中盤(特に土岐田)の
ボールロスト連発が原因だと思うが、あのような状態では交代も考えるべき。

・村山は苦しい局面が続きました。1対1での対応自体も曖昧でしたが、紛れも無く
前線からの守備破綻の犠牲でもある。

・渡邉はシュートや中盤の組み立てに関わる上手さが目立つ。良い選手。

・小椋の出来が恐ろしかった・・・。狙った相手は逃さず、執拗に絡みつく。
藤田のポストプレーを掻っ攫いシュートまで持ち込んだ場面は圧巻でしたな。

VS横浜FM(0607)④
少なくともアルディは現実を直視した模様。

試合後、慶行の移籍に対する説明や張監督や結城TDの責任を求めるサポーターが
スタジアムに残り、最終的には社長が説明する場面もあったようです。
途中まではスタジアムに残っていました。バックスタンド付近のアルディと遊びながら(笑)

単純に社長の説明を聞いてみたいという気持ちはありましたが、実際には「出てこない
だろうなあ」と考えていました(最終的には説明の為?出てきたという事を知り、非常に意外でしたが)。
いずれにしろ、「慶行アレ!」のコールやゴール裏の様子を覗きに来た?ベンチ裏の
主税の姿を見て、その場に居る事が酷く場違いな気がした為、スタジアムを後にした。

| 大宮アルディージャ | 03:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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プロフェッショナル

書きたい事が多過ぎて、もう書かなくても良いかなとも思いましたが、こんな状況だから
こそ何かは書いておこうかなと・・・。今更感もありますが。
え~、ワシの予感では話がヨレまくりますよ、きっと(苦笑)

まず、誤解を恐れずに書けば、「監督たる者、自分の信じる道を進めば良い」と思う。
選手のマネージメントも重要な仕事ではあるが、可能な限り己の哲学や方法論を
追求すべき立場であり、周囲の協力は目的を達成する為の付随物にしか過ぎない
(敢えて言い切りますが)。クラブの周辺状況や歴史を理解し、自らが適応する事も
必要だが、最も求められるのは、監督自身の能力や資質を発揮する事だと思う。
状況に左右され、信念が簡単に揺らぐような指揮官は頂けない。
何よりも、全ての結果責任を引き受けなければならない立場だ。
己の地位を賭けて、クラブの状況よりも自らの信念を優先すべき場合もあるとは思う。

手腕や方法論については別として、哲学や信念を疑う訳では無い。
但し、結果が全て。幾ら立派な理念でも実行出来なければ何の意味も無い。
張監督には、プロとしての責任を持って、あなたの持っている信念を可能な限り
発揮して欲しいと願います。今はただそれだけです。

最大の問題は監督を連れてくるクラブ自身の体制。
望んで迎え入れた監督をバックアップする事は当然の事、同時にクラブが主導となり
監督を評価する事が最も重要。慶行のレンタルは監督に対するバックアップ体制の
継続を示しているが、翻ってみれば、チーム発足当初からの体制作りが不十分だった
(監督が求めるスタイルと選手の適性が合わない)事の証拠の一つでもある。
未だ、現場と強化のずれが大きく残っている印象なのは、最大の気掛かり。

クラブ自身が明確なコンセプトを持っており、それに応じた人材を豊かな人脈から
集める事が出来れば言う事無しだが、さすがにそれは歴史を軽んじている。
世界には百年を経ても尚、理念が揺らぎ、存続が危ぶまれるクラブがある。
歴史も実績も無いクラブとしては、最低限のプロの仕事とは「やりきる事」だろう。
その時点での言い訳を出来る限り減らす努力をする事。
(張監督の元で「やりきってくれ」!という訳では無いですよ。念の為(笑))
いずれにしても、「現在」すら乗り超えられない者に歴史を築く事は出来ない。

個人的には、ここ数年の「ポゼッション」なんてシロモノには何の未練も無いし、
4-4-2のゾーンディフェンスについても上を目指す為の必要条件だとも思わない
(敢えて壊す必要も感じないが)。

しかし、チームの現状を成績や試合内容からどのように評価するのか。
挑戦の過程における不可避の苦しみと評するには余りにも継続性が足りない。
シーズン前に、「組織的な連動が未熟な段階では、前に急ぐ事自体が目的になる事も
多くなりそうだ」
と書いたが、現状を見る限り、それ以上の上積みは殆ど見当たらず、
戦術的には行き詰まりを感じる。
人の問題なのか、手段の問題なのか。それとも時間の問題なのか。

クラブには、最大の財産である選手やスタッフを精一杯守るのと同時に、
「自らを守る」というプロフェッショナルとしての姿勢を見せて欲しい。

広島戦の「0-7」を見る限り、現在のチーム状況は選手のメンタル面に影響を与えて
いるのだろう(そういう意味では、張監督の「プロ云々…」という言葉自体は的を射ている。個人的には
最近の流れの中で最も憤りを感じる事だ。悔しい事ですが)


言うまでも無く、実際にピッチで戦うのは選手だし、責任を持ってやるべき事を
やるのがプロだ。それはどんなモノよりも真実だと信じている。
少なくともワシはピッチ上での選手の表現を観る事が何よりも楽しみ。

目的はチーム状況や己の監督と戦う事ではなく、目の前の相手と戦う事。
間違っても、監督やチーム体制に対して必要以上に目配せする必要は無い。
目の前の相手に勝つ為に何が必要なのかをプロとして個人個人が考え、何よりも
チームとしての関係を求める事が重要だ。
勿論、一人の力では最高の結果を手に入れる事が出来ませんからね。
そして、関係とは単純な繋がりだけを指すのでは無い、という事。
状況に応じて監督やコーチを利用し、必要に応じて騙しながら、強かに目的を
追求して欲しいなと。

チーム状況を無闇に想像してもツマラナイ。
各々がプロとしての振る舞いが出来るのであれば、ピンチでも何でも無いだろ・・・と。
今の状況が複雑であろうが、そんな時だからこそ見えてくるモノがあるのでは・・・と
(まだまだ懲りずに)甘く期待しています(笑)

| 大宮アルディージャ | 01:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

キャプテン慶行、柏へ期限付き移籍

昨日からの不穏な報道が早くも現実に・・・。公式にも来ましたね。

〔大宮公式〕小林 慶行選手、柏レイソルへ期限付き移籍のお知らせ
〔大宮公式〕小林 慶行選手の移籍について

まずはキャプテン慶行へ。本当に、本当に有難うございました。
止め処も無く、試合中の表情や印象深いプレイの数々が思い出されますよ・・・。
どんな時も冷静で、そしてそれ以上に熱い選手でしたね。
ワシも慶行のプレーは見たいので、移籍自体はまあ仕方が無いっす。
そりゃあ、出来れば大宮でのプレーが観たかったけどね。
今後の選手生活を応援しています。

しかし、シーズン途中でのキャプテン移籍とはな。
残念ながらこの結末を見る限り、山形戦以降の成り行きは多くの人々が想像していた
通りの状況だったと考えて良さそうですね。山形戦後の断絶、FC東京戦での大転換、
そして先週の0-7の敗戦。
思い返す程にチームの底の浅さや懐の狭さを感じ、ガッカリですわ。

色んな個性が寄り集まって一つの目標を目指すというのがチームだと思うんだがなあ。
今の大宮はそんなチームでは無いのだな。
この際「方向性の違い」とか「スタイル云々」なんて言葉は聞きたくない。
そんなのはチームとして前提だろ。

正直な所、個人的には慶行がベンチにすら入らない事に対して、不思議ではあったが
納得する部分もあった。同じ目標を目指すチームである限り、「方向性の違い」や
「スタイル云々」を馴れ合いで誤魔化すべきでは無いし、それぞれが悩み、前向きに
取り組む過程は大事だよなあ・・・と都合良く考えてみたりしたが、完全に甘かったな(笑)

強調しておきたい事が一つ。
慶行は、「チームの戦術に合わない」という理由で外された訳では無いという事。
スタッフ側からはそのような「言い訳」が出るかもしれんが、それは己の見る目の無さ
を露呈するだけだから止めた方が良い。
言うまでも無い事ですが、ガンバ戦で最も的確な「早い」フィードを見せていたのは他でもない慶行だし、
山形戦での「ポゼッション」は、展開を考えると自然な適応。程度の問題はありますが、あの展開では
裏を狙う方が不自然でしょう。キャプテンとして何か「文句」を言ったのかもしれんが、ソレはソレ。
実際のプレーや戦術と「文句」は別モノだしな。


ホントに今更だが、「監督が望む選手」が揃っていなさそうですよね、今の大宮には。
外国籍選手と監督の戦術も完全なるミスマッチですしね。
慶行の移籍に限らず、これらの「不幸な関係」を作り出した強化部の方々は、
今何を考えているのでしょうか。

まあ、同じカテゴリーのチームにキャプテンをレンタルする余裕があるのだから
色々とメドが立っているのでしょうね~。
「慶行は元々戦力外だから強化には影響ありません」とかってのは絶対に無しでお願いします。

まずは現チームの方向性に合うボランチの獲得ですか。誰?ジェラード?(笑)
また、戦術的に合わない(らしい)クレメンやデニスも危ないのか。
いずれにしても、それらは全てシーズン前に監督招聘の時点で行う必要がある仕事
なんだがなあ・・・。いや、困りましたな。
既に己の失敗を十二分に証明している強化部に何を託すべきなのか・・・。

| 大宮アルディージャ | 02:20 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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