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2010年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年06月

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ナビスコ第3節 VS名古屋グランパス戦(名古屋市瑞穂陸上競技場)

今日は名古屋に行けないので、自宅でF5ボタンを連打する仕事の予定でした・・・
が!!昼間暇に任せてザッピングしていたら、何故かフジテレビTWOが映るぞオイ!
俄然、テンションアップ!無料視聴期間か何かかと思ったら、どうやら、ウチのケーブルテレビの
契約内容がいつの間にかマイナーチェンジされていた模様。


次に繋がるゲームが出来ましたね!!
待ちに待った慎の魂のゴールと、完全復活を印象付けるラファの2ゴール。
渡部と福田の健闘にも熱くなりました。何気にドゥドゥも次に繋げたか?

現地観戦の勝ち組の皆様、おめでとうございます~。完璧な勝ち組ですね!!
見覚えのある顔を見つけて、画面の前で喜んじゃいました。ドゥドゥの絵はバッチリでしたよ!

〔大宮公式〕ヤマザキナビスコカップ 第3節 名古屋グランパス戦の結果速報

事前の報道通り、右SBには渡部が起用された。更に驚いたのはドゥドゥスタメン!!
直樹がMF登録。そして、個人的には最も注目の青木スタメン。

前半、名古屋がポゼッションを握りゴール前に迫る。
左ウイングの橋本を起点にブルザノビッチがミドルを放ち、金崎の突破から巻がボレー。
ボールの奪い所を絞り切れず、中盤のファーストディフェンスを簡単に交わされる為、
ファウルが増え、早めに引き過ぎるシーンが目につく。
直樹は攻撃に絡めず(但し、右サイドの守備に保険が効いており、起用の意図は見えた)、前線では
ラファのボールキープだけが頼りの展開。ドゥドゥは順調にポジションを下げ始めた(笑)
結局、直樹がトップに上がりドゥドゥはサイドに収まる。大ちゃんピンチ(笑)

しかし、ボールの前に人数が掛かる名古屋の中盤はバランスを欠いていた。
フラットな相手最終ラインの裏やダニルソンの周辺のスペースに早めにボールを送り込めば、
カウンターが入る気配が濃厚。急所に見えていた。

カウンターにプライオリティを置く大宮は、ラファと金久保を中心にシュートに持ち込む。
10分、ロングボール一本で裏に抜け出した金久保が左足でシュートを放つもサイドネット。
36分、ラファのドリブルからのカウンター。左サイドからカットインした金久保のミドルは
右に逸れた。もう少し人数が掛かれば・・・と祈った直後の38分、歓喜の瞬間!!

慎が相手陣内でハイプレッシャーを掛けると、ラファがボールを奪う。
ボックスに飛び込む慎に、ラファとのパス交換からドゥドゥが柔らかなラストパス!!!
ペナルティエリア内、右45度から右足を強振すると、ファーサイドに突き刺した。
慎!!遂にキタ~!!いやあ、近所の皆さん。煩くてスイマセン。よっしゃああああ!!

直後、渡部のオーバーラップから中央のドゥドゥがミドルを放つも、ポスト・・・。
しかし、流れは一気に大宮ペースへ。
喜び冷めやらぬ43分に、CBに起用された花井とGK西村の連携ミスからCKを得る。
金久保のキックをラファがヘッドで沈めて追加点!!
時間帯やシチュエーション共に最高の展開だ。

前半はゼロでしっかり終わろうぜ、と思っていたら、終了間際に3点目!
村上がグラウンダーでボックスにクロスを送ると、ラファがワンタッチコントロールで花井を
外してゴールニアサイドを落ち着いて破る(昨年のアウェイ京都戦を思い出させるゴール)

終盤、天敵杉本にまたもや決められたのは悔しい(DFラインのセルフジャッジは反省)が、
取るべき時間帯に畳み掛けたゲーム展開は見事だった。

さすがに、「チームが強くなり始めた」という手応えはまだ無い。
しかし、色々な場面でこれまで以上に各選手の力が発揮されたゲームだった。
相手メンバー云々という事を差し引いたとしても、収穫の多い試合だと思う。
次ですぞ。次!!


【雑感】

・慎!慎!慎!ヤバい、慎のゴールってこんな嬉しいのかよ~~!!!!!!
それにしても一連の動きが美しいゴールだった。起点の守備が慎だったのも素晴らし過ぎる。

・ラファは2ゴールに加えて、抜群のボールキープ(特に後半)でチームを救った。
後半、阿部との競り合いを制した直樹の折り返しを決めていれば最高だったけどねえ。

・大ちゃん凄えよ!!いやあ、興奮&感動しました。
前半は落ち着きのあるビルドアップに驚き、後半は怒涛のオーバーラップに泣いた。
終盤はカウンターでラファに絡み、抜群のスタミナと走力を見せた。終了間際、ボールの追い合いで渡部を
追った対面の橋本(名古屋)が足を攣ったシーンが印象的。当然、1対1の守備は不安が大きい。それでも
サポートを待ち、しっかりと耐え忍んだ。元々、運動能力が高い選手なので伸びしろもありそう。
適性云々はどうでも良い(個人的には今日だけでも大きな希望を感じたけど)。それ以上に、与えられた役割で
精一杯のプレイを見せてくれた事が何よりも嬉しい。「そうは言ってもテストなんでしょ」って思ってゴメン。

・福田、良く頑張ったなあ。巻とのマッチアップでは全く負けていなかったね。
高さに加えて、スピードでの対応も見事。チームにとって明らかな上積みと言って良い出来だったよ。
しかし、カードの場面は納得できないなあ・・・。集中したプレイを見せていただけにあの判定は納得できん。


・ドゥドゥはほぼフル出場。う~ん、少なくとも大宮加入後で言えばベストな出来だったか。
慎へのアシストは見事。ミドルは惜しかった。序盤のロスト連発とお馴染みのウイングバックぶりには閉口したが、
後半はサイドの守備に勤しみ(小川からインターセプトしたシーンには笑った)要所で的確な散らしを見せた。
微妙なディシプリンだなあ。まさかの「鈴木再生工場スタート」なのか。
面倒くさいから「得点王は嘘だった」という事だけでも、早く白状しなさい。

・カムさん、カウンターからのシュート(ドゥドゥの丁寧なアシスト)は決めて欲しかった。

・アルアルセブン、どうなった?

・名古屋の花井はCBとして出場。話には知っていたけど本当にコンバートなのか。
何だか、同じユース出身選手である大ちゃんのSBと合わせて、色々と考えさせられた。今日は失点に絡み、
苦い経験となったと思いますが(ミドルがポストを叩いたのも不運)、敵ながら頑張って欲しいな・・・と思う。
やっぱり、ユース出身って特別だと思うから。

・中村直志選手、ご結婚おめでとうございます。

・フジテレビTWOさん、しっかり。ゲーム開始のテロップで「ALDIJA」になってたよ。
大宮先制後に「これは予想もしない展開になってまいりました!!」って叫ぶ実況にもムカつく。
それ予想しようぜ。貴方の頭の中は、何回予想しても名古屋の先制オンリーでしたか・・・。残念です。




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| 大宮アルディージャ | 23:02 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第12節 VSサンフレッチェ広島(NACK5スタジアム大宮)

P1030061.jpg

やはり簡単な事では無い。
DFラインでのボール回しは攻撃に成り得なかった。
受け手の足は動かず、ボールの行き場は悉く失われた。

しかし、自らの状況と相手チームに応じて忠実に戦った事には価値を見出したい。
チャレンジが無かった訳では無いが、全体的には膠着したゲームだった。
但し、今必要な事は闇雲にチャレンジする事では無い。
相手の狙いを慎重に受け止めつつ、コントロールする意思を放棄しない事。
膠着はその「成果」にも見えた。

〔大宮公式〕J1 第12節 サンフレッチェ広島戦の試合結果

P1030068.jpg

大宮はラファが先発に復帰。中盤より後ろは前節と同じメンバー。
また、週中の練習で攻撃のアクセントとなっていた木原が遂にJ1初のベンチ入りを果たす。
ユース時代を過ごした広島相手に出場機会を待つ。

広島はストヤノフと高萩が復帰。森崎和幸が欠けるボランチには、森崎浩司と中島が入る。

開始早々、左サイドから決定機を作られる。山岸の突破からクロスを上げられ、ファーを
経由したボールをゴール前でフリーの高萩に合わせられるが、北野が正面でキャッチ。
その後も村上のサイドを押し込まれる場面が続く。
高い位置で村上が数的不利に晒され、マトがサイドに釣り出される危険なシーンもあり、冷や汗を掻く。

機先を制される格好で幕を開けるが、13分のラファのミドルをきっかけに流れが変わる。
右サイドの攻撃。細かいパス交換から杉山がボックスへ飛び出し、早十のパスは相手に
掛かるが、CKを獲得。数少ないチャンスはセットプレイに存在した。
15分のCK。相手GK西川が被ったボールをファーでラファが頭で折り返し、ヨンハが体勢を
崩しながらも左足で合わせる。緩やかな軌道は惜しくもゴール右に逸れた。
17分、右45度のFK。早十のキックはニアの直樹を狙うが、相手ディフェンスに阻まれる。
金曜の練習を見る限り、狙いのスポットとパターンだっただけに残念だった。

ゲームは徐々に膠着する。
森崎浩司がDFラインに落ちてビルドアップを行う広島に対して、ラファと石原は縦の関係で
ストヤノフのロングフィードと中盤の底への経路を牽制する。
広島のパス回しには良く言えば落ち着きや余裕が、悪く言えば消極性が感じられた。
ACLを含む過密日程による疲労の蓄積という面もあるのでしょうが、個人的にはチームの
熟成の表れにも見えた。前回の対戦に比べると強引な気配は少なく、バランスを重視する
佇まい(それでも十分に独特なバランスだけど)。相手ボールの際には早めに両WBを帰陣させて、
カウンターのスペース作りに神経を注ぐ時間帯も見られた。
その為、大宮がボールを持つ時間帯は増えるが、プレイエリアは低く、連動性にも欠けた。

前半40分、バックパスをキャッチしたと判定され、ペナルティエリア内での間接FKを
取られるが、槙野のシュートは杉山のブロックで防ぎ、難を逃れる。前半終了。

P1030087.jpg

ハーフタイム、広島は高萩に代えて李を投入。開始直後、李は積極的にシュートを放つ。
広島は両WBを高い位置に張らせて、大宮のDFラインを低い位置に沈める。
1トップ2シャドーがDFラインの前で引いて受ける動きを合図に、密集からのワンタッチで
打開を狙う。粘り強い対応で弾き返すマトと坪内。村上のカバーリングも光る。

前半はサイドでボールを引き出したラファだが、後半はバイタル周辺にポジションを移す
(鈴木監督のコメントを読むと、これは指示通りの模様)。しかし、全体的には両サイドの守備に
追われる事で中盤とトップの距離が空く。ラファにボールは入らず、攻撃に厚みを欠いた。

終盤、大宮は一層決定機から遠ざかる。交代のカードを切り、戦況の打開を目論むが
流れは戻らず。63分、金久保が足を攣り内田と交代。72分には早十に代えて青木を投入。
そして85分には3枚目のカードとして、木原がピッチに送り出された。
終了間際に「絶対一回は突破してこい」との指示を木原が実現し、右サイドを突破する。
クロスを受けたラファがバイタルで執念のキープを見せると、FKを奪取。
しかし、マトが直接狙ったボールは相手の壁に当たり、ゴールはならず。
中断前最後のゲームをスコアレスドローで終えた。

P1030098.jpg

終盤は内田をサイドの守備に当てて(これ自体は的確な対応だと思いました)、勝ち点1も視野に
入れた戦いとなった。受け手の動きに乏しく、足元で辛うじて繋ぐ状況に大きな変化は無い。
対症療法では無く、体質を変える必要がある。
判断力やそれに伴うポジショニングに課題が多い事は明らかであり、これまでとは異なる
部分に神経を注ぐ事になる。個人、チームとしての判断力を磨き、同じ絵を共有出来るか。
それらの能力は新たに獲得すべき物では無く、再び発見する物だと鈴木監督は捉えている。
チームが向き合う課題は中断期間に留まる物では無い。
同時に、チームの時間には限りがある。
己の可能性を信じ、謙虚に戦い続ける事。未来は今ここにある。

最後に余談(というか、自らへのメモ)
少し思う所があって敢えて書いておく。え~、個人的にはこのゲームは面白かったです(エ~!?)。
お互いにゴール前のシーンは少なく、スタジアムが興奮に沸く場面は限られていた。
退屈なゲームだったと言い切れる。例えば初めてのサッカー観戦の人には、「ご愁傷様」と言う外無いっす。
でも、個人的には見所十分でしたよ。
例えば、幅広いタスクが課せられた早十と金久保。守備時には絞り気味のポジションで相手WBへのパス
コースに目を配りつつ、槙野や横竹にボールが入るとシーリングオフに動く。
例えば、中央に移ったラファへの楔を狙った慎。例えば、ここ数試合に比べて鋭いカットを見せたヨンハ。
え~と、何が書きたかったのか。あ、そうそう。その場で見た事、感じた事を書き置きたいという事だ。
思った事をそのまま書く、という事では無いのですが。
とりあえず、このゲームは後々思い返す事になる気がする。何となく。



【雑感】

・急性白血病で闘病中のマルセロコーチを支援する募金活動が行われ、泰史も参加。
一足遅く、実際に会う事は出来ませんでしたが、J's GOAL等で姿を観る事が出来て嬉しかったよ。
広島ゴール裏も訪れて、広島サポの皆さんから「泰史」コールを受けたと知り、本当に素晴らしいと思った。
無理は禁物だけど、その行動力が人々の心に多くのモノを与えていると思う。泰史、ありがとう。
そして、広島サポの皆さんありがとう。改めて、マルセロフィジカルコーチの回復を祈ります。


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・待望のJ1デビュー!!木原おめでとう!
試合後、ユース時代の同僚の槙野と抱き合う姿はなかなか感慨深い光景でしたよ。
限られた時間の中で持ち味は見せた。スピード豊かな仕掛けと抜き切る前に繰り出した低空のクロス。
G大阪の佐々木を彷彿とさせた、ってのはまだ褒め過ぎかな。鈴木監督はスピードとパスの精度を評価して
いるとの事なので、武器を磨いてチームに貢献して欲しい。あ、体は少しずつ鍛えよう。


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・開幕戦以来のスタメンを飾ったラファ。頼もしい男が帰ってきた。
終盤はプレイに粗が見えたが、フィジカル的には万全に近いか。相変わらずのキープ力はもっと活かしたい。
中断明けのチームにとって、ラファへの楔と周囲での動きを増やす事が生命線になる。


・坪内は出色の出来でしたね~。MVP級の活躍。高い集中力と粘り強い守備に大拍手!
終盤、相手のショートパスでの崩しに対して、瞬時の判断でマーカーの李を捨てて山崎(だったかな?)の
対応に切り替えたシーンは超ファインプレイ!!間一髪のスライディングにも救われました。あわやという
場面を作った直樹へのロングフィードも坪内だったな。CBとして安定したプレイが続く。


・金久保の途中交代は残念。守備面での負担が大きかったか・・・。
硬直したパス回しが続く中盤で、ポジショニングやフィード等で柔軟性を見せていただけにもう少し観たかった。

・ヨンハと慎は複雑な周囲の戦況を苦しいながらも耐え凌いだ。
ヨンハ出足の良い守備が目立った。慎は率先してボールホルダーにアプローチを掛け、広大なスペースを
カバー。後半はラファへの楔やサイドチェンジ等、スペースが空いた時間帯には役割を広げた。
しかし、更に仕事を望まれるのもこの2人。青木を含めてより一層の競争が求められる。


P1030074.jpg

・途中出場の青木は右サイドでプレイ(木原投入後はボランチへ)。
右サイドからのサイドチェンジ(その前のターンが素晴らしかった)、2列目から前線に飛び出し、直樹との
ワンツーで裏へ抜けたプレイ等、求められるプレイは見せた。それだけに精度が惜しまれる。


・村上はサイドの攻防で山岸と丁々発止の戦いを繰り広げた。見応えがあったなあ。
後半のポスト右へ逸れたミドルは惜しかったなあ・・・。終盤、左サイドでの連携に絡んだ末に選択した裏への
パスミス(誰も走り出さず)は残念。あ、思い出した!北野がバックパスを取ったのは村上の指示だったな(笑)


P1030093.jpg

・元大分のチームメイトの交流は良いとして、江角と槙野の関係が全く分からん。
え~と、昨年の後ろ向きPKを止められた際に槙野が「失礼な事をしてすみませんでした」とか江角にメールを
出して、「お前意外に出来た奴じゃないか」「いや、そんな事無いっすよ」とかなのか(笑)う~む、分からん。


・森崎浩司のプレイには唸らされた。的確な散らしと勝負所でのチャレンジ。パスの表情が豊かだった。

P1030117.jpg

・頑張ってこいよ、ヨンハ!!
試合後のゴール裏での挨拶には強い力を感じた。「心に届く」とはこの事か。
大袈裟かもしれないけど、ヨンハという人間を少し感じる事が出来た気がします。
夢の舞台に臨むヨンハ。最高の雄姿を楽しみにしていますよ。全力で応援するぞ!



| 大宮アルディージャ | 00:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第12節 VSサンフレッチェ広島 プレビュー

11節が変則開催だった為(大宮は7月14日に川崎戦を控える)、明日の広島戦は
大宮にとって10日ぶりのゲームとなる。監督が代わり、時間を欲するチーム状況を
考えると、少しでもプラスに働けば・・・と思う。

〔大宮公式〕J1 第12節 サンフレッチェ広島戦(ホーム)前日練習レポート

<予想フォーメーション>
大宮アルディージャ  のフォーメーション
created by TextFormations :M :R

サンフレッチェ広島  のフォーメーション
created by TextFormations :M :R

リーグ中断前の最後の試合。
このゲームでは両チームの大黒柱がスタメンに復帰する予定だ。

P1030019.jpg

ラファが先発に戻ってくる。
前節山形戦では途中出場を果たし、ゴールを奪う事は出来なかったが攻撃の中心
としての存在感は発揮した。復帰2戦目、早くもエースに掛かる期待は大きい。

広島はストヤノフが長期離脱から復帰の予定。
ストヤノフの存在はチームのクオリティを一段引き上げる。
前節の磐田戦では、自陣の緩慢な繋ぎでボールを失い、ペースを失った広島だが、
ストヤノフの復帰により、DFラインからのビルドアップやロングフィードによる速攻に
自信を取り戻す事になるだろう。
また、高萩も復帰の見込み。山崎と共に2シャドーを形成する。

ポゼッションの広島に対してゾーンを固める大宮という構図は明らかだが、
明日に関しては大宮がボールを持つ場面も増えると思う。
広島は守備時にリトリートを優先する。早い段階で見切りを付けて帰陣する。
磐田戦では連戦の疲れもあり、ポゼッションで押し込まれる場面も多かった。
少なくとも相手ブロックの前でボールを回す時間帯は増えるだろう。
それだけに、繋ぐ意識に囚われ過ぎると間違いなくカウンターの餌食となる。

早い展開からサイドを使って攻め切る事が出来るかどうか。
昨日の秋葉での練習を見学した限り、まだ中盤(特に両ボランチ)で一つ二つ多く、
サイドのスペースを使うタイミングを逸するというシーンが多かった。
マッチアップの上では浮く事が多い杉山、村上は有効に使いたい。
山岸の裏でボールを収めるラファを起点に、一気に相手守備陣を攻略出来るか。
左で作り、右で突く。
狙いを実現する為には、金久保と共に両ボランチの判断力と技術に期待したい!!

また、ミドルも狙いどころ。前節の録画を観ると、広島のDFラインは距離を詰めずに
ズルズルとラインを下げる場面も多い。直樹、特訓の成果を見せてやれ。

守備面では、ボールの奪取ポイントに苦労しそうだなあ。
ビルドアップ時に最終ラインへ落ちる相手ボランチの対応に労を割かれるだろう。
金曜日には、森崎和(明日は森崎浩、中島の役目)を演じる青木に翻弄された。
いやあ、森崎ヴァージョンの青木は観ていて楽しかったよ!って喜んでる場合では無い。
ボランチを割いて前から嵌めに行く時と、自陣に引く時の見極めが見所。

余談ですが、練習ではドゥドゥと木原が目に付いた。
仮想服部のドゥドゥは目を覆いたくなるような出来。服部に失礼だ(笑)
ワシの脳内計算ではパスの成功率は2割程度で、ポジショニングもツッコミどころ満載。
でも、練習後に挨拶をした時の笑顔は最高だった(笑)もうええわ・・・。

木原はサイドで攻撃の起点となり、レギュラー組に入る時間帯もあり。
フィジカルトレーニングでは問題児っぷり(苦笑)を発揮していたが、紅白戦での
小気味の良いプレイは印象に残った。ジョーカーとしての目処が立ってきたか。

〔オレンジ・サポーターズ・プロジェクト〕
コレオグラフィ実施!

明日はゴール裏2階席でコレオが実施されます。
何としても勝利が欲しい一戦ですからね。ホームで勝とう。
ワールドカップに向かうヨンハを勝利で送り出して、手応えと共に中断期間に入りたい。

| 大宮アルディージャ | 00:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワールドカップ日本代表メンバー発表

遂にワールドカップに臨む日本代表メンバー23人が発表されました。

GK 楢崎(名古屋)、川島(川崎)、川口(磐田)
DF 闘莉王(名古屋)、 長友(FC東京)、内田(鹿島)、中澤(横浜FM)
   駒野(磐田)、岩政(鹿島)、今野(FC東京)
MF 松井(グルノーブル)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、本田(CSKAモスクワ)
   遠藤(G大阪)、稲本(川崎)、中村憲剛(川崎)、中村俊輔(横浜FM)、阿部(浦和)
FW 大久保(神戸)、岡崎(清水)、玉田(名古屋)、森本(カターニャ)、矢野(新潟)

No Surprises.
やはり、素晴らしいメンバーが揃ったなと思います。
勿論、川口の選出は意外であり、矢野のメンバー入りも予想しなかった。
個人的には、田中達也と石川は見たかった。
しかし、チームとしてメンバー全体を眺めると、それ程大きな違和感は無い。
ロジックは存在する。

岡田監督はリアリストであり、弱者の論理を重視する指導者だと思う。
但し、2007年12月以降の視線には、リアリズムの果てに未知の理想が重ねられており、
両者はメビウスの輪として捉えられているはず。
これまでの経験、クラブとは異なる代表という環境、そして使命感。原因は様々だろう。

今年に入り、やや穏当なリアリズムに与する事で周囲を惑わせたが(個人的には、
もう少し一般的原理に基づくリアリズムを突きつめても良いかと思いました。小笠原の起用等)
が、
基本的には「弱者」を導く演繹法は退けられており、当然その帰結は正攻法では無い。

日本は弱い。真っ向勝負で勝てる可能性は極めて低い。
10回戦うとして、9回は負ける。
中盤から後ろを固めて、少ない人数で限られたカウンターの機会を窺う事で、
その回数を8回、7回と減らす事が出来るかもしれない。
それも弱者の論理だと思う。但し、そこには未来を求めなかった。

6回負ける可能性が7、8回に増える事は承知の上で、何とかして勝つ可能性を
1回から2回に増やす、という視点。善戦は視界に入っていない。
求める物は、相手との差を縮めるセオリーでは無く、紛れを起こすロジックだ。

それを傲慢だと蔑むか、それとも勇敢だと称えるか。

イタリア人に言われるまでも無く、現日本代表のセオリーは壊れている。
但し、前提が理解されなければ、議論が噛み合う事は無い。
イタリア人に対して「シャビやイニエスタの様な選手を並べる事も出来ないイタリアの
パス回しは幼稚である」と指摘する事がナンセンスである事は誰でも分かる。
歴史の差は大きく、セオリーの欠如を指摘されるには早い、とも思う。
そして、その早さを飛び越える隙を見つける事が今回の代表の使命となるのでしょう。

良くも悪くもその潔さは、「美しく散る」という最悪の結果を招くリスクを抱える。
その点に関しては、厳しく見つめるべきだと思う。
結果的に若手の構成比が低くなり、歴史の空白も待ち受けている。
しかし、岡田監督の現状認識では、それくらいのリスクが必要だという事なんでしょうね。
こうやって書き連ねていると、改めて私は岡田信者なんだろうかと(笑)勝手にシンパシーを抱く事が
多いしなあ。重要なポイントで「直感」という言葉を選ぶ点などは、非常に信頼出来ると思う。


大半の人が「代表」だとは考えていないと思う。そして、それは健全な事だと思う。
Jリーグの結果には大文字の正解は見当たらず、依然として外国籍選手への依存は大きい。
それが弱さであり、だからこそ、それぞれが代表の未来を想像する事が重要だと思う。

ええ、ワシだって、帰化選手マトがセットプレイからカメルーンを沈める雄姿や、直樹が
スナイデルを退場に追い込んで、松崎が頭を下げるシーンを妄想していた事は否定しない(笑)
あ、そうそう。ヨンハ~おめでとう!!死ぬ気で頑張れ!!

とにかく、23人の選手達には期待しています。
そして、代表に選ばれなかった選手達には更に大きな期待をしています。

| 日本代表 | 20:35 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スパーズCL出場圏獲得!!

GOC201005060019.jpg

遂にスパーズが48年ぶりの舞台に辿り着いた。
マンチェスターシティとの直接対決に勝ち、来季のCL出場権を獲得!!
スパーズがヨーロッパ最高の舞台に出場するのは、前身のチャンピオンズカップに
出場した1962年以来、チャンピオンズリーグになってからは初めての事。

〔Spurs公式〕Champions League, here we come!

例年、プレシーズンには補強等から注目を集め、ワシも「今年こそ!!」と思うのですが、
年末には既に看板が倒れている、というシーズンの繰り返し。
06年はヨーロッパに近づいたが、ビッグ4の壁は厚かった。

今年もシーズン途中に何度か諦めかけた。
正直、TV画面でレドナップ監督の寝惚け眼を見る度に「今年も無理かな」と思った(笑)
しかし、遂に彼等はやってくれた。

ノースロンドンダービーとチェルシー戦での連勝が大きかったですね。
抜擢されたローズのミラクルボレーとベイルの活躍。
何よりも、終盤に掛けてのチームの一体感はこれまでに無い物だった。

このチームでヨーロッパに挑める事が嬉しいですね。本当に素晴らしい選手が揃った。
ロビー・キーン(パーティ幹事)等を想うと、ちょっぴり切ないけど。
世界最高のストライカーの一人であるデフォー。安定感を増したクラウチ。
最早ワシにとってはロシツキ以来のヒーローである、モドリッチ。
中盤はその他にもレノン、ベントリー、クラニチャルと多士済々。ああ、美しき労働者達よ。
何度もチームの窮地を救ったゴメス。瞬く間に名を轟かせたベイルは未だ底が知れない。
そして、キング。
主将が見せた素晴らしい守備には、歴史を変えるだけの説得力が備わっていた。

最後に。
シティ戦後、選手達が生中継のインタビューを受けていたレドナップ監督に氷用バケツを
使って水を浴びせるという一幕があり、その首謀者と目されるベントリー(出場機会に恵まれず、
シーズン開幕前や冬の移籍市場で放出の噂が飛び交ったが、レノンの長期離脱後に先発に定着。終盤の
戦いに大きく貢献した)
に対して、レドナップ監督が残した一言が何とも良い。

「彼は素晴らしい青年だ。今後、どこへ行くことになろうとも頑張ってもらいたいね」

| 海外フットボール | 23:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第10節 VSモンテディオ山形(NDソフトスタジアム山形)

現地観戦の皆さん、お疲れ様でした。
昨日はHUBでの観戦でしたが、流石に店内が盛り上がるシーンは少なかったなあ・・・。
ミスが目立つ歯痒いゲーム内容と、軽率なミスによるPKでの敗戦。
連勝の壁は厚く、勝ち点8のまま再び降格圏に沈んだ。う~む・・・。

〔大宮公式〕J1 第10節 モンテディオ山形戦の試合結果

大宮のスタメンは前節京都戦と変わらず。負傷が危ぶまれた早十も名を連ねた。
そして、遂にラファが戻ってきた。ベンチで出番を待つ。
山形は名古屋戦に引き続き園田をCBに起用。左ハーフは宮沢が先発。

序盤から全般的にミッドウィーク特有の重さを感じさせる展開が続く。
大宮は足元での展開を狙うが、トップへの楔が入らない。
石原と藤田は相手CBのタイトなマークを背負いながらポジションを下げ、
中盤は中央を閉じられてパスコースが寸断される。
ミドルサードでは横並びの関係が増え、トップとの距離がなかなか縮まらない。
必然的にサイドへの展開が増えるが、足元での窮屈なプレイに時間を失い、
サポートが遅れる。自ら相手のプレスを呼び込み、ミスの連発に陥った。

まず、ボールを奪う位置が低かった。
但しこの点は、バイタルにボールを入れる山形の攻撃に対する守備面での狙いと
絡む為、ある程度は仕方が無いのかなあ・・・。
「今日の大宮さんはボランチが2人とも堅く絞っているので、なかなかバイタルは敗れ(原文ママ)
ないし・・・」
という小林監督のコメントを見ても、一面的には守備面での効果が得られたと思う。
前節、前々節の録画を見る限り、山形の攻撃はこのゲーム以上に多彩で迫力があった)

少なくともボールの出所に厳しく行ける状況は少なかった為、奪った後の展開には
いつも以上の労力が必要だったはず。

その為、DFラインとボランチには展開力が欠けていた、と言わざるを得ない。
(ここは期待を込めて、チーム全体の経験不足と考えたいけど)
特にDFラインにはトライの余地が大きいと思う。相手のファーストディフェンスに
簡単に展開方向を限定され、相手中盤の狙いが絞られましたからね。
ボランチとの連携で展開する事が難しければ、常套手段でもある対角方向への
ロングパスや、早めのサイドチェンジは少なくとも欲しかったなと。

対する山形は高い位置でのボール奪取でペースを掴むが、攻撃面では良い形が
作れない。バイタルへのボールは思い通りに入らず、サイドへの流し込みや裏への
ボールは精度を欠く。
芝の長さの影響もあったようですね。あの石川が何度か変なボールを蹴っていたからなあ。

ハーフタイム。内容的にはスコアレスで折り返した事は良しとすべきか。
ゲームが動いた時にどのように勝負を掛けられるか。ドゥドゥだなこりゃ(笑)と呟いて後半を待つ。

後半に入っても膠着した展開は続くが、60分過ぎに両ベンチが動く。
山形は宮沢に代えて、キム・ビョンスクを投入。そして大宮は、ラファ投入!!
「よし、これでゲームが動くか」と思った矢先に、ペナ内で慎が軽率なファウルを犯し、
痛恨のPKを与える。63分、古橋がPKを決めて山形先制。

1点を追う大宮は、ラファを中心に前線へボールを運ぶ。
ラファ健在。安定したボールコントロールで中盤を繋ぎ、サイドの押し上げを図る。
また、機を見たターンで相手DFラインの警戒を誘う事も忘れない。
75分に青木を投入して前線への経路を広げると、84分にはドゥドゥ投入。
大宮が相手陣内での時間を増やし、山形はラインを下げて対応する。
バイタルに人を集めてショートパスでの打開を図るが、相手の守りを崩せず。
強引なパス交換からバイタルを抉じ開けてラファがシュートを放ち、浮き球への
飛び出しから直樹がボレーを打つが1点は遠く、早くも今季6敗目を喫した。


【雑感】
・勝ち点を失ったのは慎の責任。
ポジショニングで後手を踏み、全く必要が無い、下らないファウルでPKを与えた。
敢えて再び。勝ち点を失ったのは慎の責任だ。オシムが巻に告げた言葉じゃないけどね。
そしてワシは微塵も疑わないぞ。慎の事だから、必ずや勝ち点2にタップリのお釣りを
付けて返してくれる事をな(あ、「ミドルで決勝点!!」とかそういう事では無くて(笑))

・ラファが待望の復帰。お帰り、ラファ!!短い時間ながらもスペシャルな存在だと
いう事を十分にアピール。新しいチームでも重要な役割を果たす事に疑いは無い。
まずはフィジカル面での不安を減らして、目一杯活躍してくれ。

・藤田にとっては「ラファ復帰=勝負所」だっただけに悔しい結果でしたね・・・。
TV画面では判らなかったが、中継の解説では裏への飛び出しも見せていたみたい。
でも、チームに活かされる事は無かったね。ポストでのミスも多かったしなあ・・・。次回の奮起に期待。


・金久保はサイドに追いやられて、中盤を作る事が出来なかった。ラファ投入後の
これからというタイミングで単純なミスが増えたのは無念。
「最後は細かくなり過ぎた」、「引いた相手を崩す手ごたえも感じる部分があった」には共感。
今回は上手く行かなかったけど、金久保にはその「細かさ」にトライする資質がある。
少なくとも気配は感じたし、メチャメチャ期待しているぞ。


・久々のドゥドゥ出場にはHUBが沸いた。まあ、沸いたのは投入の瞬間だけってのが(苦笑)

・坪内は誕生日を飾れず。ヘッドでのクリアを被ったそのダイブの美しさには凍りついたぞ。

・個人的には、今のところ監督交代による変化を最も感じるのはマトさんだ。
クリアが減り、最終ラインからの繋ぎを求められる事で、ボールを持った時の判断が複雑に。
ミスが増える可能性もある。いずれにしても、DFラインからのビルドアップは今後大きなポイントに
なるだけに、マトのチャレンジに注目。自らの適応と共に、周囲を巻き込み連携を高めて欲しい。




一本のPKが勝敗を分けた。
しかし、同じ条件の相手に運動量、判断力共に劣っていた事は事実。
特にメンタル的な停滞は顕著だった(気力の問題などでは無く、判断の疲れを感じた)
恐らく、環境(戦い方)の変化が新たなストレスに繋がっているのかなあと。
慣れていない事に取り組むのは、大きな疲労を伴うものだ。
今後にとって、それ自体はネガティブな事では無い。しかし、このゲームに限っては、
これまでにチームとしての経験を積み上げてきた山形との差に繋がったと思う。

試合後に監督や選手達が口を揃えた通り、終盤は中央の攻撃に偏り過ぎた面は
否めず、結果だけを見ると、守りを固める山形の注文通りに終わったとも言える。
しかし、ゴールを目指してあれ程チーム全員で足掻いた時間は久々では無いか。
繰り返される中央での仕掛けは何とも不恰好だった。
勿論、大宮はガンバでは無く、広島や浦和でも無い。
チームとしてスペースを発見し、相手の守りを動かす主導権を見つける必要がある。
慎重な判断が増えてダイナミズムを欠いた試合を、鈴木監督は「チームの成長過程で
陥りがちな展開」と説明した。これが副作用であるかどうかは今後に掛かっている。

「・・・チームとしてポゼッション重視を掲げていますけれども、それはポゼッションを
して攻める、というよりも、前提としてしっかりと状況判断をしてプレーすることがあって、
その結果としてポゼッションにつながるという意味です。その点では、選手たちが
まだ目的と手段を取り違えている部分があるのではないかと感じました。」


鈴木監督が示した考えは明快だ。
フットボールには正解が存在しない。
少なくとも、その前提を無視する様な邪道に迷い込む事は無いだろう。
それだけに、時間との戦いになりそうだなあ。ああ、勝ちたい。
現時点での力不足は明らかだし、結果から逃れる事は出来ない。
苦しい状況が続くだけに、チームとしての力が問われるぞ。

| 大宮アルディージャ | 23:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第10節 VSモンテディオ山形 プレビュー

鈴木監督の初陣を勝利で飾った。
しかし、試合後に聞かれた「次勝たないと、今日の勝利も意味がない」という
選手達の言葉通り、京都戦で手に入れた勝点3の真価は明日のゲームで問われる。
継続性。結果と共に内容的にも重要な一戦。

〔大宮公式〕J1 第10節 モンテディオ山形戦(アウェイ) 前日練習レポート

<予想フォーメーション>
大宮アルディージャ  のフォーメーション
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モンテディオ山形  のフォーメーション
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就任記者会見の席で鈴木監督は「良い時と悪い時のギャップが大きい事」
大宮の問題点として挙げた。その上で「個人の力がいつも安定して発揮できる
ようにしなければ。そのためにチームの土台となる骨格になるような部分を
まずしっかりさせたい」
と抱負を述べた。
明日の対戦相手の山形は、この科白を進行形で体現するチームの一つだと思う。

開幕直後こそ結果が伴わなかったが、京都戦や名古屋戦の録画を見る限り、
小林監督の下で培ってきたチーム力の上積みを感じさせる戦いぶりだった。
率直に言って、現時点では「格上」と評すべきチームだろう。

昨年の時点で、サイドを活用するカウンターというベースは安定しており、
それに加えてボールを運ぶ中盤の構成力が向上している印象を受けた。
前節の名古屋戦ではチーム全体の守備意識の高さも感じられ、明日は大宮にとって
難しいゲームになる事が必至。

大宮が警戒すべき局面は、バイタルでの守備に集約される。
バイタルに下りる田代、古橋に一旦ボールが入ると、スイッチが入る。
トップがボールを収めると、2列目やサイドは勿論、状況に応じてボランチまでが
前線に顔を出す。切り替えは早く、連動性の高さ、前線へのボリュームも十分。
楔を入れるコースやスペースを作る為の2トップの連携も厄介で、2列目がライン間で
ボールを受ける動きも伏線として増えている印象。
イメージは共有されており、アクションは徹底される。チームとしての形が明確な分、
対策を立てる事は簡単だが、実際に対応する事は簡単では無い。

京都戦で垣間見えた「必ずしも急ぐ必要は無い」という鈴木監督の意識付けは、
攻撃面だけに留まるものでは無く、守備面にも及ぶ。
長期的には、前線からの守備を基本軸に置く事が予想される。但し、京都戦では
張監督の時に比べてブロックの形成に神経を注ぐ面も見られた。
チームの状況を考えると、まずはバランスが優先される事になるのだろう。
そして、このゲームではその意識が不利に働く事は無いと思う。
チャンスは少ないだろう。それだけに、無駄な疲労は避けたいところ。
自陣を固めて、奪い所を慎重に見極める。そして、奪ったボールはチーム全体で動かす。
現在チームにとって優先すべき事が、即ち山形対策にもなると思う。やり甲斐があるぞ。

バイタルのケアをCB2人とボランチ1枚で賄う事が出来れば、中盤で押し込める。
キープレイヤーの古橋、好調の北村を守備に引っ張りたい。逆にプラス1の意識を
逆手に取られて、3対4、4対5という状況に持ち込まれると苦しいか。
攻撃時には、金久保と内田(早十の状態はどうなんだろ)を中心にピッチを広く使う事が
出来れば、自ずと攻守のバランスは整う。

スカウティングに長ける小林監督だけに、ロングボールのセカンドに狙いを絞る選択肢
(神戸戦では相手の間延びを誘い、見事に勝利)も考えられる。
例えば、田代を杉山のエリアにぶつけられた際にどうするか。チーム力という点では分が
悪いだけに、チーム全体の意思疎通が勝負を分ける。それだけに、このゲームで勝つ事が
出来れば、大きな自信を手に入れる事が出来るはず。あ~、勝ちたい。いや、勝つぞ!

明日は現地に行けません。あ~、メチャメチャ観たいなあ。
現地観戦の皆様、GWの締め括りは坪内と共に大はしゃぎしちゃって下さい~!!

| 大宮アルディージャ | 21:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第9節 VS京都サンガFC(NACK5スタジアム大宮)

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慎重なテイクオフを上昇気流に乗せるが如く、スタジアムの熱が上昇する。
そして、背番号9が一際大きく羽ばたいた。

〔大宮公式〕J1 第9節 京都サンガF.C.戦の試合結果

新体制会見の中で、個人的に印象に残ったのは「私自身がどういうアプローチをする
というより、チーム全体で成し遂げるべきことがあるのです。それを、選手にも
伝えなければいけないと考えています」
という部分。コーチングの観点からすれば、
極めて真っ当な内容が穏やかに表現されているが、見方を変えれば深刻でもある。
端的に言えば、我々は変わる事が出来るのか、という事だと思う。

就任から4日。限られた時間とメンバーを考えると選択肢は限られる。
今すぐに何かを大幅に変える事は出来ない。
「今までやってきたことを否定するのではなく、ごく自然な成りゆきで行きつつ、
目に見える部分から修正していくことになります」との鈴木監督のコメント通りでしょう。
それでも鈴木監督は、自然な成りゆきの中に自らの色でチームに若干の変化を与えた。
リーグ初先発となる金久保を左サイドに配し、ベンチにはドゥドゥとヨンドクを入れる。

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勿論、まだ手探りの段階。それでも変化は序盤に現れた。
DFラインでボールを回す機会が増え、唐突に放たれるロングボールは減少した。
拙いながらも相手陣内でパスが繋がる場面も見られ、要所で金久保が役割を果たす。

柔軟な動きで前線と中盤やSBとの距離を埋め、局地戦にはワンタッチで挑む。
また、中盤の底でDFラインからボールを引き出して前を向き、裏を狙う石原に絶妙な
ロングフィードを通した場面には、効果的な「早さ」が感じられた。絶対的な(そして
単調な)早さでは無く、自らのタイミングで作り出した早さに大きな拍手と歓声を送る。

前半11分、左サイドでのスローインから先制点が生まれる。
藤田が素早く投げ入れたボールを村上がクロスを上げると、ゴール前は1対1の状況に。
直樹がマーカーである染谷の死角から前に入り込み、左足のボレーで合わせた。
切り替えで勝り、抜け目無く相手DFの隙を突く事が出来た。

しかし、先制後のゲームは急激に京都ペースへと傾いていく。
3トップ気味にシステムを変えた京都に対して大宮のサイドはポジションを下げ、
自陣からの打開策は苦し紛れのクリアに限られる。
振り返ると、この時間帯にもう少し自信を持って戦って欲しかったなあ・・・。もっとやれるぞ。
サイドに張り、ドリブル突破やワンツーから局面打開を狙うドゥトラにディフェンスが
引き摺られた事。相手中盤3枚との守備面でのミスマッチ。中盤に下がって自由に捌く
ディエゴに対する対応の後手。それらが重なり、押し込まれる時間帯が続く。

鈴木監督がテクニカルエリアで金久保、早十を呼んで指示を送る姿が目に入るが、
なかなかペースを取り戻せず、遂に39分に追いつかれた。
右サイドからディエゴが大きなクロス。ファーサイドで浮いたカク・テヒが頭で合わせると
懸命に伸ばす北野の指先を抜けて同点。
直前の決定機(増嶋のヘディング)を北野が止めただけに、時間帯を考えると悔いが残る失点だった。

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後半キックオフ。それにしても、ディエゴの野放しっぷりは更に進行してますな。

何とか前半を同点で凌ぐが、内容的には京都優勢は明らか。
中盤でボールを回される事自体には怖さは感じなかったが、人数を掛けて押し込まれる
場面が増える事で、セットプレイ等や力技で押し切られるイメージが脳裏を掠める。

しかし、またも直樹がチャンスを逃さなかった。
49分、村上のパスを受けた早十がペナ付近でターン。すかさずニアへ低いクロス。
走りこんだのはまたしても染谷を制した直樹。右足でファーに流し込み、勝ち越しに成功。
簡単なゴールでは無かったが、全てが結び付いた素晴らしいゴールだった。
早十のターンを導いた藤田のランニング。ピンポイントで合わせた早十の左足。球種はニアゾーンへの速くて
低いボールだった。これは清水戦での杉山について書いた通り、今後もチャレンジして欲しいポイント。


後半は、京都がポゼッションを握り、大宮はカウンターを狙う構図が更に明確になる。
68分に藤田と早十を下げ、市川と内田を投入。まずはボールの出所を抑える。
カウンターの機会を自らのミスで悉く逸し、やや引き過ぎの感が拭えない展開が続くが、
中盤では慎がディエゴの左足に付き纏い、最終ラインでは坪内の奮闘が目立った。

終盤、京都がカク・テヒを前線に上げ、マトにぶつける形でパワープレイを試みると、
鈴木監督は福田投入で応じる。マトが再度解放されて、バイタルへのチャレンジも蘇った。
アディショナル4分も凌ぐと、開幕戦以来の勝ち点3を手に入れた。

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内容的には物足りない。ミスも多く、まだまだ消極的な姿勢も目についた。
それでも、エースの本領発揮で大きな勝ち点3を得た。
とにかく今は結果が必要。そして、更に重要なのはこの次だ。


【雑感】

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・まずは、直樹に尽きますね~。これぞ俺達のエース!!
2ゴール(J1初!)に加えて、守勢に回った際の強さを発揮。驚異的なハイジャンプでボールをキープし、
長い距離を単騎で切り裂くドリブルも復活した。隙を見せた相手の背後に忍び寄りボールを強奪する姿には
度々胸を熱くさせられた。どうよ!!この八面六臂の活躍ぶり。それにしても2点目は美しすぎるだろ、オイ!!


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・先輩相手に何故か偉そうな(笑)この男も忘れられない。
立ち上がり20分程度は、攻撃の中心として機能した。ボックスに飛び込む嗅覚も頼もしい。
直樹の頭での落としに合わせたボレーが決まっていればな~。後半は増嶋に振り切られる場面が目立ち、
軽いパスミスも増えた。しかし、守備面でのタスクを懸命にこなし、今後の先発起用に十分な目処が立った。
増嶋を突き飛ばし、真っ先に主審に食って掛かる姿が嬉しかった。全てに挑んで欲しい。

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・カッコ良過ぎるぞ~、坪内。粘り強く安定した守備と爆発する感情。最高だ。
あっという間に大人気だもんなあ。早く神戸にお願いして完全移・・・。

・早十は途中で負傷交代。心配ですね。2点目のクロスは抜群だったぞ。

・試合後の福田の嬉しそうな表情も忘れられん。そりゃそうだよなあ。
未来が見える仕事で勝利に貢献出来たんだもんなあ。

・スタジアムの雰囲気が気持ち良かったですね~。監督交代直後という事もありますし、
何と言っても勝負所でしたからね。迷いの無い、片岡へのブーイングも良かった。

・的確な選手交代。特に福田投入は戦況を見極めた現実的なカードだったと思う。

・左に流れるドゥトラ(デニスっぽいポジションだったな)にディエゴと中山が絡む形が嫌だった。
90分持たないとは思ったけど、アッサリ下げたね。

・今の京都が角田中心のチームだとは知らなかった。

・水谷さんはパントキックの際にラインを超えている疑いがあります(ワシには2回程ハンドに
見えた(笑))
ので、副審の方はご注意願います。

・このゲームを観る限り、何だか片岡はツマラナイ選手に見えたなあ。
その鋼の肉体は何の為にあるのかと。ガツガツこいよ~、ガツガツ!!似合わない細かなビルドアップとか
いらないだろ。どうせ変な回転のボールしか蹴れないくせに(笑)・・・とか余計なお世話ですね、ハイ。


P1020873.jpg

・遂に戻って来た秘密兵器。
ハーフタイム、冗談半分で「このゲームの鍵を握るのはドゥドゥだなあ、こりゃ」とか話していたのですが、
終盤の劣勢時にはすっかり忘れていた。というか、ふと「ドゥドゥ投入は?」と聞いてきた奥様に対して、
そんな奴入れてる場合かよ!!」とマジ答えするワシ(苦笑)全く反省していないけど、ごめんなドゥドゥ。





P1020826.jpg

ホームは変わらない。ホームで勝つ事に最も大きな意味がある。
ここから足場を固めて、少しずつ上を目指したいね。

| 大宮アルディージャ | 22:22 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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