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2010年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年08月

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帰還

ヨッシャ~!!!遂に勝ったぞ!!
みんな本当に良く頑張った。
主税が言う通り、勝つためにはこれだけの苦しみがあるという事だな。
そして、今日の大宮には、その苦しみを乗り越える強さがあった。

この写真を見て、改めて喜びが込み上げてきたぞ。特に大ちゃんの笑顔が最高だ。

ついでに、大ちゃんの「浦和は良いサッカーをしていた。本当にお手本通りの攻めを
してきたので、こちらもお手本通りの守備でしっかり対応できたと思う」というコメント
「猛毒」という事でよろしいですかねw
個人的には、今日のゲームを通してちょっと浦和が好きになってきた。
「好き」の種類はかなり特殊だろうけどw

何はともあれ、今日だけはグッスリ眠る事が出来そうだ。
そして、ここからですね。ここから。

ひとまず現地観戦の皆様お疲れ様でした~。

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| 大宮アルディージャ | 23:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第15節 VS横浜F・マリノス(NACK5スタジアム大宮)

P1040072.jpg

残留を果たす為に幾度と無く潜り抜けてきたゲーム展開。
誤解を恐れずに書けば、これは大宮のゲームだった。
86分、遂に先制点を手に入れるが、アディショナルタイムに痛恨の同点弾を喰らう。
勝ち点は1に留まった。

試合後、勝ち点1の意味が頭の中で一瞬ごとに形を変える。
90分トータルで見ると納得せざるを得ないが、終盤の猛攻を先制に結びつけた内容を
振り返ると、残留の為の貴重な勝ち点を失ったという印象は否めない。
体を張って守備の綻びを繋ぎ止め、気力を振り絞ってゴールを奪った選手達を思い返すと、
悔しくて悔しくて仕方が無い。どうしても勝ちたかった。

状況は更に厳しさを増す。しかし、今は失った勝ち点を嘆いている時では無い。
僅か6分間ではあったが、終盤に見られたあの風景を全力で追い続ける事。
このゲームをスタートラインと出来るかどうか。

〔大宮公式〕J1 第15節 横浜F・マリノス戦の試合結果

遂に、と言うべきか。直樹がスタメンを外れる。直樹に代えて市川が先発。
結果が出ていない事と連戦という状況を考えると、2トップの入れ替えは十分に有り得た。
神戸戦とは異なり、ドゥドゥが控えに戻り、藤田がベンチ外へ。
神戸戦で負傷した深谷に代わり、DFラインには坪内が復帰。マトとコンビを組む。

マリノスは前節ガンバ戦と全く同じスタメン。渡邉と小野の2トップに俊輔、兵藤の両サイド、
中盤の底に清水と小椋。DFラインは天野、栗原、中澤、金井。

前節を振り返るまでも無く、今の大宮にとっては先に失点しない事が大事。
また、マリノスとの力関係やスタイルの相性を考えると、守備のバランスを保ちながら
時計を進める事が狙いとなる。
それは、鈴木監督に代わってからは見られなくなった「相手のセットプレイ時には全員が自陣に戻る」という
光景が復活した事からも分かる。


P1040039.jpg

前半、予想通りマリノスが中盤を支配する。
マリノスのDFラインがボールを動かしながら中央を開き、楔を入れるタイミングを窺う。
予想通り俊輔が低い位置でボールを引き出す場面が増え、大宮にとっては自陣での
ブロック作りに集中する時間帯が続く。

鋭い動き出しを見せる小野にDFラインが後手を踏む場面は目立つが、渡邉のポスト、
兵藤のオフザボールの動き等、受け手に対する対応はそれ程複雑では無い。
慎と青木がボールホルダーの視野を防ぎ、一本の縦パスは出させない。
自陣で簡単にFKを与える場面は気に掛かるが、相手のFKは枠を捉え切れない。
前半大宮のチャンスは実質一つだけだった。攻撃参加した渡部が切り返しから左足で
シュートを放つが飯倉にストップされる。

前半終わりに掛けて、マトが小野とのマッチアップで振り切られて二度決定機を作られる。
ディフェンスに当たったボールが裏のスペースにこぼれた場面と前半終了間際に村上が
バックパスをミスした場面、いずれもマトよりも速く飛び出した小野がシュートを放つも、
ゴール左に外れて事無きを得た。

その直後、肝を冷やすゴール裏に向けて坪内が「落ち着いて」という手振りを見せる。
そうだ。スコアは動かなかった。DFラインは安定感を欠いたが何とか45分は乗り越えた。
「行儀の良い」マリノスのポゼッションに対して一定の手抜きを入れながら、攻撃に出る
回数をいかに増やすのか。素早くサイドに展開して攻め切る事が出来るかどうか。

P1040057.jpg

後半開始。前半と変わらずマリノスが主導権を握る。
中盤でのボールへのアプローチが弱まった事で、俊輔が前を向き前線の動き出しを探る
シーンも増え始めた。連続してシュートを打ち込まれるが、バイタル付近での体を張った
守備や北野のファインセーブで窮地を脱する。
攻め手が無い大宮。カウンターにも持ち込めない状況が続く。大宮サポが沸いたのは、
主税のフィードに規郎が抜け出した場面(判定はオフサイド。際どかったけどな・・・。)くらいか。

60分、ゲームの流れに乗り切れない規郎に代えて、直樹を投入。
直樹がラファと2トップを組み、市川がサイドに移る。
70分には主税に代えて杉山を投入。渡部を1列上げてサイドの活性化を図る。
(これは合点が行く交代、というか丁度妻と話していた通りの流れでした。まあ、サイドでの守備の網が
低くなり、危険な状況に見えたので、疲れの見える市川を下げて大ちゃんにもう一踏ん張りしてもらうしか
無いだろ・・・とは思った)


P1040060.jpg

マリノスも2トップをベンチに下げて、坂田と山瀬を投入。
この時間帯にはマリノスの運動量が下がり始める。
お互いに中盤のフィルターが無くなり、ゴール前でのシーンが連続する。気配は漂う。
気力を振り絞る大宮が遂に一歩を踏み出した。80分、ドゥドゥ投入。

その直後、スタジアムの雰囲気を一変させるビッグプレイが生まれる。
ミドルの跳ね返りをボックス内で受けた渡部が切り返しからシュート!!
浮き上がったボールはゴールポストを直撃。惜しくも決定機を逃す。
スタジアムが大きな溜息に包まれるが、これを境に大宮がラッシュを仕掛ける。

ドゥドゥがボールサイドに顔を出し、的確な配球で中盤と前線を繋ぐ。
ラファと直樹が中央を抉じ開けに掛かり、右サイドでは杉山が疾風の如く駆け上がる。
疲労困憊の青木も攻撃に顔を出す。
86分、ドゥドゥが中央でボールを受けると、ラインの裏へ突破する村上。
ドゥドゥから出た絶妙のスルーパスに村上が左足を振り抜く。遂に大宮が先制!!

残り4分。祈る様な気持ちで見つめていたが逃げ切る事は出来なかった。
スローインからハーフライン付近でラファがボールロスト。
素早くボールをサイド深く運ばれると、山瀬がマトと1対1に。
縦への仕掛けからクロスを上げられると、中央で長谷川に決められて失点。
マトのフォローの為に懸命に戻った青木がその場に崩れ落ち、センターサークルでは
直樹が仰向けに倒れ込む。一瞬、声を失った。

P1040030.jpg

振り返ると、直前のスローインの処理が悔やまれる。
タッチライン際で囲まれたラファでは無く、フリーの慎に預けて前方に大きく蹴り出す
だけでも結果は違った。
また、得点直後に訪れたビッグチャンスでドゥドゥのクロスがラファに合っていれば、
もしくは直樹が詰め切れていれば・・・。失点直後にもエアポケットは存在しており、
最後のチャンスに直樹の左足が枠を捉えていれば・・・。考えればキリが無いな・・・。


【雑感】

P1040074.jpg

・勢いを結実させた村上のゴール。シュートまでの流れも最高だったんだけどな・・・。
その後、自らの目前で同点ゴールを決められた事を考えると本当に苦しい。悔しさを晴らす為にももっともっと
攻撃に絡んで欲しい。頼むよカムさん!


P1040066.jpg
コイツの写真はまあいいか・・・とか思ったら失敗したw試合後に慌てて撮ったらボケました。ドゥドゥよスマン。

・残り10分で強烈な輝きを放ったドゥドゥ。終盤の攻撃を勢いづける配球は見事。
キックの質には目を見張るものがあり、本人が語る通り、ここに来て周囲がドゥドゥのプレイスタイルを
理解し始めた事が大きい。アシストのシーンに限らず、巧みなサイドチェンジなど攻撃を司る。
それでも取り扱い注意人物である事には違いない。その点では俊輔と並ぶ別次元の存在だったw


P1040045.jpg

・80分のシュートが流れを変えた。終盤の大ちゃんタイム出現率は半端無いっす。
クロスバー直撃弾に頭を抱える姿は、観客席の至る所でシンクロしていたはず。勿論ワシも頭を抱えたw
それにしても大ちゃんのシュートフェイントは無敵ですな。ああ、早く大ちゃんのゴールが見たい!!


・ビッグセーブを連発し、劣勢の流れを押し留めた北野。
俊輔のミドルを右手一本で弾き出し、渡邉の突破を食い止める。試合前に散々悪口を言ってスマンw

・ラファは散々な出来だったな・・・。
長所である高い判断力やシンプルなプレイが陰を潜め、強引な仕掛けで相手守備陣の術中に嵌り続ける。
戦術の変化、チーム状況の悪さが判断を複雑にさせているのかな・・・。荒れたボールタッチを見ると、
コンディションも落ちている模様。正直、残留の為にはラファの復活が最優先だよなあ。頼む、ラファ!


・慎は張監督時代の様な労働者っぷり。DFラインの綻びや中盤の劣勢を埋め続けた。

・小野との恐るべきミスマッチを披露したマト。まあ、想定の範囲内だな(キリッ)!
ガンバ戦の録画を観るだけでもこうなる事は容易に予想出来た。それよりも空中戦の強さや攻撃的なインター
セプトを評価すべき。マトが見せているプレイは全然当たり前の事じゃない。スピード勝負での劣勢を責める
のはマトだけに的外れ。ええい、もう一度書くぞwマトだけに的外れだ。というか、そこを強調するのはそもそも
小野を舐めているかガンバの山口を思いっきり舐めているかwのどっちかだ。
あ、でも、しっかりと陰でカバーし続けた坪内には礼を言っておいてよ。マトさん。


・大宮の十八番である「初物プレゼント」対象者かと思われた小野。
ゴールから逆算されたボールコントロールやDFラインとの駆け引きから裏へ抜ける動き出し等、その動きは
非凡さを感じさせる。ただ、連戦の疲れか、山口を圧倒したガンバ戦に比べるとやや精彩を欠いた印象も。
マトとのミスマッチには目を覆うが、坪内のカバーや慎のサポートで何とか凌いだ。


・俊輔が見せたレンジが広い強烈なミドルと前線へ通す絶妙な浮き球は流石の一言。
疲れが見えた終盤には軽いミスを連発。そのロストマシンぶりには大きな期待を抱いたw
余裕がありますね、悪い意味でも。中盤の深い位置で繰り返される「前振り」の捌きをどう見るかは難しい。
自分の仕事を自らで決め込んでいる風もあり、上手さだけが浮いている。そのままで良いと思いますw


・メインスタンドで輝和発見!私服姿がカッコ良かったな。もう一度レギュラーを奪い返せ。

P1040003.jpg

P1040075.jpg

・ええ~い、こういう時はアルディでも眺めよっと。
ミーヤの浴衣姿はなかなか似合っているが、アルディのはどう見ても極道スーツだな、こりゃ。



正直な所、ダメージは大きい。この結果が分水嶺になっても不思議では無い。
それでも尚、素晴らしいゲームだったと感じる。
勿論、内容は芳しくない。しかし、チームが見せてくれた戦闘態勢は強く信じたい。
これを続ける事が出来れば、絶対に最後まで闘える。

| 大宮アルディージャ | 00:23 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第14節 VSヴィッセル神戸(ホームズスタジアム神戸)

P1030944.jpg

昨晩神戸から帰宅。お土産はゼロ・・・。
勝ち点差2の状況で迎えた下位同士の大一番に敗れてしまいました。
厳しいですが、次の戦いは明後日。踏ん張りどころですね。

〔大宮公式〕J1 第14節 ヴィッセル神戸戦の試合結果

P1030925.jpg

大宮は坪内に代わってマトが中断明け初先発。右SBには渡部が入る。
中盤の底に慎と青木。両サイドは右に主税、左に規郎。2トップはラファと直樹。
やはり坪内は控えにも入らず、金久保とドゥドゥがベンチを離れた。

神戸は右SBに近藤が先発。宮本が外れたCBは北本と河本の組み合わせ。左に茂木。
中盤はエジミウソンと松岡のダブルボランチに左がボッティ、右にパク。
1トップの都倉の周囲を大久保が動く形。

P1030942.jpg

前半立ち上がり、大宮はセカンドを回収してボールを繋ぐ姿勢を見せる。
ゲームの入り自体は悪くなかったと思う。
しかし、村上のロストから一気にシュートまで持ち込まれると、間が抜けた様な守備が続く。
8分、呆気無く試合が動いた。
大宮陣内の左サイドでルーズボールを松岡に左足で叩きこまれて失点を喫する。
右サイドのパクのクロスから始まった攻撃に対して、大宮守備陣の反応が悉く遅れた。
剣呑としたディフェンスは降格圏内に沈むチームのそれとは思えない代物だった。

10分、大久保のチャージから深谷が負傷交代。福田がCBに入る。
この時間帯にはファイトが必要だった。ロングボールと鋭い守備を見せる神戸に対して
やや弱気の虫が顔を覗かせる。1対1の劣勢はピッチ全体に浸透する。
守備面では、左サイドの村上と規郎のマークの受け渡しが曖昧で、村上の裏のスペースを
神戸に再三突かれる。マトのポジションがずらされる為、結果的に中央にも影響を及ぼす。

神戸は前線の流動的な動きを中心に、シンプルにゴールを狙う。
大久保がサイドからゴール前に入ると、ボッティが後方からボールを引き出す。
サイドに引く大久保が空けたスペースにパクが飛び込む。
それでも危険なシーンは極めて少なかった。しかし、自らリズムを崩した。
DFラインからのパスミスで相手に速攻の余地を与えると、ボールを持たない状況に対する
耐性の低さを露呈する(変化の途上にあるチームにとっては副作用なのか)。
20分、追加点を失う。再び右サイドを駆け上がる近藤がクロス。ディフェンスに掛かって宙を
舞うボールがそのままゴールに吸い込まれた。


悪夢の様な展開。
しかし、神戸の圧力が弱まった事も相まって、大宮が少しずつペースを掴み始める。
青木と慎が動き、DFラインからボールを繋ぐ。右サイドの主税は中央への進出を増やし、
相手の最終ラインで前を向く場面が増える。
状況に応じてロングボールを織り交ぜて、神戸のフォアプレスを外し、相手を押し込む。
30分、裏を狙う主税に反応した青木のロングフィードから、セカンドボールを直樹がボレーで
合わせるが、河本のブロックに防がれる。
また、両SBがボールを持った際に、中盤がパスコースを作る動きにも工夫が見え始める。
37分、慎にバイタルへのランニングを開始すると同時に、村上から斜めにFWへの楔が入る。
惜しくも次の展開に繋がらなかったが、縦パスに対する連動に可能性が見えたシーンだった。
前半の内に1点を返したかったが、スコアは動かず。

P1030952.jpg

後半開始。大宮がハイペースのプレッシングで臨む。うん、これしか無い。
攻撃面では、規郎とサイドを入れ替えた主税の存在感が大きい。度々バイタルに侵入し、
サイドやボランチの攻撃参加を促すと、前半は高いラインを維持していた神戸のDFラインが
下がり、青木や慎が最終局面に参加する場面も増え始めた。
54分、右45度のFKを規郎が豪快な一撃で突き刺す。遂に1点差に詰め寄る。
残り時間を考えると「逆転も望める」と思った。ゴール裏のボリュームが上がる。

試合はその後も大宮がポゼッションを握り続ける。
ラインを下げてカウンターを狙う神戸は、都倉がボールを収め切れず、決定機一歩手前での
パスミスも多く、ゲームを決め切れない。
65分を過ぎ、ラファがサイドにポジションを下げ、主税が直樹をサポートする形に。
しかし、ラファは切れを欠く。ミドルを吹かし、バイタルで前を向く場面でのミスも目立った。
70分、CKからマトがフリーでヘディングを放つが、ゴール右に外す・・・。
終盤は右サイドの渡部がオーバーラップから攻撃に厚みを加えるが、相手のゴール前に迫る
段階でスピードが上がらない。特にサイドへの展開では、スペースが存在する場面で足元に
着ける事が多く、結局は中央の混雑に引き摺りこまれる。

また、押し込まれた状況からのトランジションが遅く、スペースを食い潰す展開が多かった。
終盤はサイドでの崩しに拘泥し過ぎた感も。ミドルは少なく、マトを上げてパワープレイに
持ち込む等の強引さも欲しかった。

P1030958.jpg

結局、終了間際に大久保にカウンターから追加点を決められて終戦。
14試合を終えて勝ち点10の17位。
数字の上では、2007年を上回る苦しい状況に追い込まれた。


【雑感】

P1030901.jpg

・規郎は加入後2戦目で早くも初ゴール!!追撃の狼煙を結果に結び付けたかったが・・・。
それにしてもFKは凄まじい弾道だったな。壁に当たる幸運もありましたが、あの距離を直接叩きこむとは流石。
ブーイングを浴びせる古巣相手に意地を見せた。流れの中では攻守共にやや浮いた動きも見られるが、
ゲームによっては寧ろそれが良い方に働く可能性も。使い勝手は難しそうだけど(笑)


P1030934.jpg

・復帰から3戦目、主税は早くもチームの中心として攻撃を牽引した。
前節、復帰後初のスタメンとなった名古屋戦では精彩を欠き、まだ時間が必要かと思いましたが、この日は
本領発揮と言えるプレイ内容。神戸のゾーンディフェンスを攻略し、最終ラインに対する仕掛けを見せた。
要所で見られた的確なロングフィードもチャンスを演出。主税頼むぞ。


・久々の先発を果たしたマトは充実のプレイ。
前半は密集の自陣で持ち前の決断力が幾分か影を潜めたが、チームが前掛かりになる後半は鋭い出足で
相手のカウンターの芽を摘む。明らかに形勢不利な大久保との地上戦でも、隙に付け込んだ深いタックルで
スピード勝負を未然に回避する。自らの強さと弱さを知るそのプレイには格がある。その意識が仇になる
シーンも見られるが、フィードの狙いもチームにとっては活かすべき素材だと思う。


・ハイペースを乗り越えて終盤まで同点を目指した青木と慎。
青木は中盤の底で落ち着きのあるボール捌きを見せ、後半は縦パスでのアクセントにも意欲を見せる。
慎はプレイエリアを高めて、フィニッシュに絡む回数を増やす。クロスにヘディングで飛び込むシーンも。
2人のプレイに感じる変化は、間違い無く「希望」だと思う。


P1030962.jpg

・終盤に攻め上がりからゴールに迫る渡部。次だ、次!!
切り返しからのシュートは最早「形」になりつつある。フィードのセンスも良い。レギュラーが近づいてきたか。

・厳しい見方かもしれないが、北野には松岡のシュートを止めて欲しかった。
シュートコース、北野のポジショニング云々以前に、朦朧とするチームを救うにはこのシーンこそがチャンス
だったと思うので。あれを止める事が出来れば、間違いなく守護神と呼べるのだけど。


P1030956.jpg

・冨田、久しぶり。選手紹介時には大宮ゴール裏からは拍手。
見事に守備を固められたな・・・。今季は怪我がちですが、シーズン後半は何とか神戸に貢献できると良いな。

・試合前、神戸ゴール裏から起こる「塚本」コール。それに応えて、大宮ゴール裏からは
「ヴィッセル神戸」コールで返す。こういう形ならば、他チームにコールをするのも悪くない。

P1030854.jpg

・初のホームズスタジアム。いやあ、良いスタジアムですな。

P1030852.jpg

・ホーム側からスタジアムに向かうとモーヴィに遭遇!想像していたよりも可愛いかった。
愛想も良いし、子供達にも好かれているなあ。

P1030859.jpg

・変な奴がいるな・・・と思って遠目にカメラを構えていたら、急接近してきやがった(笑)
「怖っ!!」って逃げる振りをしたら、下を向いてションボリする仕草を見せる・・・。
クソ・・・、何かムカつくけど、可哀想だから1枚激写。写真を観ると、やっぱりムカついてきたw


・そういえば、新神戸駅で蝶野正洋を発見!
一般人との写真撮影にも笑顔で応え、自ら握手をする蝶野はカッコ良かった。紳士だなあ・・・蝶野。って
現実逃避してる場合じゃねえな。




中盤の構成力は確実に高まっている。しかし、チームの攻撃力が上がっているのかは疑問。
中盤がボールを運ぶ時間が増える一方、ラファと直樹の特性や長所が活かされる「時間」や
「空間」が減りつつある。
但し、その点に関しては継続する事で克服していくしか道は無いと思う。

正直に言って、ここ中断明けからのチームの変化には良い意味で驚きを感じている。
しかし、17位のチームのサッカーが良いサッカーだとは思えない。
絶対に勝ち点を奪わなければならない。
1対1で闘い、ボールを持たない状況でどれだけ集中してチームをコントロール出来るか。

14試合でここまで落ちた。残り20試合か。とにかく早く勝ち点が欲しいな。

| 大宮アルディージャ | 01:45 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第14節 VSヴィッセル神戸 プレビュー

普段スタジアムでお会いしている皆様にはお伝えしましたが、
今週末は実家に帰ります・・・いや、半分嘘ですけどね(笑)
遂に、ホームズスタジアムに行ってきます。
ワシの実家は波戸さんの実家と藤田の実家の中間地点にあり(勿論、テキトーなんだけど、
当たらずとも遠からずじゃないかと勝手に信じている)
、今年の夏はこのタイミングで帰るしか
無いなと早くから決めていました。

しかし、早くも正念場の一戦になるとはなあ・・・、まあ正直ちょっとは予想してたけどw

<予想フォーメーション>

大宮アルディージャ  のフォーメーション
created by TextFormations :M :R

ヴィッセル神戸  のフォーメーション
created by TextFormations :M :R

大宮はDFラインに変更がありそうです。
エルゴラでは坪内が外れてマトが入るとの予想。
坪内については、やっぱりレンタル先の神戸との契約上の問題かなあ。
今後の戦いを考えると、このゲーム辺りでマトが先発するのは確実にプラスだと思う。
また、前節途中交代で気を吐いた大ちゃんが右SBでの先発予想。
大久保との丁々発止には注目ですな。

ラファと直樹の2トップがやや精彩を欠くですが、連戦を考慮するとどちらかは神戸に
帯同させない、という選択もあり得ると思いますが、どうなるでしょうか。
まあ、藤田や市川が好調である事が大前提ですけどね・・・。

また、主税のコンディションも気になるところ。
名古屋戦を観る限りまだまだ万全とは言えないだけに、鈴木や金久保、早十等の奮起
にも期待したいですね。個人的には金久保が観たい!っていう希望フォーメーションという事で。

神戸は前節劇的な同点劇で勝ち点を得た。
原動力は後半から右SBに投入された石櫃だったと思う。
まあ、三浦監督の事なので結局は北本先発ってオチかもしれません。
いずれにしても大宮としては、柔軟なポジションを取るボッティと大久保への対応が
ポイントでしょう。前線からの守備を徹底し、最終ラインの危険を減らす事。
立ち上がりの守備が勝負所の一つだろう。
攻撃面では、2トップがサイドに流れて起点を作る展開に突破口を見いだしたい。
勿論、中盤の攻撃参加に期待。名古屋戦の反省を活かすのであれば、前半から勝負の
姿勢を見せてくれ。とにかく先制点だ、先制点。

〔大宮公式〕新井 涼平選手 FC岐阜へ期限付き移籍のお知らせ

非常に残念ですが、やっぱり出場してナンボですからね。
土岐田も同様ですが、シーズン途中に期限付き移籍で選手のチャンスを増やすという
クラブの動き自体は良い事だと思います。
チャレンジするからには出場機会を得て、岐阜の勝利に貢献する姿を楽しみにしたい。

今シーズンはゲームに絡めず苦しい想いをしていたと思う。
個人的には無条件で期待している選手の一人なので、ベンチにも入らない状況には
大きな疑問が付き纏っていた。
でも、何事にも理由はあると思う。そして、それを拭い去るには結果しか無い。
悔しさを糧に大きく成長して、必ず戻って来て欲しい。
もう一度我儘で書く。必ず戻って来て欲しい。

| 大宮アルディージャ | 22:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第三の男

19分。ケネディを複数人で囲い込み、インターセプト。
主税がドリブルで相手陣内にボールを運び、右サイドの杉山へ展開。
主税は定石通りの動きで杉山の裏を回る。
ボックスに入り、クロスに備える石原とラファ。
それに対して名古屋は3人のDF(両CBと右SBの田中)がポジションを取る。
この時点では杉山が相手左SBの阿部と1対1の状況。
大外で待つ主税、遅れてバイタルに進入する青木。数的優位の局面は見えている。

まずは右サイドの連携。
杉山から着かず離れずの距離感を保っていた様子を見る限り、主税のイメージは
杉山からボールを預かり、そのリターンを裏に走る杉山に送る事だったかもしれない。
当然、逆のパターンも有り得た。
杉山から前方のスペースへパスを引き出し、自らがサイドを抉る。
しかし、そのいずれも実現する事は無かった。
逡巡する杉山を尻目に、ダニルソンが阿部のサポートに入る。
杉山の選択肢が一つ消えた。

次に、青木のポジショニング。
このシーン、攻撃参加する青木は、2トップの後方でクロスのこぼれ球に備えた。
しかし杉山が阿部と対峙する間、サポートに戻るダニルソンの後方のスペースが大きく
空いていた事も見逃せない。
杉山と直樹を繋ぐ直線上に青木がポジションを取る事で、杉山にとってはバイタルに
グラウンダーのパスを入れるという選択肢も生まれたはず。
結局、杉山はクロスを上げる事すら出来なかった。

三人目が足りない。
名古屋戦の前半、速攻を中心にチャンス自体は存在した。
時には数的同数の局面が訪れるが、効率的に攻め切る事は出来ていない。
大半は「二人の関係」の接ぎ合わせであり、歪なモザイクに見える。
本来、どのような局面でも三人居れば打開出来る。
後はタイミングを逃さない事。
誰が三人目になるのか。主税なのか、青木なのか。それとも鈴木なのか。
いや、そもそもチームをフラクタルな存在だと考えるのであれば、あらゆる局面で
誰もが三人目になる必要がある。

いずれにしても、攻撃面の課題は前半の攻撃に集約される。
少なくとも可能性は存在しており、それが見つからない限りは得点は遠い。
(正直、名古屋戦の後半については語るべき言葉を持たない。試合を振り返ると、後半頭の10~20分
程度までを勝負所と捉えるのが自然だと思いますが、何よりもその意識を表現すら出来ないチームに
対しては情けないの一言であり、それ以外に付け加える事は何も無い)


例えば、34分のシーン。増川からの縦パスをマギヌンが処理仕切れずに青木が奪う。
ボールを受けたラファがセンターサークル付近からドリブルを開始。
ラファから左前方の直樹へパス。相手は増川と闘莉王のみ。2対2の状況が生まれる。
直樹の裏を鈴木が追い越すが、マーカーが鈴木を追い掛ける。3対3。
闘莉王を引き付けた直樹は中央のラファへ預ける。
帰陣するマギヌンとブルザノビッチ。その後方からゴール前に向かう青木は中央を離れる
事無く、ラファの視界には全く入らない。
結局、相手に囲まれながらも放ったラファのミドルは楢崎の正面に収まる。
最終的に、シュートを放った局面ではマギヌンが戻り、2対3の状況だった。

また、36分のシーンも同様。自陣の右サイドからのスローインだった。
主税がピッチ中央に放り込んだボールは直樹がフリーで受ける。
虚を突かれた名古屋の両CBがバックステップで引く。ラファが直樹と並走する。2対2。
しかし、周囲で釣る動きは無く、直樹のドリブルスピードは上がらない。
名古屋のDFラインが揃い、2対4となる。横並びの直樹とラファがパス交換で時間を繋ぐ。
やや遅れて左から鈴木が現れる。DFライン上の大外へ逃げる。
直樹が右サイドに視線を送るが、右サイドにはまだ誰も現れない。
漸くセンターラインを超えて主税が上がって来た。
2トップを追う青木は、やはり直樹とラファの後方で逆三角形の頂点に留まる。
恐らく、2トップがラインを突く事で相手のCBを下げ、その隙に青木がバイタルに侵入する
という事がゲームを通しての狙いだったのかもしれない。
しかし、余りにも効果が少ないポジショニングだった。

左SBの阿部が絞り、右サイドには広大なスペースが広がる。
主税のポジションの低さを考えると、青木が右サイドに飛び出して早めに2対2の状況を
作る事も出来たはず。
周囲に味方は居る。しかし、誰も3人目として攻撃に加わる事は出来なかった。
2対2で始まったカウンターは2対4になり、最後はダニルソンが戻り、2対5へ。

その後の展開は半ば必然だった。
中央からの突破を諦めた直樹は右サイドの主税へボールを送る。
阿部が主税の対応に出る。ゴール前は2対3の状況に変わる。
青木は結局ペナに入り、クロスに合わせる準備を取る。
またもやニアゾーンにはスペースが存在したが、そこに入る人間は居なかった。
残された選択肢は単純なクロスをゴール前に送る事のみ。
スペースを与えられた状況でスタートした攻撃は遅攻で終わった。

十分では無いが、決して人数が足りない訳では無いと思う。
但し、真の意味で攻撃の人数は増えていない。
ボールホルダーに選択肢を与える動きは少なく、攻撃の選択肢やスペースは消える。
前半の幾つかのシーンを振り返るだけでも、可能性は必ず存在する。
スペースを奪い、味方の視界を開ける事。
パスに意味を与えて、相手に混乱を与える事。
出し手と受け手という単純な「二人の関係」を超えて、誰もが三人目になる事。

いつ、どこに、どのように走るか。タイミングは重要だ。
しかし、それは決してテクニカルな問題に留まる物では無い。
それ以上に必要なのは、味方を救うという意識だと思う。

組織力は属する者の当事者意識に左右される。
「第三者」では無く、三人目として現場に力を注ぐ選手の姿が観たい。

| 大宮アルディージャ | 20:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第13節 VS名古屋グランパス(NACK5スタジアム大宮)

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憂鬱な既視感が漂う。最悪のゲームだ。
これまでにも散々見せ付けられた後半の戦いぶりは、「体質」と言っても過言では無い。
しかし、これまでと異なるのは、今のチームはその体質に正面から向き合わなければ
ならないという事。チームの方向性を考えると目を背ける事は出来ない。

〔大宮公式〕J1 第13節 名古屋グランパス戦の試合結果

大宮にとっては中2日となるこのゲーム。
水曜日の川崎戦から中盤のメンバーを入れ替えた。
中盤の右には前節途中出場で復帰を果たした主税が先発出場、左サイドには中断期間に
加入した鈴木が早くもスタメンに名を連ねる。
また、中盤の底ではヨンハが入り、慎が外れる。
2トップとDFラインは前節と変わらず。マトはベンチスタート。金久保がサブに復帰。

名古屋は4-3-3のシステム。ケネディを頂点に金崎、マギヌンが両ワイドに入る。
中盤のインサイドには中村とブルザノビッチ、アンカーにダニルソン。
4バックは右から田中隼磨、闘莉王、増川、阿部。GKは楢崎。

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序盤は圧倒的な名古屋ペース。
中盤で自由にパスを回され、両サイドを押し込まれる。
高いポジショニングを見せる相手の両SBに主税と鈴木が守備面でマッチアップする形が
続き、インサイドでは実質2対3の状況が続く。
青木とヨンハが振り回された挙句、サイドからクロスが簡単に上がる。
ケネディのヘディングは北野が正面でキャッチするが、失点は時間の問題かと思われた。

しかし、15分過ぎ辺りから名古屋のポゼッションに対して、中盤の守備が噛み合い始める。
ポイントは主税のポジショニングに見えた。
序盤、自らの裏を突き、センターライン付近までポジションを上げる阿部への対応の為、
サイドに引っ張り出されるが、遂に増川と阿部、ブルザノビッチのトライアングルの重心に
ポジションを見出す。阿部にボールが入るシーンは続くが、主税が遅れて蓋をする事で
2対2の状況が崩れるシーンは無く、尚且つインサイドハーフへの守備にも関与し始める。
中央のミスマッチは解消された。

名古屋はサイドチェンジや鋭い楔を織り交ぜながら、丹念に網の隙間を狙う。
しかし、明らかに大宮陣内深くにボールが入る頻度は減少する。
漸く大宮の守備陣が落ち着きを見せ、構図は明確になった。
大宮の狙いはカウンターに絞られる。

象徴的だったのは24分の場面。
序盤の劣勢時から積極的な守備で中盤を支えていた青木が相手陣内でダニルソンから
ボールを奪い、左前方のスペースに飛び出す鈴木へスルーパス。
鈴木のシュートはニアサイドへ外れ、絶好機を逃す。
それでも、中盤の守備が機能している事を示すシーンだった。

その直後、名古屋に最大のチャンスが訪れる。
金崎がボックス付近で仕掛けて、中のブルザノビッチへ折り返す。
深谷がブロックに飛び出すと、中村が裏のスペース斜めに飛び込む。
ブルザノビッチのパスが中村へ通るが、北野が1対1をストップ。窮地を凌いだ。

大宮は、主税が攻守のバランスを取る一方、左サイドの鈴木が攻撃時の切り替えで浮く
事が多く、2トップと共にカウンターに加わる。
また、ラファが下がり目でボールを引き出し、カウンターの準備が整い始めた。
38分、セットプレイの流れから主税がミドルシュートを放つも、楢崎の正面。
40分には鈴木が中央へ斜めに走って縦パスを引き出すと、右サイドに逃げるラファへパス。
ラファのシュートは惜しくも右サイドネットへ外れる。

前半終了間際、直樹に背後から蹴りを入れたブルザノビッチが2枚目のイエローで退場。
自らのフリーキックが跳ね返され、カウンターを受ける気配があったとは言え、自陣に味方が揃っていた状況や
ボールには全く触れない角度だった事を考えると全く無意味なファウルだった。


前半終了。
ボールを支配される時間こそ長かったが、10分過ぎからは奪ってからのカウンターの
チャンスは大きかったと思う。何よりも、相手のバイタルには広大なスペースがあった。
しかし、カウンター時の中盤のサポートを欠き、攻撃の最終局面では第三の動きが生まれる
事は無かった。チームとしての強さがあれば、前半の間に得点を奪う事が出来たはず。
前半の戦い方自体は悪くなかっただけに、攻撃の質には大きな悔いが残る。

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後半、名古屋はケネディ一人を前線に残して自陣でブロックを固める。
大宮がボールを時間が増えていくが、ボールはゾーンの外側を回り、サイドでの仕掛けや
中央での連動した崩しは見られず。
攻撃のスピードは単調で、相手に怖さを感じさせる事無く時間だけが進んでいく。

チャレンジしなければ何も起こらない。
中盤の選手は、後ろを少し振り返るだけで状況が理解できたはずだ。
ケネディは素晴らしいポストプレイで孤軍奮闘を見せていたが、坪内と深谷が見張りを
利かせており、ボールを奪われたところでトランジションで手を抜かなければ、自陣が
脅威に晒される危険性は殆ど無かった。

極論すれば「崩し」すら必要無いと思う。
バイタルに混乱を作り、ゴール前のこぼれ球に人数を掛けるというシーンがあれば、
怖さを与え、隙を突くチャンスは増える。
また、数的優位で相手陣内に押し込んだ状況を考えると、ボールを奪われた直後の守備
すらもビッグチャンスだったはず。チャレンジをしなければ、チャンスは増えない。

後半開始直後からは、名古屋にとっては最も身動きが取れない時間帯だったと思う。
それだけに、60分頃には大きな落胆を感じ始めた。
同点の状況が長く続けば、名古屋は選手交代や戦術変更等によって更に戦い方の焦点を
絞る事が可能になる。弱さが自らの首を締めた。

引いた相手を崩す事が簡単では無いのは理解できる。
ハイタワーを並べる名古屋相手に単純なクロスに終わる展開には頭を抱えたが、工夫が
皆無だったとも思っていない。
しかし、有利な状況を活かす余裕は無く、焦りをパワーに変える事も出来なかった。

76分、名古屋がセットプレイの流れから先制点を奪う。
こぼれ球の処理を誤った村上からボールを奪った闘莉王が速いクロスを蹴り込むと、
ケネディがダイビングヘッドで合わせる。怒りは湧かない。

交代選手はそれぞれ自らの役割を果たした。
ヨンハに代わって入った慎が裏やライン間のスペースへの侵入を繰り返し、ドゥドゥが
出し手としてサイドへの展開を担う。最後に投入された渡部は圧巻のプレイを見せて、
ゴールを抉じ開ける意欲をしっかりと見せた。
しかし、勝ち点1すら奪う事は出来ず、またもやホームで10人の相手に敗れた。

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【雑感】

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・早くもスタメン起用されたノリオ。2トップに積極的に絡み、ゴールを目指した。
アタッカーとしての振る舞いが中盤の守備に影響を与えたが、同時に頼もしさも感じる。
いきなり、セットプレイの殆どを担当し、レンジの長いキックを披露。中央でのプレイには意外性を感じた。


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・序盤、ワンサイドの展開の中でチームを支えていたのは青木の積極的な守備だった。
ボール回しでの負担も大きく、終盤は息切れを感じさせたがそれまでのプレイを考えると責める事は出来ん。
試合後はやや足を引き摺る仕草も見せながら、観客の声援には顔を上げてしっかりと応える。頼むぞ、青木!


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・そのプレイからは強い自信を感じた渡部。左サイドを中心に鬼気迫る仕掛けを見せた。
疲れの見える相手ディフェンスを切れ味鋭い切り返しで翻弄し続け、楢崎に阻まれるも2度際どいシュートを
放つ。誰よりも輝いていただけに、もう少し長い時間観たかったな。但し、中盤起用自体は好采配でもある。


・右サイドから柔らかいパスでチャンスを演出したドゥドゥ。
逆サイドを突く渡部、村上へ再三素晴らしいパスを送る。その繊細なタッチが憎い。あらゆる意味で憎い。

・U12キャプテン山田君の「コンチハ~!!」は素晴らし過ぎる。
「大宮を有名にしなければならない」という現状把握wが何よりも頼もしいっす。それでこそクラブ選手。

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・ケネディは献身的なポストプレイで数的不利のチームを支えた。
チームの為に戦えるグッドプレイヤーだなあ。深谷と坪内のチャレンジ&カバーをしっかりと受け止め、粘り強く
起点を作る。う~ん、結果論だけど、マトを起用してせめて五分五分の潰し合いに持ち込めれば後方の局面は
変わったのかなあ・・・。坪内の執拗なファウルに握手で応えるナイスガイっぷりには、敵ながら惚れた。


・闘莉王と直樹の抗争は未遂に終わる。

・ダニルソンはスケールの大きい選手ですね。前半のアンカー時には明らかに狙い目だったけど(笑)

・中村直志の存在が厄介だった。
前半は飛び出しで攻撃にアクセントをつけ、後半は中盤の底に収まり、ダニルソンの安定を引き出す。

・松村主審は主税の不機嫌と共に何も話さなくなった(笑)
何だろう・・・。話せば何か損があるのか。深谷のカードのシーンでの意志疎通の無さには酷過ぎて笑った。

・バックの副審はオフサイドの明らかな見逃しがあり。
その後は目前のラインアウトですら主審に判断を委ねるシーンが増え、特に大宮サポの溜息を誘う。



今のチームには可能性を感じている。
鈴木監督就任後のチームが見せ始めている方向性には大きな期待をしています。
しかし、J1に生き残る為には、可能性や手応え自体は何の意味も持たない。
それだけに、今シーズンは大きな危険を孕んでいると感じる。

同じく監督交代を経た2007年とも状況は異なる。2007年はJ1に残るという絶対命題の元、
全ては後回しにされた感もある。あの時のチームにはそれが必要だったが、今は違う。

少なくとも、仮にチーム作りと成績を同じ方角に重ねるのであれば、これまで以上に目を
大きく開けて前に進む必要がある。

| 大宮アルディージャ | 23:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第13節 VS名古屋グランパス プレビュー

リーグ再開初戦の川崎戦はドロー。
内容にはある程度の手応えを得つつも、順位を上げる事は出来なかった。
新たなチームが自信を手にする事が出来るのか。
大事な大事な連戦が始まります。

この名古屋戦と来週のマリノス戦が大きなチャンスだと思っている。
勝手に意気込んでいる(笑)うん、ワシが力んでても仕方が無いんだけど。

勿論、神戸戦や浦和戦も重要ですが、その2つには別の文脈もある。
残留争い開幕戦とかダービーとか。
状況によっては引き分けにも意味を見出す事が出来るし、結果論も大歓迎だ。

それだけに、連戦中のホーム2戦にこそ一戦必勝に賭けるチームを期待したいし、
チームが大きな自信を得て、前に進む姿を観たい。

〔大宮公式〕J1 第13節 名古屋グランパス戦(ホーム) 前日練習レポート

中2日となるゲーム。まずはコンディションが気になるところ。
主税や深谷が復帰を果たし、選手層に厚みは戻りつつある。
連戦という事を考慮すると、ある程度メンバーをローテーションしながら戦っていく
事になるのでしょうか。しかし、金久保はいずこへ・・・。

<予想フォーメーション>

大宮アルディージャ  のフォーメーション
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名古屋グランパス  のフォーメーション
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それにしても名古屋のセンターラインは恐ろしいな、おい。
個の力で考えると間違いなくリーグトップクラスの相手ですね。
まあ、隙があるとすればそのセンターラインなんだけど。
木曜日に帰国したばかりの闘莉王がベンチスタートの際は、千代反田が先発か。

大宮は川崎戦のメンバーが基本になるでしょう。
深谷が長期離脱明けで連戦を戦うという点やケネディ対策という面を考えると、
CBにはマトが起用されるかもしれません。
また、鈴木(ノリカル)がベンチに入る可能性もあり、楽しみですね。

中断明け緒戦となる名古屋の出鼻を挫く様な展開に持ち込みたいところ。
中2日とはいえ、試合勘の側面では連戦をアドバンテージとして捉えるべき。
名古屋が慎重な立ち上がりを見せる場合は、中盤が動き少ないチャンスでも決定機には
厚みを作り出したいところ。
川崎戦でも、サイドからの攻撃では逆サイドのハーフが中央に顔を出す形は見えており、
名古屋の急所になるであろうバイタルを一気に突くシーンを増やしたい。

名古屋がボールを持つ時間が長くなると、慎と青木に掛かる負担が大きいだけに、
イメージとしては3人で守り、3人で攻撃する事が出来るかどうか。
両サイドの一方(どちらかと言えば早十か)が相手の2列目を中央の守備で追い掛け、
一方のサイドが速攻に備えてサイドのスペースを見つける。勿論、杉山の疾走にも期待!!

中断期間のトレーニングで中盤から前の流動的な動きを確認する名古屋に対して、
受けに回り過ぎるのでは無く、積極的にスペースを活用するシーンを増やして欲しい。



〔大宮公式〕土岐田 洸平選手 大分トリニータへ期限付き移籍のお知らせ

最後に。一昨日、土岐田のレンタル移籍が発表されました。
実は川崎戦の帰りに「何で土岐田は使われないんだろ。レンタルとかあるのかな」
と話す妻に対して、ワシが「今の大宮に土岐田を出す余裕は無い(キリッ)」と答える
やり取りがあったばかり。中断前、SBでの大ちゃんのプレイを観て、漸く土岐田を前で
使えるなあ、とか勝手に思っていたんだけど。

実力的を考えると、ベンチにすら入れない最近の状況は気掛かりでしたが、レンタルかあ。
まあ、決まったからには是非大分で出番を掴み、大分に貢献して欲しいですね。
仮に大宮が16位だろうが・・・大分が昇格ゾーンに食い込み、土岐田が救世主!!みたいな・・・。
ポジションや自らの良さを見つめる時間も得ながら、大分で活躍する姿を期待しています!!


分厚い雲を抜けて、強烈な陽射しが突き刺さる。何だか変な天気だ。
さて、久々のホームですし、しっかりと勝ち点3を持ちかえるぞ。

| 大宮アルディージャ | 12:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第11節 VS川崎フロンターレ(等々力陸上競技場)

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戦いの日々が再び幕を開ける。
中断期間を経てチームがどのように変化したのか。そして、今後どのように成長するのか。
3度目の等々力。武蔵小杉からの道程はこれまでで最も近いと感じた。

〔大宮公式〕J1 第11節 川崎フロンターレ戦の試合結果

リスタート緒戦。
大宮のDFラインは右から杉山、深谷、坪内、村上。マトはベンチに控える。
中盤の底では青木と慎がコンビを組み、両サイドは早十と市川。
正直、市川のスタメンは意外であり、金久保はベンチにも入らなかった。
2トップは石原とラファ。

対戦相手の川崎は主力を欠く苦しいチーム状況の中、再開を迎えた。
川島と鄭大世が海外移籍を発表し、森とレナチーニョは出場停止。
前線は黒津と谷口という異色の組み合わせとなった。
また、第2GKの杉山が負傷しており、ゴールマウスは相澤が守る。

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序盤、大宮は守備の安定を見せる。
前線のプレッシングは控え目に、相手ボランチからの展開に焦点を合わせた守り方を取る。
川崎のビルドアップに対し、2トップはDFラインからボランチへのコースを見張り、2列目と
最終ラインはコンパクトな陣形で中盤のスペースを消し、ゾーン内への縦パスに神経を注ぐ。
前半は憲剛が簡単に前を向き、縦の展開に晒される機会は少なかった。

攻撃の突破口は右サイドから生まれる。
市川と杉山には縦の意識を見せて、小宮山の裏を狙う。
杉山の突破から決定機を生むが得点には繋がらない。特に、杉山の折り返しに青木が
合わせた33分の場面は絶好機だったが、相手GK相澤に顔面で防がれた。

全般的には、攻撃面での課題が多く見られたゲームでしたね。
特に前半は足元での展開に留まり、スペースを発見する選手や連携は僅かだった。
確かにボールを持ち相手を動かす時間は長くなった。
しかし、前線や中盤の動き出しが少なく、味方のボールホルダーを見つめるだけのシーンが
多発する。ゴールという目的が霞む時間帯も存在したが、ある程度は目を瞑るべきだろう。
方向性には狂いが無い。中断期間以前からの継続性は確かに感じる。
このまま更に連携を高め、戦況に応じた柔軟性に磨きを掛ける事が出来れば、必ず結果は
ついてくる。後は、現在のスタンディングと残された時間に折り合いをつけられるか。

前半20分を過ぎると、相手の最終ラインにボールを運ばれて全体が押し込まれる状況が
増えるが、中盤で慎と青木が相手を追い、最終ラインでは深谷と坪内が体を張って凌ぐ。
この時間帯は川崎の連携不足(特に両サイドでの連携)にも救われた。

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後半の立ち上がり、ハーフタイムに与えられた指示が想像された。
大宮は、前半には殆ど見られなかったDFラインからのロングボールを増やす。
中盤にスペースを作り、セカンドボールを拾う。
同時に、深追いを見せ始めた中盤のフィルターが弱まり、守備面では一気にゴール前まで
ボールを運ばれる場面が増え、暫くは川崎ペースが続く。
しかし、北野が窮地を防いだ。
V・ジュニオールのパスに黒津がフリーで飛び出すが、北野がストップ。
続く谷口のミドルとそのこぼれ球に反応した黒津も食い止めて、流れを止める。

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58分、市川に代えて主税投入。遂に主税が戻ってきた。
全体的にはボールに絡むシーンは少なく、部分的には試合勘の無さも感じさせたが、
投入直後から精力的なオフザボールの動きを繰り返し、中盤に攻撃のスペースを
作り出そうという意欲が十分に伝わってきた。やはり、足りない物は見えている。

終盤に掛けて両チーム共に消耗が見られ、ゲームはオープンな展開に突入する。
川崎のカウンターに脅かされる一方、中盤でボールが繋がる展開や、スペースを得た
ラファが個人技で仕掛ける場面も見られ始めた。
「斬るか斬られるか」の空気が流れるが、互いに大きなミスで決定機を逃す。
右サイドのクロスから川崎のGK相澤とDFの連携ミスを誘うが、こぼれ球に詰めた早十の
左足はジャストミートせず・・・。
右サイドを強引に破ったラファのクロスに直樹が懸命に足を伸ばすが、届かない。

残り5分、直樹に代わりドゥドゥが入る。
ドゥドゥ自身はラファとのワンツーやカウンターからのドリブルで決定機に絡むものの、
シュートには持ち込めず。正直、打てる場面はあったと思うんだけどねえ・・・。

川崎は終了間際に決定機を迎える。
憲剛の浮き球に抜け出した伊藤のクロスはゴール前でフリーの黒津へ。
万事休すかと思われたが、黒津の右足でのシュートは枠の左へ逸れた。
それにしても憲剛のイメージ通りに場面が進むその感触に背筋が凍りつきましたな。楔を打って大宮の
DFラインを引き摺り出し、リターンを裏への浮き球で通す。もうね、憲剛が悪魔に見えた(笑)


結局、スコアレスドローで90分を終えた。
この日の川崎に対して、勝ち点3を奪えなかった事は痛い・・・が、コチラ以上に向こうの方が
そう思っているだろうな(笑)

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「個人的には相手の中盤の選手との差を感じた」という青木のコメントは、現地での
感覚にピッタリと嵌まる。確かに、大宮の中盤に攻撃を作る力は足りなかった。
ボールを繋ぐ中でも、最終的にはサイドに相手を寄せる事が精一杯の状況も多く、
ブロックの中でボールを捌く事は出来なかった。
また、足元の展開に拘泥した前半を思い返すと、柔軟性が足りない事も明らか。
ここでは、前半の窮屈な状況の中でも裏へのパスを狙い続けた憲剛の存在を併せて思い出す。
結果的にはハーフタイムを必要とした大宮と、流れに応じた手を自ら選択出来る選手の差はやはり大きい。


技術の差は勿論存在すると思う。しかし、勝負はそれだけで決まる訳では無い。
後半、村上からボックスに斜めのパスが入り、ラファとGKが1対1に成りかけた場面。
あの場面、早十がサイドに流れてラファへのパスコースが開けた。
動きの質を高めて、チームとして攻撃の意図を定めれるかどうか。
そんなに悪い状態では無い。「良いチーム」になりつつあると思う。
それだけに早く勝ち点を積み上げたい。


【雑感】

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・やっぱり、Jリーグ最高!!!
スタジアムに入り、視界にピッチが広がるあの瞬間は何物にも代え難いな。

・この日の北野が見せた守備範囲の広さは、これまでとは異なる変化だった。
迷いの無い飛び出しで裏へのボールに反応し、1対1のピンチも弾き返した。
恐らく、最終ラインが高い位置を維持する一方、北野が裏を担うという役割分担が明確だったのだろう。
マトがスタメンを外れる一因もその辺りと絡むのかもなあ。


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・青木はチームの心臓としての存在感を発揮。階段を確実に登る姿が頼もしい。
中盤でのパスカットと前線への飛び出しに加えて、際どいミドルも放つ。疲れが圧し掛かる終盤、
左サイドに移ってからのプレイにも前への意識を感じた。本人が話す通り、後は結果ですね。


・主税と共に深谷も復帰!!充実した守備で完封に貢献しました。
パスが入る前にターゲットを抑え、相手を潰す。人への強さは十分に発揮された。大宮加入後、
最高の出来にも見えましたよ。このレベルで安定すれば、マトとのポジション争いが白熱しそう。


・古巣相手のカムさんはやや抑え気味だったか。
FKでのカムキャノンは川崎サポーターへの餞別としか考えられない、恐るべき弾道だった。

・ドゥドゥは、繊細と大胆とテキトーwの間を彷徨うボールタッチでチャンスを演出。
ラファとの崩しは見応えあり。相手のハンド臭いブロックに阻まれたシーンやドリブルから主税への
鬼パスwを選択した場面とか、やや異次元。まあ、それよりも個人的に気になったのは、相手陣内
でのハイボールに体を張らずに、そこから川崎の高速カウンターを食らった場面だけどな!!


・早十さん、もう1回だけスペインのゲームの録画を見直して貰っても良いですか?

・前半、スローインから黒津に一発で裏を取られてシュートを放たれた場面は、昨年の
山形戦を想起させた。血管が切れるので、あれだけは止めて欲しいっす。

・サイドハーフに起用された市川は切れの良い動きで右サイドを活性化。
当然ながらプレイの幅は限られるが、積極的にライン間にポジションを取り、杉山の上がりを促した。
十分、オプションに成り得る働きだったと思う。頑張れイッチー。


・ワシの中では、黒津の右足に対する信頼度が急激に高まった。

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・テセの目に涙。
川島とテセ、行ってらっしゃい!海の向こうから良いニュースを期待していますよ~。
って、颯爽と湘南新宿ラインに乗り込みセレモニーは見なかったけど。

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・てんけん君が旅に出たと思ったら、何だか可愛いらしい奴が仲間に加わってやがる。



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試合後、選手を迎えて回る江角の姿を見て「俺達のチームが戻って来たな」と改めて思う。
7月の連戦は早くも正念場ですね。絶対にここから這い上がるぞ。


| 大宮アルディージャ | 23:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第11節 VS川崎フロンターレ プレビュー

いよいよJリーグが再開する。
今日、大宮は順延分となる第11節川崎戦を迎えます。

〔大宮公式〕J1 第11節 川崎フロンターレ戦(アウェイ) 前日練習レポート

嬬恋キャンプを経て、チームがどのような変化を見せてくれるか、鈴木監督の戦術が
どれだけ浸透したのか。楽しみですね。
主税と深谷が戦列復帰を果たし、先週には鈴木規郎選手の加入も発表された。

〔大宮公式〕鈴木 規郎選手加入のお知らせ

加入の動きはまだ残されているかもしれませんが、いずれにしても今のメンバーで順位を
少しずつでも上げていかなければなりません。
まずは川崎から勝ち点を奪い、弾みをつけたいところ。今はとにかく勝ち点だ。

対戦相手の川崎は苦しい台所事情と共にリーグ再開を迎える。
鄭大世と川島の欧州への移籍が決定し(今日の試合後にセレモニーが行われるようです)、
更に今節はレナチーニョと森が出場停止。ジュニーニョもコンディションが戻らない模様。
谷口がFWで起用されるとの予想もあり、システムや戦い方は今一つ読めません。
それでも憲剛や稲本等のタレントが揃うだけに、大宮としては慎重な戦いを強いられます。

<予想フォーメーション>
大宮アルディージャ  のフォーメーション
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川崎フロンターレ  のフォーメーション
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ええ、こんな時間に更新する暇があるのは有休発動だからです。勿論。
それでは、そろそろ出発するかな(早えええ!!)

| 大宮アルディージャ | 11:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2010ワールドカップ決勝 スペインVSオランダ

〔決勝: スペイン 1-0 オランダ〕

ミスゲームという本質は自然であり、恐怖だ。
それは強固な組織や卓越した技術を翻弄し、そして観衆を喜ばせる。
スペインはその本質に介入し、立ち向かう。

ユーロの経験を経て、スペインはゲームを支配する術に磨きをかけた。
ボールを所有し、相手の選択肢を奪う。
フットボールが孕む不確定要素に購い、アクシデントの余地を自らの足で削ぎ落とす。
そこに意志がある。

コントロールされたパスゲームは強敵の研ぎ澄まされた守備を引き出し、「1-0」という
必然のスコアを並べた。
ユーロ、ワールドカップという戦いを経て、「攻撃的」というキーワードは定義を変えた。

ファイナルは緊張感溢れる好ゲームでしたね。
宗旨を変えたオランダは激しいファイトを見せ、スペインの恐れを誘う。
レッドを躊躇わせるファイナルという状況に賭けたかのような、ファウル覚悟のタックルの
多さには驚いた(早々に1枚貰ったファン・ペルシーが果敢なチャージを繰り返す姿には
狂気すら感じたし、デ・ヨングが放ったシャビ・アロンソへのカンフーキックには息が詰まる)。

個人的には、ここ数年のオランダにはあまり好感を持っていない。
「美学」を捨てて機能性を目指しつつも、相変わらず虚栄心だけは高い。歪だなあと。
クライファートなんかは可愛気があったけど、最近は余裕も無くなった。
しかし、この日の必死を見せられると「醜い勝利」への覚悟自体は尊重すべきだと思う。
今大会のオランダは強かった。

確かに試合後の審判団への抗議は醜いシーンだった。
しかし、オランダというチームから代々感じた「淡白さ」というイメージからかけ離れた
その往生際の悪さには感慨も得た。やはりファイナリストに相応しいチームだったと思う。

後半、ロッベンが2度決定機を迎えたが、いずれもサン・カシジャスがストップ。
勝負の裂け目からミスゲームが顔を覗かせた瞬間だった。
スペインの交代策は効果的だった。後半途中からヘスス・ナバスとセスクを投入し、
中盤での経路を明確に作ると、ゴール前への勢いを取り戻した。
116分、イニエスタが放った渾身のボレーが勝負を決める。
ゴールの瞬間、あのカシジャスが感情を決壊させた姿が強く印象に残る。

あっという間の1ヶ月でしたね。素晴らしい大会だった。
日本の戦いぶりを含めて、「感動をありがとう」と軽々しく言う事は出来ない。
「ありがとう」で済ませるのでは無く、やはりコチラの戦いとは地続きだと考えようっと。

え~、南アフリカの戦いを思い返しながらも、既に頭は明日の川崎戦で一杯っす(笑)

| 海外フットボール | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヨンドク、FC東京へ期限付き移籍

ヨンドク-②

ヨンドクのFC東京へのレンタル移籍が決まりました。
どうやらこれで、嬬恋キャンプに参加していたイ・チョンスの獲得が見えてきた感じですね。

〔大宮公式〕徐 庸徳選手FC東京へ期限付き移籍のお知らせ

レンタル期間は来年1月1日までとの事ですが、完全移籍のオプション付きとの報道もあり、
戻ってくるかどうかは微妙なところですかね・・・。
「放出後に活躍」というイメージが拭えないのは、大宮サポ共通のトラウマですからね(笑)

ヨンドク-⑨

出場機会に恵まれなかった原因はハッキリとは分かりません。
また、韓国の年代別代表で留守にする事もあり、特に今年に入ってからは今一つチームの
サイクルに加わる事が出来なかった印象があります。
秋葉での練習試合等では、積極的なプレイで心を躍らせてくれる事も多かっただけに、
個人的に残念な気持ちも大きいですが、チーム事情を考えると「余裕」は無いですからね。
仕方が無いか。

ヨンドクで真っ先に思い出すのは、デビュー戦での意欲溢れる姿かな。やっぱり。
チーム全体が纏うモヤモヤ感(と新外国人ドゥドゥへの疑惑w)を吹き飛ばすが如く、
ピッチを駆ける姿が思い出されるなあ。相手はレンタル先の東京だったんだな。

ヨンドク-③

そして、昨年11月の水戸との練習試合でのプレイも印象深い。
特に4点目を導いた左サイドからのクロスが素晴らしかった。
相手の鼻先にボールを晒しながら、ドリブルで密集に飛び込むシーンも何度か観られた。
秋葉ではお馴染みの「大ちゃん!!」という声も忘れ難いな(笑)

出来ればまた一緒に戦えると最高だけどな。
ヨンドク、まずはFC東京で頑張れよ!!

| 大宮アルディージャ | 20:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

パラグアイ戦を終えて

涙を流す日本代表の選手達の姿を観て、悔しさが込み上げる。
それは、これまで代表に対して感じた事が無い類の悔しさだった。
先に進めないという事が分かった瞬間、このチームだからこそ感じられた
望みの大きさを改めて知った。悲しさは全く無い。ただ悔しい。
南アフリカで戦った選手、スタッフ達は本物のチームでしたね。

この先、今の選手以上に技術やフィジカルに優れ、世界で活躍する選手が
出現するだろう。その人数が増えれば素晴らしい。
強豪相手に攻撃的に戦える時代が訪れるかもしれない。
それでも、この「チーム」を超える事は簡単では無い。
確信を持ってそう思えるからこそ、悔しい。

世界に対して、チームとして戦う強さを十分に見せ付けた。
一方で、それでもこの先には進めないという事実が大きく立ちはだかる。
ただ単にチームワークを美化するだけでなく、足りない部分を見つめて
日常の中で克服する術を身に付けるしかない。

今大会の日本代表は素晴らしいチームであり、個人的には「我々の」代表だと感じた。
今後、このチームを代表として捉えられるかどうかは周囲に掛かってくる。

代表自身が得た物は大きい。
現実的な戦い方に身を削り、勝ち点を奪った。
相手との力関係の結果により、多くの武器は剥奪された。
しかし武器は必要であり、それが武器に成り得なかった現実も受け止めた。
パラグアイとの延長戦を振り返れば、武器を探し続けた時間を否定する事は出来ない。
そして、弱者としての戦いは選択では無く、結果だという実感を得た。

アジアとの戦いで弱者の戦いに磨きをかけ続ける事は難しい。
同時に、虎視眈々と武器を探し続ける事を諦めれば、チームとして戦う強さを結果に
結びつけられない。環境的には障害が多く、課題は大きい。
それでも選手達は確実に前進した。

一方、周囲に目を移すと一部海外のメディアが「日本VSパラグアイ」を「今大会で
最も退屈な試合」だと報じた。
客観的にはその通りだと思う。日本を「彼等」として評価する分には外れていない。
また、別の場ではクライフが今大会のブラジルを「魅力が無い」と評している。
個人的には機能的なブラジルは(曲芸に溺れるブラジルよりも遥かに)魅力的だと
思うが、お馴染みのクライフ節は理解出来る。
それはクライフの問題やオランダの問題であり、バルサの問題かもしれない。
しかし「我々の」問題では無い。

日本の一部の評論家は「かぶれ」た言説を弄し、代表を語り続ける。
また、フットボールに対する傲慢な態度を晒し、日本の未熟さを嘆く。
(今更言うまでも無い事だが、日本以上のタレントを有し、攻撃力を備えるチームが
どれだけ必死に「現実と」戦っているのか!!)
またしても周囲が遅れている。改めてそう思う。

道程は長く、壁は厚い。
それぞれのチームに戻り、日常に熱を持ちこめるか。
我々の問題はそこに尽きる。


| 日本代表 | 00:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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