being there 

2010年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年11月

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J1第27節 VS川崎フロンターレ(NACK5スタジアム大宮)

机の下で何度も携帯を覗き込む。遂に画面表示が「2-2」に変わった。
「69分石原」の文字が胸の底にスッと落ちる。
興奮よりも「漸く追い付いたか」という安心感が勝る。
いつもは「カウンターで突き離される」というイメージに支配されるのだが、この日は違った。
後半直後の深谷の得点以降は何の根拠も無く「負ける事は無い」と信じる事が出来たし、
このゲームに関しては必死で闘う選手の姿しか思い浮かばなかった。

〔大宮公式〕J1 第27節 川崎フロンターレ戦の試合結果

録画を観ましたが、熱いゲームでしたね。2点ビハインドの状況から良く追いついた。
映像を観るだけでも選手の意地を強く感じるゲームでした。
現地観戦の妻の写真を見ながら、雑感等。

P1050858.jpg

試合前、渡邉社長より入場者数上乗せに関するお詫びの挨拶が行われました。
川崎サポーターからは拍手も起きたとの事。
多くの大宮サポが感じていると思いますが、同期昇格、NACK5スタジアムのこけら落とし、
川島の移籍と節目節目で縁を感じる川崎には何となく共感、尊敬を感じる。
それだけに尚一層恐縮する部分もありますね。問題自体は勿論、挨拶すら川崎サポに
とっては迷惑千万だったはずですよね。すまぬ。 

P1050909.jpg

ゴール裏には横断幕も。立ち位置を的確に表す、節度あるメッセージが素晴らしい。

チョンスのシュートで幕を開けた序盤、相手ゴールに向かう意欲を感じる。
特に2トップをサポートする主税と金久保の動きには目を見張る。
長いボールで相手の背後を突くという意思統一が金久保や主税の旺盛なフリーランに
直結し、攻撃に勢いが生まれる。

しかし、5分に黒津のパスに反応した矢島に抜け出されて失点。ジュニーニョの代役として
久々の先発を果たした選手に決められる、何とも勢いを削がれる展開。
11分にはトライアングルのパス交換の連続から、小宮山がクロス。
最後はボックス内のスペースに滑り込む森がインサイドで合わせて、追加点。
両SBがフィニッシュに絡む得点は、中盤が連動したワンタッチの展開から中村のスルー、
小宮山のグラウンダーのクロスの質に至るまで見事の一言。

結果を知る状況で映像を観た感想ではあるが、失点シーンは悔やまれるが、攻撃の形
は作れている。それをどのように捉えるか、だったと思う。決めるべき時に決めないと
流れが変わるというのは勝負の常だが、それを退けても攻撃に可能性を感じる内容。
「試合への入り方は問題なかったし、ゴールが取れそうな感じもあった」と語る主税の
認識は確かであり、前半の間に1点を返せれば・・・という雰囲気は続く。

それだけに20分の慎のミドルは惜しかった・・・。      
ボックス手前で強烈なシュートを放つと相澤の手を掠めて、クロスバーを直撃する。
ゴールラインの内側にボールが落下した様にも見えたが、ノーゴールの判定。
ペースを落としてカウンターの機会を窺う川崎とバランスを崩して攻め手を探る大宮。
主税や金久保のシュートがゴールを襲うも前半の内に1点を返す事は出来なかった。

前半、川崎のバイタルにスペースが開けており、突破口は見えていただけに残念。
ハーフタイムの時点で修正されれば(横山を入れて憲剛を上げるもしくは3ボランチ気味等)、
成す術が無かったかもしれない。
大宮は前線の攻撃陣が流動的で適切な距離感を保つ一方、川崎同様にバイタルで後手を
踏む守備と自らに誂え向きのオープンな展開に乗り切れない青木がやや気掛かり。

P1050924.jpg

後半、立ち上がりに貴重な追撃弾が生まれる。
ショートコーナーから金久保がアウトフロントで柔らかい弾道をゴール前に送る。
相澤が飛び出すも弾き切れず、混戦の中から深谷がこぼれ球を押し込み1点差に。

68分、青木に代えて石原を投入。金久保をボランチに落とす。
直後の69分、慎のミドルがまたもやゴールを襲い、コーナーキックを獲得。
コーナーのセカンドを拾った主税がラファへ繋ぐと、ラファがゴール前にシュート性の弾道を
入れる。ニアに飛び込んだのは直樹!!
直樹のファーストタッチが執念の同点劇を導いた。

逆転には至らなかったが、前後半を通じて攻撃陣の活躍には勇気付けられた。
各選手の個性が生み出すフュージョンにはTV画面の前で興奮。
そのバランスにブレイクスルーの端緒すら感じた、と言えばやや大袈裟か。うん大袈裟か。
裏を狙う勢いとボールを繋いで攻撃を組み立てる秩序。
守備面を中心に課題は多いが、序盤の失点という悪癖を乗り越えて奪い取った勝ち点1。
大きな大きな勝ち点1だと信じている。


【雑感】

P1050934.jpg

・直樹はこれぞエースの大仕事。
華麗では無いが、泥臭く捻じ込んだその執念が美しいゴールでしたね。

・慎は自由度が高い中盤の鬩ぎ合いに一歩も引かず、存分に力を発揮した。
浦和戦に続いて強烈なミドル2発が枠を捉える。左足のファーストシュートにはTVの前で腰が砕けたけどw

・チョンスは決定力が・・・。少なくとも、慎のミドルの跳ね返りは決めて欲しかった。
但し、オフザボールの動き、前を向く引き出しの多さ等、先発に値するプレイ内容。

・金久保はピッチを幅広く動き、FW周辺でフィニッシュに絡む意欲を見せた。
このゲームでは長い距離を走り、相手陣内でセカンドボールを拾う場面が目立つ。直樹投入後はボランチ
でのプレイ機会も。金久保のボランチは今後も注目のオプション。


・このゲームで主税が見せたプレイの幅と精度には改めて拍手!

・北野は矢島の先制点のコースを止めてくれれば・・・というのはちょっと酷ですかね。
ホームG大阪戦の平井のシュート然り、ですがニアを抜かれるよりは百倍マシでしょうが。

・矢島のフィジカルは相変わらず圧倒的。しかし、得点以降の存在感は今一つ。
清水時代は数年後には代表の軸かも・・・と思ったのが昔の事の様だ。ポテンシャルはやっぱり高いけど。

P1050851.jpg

・タイムテーブル的に社長のお詫びとアルディ・ミーヤのショータイムが被っていたそうで。 
スタンド裏のエリお姉さんの毒舌が静まり返るピッチ上に届いていなかったか相当心配。


                    
新社長の就任やラファの移籍報道(4億って本当か?)、ノーゴール判定や主税が被った
カード人違い騒動wなど多くの話題がありますが、ひとまずは湘南戦に集中するか。

湘南戦は台風直撃の予報。3年前の三ツ沢が頭を過ぎりますね。
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| 大宮アルディージャ | 23:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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欠席連絡

明日の川崎戦は現地で観る事が出来ません。
例年通り、仕事の関係で明日、明後日と千葉方面へ拉致されます。
明日ほど選手の姿をこの目で見て、声援と拍手を送りたいと感じる日は無いだけに
本当に無念です・・・。

年度始めに決まっているとはいえ、何と言うタイミング。
コレとかコレとか、遡ればコレとか。考えてみれば正念場ばっかりやんけ。
但し、このパターンは抜群の成績なので(・・・複雑)、その点には期待しています。

明日は千葉方面からささやかな念を送りたいと思います。
現地の川崎サポの皆様に対する最低限の想像と慙愧を抱えつつ、選手には万感の祈りを、
そして渡邉代表の挨拶(あるのだろうか?)には精一杯のブーイング(もしも、大宮駅で社長
に遭遇出来た際には「ありがとうございました」の言葉に尽きますが)
を送ります。

明日は選手の笑顔が見たい。


| 大宮アルディージャ | 15:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Teenage Fanclub(渋谷O-EAST10月20日)

輝きは失われておらず、残響は今も聴こえる。
気心の知れた友人が運んでくれた心地良い夜。

正直な所、それ程大きな期待はしていませんでした。大反省。
最も愛するバンドの一つだと断言できるし、新譜の「Shadows」は佳曲が揃う素晴らしい
レコードだと感じた。
それでも個人的には「Howdy!」以降の作品とライブには物足りなさも覚えていた。
歪みが減退するギター。華やかな彩りを加える鍵盤。コンパクトなドラミング。
洗練されたと解釈する事も出来るが、音源やライブで聴くデリケイトなアレンジや演奏
には乗り切れない部分も。もう1回位ガツン!と来て欲しいな、等と思いつつ。

パク森カレーに後ろ髪を引かれながらも会場前に到着。結構な人だかり。
レイモンドがカジュアルな雰囲気で場外に姿を現す。
ファン達が余り驚かないwのも何とも微笑ましい。

オープニングは「About You」。
シングルコイルとハムバッカーが雑然と混ざるイントロから、数え切れない程リプレイ
されたコーラスが聴こえると、無条件に胸が躍る。
特筆すべきはギターソロの素晴らしさ。レイモンドのジャガーの唸りに虚を突かれる。
(初めに書きますが、今回のレイモンドのフロントピックアップのトーンにはライブ中に
何度も感動した。あれは鳥肌モノっす。甘く太く粘りがあり、尚且つキレが抜群でしたね)

2曲目は「Start Again」。
ノーマンのヴォーカルとジェリーのコーラスがこのバンドを支えてきた「声」を作る。
そのカクテルはこれまで以上にジェリー風味が濃い。
ノーマンが高音部にやや苦しむ一方、ジェリーの唄が絶好調っすね。
「Discolite」はちょっぴり意外で嬉しい。中間部やアウトロでのギターが織り成す分厚い
テクスチャーに興奮。ムム、歪みと厚みが戻って来たか?

ノーマンの「It's All In My Mind」ではフランシスのドラミングのフィットを感じる。
この曲はライブの方が好きかも。ユニバーサルなメロディラインに平伏す。
続いては「Don't Look Back」!!ライブでは毎回聴くナンバーですが今回もやはり良い。
今更ながら、自分自身不思議な程に歌詞を覚えている事に驚く。
ジェリーの詞はノリが良いせいか。「Repaint the blues~」の部分が好物だ。
これまでも、これからも共に歩むであろうこの曲を落としてくれたジェリーに感謝。

以上、ここまで新曲なしw このバンドだと全く不自然な感じはしないけど。

以降は「Shadows」からの曲が続く。
「Baby Lee」の後には客席からノーマンへのハッピーバースデイの合唱が起きる。
45歳かあ。まだまだ若いね。
味わい深い「The Fall」ではレイモンド節を堪能。
小節に食い付いては離れる独特の歌メロに泣く。
続く「Sometimes I Don't Need To Believe In Anything」ではジェリーが慎ましい
ベースラインを弾きながら繊細なメロディを辿る。
瑞々しい演奏とメンバー全員が絡むコーラスに聴き入ると、終盤はスリリングな展開に自然と
足が弾む。レイモンドのソロにも震える。凄えよ、この曲。
新曲が続くこのパートは、長い歴史の中で作品に絶妙なバランスを与え続けてきた3人の
才能を再確認する、ダイジェストにも感じられた。

エヴァーグリーンな「I Don't Want Control Of You」に笑みを誘われた直後、サポートの
デイヴがギターを抱えると、演奏されたのは「Radio」!!うひゃあああ。
(前日のライブでは「The Cabbage」が演奏されたらしい。それも羨ましいっす!!)
疾走するトリプルギターとバタつくフランシスw 最高だ。



「When I Still Have Thee」はハイライトの一つだったかな。これは涙腺に来る。
曲の素晴らしさは勿論、展開が進むにつれて力強さを増す「声」に圧倒される。素晴らしい。

その後は旧作から「Ain't That Enough」、「Mellow Doubt」、「Your Love Is The Place
Where I Come From」といった馴染みの曲が並ぶ。
(欲を言えば「Ain't That Enough」ではノーマンがエレキを持つヴァージョンを聴いてみたいなと思った。
「Mellow Doubt」はこれまでで最もスピード感のある「Mellow Doubt」だったかも。あ、あと「Your Love Is
The PlaceWhere I Come From」で、ノーマンはいつになったら鉄琴のパートをマスターするのかとw)




最後は「Sparky's Dream」から「The Concept」という必殺のコースに導かれる。
「Sparky's Dream」ではコーラス前のレイモンドが放ったブースト全開のリフに頭のネジが
吹っ飛んだ。何千回聴いても良く飽きないなと、自分でも呆れるけどw
低目を攻めるノーマンのコーラスがMary Lou Lordの「Some Jingle Jangle Morning」を
思わせる素晴らしいラインで、三割増しで泣く。
そして「The Concept」。合唱の渦に包まれていると、10年前のサマソニを思い出しつつも、
初めて名曲に出会ったかの様な錯覚が紛れ込む。
歪んだコードを掻き鳴らしながら歌い上げるノーマンを見ながら、全力で歌う。

4曲のアンコール(最後は「Everything Flows」!!!)を経て、90分のライブが終了。
今回のライブには10年ぶりとも言える興奮を感じた。
懐古の情というよりも、新たな力強さに刺激を受けました。

終始笑顔を絶やさないノーマンと淡々と鋭さを発揮するレイモンド。
熟練のハイパフォーマンスを見せたジェリー(表情が硬く、一歩引いた印象だったのはちょっと
気になったけど)。曲ごとの引き出しが増え、コーラスでも存在感を増したフランシス。
サポート・メンバーのデイヴの貢献も大きかった。鍵盤は勿論、曲によってはギターも担当し、
昨年には感じられなかった迫力や緊張感を加えていたと思う。

改めて、このバンドを聴きながら過ごした時間が嬉しく、そして明日聴く音がまた楽しみだ。
う~ん、早くまた会いたいっす。
次こそは「Broken」とか「He'd Be A Daimond」とか「The Count」も聴きたいぞ。

〔Set List〕
About You
Start Again
Discolite
It's All In My Mind
Don't Look Back
Baby Lee
The Fall
Sometimes I Don't Need To Believe In Anything
I Don't Want Control Of You
Radio
When I Still Have Thee
Ain't That Enough    
Mellow Doubt
Your Love Is The Place Where I Come From
Sparky's Dream  
The Concept

Sweet Days Waiting
Planets
Today Never Ends
Everything Flows

| 音楽 | 00:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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公式入場者数発表についてのお詫び

〔大宮公式〕公式入場者数発表についてのお詫び
〔大宮公式〕ホームゲーム開催時の入場者数に関する調査結果等のご報告

ホームゲーム開催時の入場者数に関する調査結果等のご報告   2010.10.19

2010年10月2日(土)に開催したホームゲームでの公式入場者数について、本来発表すべき入場者数
との相違が発生したことを受けて、過去の入場者数も含めて調査を実施いたしましたので、その結果等
をご報告いたします。なお、今回の件につきまして、多数の方々に対してご迷惑をおかけしましたことを
深くお詫び申し上げます。

◆入場者数の実態等について

過去のホームゲームにおける公式入場者数とゲート通過入場者数(ゲートカウンター実数) +ゲート外
入場者数の数値について調査した結果、2007年11月11日のNACK5スタジアム大宮オープン以降の
全てのホームゲームにおいて、VIP来場者やビューボックス利用者、車いす観戦者に加えて、選手家族
やイベント関係者等についても、入場ゲートを通らないで入場させる運営を行っていたこともあり、以下の
通り、ゲート通過入場者数の数値に相当数の上乗せを行って公式入場者数として発表を行っておりました。

<概況>
2007シーズン対象試合計 公式入場者数 27,710 ゲート通過+ゲート外入場者数 23,020 差分 4,690
2008シーズン計 公式入場者数 205,265 ゲート通過+ゲート外入場者数 179,456 差分 25,809
2009シーズン計 公式入場者数 301,038 ゲート通過+ゲート外入場者数 252,428 差分 48,610
2010シーズン計 公式入場者数 199,549 ゲート通過+ゲート外入場者数 166,921 差分 32,628
再)前節(対浦和) 公式入場者数 33,660 ゲート通過+ゲート外入場者数 29,575 差分 4,085
※ゲート外入場者は「VIP来場者」「ビューボックス来場者」「車いす観戦者」
※数値の根拠
・ ゲート通過入場者数・車いす観戦者数:警備業務委託先である会社より受領した入場者数集計表
・ VIP来場者数:VIP座席表(但し、ビューボックス利用者を除く)
・ ビューボックス利用者数:ビューボックス座席表

◆本来発表すべき入場者数との相違が発生した背景について

(1) 当クラブにおけるJリーグが定義する入場者数についての理解不足、不適切な運用による入場者数
の補正

NACK5スタジアム大宮が使用開始となった2007年11月11日開催のホームゲームにおいて、事前に
スタジアム収容人数(15,300人)の95.0%にあたる14,530枚の発券を行ったところ完売となり、また
当日、幹部2名(以下、両名)がピッチレベルから確認した限りでもスタンドは満員の状態でありました。
実際、当日のゲートカウンター実数は11,725人となっていたものの、ゲートを通過しないVIP、選手家族
イベント関係者等多数のお客様が入場していました。こうした状況を踏まえて、両名が本来はゲートを
通過したもの以外については、VIP来場者、ビューボックス利用者、車いす観戦者及びそのヘルパー
のみを入場者数としてカウントすべきところ、ゲートを通らずに入場いただいた選手家族、イベント参加者
等についても、当日のイベント等の開催状況、スタジアムにおける観客の着席状況等について総合的に
勘案して、入場者数を推計し、公式入場者数の補正を行っていました。
なお、この後も先般の埼玉スタジアム2○○2でのホームゲームに至るまで、本来、ゲートを通さなければ
ならない選手家族、イベント参加者等について、ゲートを通らずに入場していただくという運用は続いて
おりました。

(2)安全性・快適性に配慮したスタジアム収容可能人数との兼ね合い

2007年12月1日及び2008年3月9日にホームゲームを開催した際(ゲートカウンター実数はそれぞれ
11,243人及び12,482人)、スタジアム所在エリアを管轄する大宮警察署から、安全面の確保ができない
状況と見受けられるため何らかの対策を講じるよう指導を受けました。
これを踏まえ両名が、独自にスタジアムにおけるお客様の安全性や快適性の確保を目的として入場可能
上限数を15,300人よりも低く設定し、これに基づいて入場者数を抑制いたしました。その際、見た目が
満員にも関わらず、公式入場者数が少ないといった違和感を生じさせないようにするため、入場者数の
上積みを行い、以降こうした行為を恒常化させました。

(3)「2009年までに年間観客動員30万人」の自主目標の達成

当クラブの進むべき方向性をより多くのファンやサポーターの皆様、スポンサー様にご理解いただくために、
自らに対するコミットメントと内外に対するアピールという意味をこめて、2007年4月に「アルディージャの
誓い」を定め、その中で「2009年までに年間観客動員30万人」との自主目標を設定し、その達成に向け
全力で取り組んでおりました。そうした中で、目標が未達成となった場合は、支援の縮小やサポーター
離れ等、クラブにとっての不利益が生じることを両名が懸念し、入場者数の上積みを行っていました。

◆認識した問題点について

今回の調査の結果、認識した問題点は次のとおりです。

A : 入場者数に関するJリーグ統一基準がクラブ内で共有されていなかった。
B : Jリーグ統一基準を遵守する上で、本来は入場ゲートを通過する必要がある選手家族、イベント関係者
等の観戦者を、入場ゲートに誘導する運営体制の整備がなされていなかった。
C : 特定の人物のみで公式入場者数を決定する仕組みになっていた。

◆再演防止策について

□Jリーグ統一基準の社内理解を確実なものにするため、他Jクラブでの研修を速やかに実施します。
□10月24日(日)のホームゲーム開催時より、次の対策を行います。
(1) 公式入場者数の発表については、Jリーグ統一基準に基づき、入場ゲート通過者、VIP来場者、
ビューボックス利用者、車いす観戦者の各数値を加算する運用を行います。
具体的には、後半30分までに警備業務委託先である会社より受領した入場者集計表及びVIP座席表・
ビューボックス座席表を運営本部内に明示し、複数のクラブスタッフの確認を経てクラブ代表に報告した後、
最終数値を発表します。
(2) 入場ゲート開門前にスタジアム内にいらっしゃるイベント関係者等がイベント終了後に試合観戦を行う
場合、一旦入場ゲートの外に出て再入場して観戦してもらうよう事前アナウンス及び誘導を強化・徹底します。
(3) スタジアム来場者に再入場を許可する運用を行う際は、入場ゲートと再入場ゲートを個別に設置し、
入場者数を重複してカウントしないようアナウンス及び誘導を強化・徹底します。

◆その他

クラブ代表である渡邉誠吾は、本件の責任を取り、問題を解決するための運営体制を確立次第、辞任
いたします。また、今回の両名については、社内規程に基づき、厳正に対処いたします。

以上のとおり、調査結果等についてご報告申し上げます。


〔スポニチ〕大宮認めた 07年から観客数水増し 社長辞任へ

J1大宮アルディージャの渡辺誠吾社長(55)は19日、さいたま市内で記者会見し、2007年11月から
の主催試合でリーグの統一基準に反して水増しした不正確な入場者数の発表を続けていたことを認めた。

 渡辺社長は辞任する意向を示した上で、入場者数の計算を行っていたクラブ幹部2人を解任
することを明らかにした。

 渡辺社長によると、ホーム競技場のNACK5スタジアム大宮が使用可能となった07年11月以降、
幹部2人が着席状況やイベントの参加人数などを目算、推計し入場ゲート通過者に上乗せして公式
入場者数を水増ししていた。

 Jリーグの基準では、観客数はゲート通過者と貴賓席などの特別席、車いす観戦者とその介助者のみを
合算するとしている。しかし、幹部2人を含めてクラブ内でこの基準を認識していた者はいなかったという。
07年10月以前の記録は残っておらず、不明とした。

 上乗せした人数は合計11万1737人。07年が2試合で4690人、08年が20試合で2万5809人、
09年が20試合で4万8610人、ことしは16試合で3万2628人だった。渡辺社長は不正に至った背景の
一つとして「09年までに年間観客動員30万人」のクラブの目標達成があったことなどを挙げた。
[ 2010年10月19日 14:36 ]


結論としては、組織的且つ継続的な水増しだったという事ですね。
「少数の担当者だけが決定している」、「Jリーグ統一基準を社長及び幹部自身が理解
していなかった」という事が何にも増して組織的な問題ですからね。
更に付け加えるのも野暮ですが、何点か。

ゲート外入場者数の取り扱いは間抜けであり、その癖に作為だけは存在する。
運用を変えないのであれば、人数に入れないという選択肢しか有り得ないはず。
最低限数字の意味を理解しているのであれば、恣意的に数字を加えるのは言語道断。

背景の「(2)安全性・快適性に配慮したスタジアム収容可能人数との兼ね合い」に関しては
馬鹿馬鹿しい上に質が悪い。客の安全性や快適性の確保という問題を直視するのでは無く、
小手先の操作で目を逸らさせるというやり方が浅薄極まりない。
実際にその場に集まる人間を軽視しているのだろう。

「(3)「2009年までに年間観客動員30万人」の自主目標の達成」で、その目標未達成に
対する懸念に触れている点については、この調査がオープンである、という印象を受けた。
そして同時に「支援の縮小やサポーター離れ等、クラブにとっての不利益が生じること」
という点には敢えて疑問を呈したい。「その懸念自体が間違っていませんか」と。
少なくとも「サポーター離れ」については声を大にして反論したい。
その程度で「離れる」と考える底の浅さに「舐められたもんだな」と腹立たしい。

今回の調査結果を速やかにJリーグに提出し、裁定及び指示を仰ぐしか道はありません。
Jリーグ全体への影響を考えると一クラブのお詫びと改善で済む問題なのかどうかは
分からない。そもそも当事者が判断すべき事でも無い。
個人的にはその処分がJ2、JFLへの降格、クラブの解散等、そのどれであろうが驚かない。
プロクラブに値しない、と言われれば首肯せざるを得ない。

個人的には、フロントの一部が起こした馬鹿げた不正だと片付ける事は出来ないと感じる。
クラブを取り巻く人間の一つの断面だけを切り取って語る事にも違和感がある。
確かに現場の選手・スタッフには罪が無いとも言えるが、チームが強く、魅力的であれば
今以上に観客数が増えている可能性は高く、少なくともクラブに愛情がある人間はそう
考えるのが自然だと思う。同様に、頭では単なる客の一人に過ぎないと理解しつつも、
大宮サポも被害者だとは口が裂けても言えない。

問題点の認識、再演の防止策を遂行し続ける事。
スタート地点がどこになるのかは分からないし、自分自身このクラブを応援し続けるのか
どうかも分からない(先の事なんか何も分からない、という意味に過ぎないけど)。
愛着がある選手達を応援したいとは思うけど、個人的には「クラブ」を欲している。
前途は明るく無いが、どのようなクラブに成り得るのかに関しては希望を持ちたい。

最後に。
社長の辞任は当然だと理解しつつも、大宮を応援する人間としては本当に無念です。
クラブの方向性に不満や疑問は多々あったし、結果的には不正の責任を取って辞任する
事になりますが、素晴らしい人だと思う気持ちには変わりがありません。


| 大宮アルディージャ | 22:42 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第26節 VSガンバ大阪(万博記念競技場)

土日出勤と試合内容の酷さに閉口して、更新をサボり倒してしまいました。
とりあえず、現地観戦の皆様お疲れ様でした。

土曜は仕事をしながらJ'sGOALの速報をチョコチョコ見ていたのですが、後半以降は
確認する度に失点が増えているという怪奇現象を眺めるだけ。
ゲームの録画を観ましたが、内容的にも納得の大敗でしたね。
致命的なミスが目立つ試合でした。
マトの退場で苦しくなった面は否めませんが、それ以前の話だろうな。

〔大宮公式〕J1 第26節 ガンバ大阪戦の試合結果

前半4分にCKから先発に復帰した深谷が頭で合わせて先制するが、14分に安田の
クロスからイ・グノのヘディングで同点。中に人数を掛けるのであれば遠藤に簡単に
捌かせてしまった事が痛い。
19分、ルーズボールの競り合いでマトがイ・グノにハイキックを見舞い、一発退場。
ポジショニングで後手を踏み、頭で処理し切れなかった為、心証は悪くても仕方無い。
主税を下げて、福田を投入。チョンスを右サイドに降ろし、ラファ1トップの4-4-1へ。
自陣で網を張り、奪ったボールをどれだけカウンターに繋げられるか、という我慢の
展開に持ち込むしか無かったが、実際には攻撃に出る事すら出来なかった。
北野のセーブや相手のフィニッシュのミスもあっただけに、その間に守備を整えて
少しでも攻撃のリズムを掴みたかったが、押し込まれた状況でのビルドアップは惨憺で、
成す術は無かった。

32分に青木のパスミスから宇佐美のドリブル突破を許し、そのまま決められて簡単に
逆転を許す(それにしても宇佐美のシュートは見事。U-19での韓国戦での敗退から
続けて見ると、一流に成り得る素晴らしいメンタルの持ち主だと感じる)。

後半頭にラファのフリックに抜け出したチョンスが決定機を掴むが、シュートは外れる。
ゲームを振り返ると、実質はこれが最後のチャンスだったか。
49分には平井に決められ、3点目。
一人少ない状況で少ないチャンスをモノにする事も出来ず、チームのプランが徐々に
失われ、ゆっくりと個々の意識が散らばり始めた。
杉山、石原という攻撃のカードも実らず、終了間際には更に2点を失い、5-1の大敗。
う~ん・・・。一旦切り替えて、残り8戦に臨むしかないですね。

結果は別として、数的不利とは言え、ラファにボールを当てるというスタート地点にすら
辿り着けないチームには落胆した。
辛うじて意図は見える。DFラインにスローで繋ぐ北野然り、広大な中盤のスペースで
丁重なボール扱いで辛抱強くボールを繋いでいた慎然り。
それでも決定的に足りない。
出し手の技術不足と受け手の信頼不足が自陣を侵食する様子は酷い。
CBがボールを持った際、相手の裏を覗かないサイドバックや相手の間のスペースを
見つける事が出来ない中盤。不安定なパスを繰り返す両CB。

濡れた芝、数的優位に乗じて次々と自陣バイタルに顔を出す相手中盤に対する動揺、
色々な理由はあるのだろうが、目指すべき方向性を考えると余りにも脆い。

・・・とか書いていたら、クラブから水増しの件に関する報告がリリースされたので、
強制終了します。

(以下、ワシの為のメモ書き)
・青木がロンドンに辿り着く為には・・・
・練習での積み上げをどれだけ表現出来るか、という考え方と一戦必勝
・プランが崩れるだけで目標が見えなくなるのであれば、プラン自体が必要無い
・終盤に精気が絶えたカムさん
・終了間際の2失点は無駄だったのか
・金久保は間違いなく「昨年の流経VSガンバの方が楽しかった」と思っている とか。

| 大宮アルディージャ | 22:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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天皇杯3回戦 VS大分トリニータ(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

P1050809.jpg

10月の灼熱。日差しの鋭さこそ真夏のそれでは無かったが、33度を超える暑さは先月の
清水戦を思い起こさせた。
内容的には物足りないゲームでしたが、何とか最低限の結果を得た。
お伽の国の季節はまだ遠いけど、今は一戦一戦ですね。

〔大宮公式〕第90回 天皇杯 3回戦 大分トリニータ戦の試合結果

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ラファとチョンスの2トップに主税と金久保の両サイド。攻撃陣にはベストとも言える
メンバーを並べた。ボランチは慎と浩。青木をベンチに置く。
最終ラインは右から村上、福田、坪内、規郎。
先週の柏との練習試合でハットトリックを決めた藤田は直樹と共にベンチスタート。
(藤田先発をちょっと期待していたんだけどな・・・)
また、宮崎君が初めて公式戦のベンチに入り、ゴール裏から一際大きい歓声を受ける。

大分は3-4-3の布陣。注目の土岐田は右のウイングバックに収まる。
キム・ボギョンや菊地のベンチスタートにはやや驚く。

前半20分までは大分のボランチがボールを受けて前を向くシーンが続く。
両サイドへのアプローチは遅れ、中央では数的不利な局面でプレッシャーが掛からない。
相手3トップのケアに浩が待機を余儀なくされる為、主税や金久保が絞って対応するが
相手を捕まえ切れず、宮沢に自由にボールを捌かれる。
裏のスペースへのトップの飛び出しや土岐田の突破からピンチに陥るが、相手の雑な
フィニッシュに助けられる。

状況を脱する為にボールを繋いで態勢を立て直す事が出来るか・・・と思いながら
観ていたが、マイボールの際の周囲の運動量が少なく、足元での繋ぎに終始。
自陣をボールが往復し、相手CBに抑え込まれる2トップは徐々にポジションを下げ始めた。
縦のコースが遮断されると、ボールの行先は両サイドの狭いエリアに閉じ込められる。
相手を動かす為のサイドチェンジが出せず、袋小路のサイドでの動向に両サイドバックが
追い越すタイミングが遅れる。
コンパクトな陣形を保ち、大きな展開で両サイドから揺さぶるという狙いは実現しない。
イライラ感がたっぷり。

20分過ぎにラファがポイントを見つけ出す。相手の3トップとボランチの間の広いスペースに
降りてボールを引き出し、右サイドの主税へ展開する。
このプレイを観て、「漸く流れが変わるかも・・・」と思う。

25分、チョンスが左サイドのトライアングルに加わると、金久保から規郎に対する裏への
ボールが通る。規郎のクロスにボックスへ侵入した主税が合わせるが相手ディフェンスに
一旦阻まれる。しかし、ゴール前でボールを拾ったラファがテクニカルなボールタッチから
相手DF2人をかわしてゴール!!(見事な個人技でしたね。現地ではクライフターン→左足トーキック
かと思いましたが違いました。録画で見ると、足裏でボールを引き寄せて右足トーキック気味、でしたか)


直後の29分に追加点。右CKのこぼれ球を浩が右足で押し込む。
それまでの攻撃の停滞感や得点シーンのドタバタ感(相手GKの飛び出しやDFの空振り等)
もあり、やや呆気無い形で点差が広がった。

前半終了間際、大分は右サイドのクロスから高松がヘディングで合わせるがゴール右に
逸れる。前半は2-0。

大分は序盤からサイドの主導権を握っていたが、失点前後からバランスが崩れた感も。
守備時に5バックの状況が増え、攻守の切り替えでの遅れが目立ち始めると苦しい。
気温の高さも考えると、良くも悪くも省エネで立ち上がりを凌いだ大宮との差を覆す事が
難しくなった印象。先制点を奪っていれば・・・とも思いますが。
いずれにしてもお互いにミスが多く、緊張感に欠ける試合展開でした。

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大宮はハーフタイムにチョンスに代えて直樹を投入。
縦への推進力を強める一方、膠着する中盤の攻防では決定打が見出せない。
相手の攻撃に対しては引いて受ける場面が増えるが、カウンターを繰り出す訳でも無く、
効率良くボールを前に運ぶ訳でも無い。無為に時間が過ぎる。

大分は菊地を最終ラインに起用して立て直しを図るが、攻撃の精度は上がらず。
60分、前半に1枚貰っていた益山が2枚目のイエローを受けて退場。
これでほぼ大勢は決した(かといって、数的優位に乗じて攻めに転じる事は出来なかったが・・・)

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69分、主税を下げて宮崎君が登場。相手が一人少ない状況で万全のタイミング。
左サイドに入った宮崎君はドリブルで深く抉りクロスを上げる等、見せ場は作った。

84分に3点目。CKから中央ファー寄りでフリーとなったラファがヘディングで叩き込む。
直後、お役御免のラファを下げて、藤田を投入。

終盤、カウンターで直樹がハーフラインから独走。
ボックス手前で左から中央への切り返しを狙うが相手に捕まり、最終的には並走してきた
藤田にパス。藤田のダフリ気味のシュートはGK正面。決定機を逸した。
直樹には中への切り返しでは無く、縦に抜け出してそのままシュートを打って欲しかったかなあ・・・。
結果的には藤田へのパスの時点で既に遅かったと思う。


既視感たっぷりの二人への失望と共に試合終了。


【雑感】

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・ラファの決定力は心強い。天皇杯は2試合連続の3得点。
この日のラファは引いて受ける場面が多発。主に右サイドで起点を作り、ゲームの流れを見極めた貢献度は
高い。同時に、中盤の引き出しの少なさやラファにかかる負担の大きさに不安も。


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・安定した守備を見せた坪内。古巣相手に成長した姿を見せる事が出来たかな。
試合後に大分ゴール裏へと走り、挨拶する姿が素晴らしい。このゲームでは前半の膠着した状況にサイドへ
ロングボールを送る等、判断の良さも感じられた。相手との接触後、ハンドスプリングで起き上がろうとするも
失敗w ホント、見ていて飽きない男だ。


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・宮崎君、遂に公式戦初出場!大きな拍手で迎えられる。
2、3度小気味の良いドリブル突破でスタンドを沸かせるが、判断の遅れから攻撃の流れを潰したシーンもあり。
相手を背負う態勢に不安が大きく、なかなか味方からボールを引き出す事が出来なかった。
トップでの試合経験を積み、少しずつ状況判断や個人技に磨きをかけて欲しいな。


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・浩は公式戦初ゴール。まあ、たまたまだけど。
あちらサイドの混戦でのゴールだっただけに誰のゴールか分からない方が多かったらしく、得点者の発表で
どよめきがw あ、2.0以上の眼を持つワシにはハッキリ見えました、そのたまたま感を含めて・・・。慎が中央の
スペースを探る一方、DFラインからのボールを一手に引き受けるも、大半はバックパスで終わる。ビルドアップ
での貢献が低く、中盤の停滞の原因に。青木をベンチに置き、慎と浩の定位置争いとも思われるゲームだった
が、信頼が置ける出来では無かった。


・福田はハイボールの対応で大きな存在感を発揮。
前半は裏へのボールには相手を掴まえ切れず、後半は細かなミスが増えた。一つのミスが失点に直結する
ポジションだけに、試合を通しての安定感をもっともっと高めて欲しい。


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・土岐田と対峙する金久保。セットプレイから得点を導き、意欲的に攻撃を牽引。
縦横無尽のポジショニングと裏へのランニングで打開を図るが、やや空転気味に終わる。インナーゾーンで
ボールを受ける動きや相手ボールへのアプローチでポジションを崩し、サイドの数的不利の原因にもなるが、
このゲームではラファや慎の献身で辛うじてバランスが保たれた。相手のスライディングタックルに体を預けて
「受ける」プレイは上手いなあ・・・と感じるが、やっぱり怪我は心配なのでソコソコでお願いします。


・土岐田は序盤こそ主導権を握るが、2度のパスミスで決定機を作れず。
後半はチームの守勢と共に、自らの良さを発揮出来ず。腿裏を痛め(ハムストリング?)て途中交代したのは
残念だが、試合後に控室から姿を現し、大宮ゴール裏からのコールに応える姿に一安心。頑張れ、土岐田。


・終盤、藤田と直樹の2トップには相変わらずの課題と可能性を感じる。う~ん、もどかしい。
右サイドからのクロスに対して、藤田がニアに飛び込み、直樹がゴール前でシュートチャンスを得た動きには
拍手。最後のカウンターで決めきれない思い切りの悪さにはガッカリ。この二人には中盤の攻撃力を引き出す
ポテンシャルがあるのは間違いないのだけど、仕上げが悪ければ全てが報われないよなあ。


・後半のプレイを観る限り、菊地のベンチスタートは敵ながら疑問。
ファウルぎりぎりのチャージも多かったですが、守備時の鋭い出足と落ち着きのある配球はチームの中でも
抜けた存在に見えたのは確か。




チームの武器と足りない物は繰り返し露わになる。
ラファの好調は頼もしいが、中盤の攻撃に対して感じる物足りなさも相変わらず。
また、中心選手を脅かす存在も見当たらない事も今後の戦いに不安を残す。
シーズン終盤、各選手の奮起に期待しています。


| 大宮アルディージャ | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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観客数の水増し疑惑について

〔大宮公式〕Jリーグディビジョン1 第25節 浦和レッズ戦における公式入場者数について

〔サンスポ〕大宮が入場者数水増しか、Jが事情聴取

さいたま市の埼玉スタジアムで2日行われたサッカーのJリーグ1部(J1)大宮-浦和で、ホームの
大宮が発表した3万3660人の入場者数が水増しされた疑いがあるとして、Jリーグは7日、大宮の
渡辺誠吾社長らから事情を聴いた。大宮側は観戦したかどうか分からない人も数えていたとし、
不正確な数字の発表だったことを認めた。

 Jリーグの羽生英之事務局長は「意図的だったとの説明はなかったが、数字の根幹が狂い、リーグの
過去の実績、活動の否定にもなる」と不快感をあらわにし、大宮の過去の入場者数についても調査
する意向を示した。

 Jリーグによると、入場者数は入場ゲートを通った人数と特別招待客を合算する。大宮-浦和の
ゲート通過人数は2万9203人。発表とは4457人も開きがあった。

 大宮側は事前に人数を把握していた試合前のイベント参加者を入場者としてカウントしたと説明。
実際に観戦したかどうかは分からないという。

 大宮はJ1昇格後の2005年から年間入場者数が18チーム中で下位に低迷。08年は最下位
だったが、09年には10位へ急浮上している。

渡辺誠吾・大宮社長の話
「公式入場者数と本来発表すべき入場者数に相違がありました。詳細は現在調査中で、結果は判明
次第、皆さまにお伝えします。関係各所の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを、深くおわび
申し上げます」 


これは深刻な問題ですね。大宮を応援する人間として非常に残念。
今回の問題は一つのミスで済まされる物では無く、常態化したフロントの体質の表れだろう。
(マスコミを鵜呑みにする訳でも無いし、意図的であるかどうかとか、信じる信じないの問題などでも無い。
そう受け取られて当然であり、それ程責任が重大)

年間観客動員30万人達成なども白々しい。

Jリーグ全体への責任は勿論、現行のスポンサーや現場で汗を流すスタッフをも裏切る
行為は糾弾されるべきであり、クラブは過去の誤ちにも遡り、自らの甘さや杜撰さを
積極的に洗い出す責務がある。勿論、Jリーグからの処分があれば受け入れざるを得ない。
総合的に考えるとそれだけでも足りないかもしれない。

地域に根ざしたクラブを目指すのであれば、NTT関連以外のスポンサーとの繋がりは
何よりも大切な物のはずだ。
「クラブを応援してくれる人間を増やしたい」と真摯に考えているのであれば、杜撰な数字で
信用を得ようという甘い考えが頭に浮かぶはずは無い。絶望的に甘い。

失った信頼は大きい。最早、取り戻す事は出来ないかもしれない。
まずは調査を徹底し、原因を糾明する事。それすら出来ないのであれば未来は無い。

少なくとも、ピッチで闘う選手・スタジアムやその周辺で汗を流すスタッフの為に最大限の
努力をお願いします。

| 大宮アルディージャ | 23:49 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第25節 VS浦和レッズ(埼玉スタジアム)

繰り返し現れる敗戦の方程式。
開始早々の失点で躓くと、サイドの破綻を収める事が出来ないまま追加点を与える。
前半終了間際が上げたラファの追撃の狼煙は杜撰な攻撃の内に霧散する。
個々が闘っていない訳では無いが、チームとして戦う事は出来なかった。
内容的にも低調なゲーム。この日の浦和から簡単に勝ち点を取り逃がした事は悔やまれる。

〔大宮公式〕J1 第25節 浦和レッズ戦の試合結果

入口広場には露店が立ち並び、場外ではイベントが溢れる。
この日の埼スタは牧歌的な雰囲気に溢れていたが、座席に戻ってピッチを目にして
漸く心が落ち着く。ピッチ内には有象無象のキャラが蠢いていたけどw

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大宮のスタメンは、出場停止の規郎に代わって村上が左SBに移り、右SBには渡部が
入る。福田は引き続きスタメン起用され、坪内とコンビを組む。中盤の底には慎が復帰。
FC東京戦同様、直樹を先発に入れてチョンスをサイドに配す布陣も予想されたが、
2トップにはラファとチョンスが収まった。

浦和は怪我人が続出し、苦しい状況。それに加えてポンテを出場停止で欠く。
二種の矢島が切り札とか、梅崎はもう大丈夫なのか、とかそれなりのスクランブル感あり。
スピラノビッチが離脱したCBは山田暢久と坪井が入り、前線にはエジミウソンと共に高崎が
リーグ初スタメンを飾る。

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開始4分、瞬く間に失点。
ボックス内の右45度、こぼれ球を拾った柏木がファーへクロス。インスイングで放たれた
柔らかいボールを渡部に競り勝った高崎が頭で押し込む。
切り返しの直後に浮き球を落とした柏木の判断を褒めるべきかもしれませんが、余りにも
悔しい失点・・・。落ち着きを得る間も無く、出鼻を挫かれる。

16分には追加点を与える。DFラインが押し込まれ、自陣でセカンドを簡単に拾われる。
バイタルに出たボールを柏木が右足のループ気味のコントロールショットで沈める。0-2。

序盤、相手のポゼッションに対するマーキングの綻びが目立った。
「サイドのマーキングがはっきりしていなかった(鈴木監督)」、「相手のポジショニングが
あって、プレスをかけてもかからず、引いて引いて押し込まれて…(青木)」と語る通り。

浦和の2列目が絞り気味にポジションを取る事で、慎と青木が中央に釘付けになる。
サイドへのサポートが後手に回り、自陣でのスペースが蹂躙される。
例えば、大宮の左サイドでは田中達也の位置取りに後手を踏む。
浦和の最終ラインがボールを持つと田中がサイドを離れてバイタルに寄り、慎の脇を窺う。
同時に平川が悠々とハーフラインを超えると、金久保が付いて戻るか、村上が捕まえに
出るかの選択を迫られる。慎が田中を捨ててサイドに飛び出す手は無い。
村上が出ると田中がサイドの裏に飛び出し、金久保が降りると柏木と細貝が自由に捌く。
慎の周囲に柏木が飛び出す段階に至ると止め様が無い。

書いていて嫌になってきたが、これは去年のナビスコと殆ど同じ状況ですね・・・。

浦和が主導権を握る。浦和は高いDFラインとコンパクトな中盤を背景に、2列目をプレスの
始点に置いて連動性を高める。守備で低い位置に押し込まれ、後ろ向きの状態が増える
大宮の中盤はボールを運べず、劣勢に陥った。
この様な状況では、マッチアップから浮いた選手(前半では金久保や主税、青木)が
展開に乗じてカウンターでの局地戦で優位に立つか、長いボールを使って陣地だけでも
挽回するか、だと感じたが、いずれも実現しない。
ビハインドにも関わらずカウンターが入る余地は大きい、という不思議な気配は続くが、
一向に主導権を握る事は出来ない。
浦和は時間と共に高崎を目掛けたロングボールが増えて、膠着の時間帯が訪れる。

正直「前半は0-2のままでも良い」と思った。相手のペース配分とリード後も変わらない
シフト、そして大宮の2トップの能力を鑑みると、守備面での不安さえ減ればまだまだ
チャンスはあると感じる。そんな腑抜けた妄想をしながら観ていると(苦笑)、前半終了
間際にラファが一矢を報いる。

村上の縦パスはバイタルの主税の足先を掠めるが、その裏でラファがサヌとの1対1を
制してボールを収めると、飛び出す山岸の脇をチップキックで抜く。1点差!!
試合の流れや時間帯を考えると本当に貴重なゴールだった・・・はず。

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後半、前半のマーキングを修正し(慎が田中に付き、金久保と村上が相手の高さに応じて
サイドを分担)、それと共に早くも出足が衰え始めた浦和に対してセカンドボールを拾い、
ボールを繋ぐ時間は増える。
青木の攻撃参加や慎のミドルでゴールに迫る一方、金久保や主税が簡単にボールを失い
チャンスを量産するまでには至らない。

60分、金久保を下げて直樹を投入。チョンスが右サイドに移る。
直樹をスピアとして中盤のスペースを広げ、空いた中盤を効率的に使う事が出来るのか。
しかし、ラインを下げる相手に対して前線への配球にノッキングが続く。
中央は判断が遅れ、サイドは自らスペースを食い潰す。

後半は緊迫感に欠ける時間が続いた。
チョンスの負傷、足を引き摺る慎と青木。迫力に欠ける攻撃は更にトーンダウンする。
直樹が入り、ラファがボールに触る機会は若干増えたが、一方チョンスへのサポートは
不十分だった。攻撃面では中盤の力不足が全てとも言える。
代わって入った市川と早十も攻撃の流れを好転させる事は出来ず。
常に相手の逆サイドは空いており、ライン際での連携や縦の楔を入れる等の手筋すら
必要としないシーンが多かったが、最終ラインからのロングフィードには精度が無く、
狙い自体も徹底されなかった。

振り返ると大きなチャンスはそれ程無かったかなあ・・・。
スローインから裏を取ったチョンスのクロスにラファが頭で合わせる事が出来なかった場面と慎のミドルの
こぼれ球に対する渡部のボレーが山岸の正面を突いた場面くらいか。


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やはり、先制を許すと苦しい。そして、リードを跳ね返す力も足りない。
残り9ゲーム。これ以上、無駄なゲームを繰り返す事は出来ない。


【雑感】

・誰がハッピーだったのか、という極めて厄介な問題。まあ、結局は勝たなきゃダメだよな。
どうでも良いけど、敗戦後の「ORENGE!HAPPY!!MAGAZINE!!!」には人の気持ちを逆撫でする力があるな!!
誰が「HAPPY!!」やねんと。


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・チームの不出来にも関わらず1ゴールを挙げたダービー男、ラファ。
落ち着き溢れるゴールは見事!但し、中盤の不足をラファが背負うという展開は何度見ても勿体無い。

・金久保は切り替え時のプレイでミスを連発。
オープンな展開が訪れる時間帯での交代。違いを作れるとすればこの男だとも思いましたが、それまでの
低調な仕事内容からすれば交代も止む無し。タメを作る事が出来る存在なのは確かだが、周囲の依存心の
高まりはやや気掛かり。


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・チョンスは裏への飛び出しが活かされず。個人としてのプレイは安定しているけどね。
終盤、足首を押さえて跪く姿が見られ、交代。ラファと共に不可欠な存在なだけに大事で無ければ良いが・・・。

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・Jリーグタイム出演の青木。VTR出演のお陰で罰ゲーム度が軽減wでも、良い取り上げられ方だったね。
出足は悪くなかったが、チームの劣勢の中で攻撃に絡み切れず。個人の差だけでは勿論無いが、先輩細貝
との差は感じたはず。終盤、ハイボールの競り合いで足を痛めたらしく、ちょっぴり心配。そろそろゴールを
頼む!!あ、そうそう「マイラブ」確定だとよ。ボテボテのゴールとかでwマイラブ頂いちゃえ!!

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・大ちゃんは高崎に競り負け、決定機ではボレーをミートし切れず。悔しい敗戦・・・。
前線にボールが収まらず、攻め上がりの良さを発揮できず。守備面では苦労しつつも、原口とサヌの連携の
拙さも相まって、同サイドは一方通行の果てしない往復に。


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・慎はミドル2発を枠に飛ばす一方、判断の遅さでチャンスをフイにする。
相手に囲まれた挙句、ファウルでFKを得たシーンはビッグチャンス直前だったはず。ミドルの際に立ち足を
痛めたっぽい(こんなのばっかりだなw)が終了までプレイ。慎の奮起と浩の登場は相関関係だな。頑張れ。


・ボランチ柏木は八面六臂の活躍。その持続力が素晴らしいっす。
よく走り、展開に左右されずに続ける事が出来る。頭がフレッシュなのが伝わって来る。クソ~・・・。
ハイパフォーマンスの一方、写真パフォーマンスは及第点。


・強いのか弱いのか良く分からん高崎。 
坪内が嫌がる様な強さを見せる場面もあったのは確かだが、大半は体を張れず。燃料切れか、後半は足元
も乱れ放題。泰史に対するエールと受け取っておくと共に「何でこいつに・・・」という最悪の負け惜しみもw


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・パッカ君、近過ぎです。やる気無さそうに徘徊する姿に「こいつプロだな」と思う。

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・目の所をへこませて感情を表現するどーも君。お付きの人曰く「空気の入れ換え」w

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・これぞカオス!どうせなら、試合中に浦和のゴール裏の前でウロウロして欲しかった。

・喫煙所の裏で、パーテーションで囲まれただけの「ゆるキャラ控え室」を発見。
仕切りの隙間から散乱した頭がモロ見えなのはどうにかして欲しい。  

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・この日のアルディ(中に柏木でも入っているのかと思う程w)のハードワークっぷりは見事。
アルディにとってこの家はどうだったのかね?



最後に。

Q:ホームゲームは本来NACK5でやりたいですか?
「我々(現場)は与えられた環境でやるので、(どこでやるかは)クラブが決めること。
やっぱり普段使っていないところでホームゲームをするということは、浦和がいつも
使ってるところなのでハンデはあります。ピッチの芝や感覚的な問題はホームゲーム
ではあるが、ゲームをやる立場としては若干あると思います」

〔J'sGOAL〕【J1:第25節 大宮 vs 浦和】鈴木淳監督(大宮)記者会見コメント
鈴木監督のコメントは慎重に且つ尊敬を持って取り扱われなければならない。
これを持って短絡的に「NACK5スタジアムでの開催」に繋げる事も出来ないが、現場の声と
して避ける事が出来ない判断要素だというのも間違い無い。

個人的にはこのエントリの時と気持ちに大きな変化は無いです。
今回の埼スタホームに対する取り組みもプロセスの一環として感じていますし、その方向性
が悪いとは全く思わない(例えば、ゆるキャラとかw)
ダービー以外での埼スタ開催が無くなった点も同じくプロセスとして吟味すべきだと思うし、
今は色々な意見が出る事自体も必要でしょう。
その中でも、以前に主税が語ったホームへの気持ちや、監督自らが敢えて外に語った言葉は
(自意識過剰なのは承知の上で)ファン・サポーターにも向けられた言葉として読むべきであり、
「選手をホームで戦わせる事が出来ない」という現状と共に歩むしかない。

短期的な結論は別としても、この声に耳を傾けるという事そのものが重要だと思います。
間違ってもマスコミの見出しで消費されるべき問題では無いはず。

| 大宮アルディージャ | 19:56 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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