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2012年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年03月

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Divine Intervention

多分、中2の時だったと思う。お年玉でフェンダージャパンのストラトを買った。
黒のストラトだ。決してリッチーブラックモアが好きだった訳では無いけれど。

最初はまともに練習もしなかったし、そもそも練習の仕方も良く分からなかった。
カセットテープ(!)に合わせ、気儘に掻き鳴らしているだけ。



暫く経ってから、漸く1曲通して弾く事が出来た。
その曲は今でも覚えている。ツェッペリンのカスタードパイだ。
「ヤングギター」に載っていたタブ譜を見ながら、何とか通して弾く事が出来る様になった。

そこにノリなんてものは無い。ただ譜面を追い、コードを押さえ、弦を弾いていただけだ。
それでも、少しずつ弾ける曲は増えていった。「その曲は弾ける」って程度だったけど。

その後、ニューウェイヴやシューゲイザー、グランジの波を掻き分けて、10代後半を過ごす。
ギタリストという点では、ジョニーマーとジョンスクワイアに憧れ、必死にコピーをしていたな。
カポの洗礼の前に泣く事も多かったけど。



後はThe Byrdsね。The Byrdsにはその後も長く付き纏われる事になる。ワシが好きになる
バンドの背後には悉く彼等が聳え立っていた。12弦の流麗なアルペジオとサイケな不協和音。
彼等は最高だ。

その頃には、ギターで世界と戦っていくんだ、なんて恐ろしい事を考えていた。いや、実際今でも
ギターは立派な武器だと思っているけどね。少なくとも学校の教科書なんかよりずっと使えるぜ。



畏れ多くも自らを一人のギタリストと捉えるならば、最も影響を受けたアルバムは断言出来る。
Matthew Sweetの「Girlfriend」だ。これまでの人生で最も数多く聴いたアルバムだろう。
リチャード・ロイドとロバート・クワイン。神経質で豪放なプレイに魂が揺さぶられる。
各楽器が伝える空気。必然の位相。完璧にパッケージされたアナログ感。そこにバンドが在る。
このイントロを聴くと未だに血が沸き上がり、絶妙な間合いのカッティングに心が刻まれる。
無人島レコードベスト10には入れるね、絶対。

大学に入り、全額給付の奨学金でギブソンのES-335を買った事は絶対に内緒だ。ご期待に
沿えず、大変申し訳ありませぬ。
その頃には、一通りのコードやスケールを身に付け、大抵の曲は耳コピ出来る様になった。
イングヴェイとかドリームシアターみたいなのじゃ無ければなw

テンションコードに関心を持っていたのもこの頃だ。
「Pet Sounds」をコピーし、ブライアンウィルソンを恐れ、いわゆる「ソフトロック」のレコードを
聴き漁っては、奇想天外なコード進行や黄金パターンの転調に興奮する奇妙な二十歳。
大して興味も無いボサノバのコードブックを購入したり、ジャズを聴いて刺激を受けたり。
全てが楽しかったなー。素人ギタリストとしては、最も色々なものを吸収した時期だったかも。



一番新しいギターはリッケンバッカーの620。妻が購入したのを何となく横取りした。
でも、仕事を始めてからは、ギターに触れる機会がめっきり減りました。ちょっぴり寂しい。
ただ、ランニングや駅で電車を待つ間には、いつでもJ・マスシス師匠のプレイに涙を流している。
60代くらいまで生きていれば、DinosaurJrのカバーバンドをやろう。本気で。

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ニューオーダー2012(GK)

新シーズンのメンバーに関するエントリも今回で最終回。今回はGKについて。
今シーズンのメンバー、インとアウトは以下の通り。

<メンバー> 北野、江角、慶記、川田(※二種登録)
<IN> なし
<OUT> なし

メンバー自体に変更は無し。昨年、GKコーチを務めた渡邉さんがASエルフェン狭山へ監督
として、派遣される事になりました。代わりに新潟より白井さんが復帰。これは嬉しい。

今季も北野が正GKとしてゴールマウスを守る事になるだろう。昨年は安定感のあるプレイで
度々チームを救った。今シーズンもビッグセーブで勝利を引き寄せてくれるだろう。 
経験豊かな江角はチーム全体を纏める存在としても巨大だ。昨年もカップ戦のみの出場に
留まったが、再び守護神の座を狙う。
北野と江角の壁は厚い。しかし、5年目を迎える慶記にとっても勝負の年になる。何としても
出場機会を得たいところ。開幕までのアピールに期待したいですね。

ゴールキーパーは本当に孤独だ。チーム内でピッチに立つ事が許されるのはただ一人。
序列が入れ替わる事は稀であり、交代出場の機会は望むべくも無い。
だからこそ、ピッチに立つ事が出来ないキーパーのモチベーションとチームへの帰属心は
チームにとって重要なポイントになる。
江角と慶記が控えるアルディージャは、その点で恵まれていると感じるし、ファンとしては
二人の存在が何よりも心強い。

それでは各選手について。



NewOrder1北野

北野貴之(No.1) 

シーズン終盤、北野のシュートストップが勝ち点を手繰り寄せた。
デスポトビッチとの1対1、レアンドロ・ドミンゲスのPKを止めたシーンは特に印象に残る。

最後まで足を動かし、ボールの軌道に対して身体の正面で壁を作る。
時に不恰好にも見える両手でのパンチングも含めて、基本に忠実なセービングが安定感の
あるプレイスタイルを支える。派手なダイビングや鋭い飛び出しで間一髪の守備を見せる
シーンは少ない。そして、その点が北野の長所を表しているのだろう。

良いゴールキーパーはファインセーブをしない。そして、無謀な飛び出しをしない。
的確なポジショニングと勇気のあるステイで相手の焦りを誘う。今後も、「待つ」という真髄
を究めて欲しいですね。

課題となる攻撃の起点となるプレイについてですが、昨年はスローが増えた印象もあります。
見慣れただけなのか(笑)キックもやや飛距離を増したかなあと。チームの志向を考えると
簡単に相手ボールにする事だけは避けたいですね。

深夜、仕事から帰ってほっかものブログを見ると何故か更に疲れが増す事もありますがw
本当に好青年ですよね(全然褒めていない感じになっちゃったけど)。
余所見しているファンに自分から挨拶する選手って初めて見たぞ。超栗鼠ペクト。
今シーズンも迸る情熱を心に秘めて、冷静にゴールを守ってくれるだろう。頼むぞ北野。

NewOrder21江角

江角浩司(No.21) 

セカンドキーパーに降り注ぐ「悲しき天使」は、正GKのチャント以上の声量で捧げられる。
大宮を応援する者にとって、江角とはそういう存在だ。

昨シーズンもカップ戦での2ゲームの出場に留まる。あと1試合と迫っているJ1(リーグ)
100試合出場の記録は去年も達成される事は無かった。
今年も出場機会は限られるだろう。しかし、虎視眈々とその時を待ち、万全の準備を整える。
GKとしてはまだまだ錆び付く様な年齢では無いし、勿論本人もこのままベンチに甘んじる
気持ちは無いだろう。PKに対する圧倒的な強さや、長身を生かしたハイボールの処理を
ストロングポイントに今季こそ守護神奪回を狙う。

冨田や主税を筆頭に、苦しい時を共に過ごした戦友の多くはチームを離れた。
しかし、現在の江角の周りにはチームの小宇宙が形作られた。
味方のゴールに誰よりも早くベンチを飛び出し、試合後には全選手に労いの握手を求めて
回る。主税が移籍した今、江角は大宮の魂と呼ぶに相応しい。昨季のホーム磐田戦、江角
へ向けた揺りかごパフォーマンスの際に溢れた選手達の笑顔が、チーム内での彼の立ち
位置を知らしめる。

今オフ、契約更新のリリースを見て、思わず拳を握り締めた唯一の選手が江角だった。
大きな感謝と共に、今シーズンもその背中に声援を送り続けたい。

NewOrder31慶記

清水慶記(No.31) 

今シーズンで大卒5年目のシーズンを迎える。高卒ではあるが、プロ入り後8年間出場機会
が無かった荒谷や浦和の加藤順大の様なケースもあるだけに、辛抱強く技術を磨き、何とか
出場機会を得たいところですね。

1対1でのシュートブロックに絶対的な自信を持ち、足元の技術も確かで、正確なフィードで
攻撃の起点になる。キーパーとしては小柄ですが、機敏で身軽なスタイルこそがライバル
との差になるだろう。自らの特長を活かして、ポジション争いに波を起こす事を期待する。

昨年は母校流経大との練習試合で終了間際に見せたビッグセーブがハイライトだったか。
今年はサテライトリーグが復活するという報道もあるので、まずはトップレベルでの試合勘
を養い、監督・コーチ陣へ猛アピールして欲しいですね。個人的にも、今季は出来るだけ
長い時間、慶記のプレイを観たいと思っています。

川田修平(No.35) ※二種登録。画像は無し。

1994年4月5日生まれ。
「カートコバーンが自殺したらしい」。サークルの新歓ライブの会場で、先輩からその衝撃
的な報せを聞いた瞬間を、昨日の事の様に覚えている。
って、あの日に生まれた子が185cmとか・・・何だか色々と嫌になってきたw

川田君のプレイはまだ見た事が無いんだよなー。練習等で観る機会が出来れば良いなと。



えー、4回に掛けて垂れ流してきたエントリも今回で終わりです。やっと終わったー(苦笑)
また大学生に負けたのはさておきw宮崎キャンプのレポート等を読むと、日に日に期待が
高まりますねー。
開幕まで後1ヶ月。今シーズンこそ絶対に上に行くぞ!希望と共に勝負の時を待ちます。

| 大宮アルディージャ | 23:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニューオーダー2012(DF)

今回は新シーズンのDFに関するエントリです。
今シーズンのDF登録のメンバーとイン、アウトは以下の通り。

<メンバー> 菊地、深谷、坪内、ヨングォン、下平、規郎、村上、渡部、片岡
<IN> 菊地(←川崎)、下平(←G大阪)
<OUT> 泰史(→大宮アンバサダー)、福田(→富山※期限付延長)、杉山(→横浜FC)

昨年、ディフェンスラインのメンバーは最後まで固定される事は無かった。
一昨年の後半を支えた坪内と深谷のコンビは解体。ヨングォンの相棒として出場機会を
争う事が多かった。そのヨングォン自身も一時期は左SBで起用される等、組み合わせに
ついては一年を通して試行錯誤が続いた。また、終盤には洋介が頭角を現し、最終的に
ディフェンス陣の序列は混沌としている。

補強は二名。まずは、川崎フロンターレより菊地が加入。昨シーズン、攻守共に空中戦を
課題としていたチームにとっては念願の補強と言えそうだ。
また、ガンバ大阪より下平を獲得。ビルドアップに長けた選手だけに、鈴木監督が目指す
ボールを繋いでイニシアチブを取るという方向性の上では、康太やヨングォンと共にチーム
を左右する存在になるだろう。

個人的には、CBはヨングォンを中心にすべきだと思う。ラインを高めて、コンパクトな中盤を
保ちながら攻撃的に振舞うのであれば、裏のスペースを掻き消すスピードとカバーリングの
能力は不可欠。現在のメンバーでヨングォンを上回る存在は居ない。そして、彼の左足は
突出している。この逸材を使わない手は無い。

各選手の特性や最終ラインの補完性を考えると、菊地と深谷はCBのポジションを争う事に
なるか。個人的には洋介が実力上位だと考えますが、どうなるか。

SBは左が村上と下平、右は渡部と大剛が争う形か。下平が左に収まる場合は、村上が右
に回る可能性も高い。いずれにしても、両SBには攻撃に長けたメンバーが揃う。その点では
今一度ツボが鍵を握る存在になると睨んでいる。   

それでは、各選手について。



NewOrder2菊地

菊地光将(No.2)

川崎から新加入。ハードマークとエアバトルに自信を持つセンターバック。
昨年、セットプレイでの得点力の低さや、相手のクロスやパワープレイ等、両ゴール前での
空中戦を課題としていた大宮にとって、適材の加入ですね。
闘莉王にも匹敵するとの声もある滞空時間の長いヘディングが大宮の新たな武器になる
事を期待したいですね。場合によっては、中盤の底での起用もオプションに成り得る。  

泰史とは浦和東、駒澤の盟友であり、フロンターレ時代に泰史の為に率先して活動する姿
が印象に残っていますが、まさか大宮にやってくるとは思わなかったです。
その上、泰史の背番号2を預かる事になるとはね・・・。泰史、嬉しいだろうな。

あ、去年泰史のTwitpicで見た息子クンの可愛さにはメロメロになりました。何だかイイ顔
してるんだよなー。こちらもニッコリしちゃいます。
あと、ONE PIECE好きみたいなので、早めに大剛とのホットラインを築いて欲しいところ。 

多くの物を背負ってピッチに立つ菊地選手を精一杯応援したいですね。

NewOrder4深谷2

深谷友基(No.4)

昨年、深谷がスタメンを外れたのは9試合。当該試合の平均失点は1.89であり、シーズン
全体の平均失点(1.41点)を大きく上回る。また、最も苦しんだ7~8月(11試合、2勝5敗
4分)にベンチスタートが集中していた(5試合)事も書き加えておく。データ的には深谷の
存在の大きさを改めて理解する。

しかし、昨年は深谷自身にとっても本当に苦しいシーズンだった。
矢島に振り切られ、ピッチに叩きつけられた川崎戦。ケネディとのポジション争いで痛恨の
PKを与えた名古屋戦。入れ替わりの激しい最終ラインの中心として奮闘するも、試合後の
悔しい表情がより心に残る。

相手がボールを受ける直前の当たりや寄せ、クロスに対するポジション取りで発揮される
強さは健在。一昨年の後半、驚異のゴールラッシュを導いたセットプレイでの得点力にも
期待したい。
アジリティやフィードに優れるタイプでは無いだけに、ラインを高く保ち、マイボールを繋ぐ
という点では、ヨングォンや洋介に先を譲る。自らのストロングポイントをどれだけ安定して
発揮出来るか。また、特性が近い菊地の加入は必ずや刺激となるだろう。
今季も鋼の様に硬くて強い守備、そして魂のヘッダーによる得点に期待しています。

NewOrder14坪内

坪内秀介(No.14)

そもそも移籍のオファーが届いていたか、そして、坪内自身がどの様に考えているのかは
当然の事ながら知る由も無い。それでも、今回のオフで強く願っていた一つがツボの契約
更新だった。

昨年は開幕スタメンを飾るも、自らのオウンゴールで同点に追い付かれ、震災による中断
後は深谷とヨングォン、終盤戦は洋介にポジションを譲る形となった。昨シーズンは、時期
によって、身体のキレを欠く様なシーンもあった。

しかし、今季は一昨年同様、坪内の力がチームにとって再び必要とされるはず。
菊地を加え、人に強いタイプを揃えるセンターバック。攻撃面でストロングポイントを持つ
選手が多いサイドバック。いずれの陣容を見ても、坪内の存在がクローズアップされる。

周囲の状況を見ながら対応出来る粘り強さ。丁寧なステップとカバーリングの意識。
競り合いとスペースに対するケアは両立し、その動きの細やかさにはいつも感心させられる。
アスリートとしての能力は決して秀でている訳では無いが、スタンドから観て、思わず拍手
を送りたくなるディフェンダーだ。あのバクスターが代表級だと語った潜在能力は未だ全開
では無いと信じているし、選手としてのピークはこれからだと感じる。
  
プロのサッカー選手という「勝者」の中で、自らを「ネガティブ」と語るツボには絶対の信頼を
置く事が出来る。今シーズンも全力で応援します。

NewOrder20ヨングォン

キムヨングォン(No.20)

カシマスタジアムで放たれたフィードは何度観ても惚れ惚れする。ワンステップで芝を切り、
長い対角線を繋ぐ。その後、NACK5スタジアムの日常となった左足の才気は、明らかに
一段高いレベルに在る。
また、ディフェンダーとしての能力も高い。特に地上戦での対応に優れ、鋭い読みと決断力、
一瞬の加速を併せ持つ。特に浦和戦(ホーム)でのパフォーマンスは圧巻だった。マルシオ
とマゾーラのワンツーを一人で引き受けた守りに、底知れないポテンシャルを感じた。

確かに、甘さや軽さが零れ落ちるシーンもある。勿論、言葉の問題も存在するのだろう。
今季は五輪代表で大宮を離れる期間もあり、将来的には海外への移籍も考えられる。
それでも尚、彼を最終ラインの中心に据えるべきだと思う。ヨングォンの様な素材は世界的
に見ても希少価値が高い(アジアのヴェルマーレンと呼んでいるのはワシだけだろうけどw)
個人的には、サイドバックよりも、センターバックとしてのプレイに輝きを見る。

まだ、21歳。その大器をチームの中で十分に開花させられるかどうかは、アルディージャに
とっても試金石となる。ファンとしては、大宮とヨングォンの成長がシンクロする事を願う。

NewOrder22下平

下平匠(No.22)

中学時代から過ごしたガンバを飛び出し、今季大宮への加入を果たした左サイドバック。
左足の精度、技術には定評があり、ビルドアップの起点としての活躍が望まれる。

スピードや守備力に秀でる選手では無く、自らの上下動で相手を揺さぶるタイプでは無い。
如何にボールを動かし、攻撃を組み立てる事が出来るか。長短が明確なプレイヤーだけに、
チーム作りの青写真や方向性に対する強化部の意志を読み取る。例えば、張監督であれば、
補強のターゲットとしては有り得ない選手であり、下平選手が誘いに乗る事も絶対に無かっただろう。

サイドバックは「最後のピース」であると同時に、チームの性格を形作る重要なポジション
だと思う。それだけに、下平選手の獲得には今オフ最大の「仕事」を感じた。

康太、ヨングォンとの関係で考えると、影武者として前線や中盤を動かす存在になるだろう。
現代サッカーにおいて最もプレッシャーを回避出来るエリアで、存分にその左足を揮って
欲しい。下平が攻撃のスイッチを握る事で、康太へのマークを分散させる事も可能になる。

性格的には、肝が据わったタイプかなーと勝手に妄想していましたが、長谷川をチョコビ
ちゃん扱いするプレイを見て、確信。エエもん持ってます。
下平選手、ようこそ大宮へ!!タッチライン際からチームを操る姿を楽しみにしてるよ。

NewOrder24規郎

鈴木規郎(No.24)

センターバック。お洒落ナンバーワン。旅人。規郎にとって、苦しく歯痒い一年だった。
昨シーズン、リーグ出場は僅か7分。一昨年、シーズン途中に加入すると主に左SBとして
レギュラーを確保していた事を考えると、その立場は激変した。

正直、使い勝手が難しい選手だとは思う。特にサイドバックでの起用は難しい。
中盤のキープ力、特に同サイドの一列前の選手がボールを持てるタイプであれば、上がり
の余裕を持って、規郎の左足の一発に賭ける事も出来る(例えば、左ハーフがチョンスの
場合とか)。しかし、様々な戦況を想定すると、チョンスと規郎のコンビは余りにも汎用性が
無く、一人のファンとして、そんなスクランブルシフトを長い時間観たいとは思わない。
勿論、ビルドアップの起点としてのサイドバック像は思い浮かぶが、下平が加入した今と
なっては、その「ポジション」に居場所を見出すのも難しい。うーん、どうするノリオ選手。

ただ、スペシャリストとしての存在感は十分。昨夏の栃木との練習試合では、膠着状態の
ゲーム展開の中、一人で持ち上がり、際どいクロスを上げる等、変わらぬ力強さを感じた。
その一方で裏のスペースを簡単に突かれるのも、いつものノリオ選手。それはそれで良い。
規郎についてはチーム状況や他の選手云々では無く、彼自身の出来が全てだとも思う。

率直に言って、移籍の可能性が高いと想像していました。明らかな強みを持つ選手だけに
彼を必要とするチームは他にもあるはず。それでも、大宮に残る事を決めた(実は複数年
だったかもしれないけど)。昨年以上にコンディションを整え、自らの武器を磨き上げる事。
後は、昨年の早十の様に必要な時機に自らの力をしっかりとアピール出来るか否か。
規郎の覚悟に注目ですね。

NewOrder26村上

村上和弘(No.26)

極めて専門性の高いサイドバックというポジションを務める選手としては、カムさんの持つ
プレイヤーとしての多様性や幅の広さは異色であり、すなわち長所だと感じる。
本来要求される直線的な動きよりも、柔軟な動きで中盤をサポートする。特に、利き足とは
逆の左サイドでのプレイの際は、両足の技術と右利き特有のピッチ中央へと向かう視野を
活かし、ビルドアップやスライドでの貢献は高い。また、攻勢時での迫力のある攻撃参加は
頼もしく、ゲーム終盤に痺れる様な大仕事を果たす事も多い。
強靭な足腰から繰り出されるキック、球際での執着心やハードワーク等、そして、川口能活
の鼓膜とマイクを破壊せんばかりの大声。
最終ラインを支えるパワフルな姿には今季も期待したい。  

下平が加入し、左サイドバックのポジション争いは激化するだろう。最終ラインのバランスを
考えると、カムさんが右サイドに移る事自体に何ら心配は無い。ただ、総合力を考えると、
下平をベンチに差し置いてそのまま収まる可能性も十分だと思う。

夏場、キャプテンマークを左腕に巻き、悔しそうにメインスタンドを見上げるカムさんの表情
が心に残る。ホームでの神戸戦や広島戦等、カムさん自身の奮闘は強く伝わってきたが、
チームの結果は伴わず、苦しい季節を過ごした。今季はチームを先頭で引っ張る存在と
なるだろう。今季こそ、ホームでカムさんの笑顔が多く見られる事を期待しています。

NewOrder30渡部

渡部大輔(No.30)

「今年は飛躍の年になる」。昨春の颯爽とした姿に確信を抱いた。
サイドハーフとして定位置を確保。開幕戦のカシマスタジアムを縦横無尽に駆け、震災中断
明けの緒戦ではジョルジ・ワグネルを後一歩まで追い詰める。
しかし、シーズン前半の度々の決定機を逃し、川崎戦では絶好のチャンスで体勢を崩す。
苦し紛れに放った左足でのシュートが無情にも外れると、大きな波は過ぎ去った。
7月の3連敗を機にスタメンの座を失うと、レギュラーを奪い返したシーズン後半に右第五
中足骨を骨折。シーズンの残りを棒に振る。

怪我が癒えた今季、改めて捲土重来を期す。今年はディフェンス登録という事で本格的に
SBとして定着するのか。それとも、2列目のアタッカーとして不動のポジションを奪い取るか。
いずれの場合も、主力としての活躍を強く願う。

小回りが利くアクセル、バネのある跳躍、抜群の持久力。その身体能力の高さを考えると、
サイドバックでの起用は理に適う。小柄ながらも屈指のアスリート能力は魅力の一つ。
既に、サイドバックとしての動きには一定の適応を見せている。自陣でボールを受けた際の
選択肢を増やし、プレイ全体の緩急を身に付ける事は今後も課題となるが、前途を照らす
大きなポテンシャルが霞む事は無い。重心の低いドリブルと鋭い切り返しに磨きを掛けて
より多くのゴールに絡んで欲しい。
  
個人的には2列目でのプレイにも期待しています。スペースと時間が限定され、より厳しい
ポジションだと思いますが、素早いトランジションとアジリティで攻守に闘う姿が見たい。

大宮の未来を背負う選手です。今季はより高く飛び立ってくれると信じています!! 

NewOrder34片岡

片岡洋介(No.34)

笑劇の出戻りから早一年。再び、大宮の最終ラインに居場所を見出した。
昨季、前半戦こそ金鳥スタでの重馬場出走(それも、サイドハーフで相手選手をスクリーン
し続けるというニッチなお仕事)のみだったが、20節の仙台戦で出場機会を得ると、累積に
よる出場停止を受けた34節までの全試合でレギュラーとしての地位を固めた。

楔に対するチャレンジと二次対応。踏ん張りが利くハイボールへのディフェンス。
中盤でのプレイ経験を活かした持ち上がりの判断とフィードの能力も備え(いや、ホントに)、
現在のCB陣を見渡すと、その総合力には一日の長がある。欲を言えば、福岡戦(ホーム)
の様なゲーム展開こそ、誰よりも落ち着きのあるプレイを見せて欲しいけど、昨季終盤の
プレイを観ると、連携面でも起用し易い選手だと思う。

昨年のプレイには微かな変化も感じた。相変わらず強い。ただ、ラインの統率やマーカー
との駆け引き等、成熟を感じる局面も多かった。
京都への旅行も含めて、そのキャリアを見ると、洋介は大宮の顔に成るべき選手だと思う。
キャプテンは青木か片岡が良いな、と勝手に思っている。今年も頼りにしているぞ。



チームが上を目指す為には、最も改善が必要なポジションになるだろう。
より攻撃的に生まれ変わる可能性が高いが、それでもプライオリティは失点を抑える事。
ボールを繋いで相手の攻撃の時間を減らした上で、苦境を跳ね返す強さや速さを要する。
新生大宮を支える全ての選手に期待しています。

| 大宮アルディージャ | 23:31 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニューオーダー2012(MF)

今回は中盤の選手、陣容についてのエントリです。
今シーズンのメンバー、インとアウトは以下の通り。

<メンバー> カルリーニョス、青木、上田、東、ヨンチョル、大剛、金久保、早十、慎
<IN> カルリーニョス(←サンパウロ)、ヨンチョル(←新潟)
<OUT> 主税(→熊本)、土岐田(→大分:期限付延長)、宮崎(→湘南※期限付)、
木原(→福岡※期限付)、新井(→北九州)

新潟からチョ・ヨンチョルを完全移籍で獲得。2列目での活躍に期待が掛かる。
また、サンパウロから左利きのダイナモ、カルリーニョスをローン契約で獲得。
中盤の底を主戦場とするという事で、昨年は不動に近い存在だった青木と康太のコンビも
安泰では無い。また、サイドでの起用も考えられ、その際は中盤の再構成が必須となる。
東やヨンチョル(青木も頑張れ!)が五輪代表で一定期間離脱する事を考えると、幾つかの
オプションを見据えながらのチーム作りが求められます。
DF登録ながら渡部や菊地を中盤に加える可能性も捨て切れず、組み合わせは多種多様。
まずは、誰がキャンプで頭角を現すのか。楽しみにしたい。

では、各選手について。



カルリーニョス(No.5) ※ファンフェスタ不参加の為、画像無し。

南米で「ナンバー5」といえば、マウロ・シルバとかレドンドを思い浮かべるワシは、youtube
で観たカルリーニョスの姿に「動き過ぎやろ」というツッコミを入れずにはいられない。
まあ、あくまでもダイジェストですけどね。たまーにあんな感じで攻め上がるのかもしれん。
たまーにね。基本的には最終ラインの前で相手を一掃する強烈なワイパーだったりして。

実際、カルリーニョスの実力やスタイルによって、中盤の構成は大きく変わる事になるはず。
アンカーとして青木や康太を支える存在になるか。または、2列目のアタッカーとして、ラファ
中心の攻撃に強烈なアクセントを加える存在となるか。とりあえずマゾーラ枠だけは勘弁な。

まず、Jリーグのペースやテンポに慣れる事が出来るか。そして、大宮にフィットする事が
出来るか。そこが最大の問題になる。まあ、そこは北野が熱く招き入れてくれるはず。
間違い無く、今季のアルディージャを変えるキーマンになるだろう。メチャメチャ期待。

NewOrder6青木

青木拓矢(No.6)

昨シーズンはフィールドプレイヤーとして唯一リーグ戦全試合に出場(3039分)し、チーム
の屋台骨として十分な働きを見せてくれた。
持ち味である攻守におけるダイナミズムは安定感を増し、一つひとつのプレイに重量感が
備わりつつある。康太の後方で腰を落とし、最終ラインの前で粘り強く守る。状況に応じて
サイドの数的優位に加勢し、相手の攻撃を寸断する。

攻撃面でもチームに対する影響力を増している。
ブレイクスルーを遂げた瑞穂での2ゴールと、成長を印象付けた日立台での3点目。
苦しい時間帯にボックスからボックスへと駆ける本領を発揮し、結果に結び付けた。
また、経験と共に、ボールを下げずに前へと繋ぐ意欲はプレイに直結しつつある。 
ディフェンス陣からのボールの引き出しと局面を変えるターン。攻撃を加速させる縦パスや
スペースへの積極的な持ち運び。勿論、そこにトライの意識が常に伏流する事も知る。
昨年4月、震災による中断期に行われた新潟との練習試合。青木は誰よりも大胆なプレイ
を見せていた。もっと出来る。その自信を表現する姿が、ファンとしては最も嬉しい。

同世代の東やヨングォン、ヨンチョルが五輪代表で脚光を集める中、どれだけ密度の濃い
シーズンを過ごせるか。大きな期待をしています。
あ、勿論、五輪代表に関しては「もう一度だけ召集してくれ!」という願いもある。
関塚監督、頼みます!もう一回風邪引いたら流石に諦めるからさあ。

NewOrder7康太

上田康太(No.7)

加入初年度の昨シーズン、文字通りボランチとしてチームの舵を握り、ピッチ中央で大宮
のサッカーを変革した。シーズン序盤の練習では唯一のフリーマンとしてボールを配る等、
早い段階で中心選手としての役割を担い、現に開幕戦からスタメンを飾る事となる。
ビルドアップの中軸としてボールを集め、サイドへの展開や機に応じた楔で攻撃陣を操る。 
自らがサイドを駆け上がり、絶妙のクロスを送る等、捌いた後のプレイにも意欲は光る。
その為、今季は青木やカルリーニョス等、他の選手との連携を支えに、前に絡むシーンも
もっと増やして欲しい。   

ボロ負けの川崎戦を通して、足先で戦う選手では無く、ハートで闘う選手であると確信した。
球際での強さやボールを追うアジリティに優れたタイプでは無い。
しかし、彼には確かなスピリットが在る。だから全力で応援する。

昨年は、夏場を過ぎた辺りから、調子の下降を感じた。シーズン前半のハイパフォーマンス
を考えると、その様なサイクルを辿るのも無理は無い。また、成績不振によるチーム戦術の
変化も康太のプレイに迷いを生じさせた印象が強い。
シーズン終盤は途中交代が続き、残留を掛けた32節の鹿島戦では遂にスタメンを外れた。
慎の起用は妥当だと感じたし、今もそう思うけれど、苦戦が予想される時期こそ、闘う康太
を見たかったという気持ちが残る。ファンのエゴだけど、闘える選手だと思うだけにね。

だからこそ「絶対的な選手になる」という康太の言葉に強く期待し、背番号7を応援する。

NewOrder8東

東慶悟(No.8)

五輪代表の10番を背負うと共に、大宮への加入1年目からスタメンに定着。特に、トップ下
に配されたリーグ終盤はゴールを量産。結果的に8ゴールを挙げ、J1残留に貢献した。

前にも書きましたが、我の強いキャラクターと献身的なスタイルの同居は興味深く、そして
頼もしい。オフザボールの動きは状況判断の明るさや頭の回転の早さを表現する(頭の回転
と言えば、インターセプトのセンスも特筆に価する。相手のパスコースを見極める勘は異常に鋭い)

本質的には、プレーの幅は広く、様々な状況や局面に対応する多様性を備えるプレイヤー
だと感じますが、現在は急所を突くフリーランやボックス内での仕掛け等、シャドーとしての
適性が前景化している。結果を求める野心がゴールへの最短距離や効率を弾き出す。

今季も4-2-3-1のトップ下での起用がファーストチョイスか。その場合は、昨年以上の結果
を望む。そうで無ければ、サイドのポジション争いで違いを見せる事が求められる。

ロンドンへと駆ける俊英は生き残る道を見通す。華を感じるのは、その覚悟ゆえだと思う。
オレンジの8番と日の丸の10番。どちらも全力で応援出来る事は、本当に幸せだ。


チョ・ヨンチョル(No.9) ※ファンフェスタ不参加の為、画像無し。

新潟から完全移籍で加入。ヨングォンと同じく韓国の五輪代表(フル代表経験もあり)にも
選ばれるアタッカー。新潟時代は左サイドを主戦場に、高いボディバランスを活かした
ドリブル突破と、インサイドに巻き込む様な弾道のシュートを武器にゴールを目指す。   

昨年はNACK5での怪我が後を引き、結果を残す事が出来なかったが、一昨年はシーズン
11得点の実績を持つ。
中盤登録ではあるが、昨季の大剛や早十の様な攻守のバランスが取れたサイドハーフ像
はイメージ出来ない(チョ・グァンレ前代表監督はサイドバック起用での構想も持っていた
との嘘みたいな話も目にした事がありますが)。前線や3トップの両翼での起用も考えられ、
求められるのは得点に絡む仕事に尽きる。
東のトップ下についても同様の感想ですが、限られた仕事場で役割を特化する場合、その
プレイヤーは目に見える結果が誰よりも求められる。とにかく得点に絡んで欲しい。

どうでも良いけど、家族構成の「姉、姉、自分」に何となく納得するのは、きっとワシだけでは
無いはず。ファンシーなブログにもホッコリさせて貰います。

NewOrder13大剛

渡邉大剛(No.13)

加入1年目の昨年は、序盤こそサブが大半でしたが、シーズン後半はスタメンに定着。
主に中盤の右サイドで安定感のあるプレイを見せた。

既に何度も書いた様にクレバーで奥行きのあるプレイヤーですね。ワシが小学生ならば、
大剛のプレイを観て練習するね、絶対。・・・いや、実際に小学生だと、デニスの真似とかで
時間を無駄にするんだろうけど。

大宮の選手としてのプレイを観始めると、以前に抱いていた「直線的な仕掛けを武器とする
サイドアタッカー」という浅薄なイメージは、良い意味で裏切られた。
戦況に応じた引き出しが多く、90分間走り、ポジションを取り続ける脳とスタミナを持つ。
押し込まれた戦況でも消える事は無い。斑の無いポジショニングで守備を整え、攻撃への
切り換えではビルドアップの起点になる。
マーカーの重心を逆手に取り、一瞬で抜け出すドリブル。相手の最終ラインを恐慌に導く
鋭いクロス。周囲との連携を取りながら、局面を打開する武器も潜ませる。

サイドバックでのプレイにも計算が出来、チームにとって非常に重要なピースとなるだろう。
今シーズンは1年を通して、チームを引っ張る存在として期待しています。

NewOrder16金久保

金久保順(No.16)

今年、最も注目するプレイヤーは順です。とにかく好きなんです、金久保のプレイが。
って、アホみたいな一行で十分な気もしますが、一応書きますよ。

次々と駆け巡るイメージの中で逡巡するかの如く、フェイクの足捌きを繰り返した挙句に
最も欲深いパスコースを選択し、呆気無くカットされるシーンなど、いとおかし。
ヨッ、流石はバッジョ好き。「思いついたプレーの中で、いつも一番難しいものを選択する事
にしている」という名言を体現する男じゃ、とか言っている余裕はありません。ホントに。

昨年のスタメン出場は僅か3試合。ルーキーイヤーの一昨年後半に掴みかけたポジション
を完全に手放した。贔屓目を除くと、単純に東や大剛、そして早十の後塵を拝した印象が
強い。チーム内での役割、90分を通しての貢献度を考えると、抜け出す事は出来なかった。

それでも、志木で見た16番は大きく見えた。以前にも増して高いモチベーションでボールを
蹴っている様に感じられたし、飄々とした風情の中にも、強烈な意地が伝わって来た。
順は必ず這い上がって来る。今年こそ主役を奪い取って欲しい。

NewOrder18早十

橋本早十(No.18)

そのプロ意識に感服する。昨シーズン終盤の早十は研ぎ澄まされていた。

夏場を迎えても尚、出場機会はゼロ。しかし、25節のガンバ戦でシーズン初出場を果たす
と、終盤戦はスタメンに定着。残留争いの正念場であるアウェイでの浦和戦、川崎戦での
奮闘は特に印象深い。

精度の高い左足と長い距離を繰り返し走る豊富なスタミナと運動量。強みは備える。
しかし、1対1の強さやアジリティに欠け、ひ弱で鈍い印象を受ける局面も多い。
その為、紅白戦での落ち着きのあるプレイには確かなクオリティを感じると共に、公式戦
での不遇には納得する部分もあった。しかし、早十は自らの長所を見失わず、その上で
見事に自らの役割と居場所を見出す。

その答えは献身性であり、オフザボールの動きだった。
攻守の切り換えに対する意識を高め、上下動を繰り返す。また、相手サイドバックの裏へ
のランと逆サイドからのクロスに対するゴール前への飛び出しで攻撃に厚みを加える。
以前の早十に比べるとボールに触れる機会は減ったかもしれない。しかし、プレイへの
関与は格段に増え、その活動量がチームの必要を満たした。自らが出場機会を得る為に
見出した解答は、チームの為に全てを投げ出す事だった。それが美しい。

プロフェッショナリズムとは何か。
原因を外に求めるのでは無く、内に求める事が出来るか否か、だと思う。
そして、早十は出場機会を得られない原因を内に求めたからこそ、終盤戦のプレイに結実
したのだろう。早十が手にした契約更新は多くの意義を含んでいる(元々、複数年だったり
してな。仮にそうだとすれば、「更に早十は凄い」とも言えますが)。
ピッチに立つ事が出来ない選手が、昨年の早十をどの様に心に刻んでいるか。チームの
浮沈はそこに懸かる。正直、早十について、これ程語る時が来るとは思わなかったなあw

今シーズンもスタメンを奪うのは簡単では無い。補強は進み、若手の突き上げも激しい。
しかし、早十は自分自身の為に、そしてチームの為に戦える事を証明した。
今シーズンも早十の役割は大きい。

NewOrder23慎

金澤慎(No.23)

昨季は出場時間721分。青木がサイドハーフで起用された夏場の一時期と、康太がベンチ
スタートとなった終盤戦を除けば、シーズンを通してスタメンを得る事は出来なかった。
今季は慎にとって勝負のシーズンになりますね。

恐らく、鈴木監督を始めとするスタッフの評価は低くない。全試合スタメンの北野と青木を
除けば、全試合メンバー入りしたのは江角と慎のみ。実際に、途中出場時には戦況や監督
の指示に応じたプレイに信頼を置く事が出来る。
また、紅白戦や練習の風景を見ると、ボールを繋いで主導権を握るという現チームの志向
に対する理解度は高く、フットボーラーとしての成長の余地を十分に残す。決して守備面
だけで評価されるべき選手では無い。

勿論、守備面でのゲームコントロールに目を向けると、慎の役割は多く、優先度は高まる。
また、東に加えて、カルリーニョスがポジションを崩すタイプだとすれば、中盤のバランス
は必ず見直しを迫られる。その場合は、相手ボールへのアプローチやバイタルでの潰しに
秀で、味方の戻りをサポート出来る慎は貴重な存在となる。

慎がそこに居る意味は大きいですよね。チームとしても、クラブとしても。



中盤は最も注目のセクションですね。タイポロジーで見ると多種多様。組み合わせや配置に
限りない可能性が存在する。
青木と康太のコンビにカルリーニョスを如何に融合させるか。
東やヨンチョルなどの攻撃的なタレントを如何に共存させるか。
チームが上へ行く為には多くの試行錯誤を伴うだろう。結果は勿論、そのチャレンジに注目し、
応援したい。その上で、個人的には慎と大剛、そして早十の存在を心強く感じる。
中盤には本当に魅力的なメンバーが揃った。早くスタジアムで彼等のプレイを観たい。

| 大宮アルディージャ | 23:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニューオーダー2012(FW)

先月31日にスタートしたグアムキャンプは早くも大詰め。
新たなチームに対する期待は日に日に高まっていきますね。

改めてオフの補強を振り返ると、思ったよりも動きが多かったな、というのが率直な感想。
実際は、最終ラインへの梃入れや直樹とチョンスが抜けた前線の補強は不可欠であり、
五輪組がシーズン途中に離脱する事も考慮すると、25名体勢は決して大所帯では無い。
しかし、カルリーニョスの加入により、一気にチームのオプションが増える可能性も大。
その点で「動きが多い」印象を受けた。

鈴木体制3年目を迎える新シーズン、戦い方の熟成を目指す為には不確定要素も多い。
今季は監督を入れ替えるチームが多く、大宮の継続路線がアドバンテージになるはず
・・・と予想していましたが、チーム作りには今一度時間が掛かりそうな気配ですね。
但し、去年までのベースの上に小さく纏っても仕方が無いので、相応の時間を掛けてでも、
今居る選手達でのベストのチームを目指して欲しいところ。
最終ラインの強化やカルリーニョス加入による中盤の化学反応如何で、上を目指す事が
出来るだろう。    

それでは、例年通り新シーズンのメンバーをポジションごとに分けて確認しておきます。
今回はFW陣に関するエントリ。

<メンバー> ラファエル、市川、慎太郎、長谷川
<IN> 市川(←東京V ※期限付満了)、長谷川(←山形)
<OUT> チョンス(→未定)、石原(→広島)、ピンパォン(→AAポンチ・プレッタ

新体制のリリース上では、FW登録は4名。
チョンスと直樹の移籍で「個の力」という面でのパワーダウンは否めない。
しかし、東やヨンチョルという中盤登録の選手を前線で起用するオプション、特に昨季終盤
の4-2-3-1をファーストチョイスとするのであれば、十分な陣容だと思う。
  
言うまでも無く、エースはラファエル。当然の事ながらラファの代役は存在しないし、必要も
無い(持論として「代役」をベンチに置くチームは余程の強豪か、アホなチームだと考える。
エトーがスタメンのチームにはラーションこそがチームに必要であり、エトーの「代用品」は
最も使い道が無く、ベンチで腐るのも早い)。

仮にラファ不在の緊急事態を想像するのであれば、市川、長谷川、慎太郎の奮起に期待
する他無いし、現実的には東やヨンチョルに点を取らせる形を磨いておくべきだと思う。

形よりも素材を見る鈴木監督のやり方を考慮すると、3トップ等、これまでとは別のシステム
に辿り着く可能性もある。
例えば、ヨンチョルの実力がチーム屈指だと判断され、尚且つ守備面での保険を掛けると
同時に攻撃面で自由を与える為には、4-2-3-1の「3」よりも、3トップの両翼に置く事になる。
同様に、長谷川がスタメンに値すると判断されれば、2トップが軸になるでしょう。まあ、これ
ばかりは選手次第ですからね。

現実的には、層が厚く、オプションの多い中盤の選手達が前線のポジションを押し退ける
可能性が高そうですね。それだけに市川、慎太郎、長谷川の奮起に注目したい。

それでは、FW登録の4名について。



NewOrder10ラファ

ラファエル(No.10)

昨年は31試合10得点。シーズンを通し、攻撃の中心としてほぼフル稼働でチームに貢献
してくれました。
幅広いエリアを動き、柔らかなタッチでボールを収め、攻撃の起点となる。    
局面を打開するドリブルに加えて、懐の深いキープでタメを作り、周りを使う意識も高い。
中盤でラファに一旦預け、サイドへの展開からフィニッシュを狙う形は、大宮の基本線。
欲を言えば、チームとしてはより高いポジションでラファの攻撃力を活かしたい。
康太の加入でやや改善されたビルドアップに更なる磨きを掛け、相手ゴールに近い位置で
ラファに前を向かせる事が出来れば、得点機会は自ずと増える。

戦術眼の高さと柔軟なポジションニングに加え、3シーズン目の昨季は、Jリーグへの適応
を感じさせるシーンも増えた。自陣セットプレイの守備や相手サイドバックへのマーキング
等、守備での貢献やそれに伴うペース配分などの変化も見られる。
当然の如く相手守備陣の警戒は高まっているが、ラファの適応力はその上を行く。
敢えて相手のCBに張り付き、東や金久保を泳がせてみたかと思えば、中盤とのポジション
チェンジで自らスペースを得る。タッチライン際へ開いてボールを引き出すと、素早くサイド
チェンジを繰り出す。
ラファは消えない。今後チームに必要なのは、ラファを囮に使うという周りの意識だと思う。

ホーム初勝利の磐田戦の終盤、誰よりも守備に奔走していたのはラファだった。
ラファ以上に「自分のゴールよりもチームの勝利」という台詞が似合うFWは居ない。
1年間、怪我無くピッチで戦って欲しい。ラファに望むのはそれだけですね。

NewOrder27市川

市川雅彦(No.27)

前線のメンバー構成の中では、市川の復帰が大きな鍵を握る。直感的にそう思う。
昨年は怪我に見舞われた事もあり、レンタル先のヴェルディではそれ程多くの出場機会を
得る事は出来なかった。

一昨年の起用法や働きを見る限り、東の不在時に市川がそのまま同じポジションを埋める
という計算は成り立つ。そして、それだけではチームと市川の双方にとって、上へ行く事が
難しい事も想像が出来る。

2年目のキャンプでゴールラッシュを果たし、ストライカーとして脚光を浴びたが、一昨年の
プレイは器用さや繊細さが目立つリンクマンとしての趣が強かった。
ラファの背後でボールを引き出し、中盤へボールを分散し、攻撃に厚みを作り出す。
高圧地帯でのキープや捌きのスキルはもっと評価されるべきだと思うが、同じ役割をより
ハイレベルでこなすラファ自身や、そのラファを活かしつつ、自らもゴールを量産した東の
存在を考えると、突出した武器を磨かなければ、定位置確保は難しい。

やはり、勝負はボックスの中だろう。その意味では、東以上に得点を奪えるか、が単純な
ポイントに思われる。クロスに対する入り方、バイタルでのターン辺りに注目する。
それも、少ないチャンスを物に出来るかどうかが勝負だろう。
プロとしてのキャリアを考えると、この1年は大きな分岐点と成るはず。イチ、頼むぞ。

NewOrder29慎太郎

清水慎太郎(No.29)

1年目の昨シーズンは、4試合出場、ピッチに立っていた延べ時間はトータルで13分。
真剣勝負の場面で何が出来るのか。彼自身、未だ手応えは無いかもしれませんが、必ず
この13分間が活きてくるし、活かさなければならないと思う。

4月に行われた新潟や仙台との練習試合では、縦パスをワンタッチでサイドへ落とす等、
ペナ外でのシンプルで的確な判断と、クロスに対するゴール前への入り方に惹かれた。
持ち味である素早い反転からのシュートにも非凡さを感じましたね。

カップ戦のホーム浦和戦でインパクトを残した、キレのあるドリブルも武器の一つ。
狭いエリアでの仕掛けが、結果的にはボックスでのフィニッシュを容易にするだろう。
宮崎や木原と共に1対1のトレーニングに励む姿は印象深い。

主税が何度か述べていた通り、「プロ向き」というハートはファン目線からも読み取れる。
ファーストプレイでの積極性や物怖じしないプレイ選択。そして自らが決めるという本性。
9回の失敗の後で1度の成功が賞賛されるポジションだけに、その意気が心強い。

豊かなスピードを活かす為にも、オフザボールの動きや最終ラインとの駆け引きが今後の
課題になるだろう。飛び出しのタイミングやボールを受ける身体の角度等、鈴木監督から
個別に指示を受けていた年末の光景を思い出す。

慎太郎の初ゴールに胸を膨らませて想像すると、様々な状況や形が思い浮かぶ。
それだけ可能性に溢れたストライカーだという事ですよね。
出場機会を増やす事は勿論、早くプロ初ゴールが見たい。

NewOrder32長谷川

長谷川悠(No.32)

モンテディオ山形より加入。敵としては、一昨年のNACK5スタジアムでの対戦で決められた
2ゴールが印象に残っていますね、やはり。

長身だが単純な高さで勝負するタイプでは無く、ボールを引き出す動きや柔軟な足元を
活かして攻撃を牽引する。09年、J1初年度の山形で10ゴールを上げており、その得点力
には思わず縋り付きたくなりますが、ストライカーというよりも、チャンスメイカー的な特性
がより強いかなと。まあ、チーム内での役割は山形と大宮で変わるでしょうから、どの様な
キャラクターを見せてくれるか、楽しみですね。

いずれにしても短い時間で結果を求めるべきタイプには見えず、先発を勝ち取れるか否か
が大きなポイントになる。詰まるところ、ラファとの相性が最大の見所でしょう。
前線からのプレスや自陣セットプレイでの守備等、昨年のチームに足りない部分での貢献
にも期待したいです。

個人的にはアナログレコード好きという点に好感度2%アップ。あ、「はっせがわ、ゆー!」
のコールとあのチャントはそのままでも良いと思う。アレ、やってみたい。



次回はMF登録の9選手に関するエントリです。中盤には魅力的な選手が揃いましたねー。
ああ、またもや殺人的な長文を書いちゃうのか・・・。

| 大宮アルディージャ | 23:44 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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新体制発表、ファンフェスタ、スケジュール発表など

やばい。ブログをやっている事自体、ちょっと忘れていました。
えーと、どこから振り返るんだっけ。あ、そうそう新体制発表からですか。今更ですが。

〔大宮公式〕2012シーズン チーム体制について
〔大宮公式〕2012大宮アルディージャ新体制発表記者会見レポート

カルリーニョスの加入を最後に、新シーズンに臨むメンバーが決まりましたね。
とにかく「勝ち点50」を成し遂げて欲しいですね。ホームで勝て。
メンバー構成に関しては、後のエントリで触れると思います。意外に動いたな、という印象。
ま、「過去最強メンバー」とか、正直分からんし、どうでも良いよ。
結果を出した奴等が最強に決まってる。鴻巣で笑ってたロバートがワーストに決まってる。
(いやいや、菅野さんが・・・という真顔のツッコミは勘弁願います)

〔大宮公式〕塚本泰史選手 大宮アルディージャアンバサダー就任のお知らせ

これは嬉しいですね。単純に、今後もスタジアムで泰史の顔を見る事が出来るのは嬉しい。
クラブの公式行事への参加やホームタウン活動、そしてクラブの広報活動等に関わる、との
事で、泰史以上の適任は居ないよね。正直、広告塔としては最高の存在だと思う。
ただ、あんまり無理はしないようになー。今の状況だけでも既に凄いんだから。
     
〔大宮公式〕2012大宮アルディージャ サポーターズミーティング開催レポート

開催されていました、ハイ。相変わらず興味が無いっす。多分、議事録も読まない。

〔大宮公式〕2012大宮アルディージャファンフェスティバル実施レポート

どうしても選手の顔が見たいので、ふらっと行ってきました。寒い中、0歳児を連れ回すのも
何なので、ゲルシの念仏からイチの麻婆豆腐の件くらいまでで引き揚げましたが。
心残りがあるとすれば、ゆる玉応援団だなー、やはり。アルディがコバトンの軍門に下る
瞬間だけは観たかった・・・。

〔大宮公式〕クラブ公式サイトリニューアルのお知らせ

おお、遂に本気を出したか。特に、選手紹介イイ!
以前からフロンターレのHPでの選手紹介などは内容も濃く、面白いなーと思っていましたが、
それに近いクオリティに変わってるじゃないかあ。これが「人に優しいクラブ運営」か。
あと、ようやくアルディがTwitter始めたとか。ぶっちゃけ、ミーヤの方が向いてそうだけど。

〔大宮公式〕2012シーズン試合日程およびチケット発売日(第1節~第24節) について

日程キター。今年は全て土曜日開催という事で、業種によってはキツイですよねー。
個人的にはそんなに問題無いかなと。どちらにしてもホーム皆勤は難しそうだけど。
あと、どこのアウェイに行くか、だな。子供の事を考えると、近場のアウェイよりも泊まりで
遠くのアウェイに行く方が良いのかもしれん。そうなると、ターゲットを絞るべきか。
 
まず、GWのアウェイ神戸戦。例年、ゴールデンウィーク(だけ)はそれなりに休みが取れる
ので、孫の顔を見せに実家へ帰れ、というお告げだろう、これは。

あと、やっぱり鳥栖ですよね。行ってみたいなー。行けるかなあ。
日程的には難しそうな気もするけど、行ってみたいのが広島のビッグアーチとセレッソの
金鳥スタジアム。行った事は無いけど、万博と厚別は優先順位低めかな。
日曜開催となるJ2の日程を探るのも楽しいですね。現実的には、余り行く事は出来ないと
思いますが。色々と考え、予定を立てている今の時期が一番楽しいのかもしれませんね。

| 大宮アルディージャ | 23:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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