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2012年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年05月

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J1第8節 VSコンサドーレ札幌(NACK5スタジアム大宮)

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残り20分。浦和戦後に選手達が口にした「次が大事」という言葉が重く圧し掛かった。
守備的なシフトを選択し、結果的には2年ぶりの連勝に成功する。
ホームで得た連勝の先に見えてくるのは、新たな自信か、それとも「結果のみ」なのか。
連戦の入り口に立ち、新たな期待が大きく膨らむ。

〔大宮公式〕試合結果:J1第8節 コンサドーレ札幌戦

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先発は前節浦和戦と変わらず。
序盤、コンパクトな2ラインを整える札幌に対し、大宮はボールを動かしてスペースを探る。
戦前、札幌は2トップを筆頭に前からプレッシャーを掛けてくる事を予想したが、余り高い
位置からは仕掛けてこない。ハイラインの裏を刺してバイタルを広げるか、ピッチの横幅を
使って網を解くか。東がサイドの裏へ斜めに逃げ、ラファは下がってボールを呼ぶ。

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10分、大剛のサイドチェンジから下平が鋭いクロスを送ると、ゴール正面に飛び込んだ
カルさんが頭で合わせて先制。高い位置まで全体を押し上げ、その上で動きとプレイの質
が結びついた素晴らしいゴールでした。あのポイントへとカルさんが走った距離の短さが
印象的。起点となった大剛のポジション自体も深く、人口密度が高い相手陣内でどの様に
して攻め切るか(早い時間帯に得点を奪うか)の好例になるゴールシーン。

先制後も大宮がペースを握る。サイドバックを押し上げて相手の2列目を押し込み、前線に
当てながら相手のブロックを揺さぶる。しかし、ゴールに向かう動きはそれ程感じられず、
抑揚の無いボール展開と受け手の動き出しの少なさが目につき始める。
先制点の存在が強引な攻め筋を狙う貪欲さを減らし、その分攻撃に迫力を欠いた感じか。
リードの状況だからこそ、緩急のある攻撃と積極的なフィニッシュを見たかったが・・・。

札幌はビルドアップの際に中盤センターの前貴之が両CBの間に落ちて、左SB岩沼を高い
位置へ押し上げる。大外に警戒を与える事で大宮の網を横に緩め、本筋ではバイタルでの
コンビネーションを狙う。メカニズムとしては現浦和のペトロビッチ型に近い。

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ラファと東は大きく開く両CBに圧力を分散させられる。ただ、前線からバランスが瓦解する
事は無く、中盤と最終ラインで挟み込む態勢は維持されている。
浦和戦と同様、ボールが入るまでは大外の選手を捨てて、中央のブロックが2トップに目を
行き届かせる。前田の個人技と近藤の馬力は脅威だが、菊地とヨングォンの出足は悪くない。
戦況を見るとしっかりと2点目を奪い、優位に立ちたいところでしたが、時間の経過と共に
決定機自体から遠ざかる。

前半終了間際、裏のスペースへ出たボールを前田が鋭いターンでヨングォンを外し、周囲
のディフェンスを引きつけ、後方へパス。ペナへ駆け上がった高木のシュートがゴール右上
に突き刺さる。呆気無く同点に追いつかれ、案の定前半の拙攻を悔やむ展開に陥った。
大宮にとっては時間帯も最悪で、後半に向けて暗雲が垂れ込める。

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後半開始直後の魔の時間帯は切り抜けた。しかし、チームの表情は曇っている。
カルさんがブロックの外側へ下がりボールを引き出すが、その次の手は無い。中盤を省略
するフィードか、サイドバックへの一方通行の展開に陥る。
大剛が斜めに降りて、相手センターの脇でボールを引き出すシーンにきっかけを感じるが、
その先にバイタルへ楔を打つ為の連携が見当たらず、再び中央のエリアを経由して反対
サイドへ展開する事も出来ない。流動的な動きからは程遠く、ボール回しは硬直化する。

58分、東を下げて、康太がピッチに入る。足の調子が万全は無い東は大事を取った模様。
青木と康太がセンターでコンビを組み、カルさんが一列上がる。

前半以上に足元でのプレイが増え、攻撃に糸口が見出せない。ラファは淡白なプレイで
ボールを失い、サイドを使って相手を押し込むシーンも減る。チームの重心が下がる。
浦和戦を彷彿とさせるヨンチョルの左45度からのシュートや康太のミドルには手を叩くが、
全体的には各選手の動きの重さに不安が募る時間帯だった。

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70分過ぎ、貴重な勝ち越し点を奪う。ラファの浮き球のパスに対して、ボックスへ走る大剛
が相手ディフェンス2枚と共に潰れる。こぼれ球をフリーで受けた坪内がマイナスへ折り
返すと後方から走りこんだのは青木。右足を巻き込む様に振り抜くと、シュートは左サイド
ネットに吸い込まれた。一斉に立ち上がり拍手とガッツポーズを繰り返すメインスタンドの
ファンの向こう側で、縺れ合う青木と坪内の姿が見える。このゴールは大きい。

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しかし、相手のミスを突いて漸くリードを得たが、ゲーム運びの拙さに変わりは無い。
ラインが下がり、セカンドを拾われて押し込まれる状況が増える。自陣に人数は揃うものの
ボールホルダーに対するアプローチはぼやけている。相手の拙攻もあり、決定的なピンチ
は少ないが、苦戦は続く。
「この試合で追いつかれる様な事があれば、この先にも大きな影を落とすだろう」。
大きな直感に纏わり付かれつつ、とにかく結果だけを望む。

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残り5分を切り、深谷を投入。浦和戦と同じく5バックの態勢で逃げ切りを図る。
ゴール前を固めて、相手のシュートをブロックするが、ボックスを包囲されて、防戦一方に。
5バックへの変更は相手の攻撃を呼び込む形にもなり、それを一旦弾き返した後に相手を
ゴールから遠ざける術を持たない(今の大宮はこの守り方をオプションとして体得出来て
おらず、だからこそ、形振り構わぬ5バックを繰り返したのだろうけれど。個人的には、この
「逃げ切り策」を選手達がどう感じているのかに興味がある)。

3枚目のカードとしてピッチに送られた順がカウンターのチャンスを決め切れず、天を仰ぐ。
3分のアディショナルタイムが過ぎると、待望のホイッスルが響く。遂に連勝を果たした。

内容についてはスッキリしないゲームだった。
「前節のゲームでメンタル的にもフィジカル的にもかなり疲弊をしていました。また、前節
勝ったという安堵感もありました」
という理由はいかにも不可解だけど、ピッチ上の選手が
見せた精彩の無さはそれ以上に不可解だった。

今季、昨年までと比べて守備のスタートラインは高まった印象だったが、浦和戦に引き続き
このゲームでも自陣のケアに重点が置かれた。前節の時点では単なる浦和対策という視点
で見ていたが、終盤の5バックの採用も含めて札幌戦も見ると、別の視点も強調される。
想像が働くのは、連戦に対する配慮とフィジカル的な対策(キャンプの「失敗」に対する
リアクション)辺りか。あ、あとは鈴木監督のご乱心ね(笑)

正直、畏まったプレイとミスが折り重なる悪循環に鬱屈とする時間もあったけど、終わって
みれば、それでもやはり選手達には拍手を送る。
待ちに待った連勝ですからね。それも、ホームで勝ち続けた事が何よりも嬉しい。



【雑感】

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・八百長っぽい上手投げ。

・出たー、NACK5スタジアム初披露の青木のエアプレイン。マガジンのインタビューでの
「パフォーマンスを考えている」って発言は何だったのか。あ、微妙に羽の角度が違ってた?

・ゴールシーンでは、シュート以前の状況判断と動き出しが素晴らしかった。康太とのコンビ
だった事でボックスへの走り込みを後押しした感も。

・単調なパス回しの中で、長い距離をグラウンダーで当てる青木の縦パスには見所が多い。
あくまでも自然にチャレンジが出来ている姿が、見ていて気持ちが良い。

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・カルさん、先制点は渾身のヘッダー。相当無理な体勢だったにも関わらず、頭を振り切る
事が出来る身体能力に脱帽。凄え。あと、前半のラファへクロス(ペナで胸トラした際)の
球質がえげつなかった。あれ、キックの瞬間は手前のディフェンスに引っ掛かると確信した
んだけどなあ。カルさん、凄え。

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・青木へのアシスト後のツボ。青木のゴールでメチャクチャ興奮していたのに、ツボの男前
な表情を見た瞬間に何故か脱力するという不思議。「(2点目の場面は)あの高い位置に
いて、珍しく落ち着いていたので(笑)、撃っちゃおうかなと思ったけど、撃っても入らねえだろ
と思ったら後ろから青木が呼んだので出した。ラッキーだった」
 
何だ、その夢の無いコメントは(笑)サッカー選手を目指す世界中の子供に教えてあげたい。

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・下平のゴールライン上でのブロックは値千金。先制のクロスは悪魔の左足っす。

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・菊地選手、J1 100試合出場おめでとう!厄介な相手2トップに対して、前で戦う姿勢を貫き
通す。頼もしかったな。

・(ヨンチョルのシュートを導いた)ヨングォンの縦パスに沸く。流れの中でディフェンスライン
からあのタイミングであのパスが出るチームになるとは・・・。ペップ⇒ロマーリオラインを・・・
は言い過ぎですね(笑)ウン。

・毎年、ゴールデンウィークは何となく不穏な印象がする。って、これは全て張さんの責任に
しておけば良いんですかね?

・マエシュンは信頼されてるんだなあ。シュートに持ち込むアイデアや引いた位置でのプレイ
には冴えがある。同点弾のアシストと暴れん坊将軍は圧巻でしたね。

・近藤はやばいな。体が。

・去年、TVで札幌のゲームを観る度に驚かされた内村選手。4~5点リードとかだったら、
もう少し長い時間見たかったけどな。いや、全くそんな気分じゃ無かったけど。

・それでもゴンは見たい気分。

・スヌーピーの登場が青木のゴールを呼ぶ。

・スタジアムに到着すると「Born Slippy」が鳴り響く(今年は、試合開始15分位前に毎回
流しているよね?)。ノリは良いけど、あのグダグダな歌詞を思うと複雑な心持ち(笑)

・「アレ、この選手って前は清水に居なかったっけ?」と高木純平を特定する妻にびっくり。
ついこの前までは河原と寺川の区別もつかなかったくせに。

・ついこの前までは浦和レッズダイヤモンドだと思っていたくせに。

・群馬勢、躍動の日。帰宅後、何とも直樹らしいゴールに力が入る。良いゴールだなあ。
それにしても昨年アレだけありつけなかったビッグマックを早くも手にするとはな。「同じ中学
の先輩後輩が揃ってビッグマック」ってのは、なかなかの快挙でしょ。



「内容か結果か」という問いは無意味だと思うし、「勝てばそれで良し」というのは一種の詭弁
だとすら思う。敢えて書けば、仮にこの様な試合を続けていけば、上積み出来る勝ち点は
自ずと限られるだろう。「結果」はそんなに甘くない(一瞬カペッロの顔が思い浮かんだけど、
見なかった事にする)。

現在を生きる為の勝ち点は不可欠だし、未来を生きる為の戦いも絶対に必要。
今日も食わなければならないし、明日も食わなければならない。健やかに暮らす為には
色々と必要だからねえ。
今は「勝ち点を積み重ねる事で見えてくる課題もあるはずだ」と妄想してみるか。
そもそも、そんなに勝ち点を積み重ねた事が無いから、120%の妄想なんだけど(苦笑)

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| 大宮アルディージャ | 21:44 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第7節 VS浦和レッズ(NACK5スタジアム大宮)

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試合終了後、ゴール裏に向かう選手達に笑顔が溢れ、幾つかの場所で抱擁が見える。
浦和とのさいたまダービーで今季ホーム初勝利!!スタジアムの雰囲気が心地良かった。
手放しで喜べない内容と、最高の結果。今、手に出来るものは、ひとまず手に入れた。
小さな呼吸を一つ入れて、更に高く飛び立つチームを見たい。

〔大宮公式〕試合結果:J1第7節 浦和レッズ戦

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前半8分、ヨンチョルのゴールで趨勢が決まる。
「対ペトロビッチのサッカー」という点で考えると、前からプレスに行って、それが剥がされた
時が最も危ないだけに、ある程度自陣に引き込んで守る事が有効となる。勿論、佐藤寿人
という特別な存在は居ないだけに、一発でラインを壊される危険性は低い。しかし、意外に
新ペトロのサッカーは早くもある程度浸透している印象で、マルシオのシャドーも良さ気。
ハーフライン周辺迄で守備の人数を削られた挙句、バイタル付近のフリックやワンツーに
晒される様な状況だけは避けたい。

また、リトリート優先の守備組織も広島時代と変わらない印象。奪ったボールをゆっくりと
繋いでペースを握る事は十分に可能。自陣で繋ぐ分には永遠に繋げるんじゃないか・・・
という勘違いさえ頭を過ぎる。順が居た時の流経が天皇杯で見せたガンバ戦でのやり方
(最終ラインが低い位置でワイドに開き、相手の前線を拡散させる。敢えて中盤にスペース
を広げた上で、前線への楔やロングフィードで相手陣内での3対3や4対4を狙う)すら妄想。
いずれにしても、相手のリトリートに乗じて、自分達のペースでゲームを進められる点は
不調の大宮にとっては何よりも大きかった。

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先制点を得た事でより一層戦い方が明確になる。
マイボール時には、最終ラインでボールを回しながら、坪井の脇のスペースを執拗に東が
狙い、ヨンチョルが突く。そのタイミングでボールが出ると攻撃のスピードを上がる。
そして、守備に移る際にはトランジションの意識を高めて、相手のカウンターの芽を摘む。
カルさんがマルシオに目を光らせて、バイタルから追い払う。大剛とツボが梅崎と槙野の
スライドを封じ込める。組織に綻びは無い。

さしたる予感も無く、再び3バックの脇のスペースに抜け出したヨンチョルのクロスをラファが
頭で叩き込み、追加点。拳を握り締めてリンダリンダを唄うが、意外にも頭は冷静だった。
メチャメチャ嬉しいけれど、「まだ2点」という感覚もある。
その直後のカウンターでヨンチョルがGKとの1対1を止められ、無性に悔しい。アレは決めて
欲しい。「2点リードが最も危ない」という様な感覚では無く、とにかく3点目、4点目を望む。

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引いて構える相手に合わせてボールを回す事に終始し、アクションを見失う事は避けたい。
こういう展開では、自らリズムを失う事もありますからね。チーム全体で緩急を付け、行ける
時にはキッチリとフィニッシュに繋げる展開が理想的。30分を過ぎても攻守のバランスは
良く、この戦いを続けられれば・・・と願う。

相手にボールを持たせる時間が増え、ボールの奪い所は明確でカウンターの気配も漂う。
両サイドで数的同数を作り、中央にボールを戻させた直後にラインを上げて、相手の前線が
引いて受けるスペースを消す。シャドーへの楔を網に掛け、カルさんや青木を軸に、奪った
後のボールの動かし方にも落ち着きがある。
これならば、ある程度相手を自陣に引き込みながら、ラファと東、ヨンチョルの3人で2~3点
を狙える展開かと(掌を広げるマニータのポーズも準備万端だったのに)。
前半、冷や汗を掻いたのは梅崎のボレーの場面位だったか。2点リードのまま前半終了。

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ハーフタイムに浦和は鈴木を下げ、原口がピッチに送り出される。柏木が中盤の底に下がり、
原口は2列目へと入る。浦和が前傾姿勢を強める。

結論から言えば、後半の大宮は下がり過ぎだったと思う。
柏木の持ち上がりや左サイドの人数の掛け方(浦和自身のノッキングにも繋がっていたが)
等を観ると、後半開始直後は一旦自陣の混乱を沈めるべき時間だった事は確か。
しかし、時間の経過に応じて、一枚ずつアプローチを上げる事も可能だったはず(特に東の
ポジションを下げてからの手立てが見られなかったのが残念)。

前半の守備を観た後なので、後半の守り方には不満が残った。
「絶対に勝ってくれ」という願いや祈りと共に、「これは拙いな・・・」という苛立ちや焦りを感じ
ながら後半の大半を過ごす事に。正直な所、「1点取られたら、そのまま2-1で勝てる状況
でなく、2-2まで行かれる展開だった」
と試合後にコメントした北野と似た感覚だった。

後ろに重心が掛かり過ぎ、カウンターに出る事は出来なかった。特にバイタルから外への
アプローチの段階で圧力が弱まり、前線に当てられる回数が増えた。また、サイドでフリー
の選手を作られて、クロスを簡単に上げられるシーンも目立つ(陣形自体がサイドを捨てて
でも中央を固めるという構えだった)。
セカンドを拾い、ボールを繋いで陣形を整える時間があれば、もう少し能動的にゲームを
進められたと思う。ちょっぴり歯痒い。

守備に重点を置いて戦うべき展開と相手だった点に異論は無いけど、その実はバランスを
欠いた拙い守り方だったと思います。ゴール前や裏のスペースを消すだけに留まり、多くの
決定機を作られ、セットプレイを与え続けた。そのセットプレイでは、ファーで相手が余ったり、
空中戦のこぼれをゴール前で打たれる等、危険なシーンが多かった。
北野のセーブや守備陣の奮闘で辛くも凌ぎ切りましたが、戦い方としては慎重というレベル
を過ぎてやや臆病だったかなと。サイドはまだしも、柏木や阿部へのアプローチの始点が
5mでも高ければ、相手のシャドーを消す方法やセカンドの奪取という点で違ったと思う。
・・・それもこれも、今の成績や順位が招いた部分が大きいと感じるので、今後に期待する
だけなんですけどね(何よりも、大宮の力はこんなモノでは無いと思っていますからね。
成績がアレなので、大声で言えないだけで(苦笑))

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もう一点、別の角度から感じた事も。
後半開始5分後くらいから、東やラファがベンチに対してマークを確認し、その結果として、
東が下がり目で柏木からのパスコースを消す動きが増えた。勿論、ベンチの指示も出て
いたはずですが、ピッチ上の選手達が主体的に動いた場面にも見えた。 

結果としては、東のポジションを下げた判断が全体の守備のバランスを下げた原因だと思う。

ただ、一つ感じたのは、その様な判断に「間違い」は無いという事。
矛盾する様ですが、その結果が「下がり過ぎ」であろうが、ピッチ上の選手がどの様に感じ、
どの様に望むのかが重要であり、結局のところ、自分達がやり易い方法を取るべきだと思う。
そして、その分自らが責任を取り、汗を流して結果を奪い取るという事が出来れば、それが
「正解」なのだと思う。
個人的には、引き過ぎだと思いましたが、選手達が決断し、力を合わせる事が出来るので
あれば、その方法が最善だとも感じる。だから、東の「アクション」は頼もしく見えたし、今後
もその様な光景が多く見られるチームであって欲しい。

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話をゲーム展開に戻すと、後半は防戦一方でしたね。特に75分位までは、いつやられても
おかしくはない印象。
北野のファインセーブやディフェンスラインの奮闘、青木とカルさんの粘り強い守備。
各選手が集中して体を張る姿に拍手を強め、声援を送る。周りでは、祈る様に目を瞑り、
手を叩く大宮サポの姿が目に入る。何とか勝たせてくれ。

潮目を感じたのは、デスポトビッチ投入と原口のイエロー辺りだったと記憶する。
苛立ちや焦りが全て消え去り、このまま行けるだろう・・・という感覚が訪れた頃に深谷が
タッチライン際に現れた。
アディショナル4分を経て、試合終了。拍手と歓声と共に、低迷するチームに光が差し込んだ。



【雑感】
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・試合後、選手達の笑顔が見られて嬉しかった。個人的には、順が康太や慎に弄られて
いたシーンに最も喜びを感じました。

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・決して簡単では無かった局面を打開したヨンチョルの個人技。得意のゾーンで見せた
大仕事がチームを勇気付けてくれましたね。前半は、東のランを加勢に積極的な仕掛けが
目立ちました。終盤の強引に捻り出したループシュートの場面にも沸く。

・早くも金髪を刈り落としたラファ。ゴール前でのチャンスは少なく、中盤の組み立てに絡む
プレイでも本調子とは言い難い状態でしたが、当然の様に浦和戦ではゴールを決める。
ラファはダービーで6試合連続ゴールとの事。リーグの相手が浦和だけだったらメッシ並み
のゴール数を挙げるのは確実だな。

・浦和さんは、ラファにゴールを決めさせる事に掛けては天下一品です。

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・「東が入ると違う」ってのを改めて実感。

・マルシオをマークしつつ、これまでよりは低い位置でボールを散らすカルさん。プレイの
エリアは狭まり、躍動感は割り引きだったけど、バランスを見た動きがこのゲームに適う。

・北野はポポや阿部のシュートをファインセーブで食い止める活躍。「ああ、北野様様だなあ
・・・」と余韻に浸りながら家に帰ったら、丁度Jリーグタイムを見ていた妻が「何であのハイ
ボールをキャッチ出来ないの」とか呟いてやがる。ワシの気分が台無しや。

・終盤のクロスの雨を弾き返し、前線への楔を前で食い止める菊地。強い粘り腰だった。

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・ヨングォンは影のMVP。楔のリターンやフリックへの対応が抜群で、引いて受け切る事が
出来たのも、ヨングォンの存在があればこそ。それにしても、ヨングォン燃えてたなあ。 

・柏木に因縁を付けつつ、何気に時間稼ぎする下平。関西の兄ちゃん風情がええ感じ。

・ヨンチョルの先制点って大剛のパスだったよね? 流石と言いたいけど、やっぱり謎の
ポジショニングだわ。その瞬間の中盤の構成が思い出せん。今度、録画で見てみようっと。

・ツボのサイドバック。またも、浦和戦でのキーマンになりましたね。チーム状態が良かった
前半は繋ぎで結構アレな場面もありましたが(笑)、苦境に陥ってからは頼もしいってのが、
何ともツボらしかったり。

・深谷投入でツボと下平をボールサイドに応じてスライドさせる5バックへ移行。まだ4月
なのにそういう事しちゃいますか。あの展開であの時間まで行けば、大賛成ですけれども。

・去年の金鳥スタでのセレッソ戦とか、何故たまーにこういう料理を作って(作れて)しまう
のか、その気分を聞いてみたい。

・【速報】試合前の練習で大ちゃんが好クロスを連発。

・後半は単調な試合展開にジリジリ。やや退屈だったので、ドイツ前とドイツ後の槙野の
発言を思い出して、何とか落ち着きを取り戻す。

・ビルドアップからトップに当てた後の近距離でのコンビネーション等、早くも浦和はそれ
なりの形に到達しているっぽい。阿部、永田、柏木辺りの存在が大きいのかな。

・勝手に「ペトロのサッカーでポポは無いわ」と思っていたが、それなりに居場所はある感じ。  

・どうせだったらムジリが見たかった。どうせの意味が分からんけど。

選手への水掛け、選手バスの出口を封鎖とか、アウェイで何してはりますの。

・窮地のレッズ戦ほど頼りになる物は無い。ユーアーレッズ!!ユーアーレッズ!!

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・このゲーフラを見るのはちょっとした楽しみ。最早有難い御札にしか見えない。

・7試合で勝ち点8、これで漸く残留ペース。浦和戦があと10試合くらいあれば残留が見える
んだけど。

・ここ数年にわたる「攻撃的なサッカー」を目指しているフリは、一種のハンデという事にして
みます?

・ステラタウン大好きです!!(行った事無いけど)

・早くも今季二度目の飯田淳平さんの登場です。こりゃあ、前代未聞の大宮寄りのジャッジ
が来るでーと思っていたら、至って普通で拍子抜け。あのー・・・もう一度やり直して貰って
も良いですかね?

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・初めて見ましたが、乃木坂46さんは割りとリスっぽいルックスなんですね。



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次節もホームゲームか。「背水の陣」で奪い取った結果をチームとしての自信に繋げる事
が出来るのか。ダービーで得た勢いをチームとしての力に変えて、一気に加速したい。

| 大宮アルディージャ | 21:05 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第6節 VS横浜F・マリノス(ニッパツ三ツ沢球技場)

急所の一つは下平の裏。下平が攻撃のサポートに飛び出すと、キム・ヨングォンがスライド
して広大なスペースを一人でカバーする。しかし、2トップと兵藤がそこを突く事は出来ない。

大宮は、両センターバックがインターセプトした直後のボールの動きにオートマティズムが
見られ(CBがタッチライン際から斜めに降りる2列目にボールを当て、そのタイミングで裏の
スペースをサイドバックが駆け上がる)、その一方でパスが流れたり、2列目の選手のトラップ
が乱れる等、実際のプレイにはミスが多かった。
それだけに、大宮のサイドハーフを高い位置で挟み込んでボールを奪い、直後にサイドの
裏へ流し込むシーンを増やしたかったところか。

小野のスタイルを考えると、左サイド(大宮の右サイド)へ流れるプレイ自体は効果的だし、
実際に素晴らしいゴールもそこから生まれた。小野に下平の裏を狙わせるやり方もあるが、
そうなるとゴール前の人数が揃わない。機動力のあるフォワードを擁しながらも、カウンター
の好機自体を作り出せない事が、現在のマリノスの苦境を表す。

大宮の最終ラインと接近戦を続ける2トップは孤立し、横並びになる事も多い2列目との距離
は空く。その為、横パスを奪われたり、仮に2トップにボールを当てたとしても、それを拾い
切れないシーンが頻発した。
また、前線の機動力を考えると、中盤で手数を掛けずに素早く攻め切るシーンが少ない。
最終ラインの前でボールを受け、ポイントを作るという動きに欠けた印象。
例えば、前半20分あたりのシーン。引いた位置で兵藤のパスを受けた大黒が、裏へ抜ける
小野へパス。2本のパスでシュートまで持ち込んだ。カルリーニョスの動きに迷いが多く
(下平の裏のスペースへのケアを含めて)、バイタルのカバーが曖昧だった事を考えると、
大宮の中盤が間延びした隙にトップの縦関係を活用し、フィニッシュを増やせたはず。
裏狙いでラインを下げさせて、その後にバイタルでポイントを作る。低迷するチーム状態を
考えると、狙いは絞られていたはず。

以上はマリノス目線で。

以下、面倒臭いので箇条書き。

・水曜日の秋葉ではカルさんの不調について妻と話していたのですが、単なる不調とも違う
のかなあ。Jリーグへの適応、チームへの責任など、決して悪い方向でも無さそうだけれど。

・12本もあったコーナーキックは得点に結び付かず。但し、順のキックの質や多様性には
可能性を感じる。55分頃の2連続のコーナーキックの際の駆け引き(1度目はスピードのある
ボールをニアへ、2度目はハイボールをキーパーが出られない所へ)にも拍手。それだけに
1点くらいは欲しかったな・・・。

・後半のリードされた後、中央寄りでプレイするヨンチョルの使い方が難しい。
動き直しが少なく、早めのタイミングでディフェンスを背負う状況が増えると、サイド攻撃が
手薄な印象に。

・長谷川は右で打っていれば栗原のブロックに掛かっていたはず。落ち着きのある判断。

・順が中盤の底に入ってボールを引き出す状況も多い。昨年夏の志木での練習試合を
思い出す。その分、サイドに人数が掛かり、前線にはラファ一人で縦にボールが入らず、
一旦サイドへ流し込む状況が多い。その結果、ダイレクトプレイ(ゴールへ向かうプレイ)
が少なく、チーム全体としては迫力を欠く。

・就任直後にスタメンに抜擢⇒就任二年目はベンチが多く、出場機会減。練習試合では
フォワードでの起用が増加⇒三年目は順自身が開幕前から結果への拘りを公言。
順のキャリアと鈴木監督のチームマネジメントを見続けていると、本当に興味が尽きない。

・ヨングォンの小野へのタックルに対して、口頭で注意する家本主審。タックルの「軽さ」から
ヨングォンの精神状態を推し量る繊細な対応でした。

・前半はラファのドリブルやキープに冴えが戻る。

・ラファ+11人ならば、なかなか強そう。「あと1人」を11人でどう作り出すか。

・左サイドにラファが流れた状況でヨンチョルや下平とのパス交換で奪われるシーンが最も
危険。このゲームでは、青木やカルさんを経由した展開が見られず。

・開始直後、俊輔との最初の1対1で左に持ち換えた瞬間に厳しく詰める下平。南米的作法。

・坪内のサポートが遠く、仕掛けを自重する大剛。安定した状況判断とキープ力が結果的に
消極的な印象を与えるが、数的不利の状況が多かったのも確か。バイタル周辺でスペース
を作る動きがあれば、捌いて走るというアクションの余地も生まれるが・・・。

・74分、自陣でのビルドアップから青木がサークル付近に降りるラファへパス。順が左サイド
から中央へ切れ込んでマークを引き付けると、その裏のスペースに下平が走り、ラファから
パスが出る。下平のクロスは相手に掛かるが、各選手の連動が見事な展開でした。

・終盤は長谷川を投入し、2トップに。スリッピーなピッチも考慮してか、中央で手数を掛ける
よりも、早めにクロスを入れる狙い。

・ドゥトラはシミュレーションが多く(見破られていた)、ファウルの質が悪い。うーん。

・色々な料理人が居る。通常、料理人とはオーナーが仕入れた食材をどれだけ上手く組み
合わせ、どれだけ良い料理に仕上げられるかについて頭を捻るものだと思う。
一方で「俺の得意料理はこれだから、そんな食材は必要ありません」と言う人間も居るだろうし、
中には自分の腕に溺れて道を外れる料理人も居るだろう。
そこにはオーナーと調理師のそれぞれの関係があるから、一概には言えない。ただ、真っ当
なのは前者の関係だと思うし、だからこそ、料理の味次第で料理人の首を替えれば良い。
見方によっては、カルさんを外す方がお手軽な料理が出来ると思うが、さてどうなるか。
「さてどうなるか」って、カルさんは使うんだけどね。そりゃまあ。

「それなりの料理」は作れる。それは既に実証されている。大体、毎年の秋から冬に掛けてね。
まあ、その時期は掻き入れ時だしねー。何はともあれ、問題はどの様な料理を望むかですね。
流石に表面的には味を整え始めた感もありますが、それにしても肝が据わっている。

・「解任ダービー」の結果と内容を見て、両者解任かとも思ったが、今の所は動き無し。
少なくとも、樋口さんはもうちょっと粘って欲しいよ。ホントに。

・既に岡本さんも大忙しだとは思いますが、「当たり」がついているのか否か。

・あまり知られていないと思いますが、張外龍という監督が狙い目かなあと密かに思っている。
ゴールへ向かうダイレクトな攻撃やシンプルなシュートシーンを見られる事は確実らしいし、
結果が出なければ大胆なメンバーの入れ替えを行うみたいなので、取り敢えず最近出て
いない選手が見られれば満足、というファンのガス抜きもバッチリ。現監督とは異なり、
選手と共にタッチライン際で戦っている感じがするのも、絶対に好感度が高い。お勧め。

・張外龍が無理ならば、アラダイスを呼ぼう。是非。ビッグサムは大宮の風土に合うで。

・今週末はダービー。とにかく、「平川は右サイドが良い」らしいので要注意やな。

・マガジンで青木のインタビューを読む。期待していなかった割には意外に熱くなったぞ。
「ホームゲームなのに永田の方が前のページ」とかな。

| 大宮アルディージャ | 23:11 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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12/04/12 09:41にコメントを下さった方へ

非公開で頂いたコメントなのですが、勝手ながら公開させて頂きます。
12/04/12 09:41にコメントを下さった方へ。ひとまず、ありがとうございました。

タイトルなし

昔は丁寧に書いてたのに、
今は、自分が信じる鈴木監督が結果が出ないからと、
ついに他人の意見批判のエントリーですか?

他人の意見も認められない、お前が一番バカだよ!
自分のブログに何書こうと自由だろ?
お前、頭おかしいんじゃねえの?

このエントリー書いた時点で、お前は終わりだよ。
最低な人間に落ちたよ。
勝てないチームがぼろくそ言われるのは、世界の常識だろ?
気取ってるんじゃねーよ。


「こういう意見は結構来るだろう」と思っていたのですが、意外にもこの方と「個人サポの
ブログを糞みそに言うのは・・・」という意見の方くらいでした。
まあ、まともな人は、いきなり他人のブログに直リンクを張る様な危険人物(勿論、「いきなり」
では無いのですが)の所にわざわざコメントなんてしないでしょうし、そもそも訪問者自体が
少ないという悲しい理由が大部分なのは間違い無いけれど。
あと、「拍手」を入れた人は人間としてどうかと思いますよ!(苦笑)まあ、それは良いとして。

正直な所、このコメントには同意する所が多いです。だからこそ引用させて頂くのですが。

まず、「自分のブログに何書こうと自由」というのはその通りですよね。
当然ですが、人の意見は十人十色ですし、自分と異なる「意見」を見聞きするのは面白い。
必ずしも、同じ結論の人と話が合うというモノでも無いですしね。
具体的な名前は挙げませんが、今のアルディージャに対して批判的な人の中にも、しっかり
と自分の言葉で説明をする(しようとする)人の意見は読む価値があると思っています。
そこに意見があれば、の話ですが。

例えば、心の中で「クソ、隣の芝は青く見える原理主義者か・・・」とか、「この三浦信者め
・・・」とか、「俺の早十をボロクソに言いやがって」とか思いつつも(笑)、栗鼠ペクトしている
ブログは存在します。あ、「俺の早十」は嘘でした。
とにかく、結論そのものよりも思考の型に関心を持っています。

で、話を戻すと、その「何を書こうと自由」という「自由」と同じだけ「他者性」はついて回る。
「公開している限り、誰が読むかは分からない」という大前提が不可欠です。
その視点が無ければ(面倒なのであれば)、自分の為の日記を書いていれば良いのだし。
だからこそ、ブログを辞めて日記にしようかなーとか毎日考えているんだけどね。駄目やん。

「誰が読むかは分からない」けれども、自分の意見は伝えたい。そのギャップを横断しながら
書くという行為がブログですよね。そこを避けて通りたいのであれば、公開する意味が無い。
説明を求められた途端、「すいません。意見はありません」とか、「上手く表現できないから
勘弁して」はナシでしょ。それだけ思い切った事を書いているんだから。「コメント歓迎」
とか全くの嘘やん。
そもそも「傷つきやすい」人間が、そんなに簡単に他人を「バカ」と書ける訳が無い。
日本語の能力の問題では無いよね、絶対に。それが私の意見です。

一瞬でも、アメブロのIDを申請して、「メッセージ」を送っておかないと・・・と考えたワシが
馬鹿でした。やはり、「バカの壁実写版」と思ってやり過ごすしか無いのかねえ。

そうそう、昨日、「そんな奴に構ってる暇があったら、もっと子供の面倒を見なさい」と妻に
叱られましたので、一旦止めますけれどね。これ以上無い御意見ですよ。すみません。

クラブの体制や今の大宮のサッカーに対する疑問はありますよね、そりゃ。逆に、全く無い
とか有り得ないでしょ。但し、その疑問や意見を表現する方法が重要な訳で。
ワシもボロクソに書きたいわ。上手く書く方法が見つからない間は、書けない(書かない)
だけでね。
たとえ、「○○は下手くそ」とか「鈴木淳はバカ」とか「ゲルシはアホ」とか「ゲルシはアホ」
とか「ゲルシはアホ」という様な「感情」が心を過ぎったとしても、他者にそれを説明する事は
そんなに簡単な作業では無いはず。
いや、上手い方法が見つかったらこんなトコロに書くよりも速攻でクラブに電話します(笑)

好きな選手や監督を貶す事は簡単では無いよなあ。自らの身を切り刻む様な感もあるし。
だからこそ、「上手い方法」なんてそう簡単には見つからない。



一応、コメントの他の部分にも触れておきますよ。さっきも書いたけど、全体的に割りと同意
ですよ。ホント。

>昔は丁寧に書いてたのに、 今は、自分が信じる鈴木監督が結果が出ないからと、
>ついに他人の意見批判のエントリーですか?

そうそう、結果が出ないからイラついてるんですよ。それ位は察して下さい。
ただ、今後も「他人の意見批判エントリー」を連発するつもりなので、仮にチームの結果が
出ても「他人の意見批判」を続ける事で、貴方の意見に反証出来るかもしれませんね。
「チームは上昇。ワシはずーっと罵詈雑言」ってのが理想的かもね。楽しみ。
あ、最近も「丁寧に書いている」つもりではあるけどね。伝わらないのはワシの力不足ですね。

>「お前、頭おかしいんじゃねえの?」

ここは割りと強く同意。意外に気付かれていないみたいだけど、身近な人には良く言われる。

>このエントリー書いた時点で、お前は終わりだよ。
>最低な人間に落ちたよ。

正確には「落ちた」訳では無く、元々最低な人間なんだけど。まあ、この部分も同意ですよ。
この様な文章を通して、他人は「ここの文章は読む価値が無い」という場の不信任を与える
でしょうからね。逆に、ワシと同類の低俗な人間だけは集まってくるというね。うん、あるよね。
「終わり」という点は全く否定しません。仰る通り、こうやって糞みたいなブログ(ワシの事な)
が淘汰されていくのは健全な事ですからね。

って「平川は右サイドが良い」と投稿しているIPアドレスの方にここまでのマジレスをする
必要があるのかという疑問は残りますが、そこには目を瞑ってね。重要なのはそこじゃ無いしな。
以上、念の為、返信とさせて頂きます。


昨年秋くらいから、自分の中では何となくブログを公開する意義が薄れてきていた為、
それこそ「日記」に移行するかーとか思っていましたが、今回この様なコメントも貰い、今後も
暫くは続ける意思を固めました。固めちゃいました。ザ・天邪鬼。

但し、ブログの視点は徐々に変えていこうかなと。
今後は、試合の感想等の踏み込んだ部分は非公開にします。とにかく、踏み込みません。
表面上は踏み込まない事に全力を尽くします。
内容的には、選手・監督・スタッフをボロクソに書くつもりなので、そんな箇所は間違っても
公開出来ませんからね。ボロクソに書くだけの根拠を纏める能力も無いですし。
説明もしたくないですし、感情的にぶちまけるだけなので、絶対に公開なんて出来ません。

後は、真の「ぬるサポ」を目指すつもりです。
負けると監督や選手がムカつくし、自分が傷つくのだけは嫌なので、大絶叫でブーイングし、
選手に罵詈雑言を浴びせます。これぞ、「自分にだけ甘い=ぬるサポ」の真の姿ですよね。

| 大宮アルディージャ | 23:18 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋葉の森サッカー場(4月11日)

今日は久々に平日休みが取れたので、秋葉に行ってきました。
最近は練習を観に行く機会が無かったので色々面白かったです。
「ぶれないで」とか言われるまでも無い練習メニュー。フリーポジションでのオーバーラップと
5対5のメニューの関連性。DFラインのメンバー入れ替え。練習でのカルさんの試行錯誤。
東の体幹自主トレ。練習を消化する菊池のスマートさ。守備陣のシュート意識の高さ。
むらちょのカッコ良さ。などなどネタはたっぷりありましたが、ここでは書きません。
あ、最も印象に残ったのは早十の地を這うサイドチェンジでした。やっぱり「完璧な左足」だ。

話は変わりますが、他人の発想には日々感心させられますね。
先日も素晴らしいブログに出会いました。全ての行が目から鱗状態。

文章を読む限り、恐らく小中学生の方が書かれているブログだと思うのですが、
新種の形容動詞である「相変わらずに」を使いこなす辺りは只者ではない。

何よりも、ズバズバと物事の核心を指摘する頭脳と表現力が素晴らしいです。
挙げればキリが無いのですが、例えばこのエントリ

>やはり5年目なので清水慶記もベンチに座らせないと可哀想に思ってベンチに入れました(笑)
オマエなんかに可哀想と書かれる点だけがホントに可哀想。

>DF:日本人だけで組み立てた方が、うまくいくと思ったのでこれにしました
なるほど。トニーニョとかレアンドロとかマトとか糞だったからな。

>大宮のサッカーには、4-2-3-1がフィットしないので、昔からの4-4-2の方がフィットすると思う
ああ、デニスとペドロの2トップとかフィットしてたもんなー。というか、「昔からの4-4-2」の
方がフィットする理由って何?教えてくれ。それは絶対に書かないんだもんなー、ズルイわ。

>ラファは1トップにフィットしないですので、厳しいと思います
うん、確かにオマエの日本語は厳しいと思います。

>長谷川は下手くそでした!今まで、在籍した、長身の日本人FWでは、一番下手くそでした!
Macは下手くそでした!今までに読んだ日本語で一番下手くそでした!

とにかく、対象を理解するとか、自らの考えを説明しようという姿勢は皆無。
他のエントリでは社長と監督をバカ呼ばわりしておきながら、自分のバカっぷりのみアピール
するとか、最早誰にも出来ない芸当です。
理解出来ない事を全て「バカ」で済ませる姿勢に尊敬の眼差しっす。凄えよ、アンタ。
ワシも今後はこういうブログを目指して行くわ。

| 大宮アルディージャ | 18:46 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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Fade Into You



大学のラウンジの薄汚れたソファを思い出す。
理工学部に所属するサークルの先輩と吉本隆明の「共同幻想論」について話し合う。
酷くアナクロな学生だったなあ。念の為、全共闘世代では無いからね、ワシ。
(そういえば、先日吉本氏が亡くなりましたね。ご冥福をお祈りします。)

〔Coachella公式〕コーチェラ2012ラインナップ

Mazzy Starが復活するという言葉を見て、94年の風景がフラッシュバックする。
その先輩は異様に色が白く、常に微笑みを浮かべていた。小さな声で発せられる言葉は常に
鋭く、話をする度に刺激を受けた。暇に任せて彼と話をする時間は楽しかった(もっとスタジオ
で練習しなさい)。
彼自身、繊細で誠実なギターを操る人で、PavementやMazzy Starなどを好んでいた。
「最近、建築の勉強が面白くって」と言いながら、サークルを去ったその先輩が凄く大人に見えた
のを覚えている。



「コレは良いよ」と言って先輩から渡された「Transient Random-Noise Bursts With
Announcements」に収録されていた曲。初めて聴いた時はぶっ飛んだ。
元々、EPでは18分にも及ぶ長尺の曲で、Neu!的なフォーマットと実験的なアプローチを
ポップに仕立て上げた名品。この頃のStereolabは尖ってて良いな。 



ふと思い出したが、サークルの同期だった土岐麻子さんは、ソロ活動を中心に現在も第一線で
活躍中なのです。当時、多くの言葉を交わした記憶は無いですが、瀟洒で麗しい方でした。
個性的なヴォーカリストですよね。

最近の活動を調べてみると、ルーツとも言えるJAZZを経由し、現在はシティポップスやAOR的
なサウンドに傾倒しているみたいですね。Cymbalsの頃とはヴォーカルのスタイルもかなり
変わりましたね。頭を巡るのはユーミンや大貫妙子あたり。そして何よりも「ひょうきん族のエン
ディング」だな。



久しぶりに聴きましたが、やっぱりCymbalsはポップなバンドですね。ああ、懐かしい。
それにしても、沖井さんのベースの暴れっぷりが凄いな。今更ながら。
この感じは二周程回ってピッタリ来るかも。確信犯的な佇まいは今新たに格好良い。

| 音楽 | 01:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第5節 VSセレッソ大阪(NACK5スタジアム大宮)

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14時半頃、スタジアムに到着するが、眠りから覚めた息子がいつに無くミルクを飲まず、
なかなか寝付かない。その後も愚図り続けているので、試合開始直前に退散する事に。
ペルージャを口ずさみながらスタジアムを去るという怪しい家族。
まあ、思ったより寒かったしなあ。すまんかった、息子君(家に着いたらニコニコしていたの
で何よりでしたが)。あ、この日唯一撮った写真がこのミーヤです(笑)

家に到着してテレビを付けると立て続けに失点してジ・エンド。うーん。この試合は正念場
だと思ったんだけどね・・・。何とか切り抜けたいな。

〔大宮公式〕試合結果:J1第5節 セレッソ大阪戦

テレビ画面を通しても、試合後のブーイングは伝わってきました。これだけホームで結果が
出ないと仕方が無いですね。

ゲームの感想は色々あり過ぎて書き切れない感じ(ブログをやっている意味無しw)。まあ、
それでも何となく書き殴りますが。
まず、冷淡に書くと、後半の展開は良くある展開の一つに過ぎないと思うし、それを選手の
メンタリティやチームや監督への忠誠心の無さに繋げるキモい筆致で字数を稼ぐのもアレ
だしな。「守備崩壊」ってのも違うと思う。決定的なミスは多かったけどね。

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敗因?渡部が余計なファウルを犯し、ヨングォンの「欲」が与えてはいけない追加点を招き、
康太のパスミスで勝負が決したという事。あ、コレは敗因じゃ無く状況説明か。

夜中に前半のゲームも見直したのですが、「悪くない」ですね。勿論、足りない物は山程
ありますが、それでも「漸くここまで来た」という印象は強い。その上で、真っ当な課題に
直面しているのも感じる。内容的にはそれなりに安定感を感じる。そんな低目の安定感とか
要らんのじゃボケ、とかうるさいんじゃボケ。
勿論、それだけに結果が出ないのはもどかしいですけど、まあそんなに甘くは無い。

ある程度ボールは繋がるが、相手ブロックの外を回り、急所を突く事は出来ていない。
攻撃は左サイドへの展開に偏り、ラファへの楔から中央のコンビネーションに至るイメージ
は弱く、相手ディフェンスの対応は楽だったと思う。2失点目のタイミングが早かった事も
あって、最終的に大宮の遅攻に合わせてゴール前を固めていれば大丈夫という構え。
ボールが収まらないラファはサイドに流れるシーンが増え、中央を突く楔が入らない。
また、両サイドはチェンジサイドへの備えと逆サイドでの展開に対するゴール前に入る動き
の間で決断力を欠き、相手に脅威を与えられなかった。

打開の為には、ハーフライン付近のポゼッションのタイミングで、前線が相手の裏を突き、
もっと相手陣内にスペースを作るべきだったし、相手のブロックをずらす為の縦パスを早め
に打ち込むべきだった。後は、ミドルが足りなかった印象も強い。
(但し、中盤の中では青木のプレイには確かな状況判断や意志が感じられた。試合後の
コメントで「試合に対する厳しさが全然感じられませんでした」という言葉がありましたが、
素人のワシからすれば、青木のプレイに限っては全然そんな印象が無かったよ。勿論、
判断ミスや技術的な失敗はあると思うので、それを反省しているのだったら、もっともっと
反省すれば良いと思うけど)

2012040701.jpg

このゲームを観ていると、ボールロストの仕方の悪さは非常に気に掛かった。
受け手任せのパスが攻撃を遅らせ、体を張ってボールを守る事が出来ずにロストに繋がる。
パスを出して、受ける。スペースに飛び出して、次のパスを引き出す。現在のチームの志向
を考えると、「味方を信じて自然に体が動くかどうか」は生命線だけに、ロストに対する神経を
高め、互いに信頼を高めていける様な戦いを望む。

それでも尚、「悪くない」と思います。相手陣内にボールを運び、ゴール前に人数を掛ける
シーンは増えているし(当社比)、サイドにボールを運んだ後に、中央と逆サイドで受ける為
のポジショニングにも秩序は見られる。ある局面までは、形が出来つつある。
また、今季は前からボールを奪う形への注力や、相手のカウンターに対する連携(2列目の
サイドの裏を取られた際に中盤の底の一枚がサイドへアプローチを掛け、逆サイドの2列目
は絞って中盤の底のカバーに入る等)を見る。悪くない。

2012040701.jpg
  
ゲームを観ると悔しさやもどかしさが次々と湧き上がりますが、同時に感じるのは、仮に3年
前のワシが現在のアルディージャを見ると間違いなく驚くだろうなあという事。「え、こんな
サッカーが出来る様になるのか」と。そして「相変わらずこんなに成績が悪いのか」と(苦笑)

でも、ワシントンが体を張ってボールを収め、闘莉王が相手の攻撃を跳ね返し続ければ
リーグチャンピオンにも成れるし、マトが8点奪えば残留出来るのがサッカー。
そして、「大宮よりも下」とは言い切れないチームが降格するのもサッカー。
だからこそ、結果のみを見て右往左往するのは空虚だと思う。

常々、これを書いたら終わりだなーと思いつつ、遂に書いてしまうのだけど、それは人生と
同じかなと。最後はどうせ死ぬ。だからこそ、どう生きるかが大事なのであって。
結果は必ず出る。だからこそ、「ワシは絶対に死にとう無いんじゃ~」的なジジイにだけは
ならない様にしようっと。それが「たかがサッカー」の話でもね。

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後は、方向性や趣味の問題ですよね。
個人的には今のチームには大きな共感を抱いているし、「それでもこの道を行くしか無い」
と思う。強くなる為に、何らかのショートカットがあれば良いんだけどね。ワシが見る限り、
サッカーにはそんな安い方法は無いと思うし、辛うじてそれに近い物があるとしても、それは
一過性の物に過ぎない。

勿論、ボールを繋ぐだけでは得点は増えない。夜、ガンバのゲームを横目で見ましたが、
ポゼッションの基盤に関しては明らかに大宮よりも遥か上を行くガンバが広島のカウンター
の術中に嵌まっていた。そんな「サッカーにおける日常」とも言えるゲーム展開を観て、
今更ボールを繋ぐ事自体に疑問を感じる訳は無く、その道の先が果てしなく長い事も容易に
想像出来る。それでも「コレを止めるとして、他に何をするつもりなの?」という感覚なので、
またまたまたまたまたまたまた腹を括るだけ。

更に言えば、同様の方向性でより優れた指揮官が居ますよーと言われても、「あ、そう」と
しか言い様が無い。それは、言わば「他人の人生」だからね。今は興味が無い。

成績的には監督更迭もそろそろかなーとは思うし、それ自体は当然の事。
決断のしどころですね。遅れると落ちるよ。早すぎると崩れるけど。

仮に現体制が終了となれば、流行語大賞に選ばれた「俺の好きだった大宮を返してくれよ」
という身の毛もよだつ台詞を泣き喚くだけだな。しれーっとした顔でその後も大宮を応援する
んだけど。

2012040701.jpg

あーあ、いつもサッカーそのもの(ピッチ上の現象)とスタジアムの事を書きたいと思っている
のですが、相当脱線したわ。やっぱり、選手の事だけを書くべきだったかなあ。
ヨンチョルが左に張る形や、ラファが中央を離れた際のバイタルの使い方とか、カルさんの
トップ下や、菊地のキャプテンマークとか、大剛と渡部のマークの受け渡しとか、長谷川が
右サイドからクロスに飛び込む実験の失敗とか。色々書きたかったなー。
このゲームも結構見所が多かった。色々とムカつく事も多いけど(笑)
まあ良いや。ひたすら家で聞いて貰う事にしますw

マリノス戦、勝つしかないですね。

| 大宮アルディージャ | 16:46 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナビスコカップ 第2節 VS鹿島アントラーズ(カシマスタジアム)

現地観戦の皆様お疲れ様でした。
「平日夜のゲーム+敗戦」という事で、半ば無理矢理にでも収穫を拾って帰ってきたか
と思うので、是非是非お土産話を楽しみにしております。あ、洋介どうでした?
特にポジティブな話も無く、汚物しか出て来ないのであれば、それは何とか自力で消化
して下さい(笑)

〔大宮公式〕試合結果: ヤマザキナビスコカップ第2節 鹿島アントラーズ戦

ナビスコ第2節のアウェイでの鹿島戦は0-1での敗戦。
ゲームを観ていない為、内容については何も書けませんが、公式HPやインタビュー等を
読む限り、コンパクトな陣形を保つ事が出来なかった事とフィニッシュの積極性を欠いた
という感じでしょうか。相手のカウンターに対する警戒や、ラファではなく長谷川の先発が
影響しているのかな・・・と勝手な想像。洋介は前で戦えたのかなあ。

どんな凡戦も結構頑張った風に仕立て上げる事に定評のある公式レビューですら、何気に
冷淡な文章が目立ちますな。「後半に掴んだ唯一の決定機」とか、「同点ゴールの気配が
感じられないまま淡々と時間が過ぎていった」とか。マジかよ。公式のくせに何か良い所を
探せよー。・・・まあ、それだけ奮わなかったのでしょうけれども。うーむ。

カップ戦は2ゲームを終えて1分け1敗と苦しいスタートですね。何とか巻き返さんと。
「そろそろ気を引き締めて、結果に拘った戦いを見せて欲しいです!」みたいな脳味噌が
腐った様な事は書かないよ。ただ、負け方は重要だと思うので、その点は興味があります。
っても、スタジアムには行けず、試合の映像すら見ていない人間が語る事は何も無いん
だけど・・・。ああ誰か、清水秀彦の負のパワーが込められていない試合映像を下さい。

そういえば、栃木VS千葉の試合後に我らの藤田が泣いてたらしいね(真偽は知らんけど)。
自分がPKを外して負けたみたいでね。いや、だから何って事でも無いんだけど。
ただ、ちょっと熱くなっただけで。

| 大宮アルディージャ | 23:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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J1第4節 VS名古屋グランパス(NACK5スタジアム大宮)

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土砂降りの帳の向こう側で、ボールを抱えた順が高々と拳を上げる。
その強いスピリットに神経が昂り、思わず叫び声を上げた。

終盤は相手の圧力に押し込まれ、何とか勝ち点1を守り切るだけに終わった。勝てない相手
では無かったけれど、天候やゲーム展開を考えると結果自体は受け容れるしか無い。
戦闘態勢は十分に感じられたし、前半は目指すべき攻撃も何度か観られた。
強い雨に祟られながらも、帰路の足取りはそれ程重くは無かった。

〔大宮公式〕試合結果: J1第4節 名古屋グランパス戦

暴風雨が予想されていた為、一人でスタジアムに行く事に。妻に「今日は勝てる気がする」
と全く根拠の無い(希望と予感だけはメッチャある)言葉を残し、出発。勝つぞ。

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スタジアムに到着し、スタメンを確認すると大剛とカムさんが居ない。体調不良か。
大宮のスタメン。GKは北野。カムさんが不在の右SBは渡部が先発。菊地、ヨングォン、下平
はこれまで通り。東の離脱、カルリーニョスの復活によって中盤にも変更があり。センター
は青木と康太の組み合わせ。カルさんはトップ下に入り、右サイドに金久保、左にヨンチョル。
ワントップはラファ。初スタメンの順と康太とカルさんの同時起用に期待が高まる。

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立ち上がりから大宮がボールを繋いで主導権を握る。
名古屋はセンターのダニルソンが孤立する事が多く、中盤のバランスが悪い。
両サイドの永井と金崎が高い位置を窺う一方で、従来通り、相手ボール時の最終ラインの
撤退は早い。その為、トランジション時に前後が分断し、バイタル周辺に大きなスペースが
空く。トップ下に配されたカルリーニョスが頻繁にダニルソンの脇に侵入し、中継点として
ボールを受けて、捌く。良いリズム。

強風の中、北野へのバックパスを織り交ぜながら、グラウンダーでのパスを中心に慎重に
組み立てる。相手のプレッシャーが弱い事もあり、余裕を持ってフィニッシュに繋げる事は
出来ていた。名古屋は前節の新潟戦でも簡単にミドルを打たれており、ある程度遠目から
でも狙っていきたいところ。

しかし、15分過ぎから自らのミスでリズムを崩し始めた。青木のロストから決定的なカウン
ターを食らい、左サイドの連携ミスからフィニッシュまで持ち込まれる。
マズい展開だな・・・と思いながらも、こういう展開こそ腰を据えた攻撃でペースを取り戻し
てくれる事に期待する。

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多分、24分位だったかな(テキトー)、チームの姿にじわりと感心。
低い位置から丹念にボールを繋ぎ、ハーフライン付近ではカルさんと康太が相手のアプ
ローチを交わして、ディフェンスラインとパスを交換しながら、サイドへ振る。
左サイドでヨンチョルが押し込み、崩しに詰まったら中央の康太を経由して右に展開。順が
ボールを受けると、渡部が勢い良く外を駆け上がる。
恐らく30秒程度は相手にボールを渡さなかったシーンがあったと思う。最終的にゴール前
で弾き返せば・・・という相手の大雑把な守り方を差し引くとしても、堂々とリズムを掴み返す
チームに、自信を深め、強く手を叩く。

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前半終了間際、ビッグチャンスが訪れる。最終ラインの裏のスペースにこぼれたボールに
ラファが反応。タッチライン際へ大きく飛び出した楢崎を股抜きで交わすと、無人のゴール
目掛けてドリブル。シュートコースを切る相手を見て、ラファはゴール前の青木へ折り返す
が、腰砕けの様に体勢を崩した直後に放った青木のシュートは大きくクロスバーを越える。
青木以上にコッチの腰が砕けた。このワンプレイで敗戦すら覚悟する。それ程決定的な
シュートミスだった。

直後、速攻から永井がシュートを放つが、北野が左手一本で止める。絵に描いた様な負け
パターンの流れを一旦食い止める。前半終了。
猛スピードで雲が流れる。しかし、まだ空は持ち堪えていた。

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後半開始。48分、早々にゴールを割られる。闘莉王の持ち上がりから、バイタルの玉田が
足裏で繋ぐと、ダニルソンが左足を振り抜く。前半から当たっていた北野が僅かに触った
様にも見えたが、地を這う強烈なミドルがそのままゴール右隅に突き刺さった。
前半の内容が悪くなかっただけに、ガックリと来る失点。時間は最悪だし、守備が崩された
訳でも無いのが逆に堪える。こういう得点で相手にショックを与えるのが名古屋の強さの
源の様な気がするわ。やられていないのに、完璧にやられているっていうね。

失点直後から、滝の様に雨が落ち始めた。雨脚が非常に強く、視界が悪い。
ボールを繋いで相手の間隙を突きたい大宮にとっては、更に苦しい展開。このまま嵐が続く
様だと、大味な攻防になる事は避けられず、すなわち名古屋に誂え向きのゲームになる。
球際で闘い、小さなチャンスを確実にモノにするしか無い。

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55分、同点に追い付く。闘莉王が自陣でアウトサイドを使ったパスをコントロールミス。
康太からボールを受けたヨンチョルがドリブル。左45度から強引に放った左足のシュートが
相手ディフェンスに当たり、角度が変わる。ファーからゴール前に飛び込んだ金久保が体を
空中で折り曲げて反応すると、強烈なボレーでネットを揺らす。同点!!

このまま逆転!と願うが、時間と共に選手同士の距離が離れ、蹴り合いの様相が強まる。
繋いで相手を押し返す事が難しくなり、前線でセカンドを拾う事も出来ない為、相手の圧力
を正面から受け止めるシーンが増える。前半から体の切れを欠くケネディは何とか抑え込む
ものの、急所でボールを引き出す玉田や金崎の飛び出しには翻弄される。しかし、枠内の
シュートを北野が次々と弾き出し、窮地を凌ぐ。

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大宮は攻撃に出られず、防戦一方。自陣の守りでは局地戦が増え、ファウルで止める場面
も増えてきた。苦しい展開。
康太に代わって、長谷川が入る。カルさんをセンターに下げて、長谷川には前線の守備と
セカンドを狙わせる算段。しかし、ラファと長谷川に中盤が絡めず、単発のクリアが続く。

終盤、名古屋はダニエルを最終ラインに投入し、闘莉王を前線に上げる。
大宮も深谷を投入。相手の前線との数を合わせ、エアバトルに備える。目標は勝ち点1に
切り替えられた。
ラストプレイ。闘莉王がヘッダーで飛び込むが、ヨングォンが体を捩じ込み、クリア。
4分のアディショナルタイムを乗り切り、辛くも勝ち点1を得た。

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最後に選手交代に関する感想をダラダラと。
試合中、余程の事が無ければ、交代のカードは一枚も切らないだろうと考えていました。
ゲームの状況を見ると、交代自体のリスクの方が高い様にも感じられたし、そもそもこの
ゲームを動かす事が出来るカードを欠いていると思った。それだけに長谷川の投入(康太
の疲労度は良く窺い知れなかったが)にはやや驚いたし、深谷の投入には強い決断力を
感じた。普段、鈴木監督の交代の遅さを嘆いている人は、この深谷投入の「早さ」を全力で
賞賛するんだろうね。勿論。

仮に長谷川以外に前線の選手が残されていたとしても、深谷の投入自体は的確でしたね。
試合前、ツボ、深谷、洋介という控えの面子を見て、どんな展開ならばカードを使い切れる
のかと妄想ツッコミをしましたが、ポジションバランスでは無く、選手個々のパフォーマンス
を見て選ぶ指揮官だけに、CBが多いのは結果にしか過ぎない事を既に十分知っている。

個人的には「ディフェンスの人数が多いから、実力的には十分では無いFWを入れてでも
洋介はベンチから外す」的なメンバー選考は信用が置けないし、自分がCBの人間だったら
そんな指揮官の下では戦いたく無いっす。速攻で京都に移籍します(笑)
だから、「何故攻撃の選手をベンチに・・・」等とは全く考えない。ベンチに選ばれたメンバー
は勿論、イチや慎太郎にも失礼だしね。とにかく、攻撃陣の奮起に期待するだけです。

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また、「ホームで勝ち点3を狙わない交代策」についてはチーム力不足の所産として考える
他無い。一つ言えるとすれば、この日のゲームに勝つ為には、相手のパワープレイに巻き
込まれる前にリードを奪わなければならないゲームだったという事。そこに尽きる。

相手のパワープレイを放置して、前線を投入するも、終了間際に守備が決壊・・・という光景
は容易に想像出来る。残念だが、十分に想像出来た。

終了間際に失点しても文句は言わんから、とりあえず早十を入れろ、深谷は守備では無く
ターゲットとして前線に入れろという人は分かり易くて潔いとは思うけど、そんなんだったら
それまでの戦い方にも不満だらけでしょー。そりゃ大変だ。
両サイドはずーっと攻め残っておくべきだし、相手のセットプレイでも前線に5~6人残して
おけば良いだろう。間違い無く得点の可能性は増えるしな。他の可能性も増えるけど。

叶わなかった事だけを俎上に乗せて、結果論で切り刻むのはアホ臭い。
長谷川がファンペルシだったら、一人で逆転ゴールを奪う事も有り得たし、渡部がプジョル
だったら、深谷を入れなくてもそのまま凌げたかもしれない。
でも、大宮はそんなに強いチームじゃない。そして、そんな大宮が好きなんだから、応援の
姿勢も自ずと決まってくる。・・・いや、ファンペルシが来たら大喜びするけどなw



〔雑感〕

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・順の気迫と意気は雨嵐を突き破って、スタンドまでビンビンと伝わって来た。
今季初スタメン。試合前に子供を抱いて写真撮影に臨む姿を見て、いつも以上に祈った。
興奮の余り、現場では何とも思わなかったが、相当難易度の高いゴールだったと思う。また、得点という結果
のみならず、幾度と無く自陣深くの守備で体を張り、人一倍の運動量で長い距離を走って攻撃に絡む姿に
泣いた。この日の順はメチャメチャ格好良かったよ。プロのサッカー選手として。親父として。


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・北野はMVP的な活躍。抜群のシュートストップで勝ち点1を引き寄せる。
前半、ケネディと永井のシュートをパンチで防いだのを皮切りに、後半は雨あられと降り注ぐシュートを悉く
セーブする。終盤は観ているコチラも「まあ全部止めてくれるだろ」的な感覚に包まれる。きっと、3,000円の
ボディシャンプーが効いている。今直ぐ買い溜めに走ってくれ。


・ゴールキックの時に強風でボールがスポットから流れる事数回。どさくさに紛れて遅延
行為もやれそうな雰囲気。

・青木が決めていれば、全く別のゲームだったよなー。結果ボロ負けかもしれないけど。

・試合前の選手紹介、名古屋サポから青木へのブーイングは無し。ふむ。

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・超超超決定機を外し、大の字で横たわる青木を冷ややかな目でカメラに収めるワシ。
一人での観戦だと、こういう時はそれなりに殺伐としてくるね。

・カルさん復活。細かなミスが多く、本調子とは言い難い出来。それでも、トップ下の起用
自体には大きな違和感は無く、経験と頭の良さを感じさせる。
要はどの様な役割を求めるかですね。チーム状況や対戦相手に左右されそうです。前半、センターサークル
付近のターンで度々相手のプレッシャーを瓦解させる。あ、カルさんの息子クンも可愛いかったー。


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・康太は守備面での数的優位を意識した動き。地味ながらも球際での粘りは目を惹いた。

・相手よりも先に飛び、滞空時間の長さでケネディを退治する菊地。
ナチュラルな膝蹴りwでケネディのやる気スイッチを潰すのも上手い。このゲームでは、ヨングォンとの連携
がクリアで、今後に更なる希望を抱かせる。


・下平が中盤(ヨンチョルだっけな?)に当て、その落としを受けたカルさんがラファを裏へ
走らせる。全てがダイレクトで繋がる展開に痺れた。思わず「ウホ」みたいな奇声が出たわ。

・代表云々みたいな話には興味が無いけど、相変わらず玉田は日本屈指の才能だと思う。
今の名古屋は玉田がボランチ兼アタッカー兼ストライカーみたいなので、色々なプレイが
観られて楽しかったです。

・何となくケネディに飽きた。

・断言しよう。藤本淳吾のボランチは成金趣味だと。うん、NTTが言うなと。

・名古屋は「4-1-1-4」みたいな瞬間が多く、無闇にワクワクする。「スペクタクル」的な意味
では無く、「これは勝てるんじゃないか」的な意味で。

・遠い目で08年の名古屋を思い出す。あのサッカーは機能美満載だったんだけどなー。

・前半、永井に激昂する闘莉王。叫び声が響き渡る。いえいえ、貴方のフィードミスです。

・小川のチャントは足場が崩れる様な半音進行に頭が割れそうになる。あれは何気に拷問。

・今となっては、ハーフタイムの散水とは何だったのか。

・終了間際、松尾一の巧みなポストプレイに沸く。あわやビッグチャンスだったのに。

・近くに女子サッカー選手らしき団体が座っていたのですが、狭山の選手だったとは。
前座で試合があったとは知らず。何となく、大学生とかと思い込んでいたワシは、オッサン特有の「最早若者
の年齢の多少は判断が出来ない」病ですな。皆さんポンチョを携帯しておらず、順のゴールは見られず。


・07年アウェイの三ツ沢を100だとすると、65程度の豪雨指数だったか。むらちょのアーリー
クロスは文字通り視界から消えたからなあ。それに比べればまあ。



順が右サイドで十分な活躍を見せ、康太も中盤の底で献身的に働いた。怪我による東の
不在やその後のオリンピックまでを見据えると、収穫も見つかった。
また、このゲームでは「嫌な時間だな」と感じた瞬間に、ピッチ上で守備陣が互いに声を
掛け合うシーンを頻繁に目にする事が出来た。
チームとして戦い、次こそは勝ち点3を奪ってくれると信じる。

| 大宮アルディージャ | 08:47 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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