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PAVEMENT(新木場スタジオコースト4月7日)

Silence Kitのイントロが放たれた瞬間、フロアに血が駆け巡る。
目の前で、音が生きている。
バンドという現象を、これ程までに生々しい感触で伝えられるってのが何よりも素晴らしい。
それこそが、大きな意味での表現力だよなあ。
その後のシーンに与えた影響云々は全く知らんが、彼等を特別な存在にするモノがある
とすれば、それはこの表現力に負うのだろう。

201004072122000.jpg

会場に到着すると、スティーブの到着便遅延との理由(ホンマか?)で、
開演は19時30分に変更。開演までの時間をマッタリと過ごす。
自分でも意外だったのは、10年の歳月による感慨が全く沸いてこない事。
ひたすら、お馴染みのPAVEMENTを待つという淡々とした心持ち。
唯一、感傷に浸ったのは、大学に入り立てのワシにPAVEMENTとSTEREOLABを聴かせてくれた先輩は
今頃何してるんだろうなあ、と思った瞬間くらいかな。


Silence Kitから始まったライブは、そりゃあもう最高だった!!
選曲はベストに近いモノでしたね~。
ライブ中は初期の曲が比較的多いなあと感じましたが、先頃発売されたベスト盤に
沿った選曲だったみたいですね。うむ、「Terror Twilight」からは少ないのか。

「Shady Lane」、「Gold Soundz」、「Cut Your Hair」、「Summer Babe」・・・。
今更ながら、まずソングライティングの才能に感動したなあ。
コンテクストの中で自らを異化し続ける言葉達と繊細で美しいメロディ。



バンドの演奏も最高だった。
相変わらず技術的には上手くない。でも、それは重要な事じゃないんだよなあ。
安易なフォーマットに頼らない歪なアンサンブル。
その切実な姿勢がバンドの実体を見事に浮かび上がらせている。
うん。素晴らしい「バンド」だよなあ。
ちなみに。前から思っていたんだけど、ペイヴメントって確かにテクニック面で特筆するバンドじゃあ無いけど、
それ以上に曲が難しいよねえ。合わせるのが大変だろ、アレは。あんな曲でベースとか弾きたくないわ。


以前にも書いた
けど、彼等は古典的で職人気質のバンドだと思う。真っ当なバンドだ。

料理人であれば、ホワイトソースを作る為に小麦粉をバターで炒めるのは当然の事。
それ以上に「さて小麦を栽培するか」、「牛から育ててみるか」くらいの志と悪ノリ(笑)
を感じさせるよね、ペイヴメントは。
でも、炒める段階で思いっきり焦がしたりもするんだけど。それもまた味が良くてね。

何はともあれ、2010年に再び彼らに出会えた事は幸せだった。ホント、楽しかった。
照明やセットも煌びやかさと熱気が入り混じった良い按配でしたねえ。
ちなみにスタジオコーストは初めてでしたが、雰囲気のある良いハコですね。好きだな。
何となくロンドンのカムデン辺りのホールを思い出した。対岸に見える橋を渡る時の外観を含めてね。


ボブの奇声と横山ノックと化したスコットにも腹を抱えて笑った(スマン)。
1年限りの再結成か。
上手く話が転がれば嬉しいけど、ニューアルバムには特に期待していない。
今日だけでも十分最高だったから。

〔Set List〕
Silence Kit
Ell Ess two
Shady Lane
Frontwards
Perfume-V
Two States
Gold Soundz
No Life Singed Her
Grounded
In the Mouth a Desert
Father to a Sister of Thought
Kennel District
Range Life
Unfair
We Dance
Cut Your Hair
Fight This Generation
Summer Babe
Shoot the Singer
Stereo

Date With IKEA
Trigger Cut
Stop Breathin'

The Hexx
Conduit for Sale!

| 音楽 | 22:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あら、ペイヴメント再結成なんてしてたんですね・・・。
しかも来日までしてたんだ・・・。

いいですよねぇ。
ローファイでややもするとグダグダな印象すら受けそうなもんなのに
バンドとしてきっちり成立しているというか。良いバンドですよね。

フロントマンのスティーブを除くと、
ロックバンドの面々とは思えないようなルックスの人たちですよね。
ヨ・ラ・テンゴほどではないですけど(苦笑

| スーザン | 2010/04/09 00:25 | URL |

スーザンさん

ペイヴメント、全然変わらなかったですよ。
一部メンバーのルックスは思いっきり変わっていましたが(笑)

>ローファイでややもするとグダグダな印象すら受けそうなもんなのに
そうなんですよね。やっぱり、グダグダなんですよ。
そして、本来バンドってグダグダなモノだと思うんですよね、本質的に。
グダグダ感を避ける為だけに、表面を取り繕うだけの凡百のバンドが多い中、
それをキッチリと表現出来るのが凄いなあと。

| hisau | 2010/04/09 23:33 | URL |















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