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ナビスコ第6節 VSセレッソ大阪(NACK5スタジアム大宮)

90+4分。直樹の足先がボールに触れ、水曜日に一縷の望みを繋いだ。
幾度と無く見てきたゲーム展開と、これまでとは異なるエンディング。
足元に差し込む光は徐々に行先を照らし始めた。

〔大宮公式〕ヤマザキナビスコカップ 第6節 セレッソ大阪戦の試合結果

P1030305.jpg

決勝トーナメント進出の為には2連勝が最低条件となる大宮。
この日も渡部と福田を最終ラインに起用。青木も引き続きボランチに入った。
これで3試合連続のスタメンですね。経験は着実に積み重ねられている。
新潟戦からの変更点としては、出場停止の坪内に代わってマトが久々の先発。
また、金久保に代わり早十が先発。2トップはラファと直樹。そして、フリーマンのドゥドゥ。

前半は大宮ペースで進む。
2分、右サイドでドゥドゥと早十のパス交換に反応した青木がゴール前へ飛び出す。
シュートは相手GKに防がれるが、ここ数試合機会を増やしているボランチの攻撃参加が
早くも決定機を作り出した。
その後、大宮が自陣から余裕を持ってボールを運ぶ展開。
こちらのDFラインには殆ど圧力を掛けず、ボランチにファーストディフェンスを当てる
セレッソの守り方に乗じて、渡部が高い位置を取り、2列目は頻繁にポジションを崩す。
相手を押し込んだ状況で青木や慎のパスコースが開けるシーンが続く。

スペースを得た渡部がドリブルからタメをつくり、バイタル攻略の時間と選択肢を与える。
中央で慎と青木が共にボールに絡み、早十がバイタルでファウルを受けたシーン(FKを
獲得)や直樹のサポートからドゥドゥがミドルを放った場面等、右サイドを起点に攻撃が
進むが、いずれもシュートは枠を捉えられない。

大宮ペースの流れが続く21分、遂に先制点!!
左から右にサイドを変えたボールを青木と早十が繋ぎ、ゴール正面のドゥドゥへ。
相手を引き付けたドゥドゥから左サイドを駆け上がる村上へ。
村上は左に持ち替えてミドル一閃!!ゴール右上に鋭い弾道を突き刺した。

セレッソは明らかに精彩を欠く前半。
3バックのサイドを使われ、両サイドが守備に押し込まれる恰好。
起点となるべき右サイドの高橋はミスを繰り返してカウンターのチャンスを逸し、攻撃の
大半は乾と家長の個人での仕掛けに頼るケースが多く、攻撃はいずれも単発で終わる。
(一度、渡部のサイドを乾に深々と侵入された場面には面食らったが)

大宮は相手陣内での攻撃では精度や連動性を欠き、前半のうちに追加点は奪えず。
簡単に相手陣内にボールを運べる反面、最前線では相手のCBにマークで抑え込まれる
シーンも多く(特に直樹)、この辺りは対3バックの典型にも見えた。
神出鬼没のポジショニングから軽い(軽妙かつ且つ軽率な)ワンタッチを見せるドゥドゥと
中盤の整理に機転を利かせ、裏への飛び出しや中央でのプレイがいつに無く目立つ早十。
そして、両サイドへの展開から中央でのミドルを狙う両ボランチ。
後半、中盤の総攻撃に大きな期待を掛ける。

P1030335.jpg

ハーフタイムにセレッソはボランチ2枚を交代。羽田、アマラウに代えて黒木と山口を投入。
前半は攻守が分断されたセレッソ。守から攻へのボールの動かし方を修正する腹積もりか。

後半、またもや大宮の攻撃でゲームが動く。
自陣の直樹から右サイドを駆け上がる渡部へ見事なフィード。渡部のカットインから中央の
早十⇒ラファと繋がるがシュートには持ち込めず。しかし、その直後のCKからビッグチャンス。
左からボックスに侵入した村上がシュートを放つがキーパー正面。
こぼれ球を立て続けにドゥドゥ、ラファとシュートを打つが、これもキーパー正面に防がれた。

後半開始直後の絶好機を逃し、ゲームは停滞に入る。
攻撃面では中盤の段階でミスが増え(特にドゥドゥは相手カウンターの起点として絶妙な働きを見せる)
徐々に両サイドの上がりは影を潜めた。
セレッソは64分に早くも3枚目のカードとして丸橋を起用。4バックに移行する。

丸橋は投入直後から大宮の右サイド周辺で上手くボールを引き出し、俄かに自陣の守備が
慌しくなる。バイタル付近では乾と家長のワンタッチのパスが増え、劣勢を印象付ける。
70分、縦一本のボールから同点に追いつかれた。
前線で家長がロングフィードを収め、1対1で付く村上を振り切ってグラウンダーのクロス。
逆サイドからゴール前に現れた丸橋がきっちりと押し込み、痛恨の失点・・・。
それ以前に決定機を逃し続けた事もあり、大宮にとっては何とも嫌な展開。

P1030336.jpg

同点に追いつかれた大宮は攻撃のカードを切り、勝ち点3を目指す。
67分、早十→金久保(「お、ようやくドゥドゥを下げるのか」と思ったら「17」に驚く。ドSですな~、鈴木監督)
金久保はラインの間でボールを受けて、流れを引き戻す。
70分、またもや渡部の上がりから中央の金久保に渡ると、最後は青木のミドル。
80分、ドゥドゥに代えて市川。
2列目に入った市川は右ワイドでボールを引き出し、中盤や渡部の攻撃参加を促す。
終盤に掛けて大宮が再び相手陣内でのパスを繋ぎ、ゴール前での厚みを取り戻し始めた。
金久保のFK(キーパー正面)や両ボランチのミドル連発等、畳み掛けるがゴールを割れない。
85分には慎を下げて藤田を投入。
直樹と藤田の2トップの下にラファ。青木がワンボランチでタクトを振るうスクランブル布陣へ。
「絶対に勝たなきゃいけないというメッセージ」は、ピッチは勿論、スタジアム全体に伝わった。

終了間際、ペナ外左45度からラファが強烈なミドルを放つが松井が辛くも弾き出す。
時間が無い。
アディショナル3分を過ぎ、自陣にボールを運ばれて万事窮すかと思われた。
恐らくラストプレイだっただろう。ゴール前で辛うじて放った藤田のシュートはCKに。

金久保のキックは二アサイドへ。低空の弾道は藤田の頭上を抜けて、両チームの選手が
入り乱れる混戦のゴール前で宙に弾んだ。
相手キーパーよりも早く反応し、遂に抉じ開けたのは直樹だった。
この日は相手の厳しいマークもあり、殆どの場面で抑え込まれた。終盤は珍しく足を攣り、今日は彼の日では
無いのかなあ・・・と思っていたが、奴の執念を甘く見すぎていたようだ(笑)あの嗅覚は流石っす。


終了間際の勝ち越し、という1試合の枠を超えて更に大きな扉を開いたかの様な開放感と
共に試合終了の笛を聞く。

P1030351.jpg

振り返ると、どちらに転んでもおかしくは無い内容でしたね。
両チーム共に淡白なミスが多く、相手の低調な出来を考えると不甲斐ないゲームとも言える。
前半は1点に留まり、相手陣内に入った後の攻撃にはまだまだ課題が多い。
守備面では自らのミスからペースを失う時間帯も多く、攻め込まれた際の対応には脆さも
垣間見えた。福田が振り返る通り、失点シーンは防げる状況だったと思う。

しかし、各選手が自らの特徴を発揮するシーンが増え、それがチームの攻撃パターンに
しっかりと還元されていると思う。
そして、チームの土台は少しずつ厚みを増している。
青木、渡部、福田、金久保、ドゥドゥ

ひと月前に語られた「もっとサッカーをしなくちゃいけない」という言葉が頭を駆け巡る。
そう、このチームは確かにプレイを始めている。


【雑感】

P1030367.jpg

・移籍後初ゴールを挙げた村上がMVP。遂に炸裂したカムキャノン!!
それにしても素晴らしいシュートでしたね~。名古屋、新潟戦では決定機を逃し続けただけに、本人にとっても
嬉しいゴールだっただろうなあ。この日は攻撃面での貢献が大きかった。まさかのシャペウにも沸いた。
同時に失点シーンは反省点ですね。但し、乾のロングフィードをカットした先制点直後の場面はファインプレイ。


P1030313.jpg

・このゲームで個人的に最もワクワクしたのが青木のプレイ。いやあ、カッコ良かった。
楽にボールを捌ける展開だった事は確かですが、攻撃面でのダイナミックな動きは輝いていた。
終盤は連続して相手のバイタルを襲いゴールに迫った。ミドルは惜しかったけどなあ。
相性の良さを感じる金久保との細かな崩しにも唸った。70分の直樹へのスルーパスは見事!!


P1030309.jpg

・スタジアムで初めて観た大ちゃんのSB姿にはやっぱり熱くなりました。
先週、映像での姿や秋葉での練習のプレイを観た段階で既に期待が上回っていたけれど、躍動感溢れる
その姿はやはり素晴らしかった。ドリブルで突っ掛ける大ちゃんがバイタルを開き、中央での崩しやミドルに
繋げる展開は早くもチームの形となりつつある。チーム同士のマッチアップの相性もありましたが、前半から
積極的なポジショニングとドリブルで対面を押し込んだ。圧巻は周囲の足が止まる終盤での攻め上がり。
最早「大ちゃんタイム」と呼ぶに相応しいっす。昨年辺りから鋭さを増している左足を使ったプレイもSBとしての
幅を広げそう。攻撃面での貢献は既に十分。守備面での課題に取り組む時間は大いに残されている。


P1030312.jpg

・スタメン継続中の福田もチーム力の底上げを確信させる存在の一人。
初コンビを組むマトとの連携や相手の2シャドーへの対応等に苦労も見えたが、ゲームの大半で危な気無し。
同点に追いつかれた前後の時間帯では脆さも見えたが、彼の経験はチームの将来にとっても貴重。
今後、より押し込まれたゲーム展開でのプレイにも注目してみたい。


・久々のマトはそれなりの不安定感(苦笑)でまとめた。
前半のパスミスは何故か既視感タップリだった為、安心して観ていた。全然嬉しくないけど。

・北野は大きなミスも印象に残った。まあ、キーパーは辛いポジションですな。
渡部と福田のサイドを連携で崩されて、浮き球のワンツーからシュートを許した場面での飛び出しは判断ミス
だったと思う(結果的には自らのファインセーブで凌いだけど)。また、同点時の終盤でのミスにも目を覆う。
味方のバックパスを曖昧な浮き球でカムさんに戻し(スペースがあったとはいえ、周辺は1対2の数的不利)、
案の定、処理に手間取ったカムさんのロストから決定機を作られた。あれはカムさんが可哀想。


・ドゥドゥのテキトーな動きを目で追い掛けると脳が活性化されますね!!
特に前半は、奔放なポジショニングで相手のマークの受け渡しを混乱に導き、味方の攻撃の流動性を無理
矢理引き出した。後半は主に「味方に」脅威を与え続けましたね。ハイ。
仲間にはより大きな責任感を与えていると思う。「アイツの分まで」的な(笑)
攻撃のみだと面白い存在だし、何気に慎とのラインは開通しているけど、トランジションでの保証が無い限りは
怖過ぎる。ドゥドゥさんのパスミスが原因での負けとか、ちょっと耐える自信が無いっす。
ああ、そうそう!!思い出したわ。
え~、本日のマイラブは、ボックス内でガッチリとマークを背負ったラファに出したワンタッチでのチップキック!!
シルクの様な柔らかなタッチとその無責任さを観て、怒りで発狂しそうになった(苦笑)


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・直樹は90分での存在感は今一つだったが、最後の最後に大仕事をやってのけた。
「僕たちは決してだれも諦めてなかったですし、僕でなくても絶対にだれかが点を取ると信じてプレーした
ことがゴールにつながったと思います」
との言葉通り、強い執念を感じるゴールだったぞ!!

P1030296.jpg

・試合前、日本女子代表のW杯出場を先日決めた佐々木監督の報告が行われました。
「ご無沙汰」という挨拶と「則夫」コールが嬉しいですね。
オーストラリア戦での敗戦は残念でしたが、今予選の戦いからは世界トップレベルに迫る現代表の力を
感じました。本大会でも大きな可能性を感じます。次回は更に嬉しい報告が聞ける事を期待しています!!


・またもセレッソサポの皆さんから沸き起こった塚本コール。
試合直前というタイミングも含めて、本当に感動しました。セレッソサポの皆様、本当にありがとう。
ゲームに臨む両チームの選手を観ながら、改めて大きな大きな感謝が込み上げる。


・ハーフタイム。いつも通りセグウェイを操るアルディがバックスタンド付近で大転倒(笑)
アルディウォッチャーとしては写真を取り損ねた事が一生の後悔!!



先程FC東京が勝ち点を積み重ね、決勝トーナメント進出の可能性は更に小さくなった。
他力本願ではあるが、水曜日に勝つ事が最低条件なのは変わりがない。
何よりも今のチームが連勝するところを観たい。水曜日が本当に待ち遠しい。

| 大宮アルディージャ | 21:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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