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Teenage Fanclub(渋谷O-EAST10月20日)

輝きは失われておらず、残響は今も聴こえる。
気心の知れた友人が運んでくれた心地良い夜。

正直な所、それ程大きな期待はしていませんでした。大反省。
最も愛するバンドの一つだと断言できるし、新譜の「Shadows」は佳曲が揃う素晴らしい
レコードだと感じた。
それでも個人的には「Howdy!」以降の作品とライブには物足りなさも覚えていた。
歪みが減退するギター。華やかな彩りを加える鍵盤。コンパクトなドラミング。
洗練されたと解釈する事も出来るが、音源やライブで聴くデリケイトなアレンジや演奏
には乗り切れない部分も。もう1回位ガツン!と来て欲しいな、等と思いつつ。

パク森カレーに後ろ髪を引かれながらも会場前に到着。結構な人だかり。
レイモンドがカジュアルな雰囲気で場外に姿を現す。
ファン達が余り驚かないwのも何とも微笑ましい。

オープニングは「About You」。
シングルコイルとハムバッカーが雑然と混ざるイントロから、数え切れない程リプレイ
されたコーラスが聴こえると、無条件に胸が躍る。
特筆すべきはギターソロの素晴らしさ。レイモンドのジャガーの唸りに虚を突かれる。
(初めに書きますが、今回のレイモンドのフロントピックアップのトーンにはライブ中に
何度も感動した。あれは鳥肌モノっす。甘く太く粘りがあり、尚且つキレが抜群でしたね)

2曲目は「Start Again」。
ノーマンのヴォーカルとジェリーのコーラスがこのバンドを支えてきた「声」を作る。
そのカクテルはこれまで以上にジェリー風味が濃い。
ノーマンが高音部にやや苦しむ一方、ジェリーの唄が絶好調っすね。
「Discolite」はちょっぴり意外で嬉しい。中間部やアウトロでのギターが織り成す分厚い
テクスチャーに興奮。ムム、歪みと厚みが戻って来たか?

ノーマンの「It's All In My Mind」ではフランシスのドラミングのフィットを感じる。
この曲はライブの方が好きかも。ユニバーサルなメロディラインに平伏す。
続いては「Don't Look Back」!!ライブでは毎回聴くナンバーですが今回もやはり良い。
今更ながら、自分自身不思議な程に歌詞を覚えている事に驚く。
ジェリーの詞はノリが良いせいか。「Repaint the blues~」の部分が好物だ。
これまでも、これからも共に歩むであろうこの曲を落としてくれたジェリーに感謝。

以上、ここまで新曲なしw このバンドだと全く不自然な感じはしないけど。

以降は「Shadows」からの曲が続く。
「Baby Lee」の後には客席からノーマンへのハッピーバースデイの合唱が起きる。
45歳かあ。まだまだ若いね。
味わい深い「The Fall」ではレイモンド節を堪能。
小節に食い付いては離れる独特の歌メロに泣く。
続く「Sometimes I Don't Need To Believe In Anything」ではジェリーが慎ましい
ベースラインを弾きながら繊細なメロディを辿る。
瑞々しい演奏とメンバー全員が絡むコーラスに聴き入ると、終盤はスリリングな展開に自然と
足が弾む。レイモンドのソロにも震える。凄えよ、この曲。
新曲が続くこのパートは、長い歴史の中で作品に絶妙なバランスを与え続けてきた3人の
才能を再確認する、ダイジェストにも感じられた。

エヴァーグリーンな「I Don't Want Control Of You」に笑みを誘われた直後、サポートの
デイヴがギターを抱えると、演奏されたのは「Radio」!!うひゃあああ。
(前日のライブでは「The Cabbage」が演奏されたらしい。それも羨ましいっす!!)
疾走するトリプルギターとバタつくフランシスw 最高だ。



「When I Still Have Thee」はハイライトの一つだったかな。これは涙腺に来る。
曲の素晴らしさは勿論、展開が進むにつれて力強さを増す「声」に圧倒される。素晴らしい。

その後は旧作から「Ain't That Enough」、「Mellow Doubt」、「Your Love Is The Place
Where I Come From」といった馴染みの曲が並ぶ。
(欲を言えば「Ain't That Enough」ではノーマンがエレキを持つヴァージョンを聴いてみたいなと思った。
「Mellow Doubt」はこれまでで最もスピード感のある「Mellow Doubt」だったかも。あ、あと「Your Love Is
The PlaceWhere I Come From」で、ノーマンはいつになったら鉄琴のパートをマスターするのかとw)




最後は「Sparky's Dream」から「The Concept」という必殺のコースに導かれる。
「Sparky's Dream」ではコーラス前のレイモンドが放ったブースト全開のリフに頭のネジが
吹っ飛んだ。何千回聴いても良く飽きないなと、自分でも呆れるけどw
低目を攻めるノーマンのコーラスがMary Lou Lordの「Some Jingle Jangle Morning」を
思わせる素晴らしいラインで、三割増しで泣く。
そして「The Concept」。合唱の渦に包まれていると、10年前のサマソニを思い出しつつも、
初めて名曲に出会ったかの様な錯覚が紛れ込む。
歪んだコードを掻き鳴らしながら歌い上げるノーマンを見ながら、全力で歌う。

4曲のアンコール(最後は「Everything Flows」!!!)を経て、90分のライブが終了。
今回のライブには10年ぶりとも言える興奮を感じた。
懐古の情というよりも、新たな力強さに刺激を受けました。

終始笑顔を絶やさないノーマンと淡々と鋭さを発揮するレイモンド。
熟練のハイパフォーマンスを見せたジェリー(表情が硬く、一歩引いた印象だったのはちょっと
気になったけど)。曲ごとの引き出しが増え、コーラスでも存在感を増したフランシス。
サポート・メンバーのデイヴの貢献も大きかった。鍵盤は勿論、曲によってはギターも担当し、
昨年には感じられなかった迫力や緊張感を加えていたと思う。

改めて、このバンドを聴きながら過ごした時間が嬉しく、そして明日聴く音がまた楽しみだ。
う~ん、早くまた会いたいっす。
次こそは「Broken」とか「He'd Be A Daimond」とか「The Count」も聴きたいぞ。

〔Set List〕
About You
Start Again
Discolite
It's All In My Mind
Don't Look Back
Baby Lee
The Fall
Sometimes I Don't Need To Believe In Anything
I Don't Want Control Of You
Radio
When I Still Have Thee
Ain't That Enough    
Mellow Doubt
Your Love Is The Place Where I Come From
Sparky's Dream  
The Concept

Sweet Days Waiting
Planets
Today Never Ends
Everything Flows

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