being there 

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

天皇杯4回戦 VSアビスパ福岡(NACK5スタジアム大宮)

P1060357.jpg

凡戦がチーム状況を浮かび上がらせる。
綻びが目立つ連携や個々のミスの続出が緊張感を削る。
ゲームを覆うプレイレベルの低さは公式戦だという事を度々忘れさせた。
あと、とにかく寒かった。試合内容が最も寒かったのは言うまでも無いけど。

このゲームでピッチに送られた選手各自はこのゲームの意味を理解していたはず。
両チームのサポーターもその意味を理解していたからこそ、声援を送り続けた。
結果的には120分でも決着が付かず、PK戦での敗北。
個々の選手の戦いが目立ち、逆説的にチームとしての弱さを露呈する。
試合後は悔しさと怒り一杯だった。チームとしての実際の姿はまだまだ小さい。

〔大宮公式〕第90回 天皇杯 4回戦 アビスパ福岡戦の試合結果

大宮は7連戦の折り返し、福岡は週末の大一番(東京V戦)を控える状況で両チーム共に
リーグ戦とは大きくメンバーを入れ換えた。
大宮は2トップは市川と藤田。中盤は右に渡部、左に内田。センターは早十と木原。
最終ラインは右から杉山、ヨンハ、福田、宮崎。GKは江角。
コンディション不良の為か、長らく戦列を離れている内田の状態や、コンバートの成果が
試される木原や宮崎の起用等、見所が多い。個々の奮起に注目が集まる。
福岡のメンバーも永里以外の10人は前節リーグ戦からの入れ換え。名前を知っているのは
高橋、鈴木、阿部、柳楽くらい。ベンチ外メンバーも多く含まれていた模様。

P1060438.jpg

最初のチャンスは大宮。右サイドを突破した渡部がクロスを上げると市川がシュートを放つ。
直後のCKから藤田が合わせるが枠外。中盤で優勢に立つ大宮が序盤のペースを掴む。
左サイド、内田と早十のパス交換にオーバーラップを仕掛ける宮崎が絡み、DFラインの裏を
突く市川へラストパス。市川のシュートはゴールに吸い込まれるが、オフサイドの判定。

前半18分、先制点を得る。
右サイドでボールを受けた早十がグラウンダーのボールをゴール前に入れる。
手前の市川がスルーし、ゴール前でボールを受けた藤田が左足を一閃。
相手ディフェンスの足を交わす様に巻き込みながら放った一撃はゴール左隅に突き刺さる。
浩の第一子誕生を祝う揺り籠パフォーマンスにリンダリンダが降り注ぐ。

低調な内容ながらも、相手のパフォーマンスのレベルも考えると大差の予感も芽生えた。
しかし、直後に失点を喫する。
自陣バイタルの曖昧なディフェンスで混戦を招くと、大宮の最終ラインの人数が揃わない
状況で、相手の右サイドからクロスを上げられる。大外で浮いたソン・ジョンリュンがボレーを
叩き込み、同点。

その後は大宮がペースを失う。
ゲームを支配したのは両チームの選手の雑なボールコントロールや連携不足。
1対1での闘いが目立つ反面、ボールゲームでは双方共に拙い展開が続く。
ビルドアップでの手詰まりやカウンター時のパスミスが頻発。
守備でのチャレンジとカバーは常に混乱する。
局面によってはチーム全体のバランスが崩れて、唐突にスペースが現れるが、両チームの
攻撃陣はその隙に付け込む事が出来ず、ピッチ上の選手達の能力不足が浮き彫りになる。
35分過ぎ、永里に早十とヨンハがぶち抜かれるが、江角が1対1を何とか凌ぐ。
中盤の泥仕合と共に大宮の守備陣の不安定さが顔を覗かせる。前半終了。

P1060458.jpg

後半10分、相手の左SBイ・ジョンミンがハーフライン辺りからドリブルを試みると、大宮の
右サイドが脆くも突破される。最後はボックス内で倒してPKを与える。
しかし、江角が立ちはだかる。鈴木のキックを右手で弾き返し、窮地を凌ぐ。

江角のPKストップで流れが変わる。以降、左サイドで宮崎が存在感を発揮する。
宮崎の持ち上がりから早十がミドルを放ち、再びドリブルで抉った宮崎クロスを上げると、
藤田から渡部のシュートに繋げるが、相手GKの正面。
チャンスを量産する宮崎の奮闘に周囲のサポートも加わる。
内田が縦の関係を活性化させ、バイタルの市川は機転が効いたボールの引き出しで
サイドを開通させる。
繰り返し突破を仕掛ける宮崎。ワンストップからの切り返しで縦への勝負を挑み、クロス。
相手DFに競り勝つ藤田がヘッドで合わせるが、ゴール右に逸れる。決定機を逃す。

65分頃、相手CKからのマイナスのボールをフリーで打たれるが辛くも枠外。
依然として守備には隙が多く、攻撃陣は決定機の多さの割りには得点が決まらない。
嫌な気配が漂う72分、勝ち越しに成功する。
右サイドを侵入した渡部からの戻しを受けた杉山が切り返しから左足を振り抜くと、強烈な
シュートがバーを叩き、ゴールイン。
散々チャンスを作り出した左では無く右サイドからゴールが生まれた。

攻め続ける大宮。
内田が単独突破からボックス内でGKとの1対1を迎える。相手GKに倒されたかに見えたが
笛は鳴らず。その後も立て続けに内田が仕掛け、後方からの繋ぎで優位を得た中盤から
バイタルの市川と藤田の2トップに楔が入る。
77分に青木が入り、内田がOUT。恐らくコンディションを考慮した交代策だとは思いますが、
攻撃を牽引する内田を下げた事は痛かった。結果論に過ぎないですが。
内田が下がった後も左サイドの勢いは継続する。キレを増す宮崎に目が釘付けになる。

81分、渡部が藤田とのヘディングでのパス交換から抜け出し、スライディングのシュートが
ゴールに吸い込まれる。しかし、判定はオフサイド・・・。ワシの席はほぼライン上だったのだが、
オフサイドだったかなあ・・・。ファウルの可能性も考えたが、旗は揺れていなかったはず。

ベンチを飛び出して不満を訴える主税。ブーイングが渦巻くゴール裏。

青木のミドルが惜しくも逸れた直後の84分、呆気無く追いつかれる。
相手左サイドからのクロスにゴール前でフリーを得た高橋がヘディングで合わせ、再び同点。
高橋は文字通りフリーだった。信じ難いシーンだった。

失点後に投入された金久保がツートップに的確な楔を打ち込むが、市川と藤田のワンツー
は流れ、シュートに持ち込めない。
福岡は途中投入の大久保へのロングボールと右サイドに移った永里の突破力からゴールを
狙い、終了間際にはCKから決定機(またもやフリー)を得るが、ヘッダーはニアに逸れた。
90分を戦い、2-2のタイスコア。ゲーム途中から再び強くなり始めた雨足がピッチを覆う。

延長戦に向けて体を休める選手達。大橋コーチが守備陣に声を掛ける。
ゴール裏からは江角のチャントが沸き上がる。

P1060486.jpg

延長戦。中盤にスペースが空き、カウンター合戦の様相。
延長前半のチャンスは早十のクロスにニアの市川がニアで合わせた場面くらいか。
対する福岡は早十のサイドチェンジを奪い、カウンターからチャンスを得る。
その流れからCKを獲得。山口がヘディングで飛び込むが、ゴール左に際どく外れる。
大宮がボールを持つが、またもや永里が右サイドを切り裂き、ミドルを放つがバーの上へ。

延長後半。
金久保が自陣ボックスで不必要なボールロストを喫し、決定機を作られるが難を逃れる。
大宮は早十のドリブルからのクロスを直樹がミドル。しかし、これもGK正面。
自らのポストを経由して杉山のクロスに藤田がヘッダーでゴールを狙うが、またもや正面。
スローインをボックスで受けた青木がシュートを放つが正面。
延長の後半は大宮が終始ゴールに迫るが、得点を奪う事が出来なかった。
ルーレットをファウルで誘った金久保のFKも不発。遂にPK戦突入。

先攻の1本目。早十が相手キーパーにストップされるが、江角が福岡の2本目を止める。
2-2で迎えた大宮の4本目。直樹のシュートがキーパーのほぼ正面を突き、セーブされる。
福岡の残り2人のシュートを江角が止める事は出来ず、ベスト8を前に敗退が決まった。
・・・書くの疲れたw

P1060500.jpg

う~ん、互いのメンバーやゲーム内容を考えると本来語るべき事は少ないのだろう。
しかし、大宮の選手個人には目を移しておきたい(まだ書くのかw)

局地的な連携は見えた。
2トップを託された藤田と市川の関係自体は悪く無かった。個人能力を活かしたラファと
チョンスの即興性の高い連携とは異なり、2人の動きには継続的な狙いが透けて見えた。
但し、肝心の精度や相手ディフェンスを凌駕する一発に欠けており、それが全てだろう。

右サイドの渡部、杉山は劣勢が目立つ。特に攻撃時の杉山の軽率なミスが多く、ボール
ホルダーとしての選択肢の少なさが活躍のシチュエーションを限定する。
「満を持して」サイドハーフに起用された渡部には大きな期待を抱いたが、周囲との関係が
今一つで高い位置での攻撃に絡む回数は限られていた。

P1060478.jpg

逆サイドの内田は攻撃面では及第点か。このメンバーに入ると実力的には格上の印象。
コンディションを上げて、リーグ戦に絡んでもらう事以外に道は無い。

ボランチ起用の木原はやや奔放なポジショニングながらも、相手のプレッシャーを避けて
丁寧にボールを捌く。サイドにボールを預け、自らがサイドを攻略する形は面白い。
キックの質、動きながらのコントロール等、攻撃面での存在感はあり。
セットプレイのキッカーも担う。
相棒の木原の動きや両サイドハーフとの希薄な関係から割を食った格好の早十だったが、
個人のパフォーマンス自体も低調な出来。中盤でのパスミスで相手のカウンターを招き、
前線に絡んだ際の判断は遅く、攻撃陣を操る事は出来なかった。苦しい。

左SBの宮崎はファーストタッチから落ち着き十分。積極的な攻撃参加や中盤との連携にも
見所あり。後半から延長に入って繰り返し突破を図る姿勢には目を見張る。
守備面での課題や1対1の軽い対応は仕方が無い。ポジションを変えた永里に裏のスペースを
突かれる等、ゲームを通して明らかな狙い目となっていたが、その点は問題では無い。
比較的フリーの状況でボールを受けやすいポジションで終始攻撃的な姿勢を崩さず、鈴木
監督の起用の期待には応えたと思う。

1点、コンバート起用に関して。
そもそも、鈴木監督を始めとするコーチ陣は宮崎のサイドバック適性を見極めている訳では
無いはず。長所を発揮しやすいポジションでトップのゲームに挑ませながら、守備意識も
身につけさせるというプロセスの一環と捉えるべきだろう。
渡部のサイドハーフを「満を持して」と先述したのも同様の理由。
後方からの飛び出しで自らの突破力に磨きを掛けつつ、周囲の連携から自分のポジションを
見つめ直す。渡部に関しては彼のサイズや壁の高いFW陣というチーム事情もあると思いますが。

P1060434.jpg

木原に関しても、定位置としてのボランチの適性を見極めている訳では無い、と思う。
全方位の視野でプレイしてプレッシャーを浴びる事は勿論、自らが攻撃参加した際のサイド
の守備や中盤の底からの配球を受ける周囲のポジショニングをトップレベルで観る事が
主眼なのだろう。個人としてのセンスの良さは感じたが、このゲームでの中盤の破綻をどう
観るかが今後の彼自身の問題なのも間違い無い。


【雑感】

P1060440.jpg

・長い長い江角浩司ショー、何とか報いてあげたかったが・・・。

P1060397.jpg

・藤田は先制点こそ見事だったが、その後の決定機を一つでもモノにしていれば・・・。
前半は裏を狙う動きが不発。青木、金久保が入った以降の時間では足元のポストに安定感を欠き、勝負所
での働きに不満が残る。「飛べない奴はサガン鳥栖」コールwの中、PKは落ち着いて決めた。


・藤田のやや下がり目のポジションで中盤とのリンクマンとして機能した市川。
小器用なプレイは賛否両論かもしれない。ミスにつながると目立つしなあ。個人的には、このゲームの中で
「違い」を見せた選手の一人だと思う。ハイプレッシャーのエリアでボールを受けて捌き、ターンのスキルを
活かした駆け引きも安定。難しいタスクが与えられるだけの力量はある。一時期に比べてFWとしての迫力に
欠けるのは不満だが、更に上に行けるか否か、分岐点に差し掛かっているのかもしれない。


P1060407.jpg

・80分頃(テキトーw)のドリブルの切れ味には叫びを上げる。宮崎にチケット代を捧げるw
ボールを逃がさず、スピードを落とさずにボックスに切れ込むシーンは圧巻の一言。グラウンダーのクロスが
藤田に合っていれば最高だったけど。中央でのプレイやカットイン時の引き出し、既に伸びシロも見えた。
相手のレベルが上がってどこまでやれるか。楽しみだ。


・ヨンハはCBで奮闘。不器用ながら、強く、必死だった。技術的にはこの中でも不安を感じた
のは事実だが、メンタリティは何よりも素晴らしい。改めて、良い選手だと感じる。

P1060456.jpg

・急遽出場機会が巡って来た丹羽。終盤の大宮のクロスの雨を弾き返す。短い時間ながら
統率力を感じるプレイでしたね。頑張れ、丹羽。

・木村主審は調整ジャッジのオンパレード。
終盤に掛けて、何となく雰囲気に流されて吹いていたシーンあったでしょ。いや、マジで。

・足が攣った平石をピッチから担ぎ出す金久保と宮崎w さっさとタンカ入れろよ。

・ベンチで猛抗議する主税を見て、「ベンチでまさかのレッド→控えに置いた事すらも失敗」
という妄想をしてみる。

・試合前、ベンチ奥に泰史の姿が。不甲斐ないゲームでスマン・・・。

・ベストメンバーでの戦いだった事には異論が無い。両監督のコメントは満点だと思う。



| 大宮アルディージャ | 01:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yankeehotelfoxtrot.blog17.fc2.com/tb.php/526-395fc02c

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。