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薄い紙を一枚ずつ重ねる

「それを掲げたからといってすぐにできるものではないので、いまから徐々に浸透
させていきたい」
今年、川崎Fの指揮を執る相馬監督は「現時点のチームコンセプト」を聞かれて、
そのように答えている(エルゴラ1/14)。

このスタンスがスッと心に馴染む。
コンセプトはマスコミや観衆等、第三者の為に掲げるものでは無い。
指揮官にはキャッチによるパフォーマンス(伝え方)に対するセンスも必要だけど、
コンセプトだけでは捉えきれない本質を選手と共に粘り強く追い掛ける信念が
何よりも問われると思う。

分かりやすいキャッチコピーは時に本質を見失わせる。
発信者の責任では無く、受け取る側の問題である事が大半だとは思うけど。
構図としては、無知の知を認めない傲慢さが、分かりやすいキャッチを増殖させる
のかな。良く判らんけど。まあ、軽いキャッチは鼻で笑うのが一番だ。
「フラットスリー」「ウェーヴ」「ヨーロピアン・コクの微糖」とか。

早々に脱線しちゃったか。我等の監督、鈴木淳さんについて。
鈴木監督の言葉は明快だが、決してキャッチーでは無い。
飾りは少なく、分かりやすいコンセプトに身を委ねる事もしない。

就任直後、鈴木監督は「もっとサッカーをしなくちゃいけない」と語った。

以降のチームを観続けると、説得力が増すのと同時に、その道程は果てしないな・・・
という印象を持っている。

想像する。
「○○大学に受かりたいです!」って語る学生に「もっと勉強をしなくちゃいけない」と
だけ伝える教師はメチャメチャ怖い。ワシなら逃げ出すw
それはもう「全ての大学に受かるという意識で勉強をしなさい」って事だからねえ。
プロとしては極めて真摯だと思いますが、選手とすればそりゃあ大変だ。

実際、主税はVamos(Vol.73)のインタヴューで「淳さんのサッカーは、一言では表現
できなくて説明は難しいし、やるのも難しい」、「すごく高い基準が求められていると
感じる」と語っている。
確かに、これまでのゲームを観た限り、鈴木監督のサッカーを一言で纏める事は
難しく、その理想は果てしない。全てが存在し、そして絶対の正解は存在しない。
時に矛盾や逆説も恐れない。サッカーの原理はそれら全てを飲み込む物だから。

〔OCNサッカーコラム〕鈴木淳監督の“秘密のレシピ”とは?

暇つぶしに鈴木監督の言葉を漁っていると、上記コラムにぶつかった。興味深い。
その中でも、毎日の練習について「薄い紙を一枚ずつ重ねていくような作業」と表現
する部分が特に印象に残ります。やっぱり、秘密は無い。
(淳さん、やっぱりもう少しキャッチーなのをお願いしますw)

ちなみにこちらのコラムで選手時代の淳さんを窺い知ると、「21歳を若手と呼べない」と
いう趣旨の発言も、プレイヤーとしての実感でもあるという事が分かり、面白い。

来週、新たなチームが始動する。
クラブの強化体制は継続性と安定感をキーワードに新たな一歩を歩み始めた。
大幅な刷新を控え、現有戦力の維持に努める今シーズンオフ。そして、鈴木監督の存在。
少なくとも今年のチームは一からの出発では無い。

「設計図は無い」と話す指揮官と共に全力で紙を重ねていく。
デザインは永遠に描かれない。時間という試練を経て、機能を磨き続けるのみ。

チームを応援する身として、意識している事が一つある。そんな大袈裟なモノじゃないけど。
それは、単にデザインを想像するのでは無く、チームの取り組む過程や変化に寄り添い
理解し、共感する事。ファンを名乗るからには共感する力が欲しい。
そして、鈴木監督が率いるチームに共感出来る事は、この上なく楽しみだ。
直感的にそう思う。

| 大宮アルディージャ | 20:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

昨シーズンの終盤の粘りの要因にセットプレーが挙げられると思いますが
相手GKへのリサーチも徹底されている気がします。
チーム作りは日々の積み重ね。試合は相手の対策も抜かりなく行う。
淳さんのチーム作りからは相対的な視点が窺えるとでも言いますか
とにかく柔軟で多角的な印象を受けますね。表現が難しいですけど。

淳さんが就任してから大宮の恒例行事である大型連敗がなかったですよね。
新潟の時は結構連敗していた気もしますが、三連敗以上は一度もなかった。
常々”全員で”という言葉を口にしていますが、マネージメントにも長けています。
淳さんにいつまで指揮していただけるのかは分かりませんが、
選手たちにはしっかりした土台が出来上がるに違いないと思っています。

| スーザン | 2011/01/19 23:14 | URL |

スーザンさん

GKのリサーチについては金久保が京都戦のコメントで触れていましたね。
己の積み重ねと相手との差を埋める対策の二本柱は、練習メニューからも感じられます。
もしかしたら、スカウティングに関しては張監督の方が重視していたかもしれませんが、
言い換えれば己自身の上積みに限界があったとしか思えません。

マネジメントという点では、鈴木監督は相当奥が深い監督だなと感じます。
あのドゥドゥと浩ですら、十二分に良さを引き出しましたからね(笑)
新潟時代も、アレッサンドロとかダヴィを粘り強く使っていましたよね。
チームに還元するという視点で各選手の長所を見守り続ける事が出来る人ですよね。

新戦力が増えた分、チーム作りは複雑だと思いますが、鈴木監督ならば総合的な
バランスが崩れる事は無いだろう・・・と楽観的に見ています。

| hisau | 2011/01/20 22:57 | URL |















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