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J1第1節 VS鹿島アントラーズ(カシマサッカースタジアム)

次の扉は激しく開け放たれた。
前半は新たな地平を垣間見た。後半は厳しい現実の裂け目から二度の閃光が差し込んだ。
大きな意味を持つゲームだった。そのインパクトの前に、今はちょっぴり足が竦む。

三度リードするも、終了間際の失点で引き分けに終わった。悔しいですね。
現地観戦ならば、ガックリと肩を落としていたのは間違いない。
それでも尚、鮮やかなスタートだとは感じていたはず。TV画面を睨みながらそう思う。

内容を振り返ると、数え切れない粗が曝け出された。しかし、現在論う点は無い。
前のめりに倒れ込むその意気を観ると、後半の息切れにも今はただ拍手を送りたい。
4年ぶりのTV画面越しに見る開幕戦。ゴール後の選手達の笑顔が最も心に残った。

〔大宮公式〕J1 第1節 鹿島アントラーズ戦の試合結果

アルディージャはシティカップと同じスタメンで臨む。

序盤、大宮の息が荒れる。各選手の足にボールが付かず、中盤のバランスが見出せない。
最終ラインではヨングォンが相手のFWに鋭く食いつく一方、ゴール前には穴が出来る。
しかし、北野が連続セーブでピンチを凌ぐと、次第にチームに活気が漲る。

ディフェンス陣がラインを押し上げて、青木と上田がアプローチを早める。
青木が相手のボランチに圧力を掛け、相手のコントロールミスを上田が拾う。
高い位置でセカンドボールを拾うと、前線の動き出しが相手陣内にスペースを作り出す。
リズムを掴む。

また、最終ラインからの繋ぎがチームの新生を印象づける。ヨングォンが坪内から離れて
味方の中盤をトライアングルに引き込むと角度と距離を測りながら、次々と中盤へ繋ぐ。
中盤の底では上田がボールを捌く。中盤からサイドバックにボールを戻す際、横並びでは
無く、段差をつけて顔を覗かせる。鹿島の中盤ボックス内でボールを集め、サイドを変える。

前半11分、二人の意志が通う。サイドに開いてボールを受けたヨングォンが最前線で裏を
狙うチョンスの動きに合わせて左足を振り抜く。アレックスと伊野波を振り切り、チョンスが
ボックス内でバウンドしたボールを叩く。飛び出しを躊躇した曽ヶ端の脇を抜き、先制!!
待望の先制点を手に入れる。

その後、鹿島が前線にボールを飛ばすが、明らかに普段の作法では無い。
大宮の中盤が相手陣内で圧力を掛けて、最終ラインが大迫と興梠を背後から詰める。
前後に分断する鹿島を尻目にセカンドボールを奪ってサイドへ展開する。
チョンスの動き出しに応じて、2列目が相手の最終ラインの前で隙を窺う。ゴールに向かう
意識が伝わって来る。優勢が続く。

大宮の攻撃陣はシティカップの時とはまた別の顔を見せる。
主税は衛星としての機能に向上が見られた。チョンスの動き出しを利用し、時には自らが
チョンスを追い越す事でバイタルにスペースを作り出す。
ラファは攻守のバランスを重視する佇まい。時にはサイドバックのカバーの為に自陣深く
まで戻り、結果として攻撃時にボールに触れるエリアは限られた。
一方、右サイドで渡部が躍動する。逆サイドで溜める流れが多く、必然的にスペースでの
仕掛けを担う機会が増え、積極的なプレイで前線の動きを活性化させた。

大宮はシンプルにフィニッシュへ至るが、追加点の気配は遠のく。守備では野沢のミドルを
弾き返す等、北野が落ち着いて要所を締める。前半終了。

後半に入り、風雲急を告げる。
後半の立ち上がりにCKのこぼれ球を伊野波に蹴り込まれて同点とされるが、その2分後に
渡部の突破から得たFKを上田が豪快且つ繊細に蹴り込み、再度突き放す。

しかし、内容に目を向けると劣勢の目が強まる。鹿島のサイドバックがポ位置取りを高め、
中盤では簡単にボールを運ばれるシーンが増える。相手の大きな展開に青木や上田の
アプローチも弱まり始めた。前半のハイペースを考えると想定内とは言える。
但し、リードしているこの時間こそボールを繋いで息を整えたかったのも事実。

また、杉山が頭を打ち倒れたシーン辺りからは笛が多くなり、前からボールを奪うという
一体感を失い始めた印象が残る。勿論、各選手の疲れがファウルを招いた事も考えると、
前半の戦いを90分を続ける事は出来ないという事だろう。

58分にまたもセットプレイから失点。CKから岩政にヘッダーを喫し、再び同点。
それでもアルディージャには反発力が残っていた。64分、左タッチライン際からチョンスが
ドリブルでカットインすると右足から強烈なロングシュートを叩き込む!!凄い。

69分、運動量豊富にピッチを駆けた主税を下げて、東を投入。同時にラファを前線に上げ、
4-4-2へ移行。サイドの守備を抑えると共に、ラファとチョンスのキープ力に攻撃を託す。

鹿島が一方的にボールを繋ぎ、ゴール前に迫られる回数が増える。
大味な展開に大宮の選手達の足が更に鈍る。最早、青木は標的を見つける事も出来ない。
相手のロングボール攻勢に対して、自陣に籠もるが、セットプレイを与えて途中出場の
田代等の高さに散々脅かされる。
大宮は76分に深谷を入れて中央に高さを加え、86分には上田に代えて慎を投入し、
中盤に燃料を継ぎ足す。それでも逃げ切る事は出来なかった・・・。

93分、小笠原のスルーパスに抜け出した野沢がグラウンダーのクロスを入れると、身を
投げ出した坪内の足に辺りオウンゴール。残り1分、勝ち点3が手から滑り落ちる・・・。

残り時間を考えると、何とか時計を進められなかったのかという後悔は頭を掠める。
ただ、90分のカウンター(ラファへのチョンスのパスが流れた)を決めていれば・・・という
気持ちの方が大きい。何よりも、相手のシュートミスと上田、チョンスのファインゴールを
思い返すと、これでも勝てないのか・・・という力差に愕然とするだけに、リードの時間帯に
ボールを動かして試合を優位に進められなかった点を心に留めておくべきなのだろう。


【雑感】

・チョンス爆発!!特に3点目(自身2点目)はワールドクラスの一撃でしたね。
アレは生で観たかったっす・・・。結果を知りながらも、録画を観て叫んじゃいました。ニハトばりの弾道じゃ。
この日は裏を狙う動きで2列目がボールを受けるスペースを作り出した。特長であるタメが効くキープを
活かす為にも、今後はラファや主税と共に流動性を生み出して欲しい。


・早くも大きな存在感を発揮した上田。FKでの美しいゴールでサポのハートを掴む。
シティカップに比べるとフィットを感じましたね。前半のゲームを作り出した青木との連携には今後も期待が
高まる。パスの強弱、タイミングによって周囲を動かした。そうそう、前半終了間際にチョンスのシュートを
導いた柔らかいパスには唸りました。今後も楽しみですね~。


・度重なるビッグセーブでチームを支えた北野。北野の為にも勝ちたかったけどな・・・。

・開幕スタメンを飾った渡部は攻守に溌剌としたパフォーマンス。正直、感動した。
前半の途中には、レギュラーを奪うべき選手に成長したんだなあ・・・と実感を得た。ボールを受けた後に
前を向く意識に鋭さを増し、ドリブルには自信も感じられた。サイドアタッカーとしてのトレンドの主流である
自サイドとは逆足で突くタッチを自らの武器にしつつある。また、90分間守備に効く点も見逃せませんね。
中盤が優勢であれば、ゴールに向かう動きは十分に計算が立つ。とにかく早くゴールが欲しいね。


・3失点に絡み、最後は自らのオウンゴールとなればツボの悔しさは想像して余りある。
特に前半は自身は安定したプレイだった。しかし、ヨングォンとの連携にはまだまだ改善の余地が大きい。
杉山や村上のメンタリティも考えると、今のツボには最終ラインを統率するという重要なタスクが課せられる。


・ヨングォンのロングフィードでのアシストは秀逸。

・ラファは攻撃面での存在感が希薄。シティカップにも増してプレイエリアは限られた。
昨年の依然度の高さに比べるとずっと健全だと思うが、ラファの能力は十分に発揮されていない事も確か。
状況に応じてチョンスや主税とポジションを代えながら、高い位置で相手に脅威を与えて欲しい。
チーム全体のバランスを観ながら・・・という段階ですが、暫くは時間が必要か。


・TV画面越しからでも、青木のプレイに相当な意気込みを感じた。
終盤はボロ雑巾の様だったけどw、前半のプレイを観るとそれ自体は仕方が無い。前線へのフリーランや
相手ボールへのアプローチ等、強い決断力が感じられるシーン多し。上田とのバランス自体も悪くないが、
前半のペースでは後半をコントロール出来ない事も事実。この高い壁をどの様によじ登るのか。頑張れ青木!


・リーグ初出場の東は劣勢の中でカウンターに絡み切れなかった。
やはり積極的な仕掛けが出来る選手だとは思った。一点。終了間際のファーへのクロスは軽かったかなと。

・上田のゴールにいつになくはしゃぐ淳さんwまあ、展開や時間帯も最高でしたからねえ。

・交代策には賛否があるかもしれませんが、上田を終盤まで引っ張った意図はやはり重要。

・野沢のスパイクがたまらなく気持ち悪い。

・ラファは1対1で伊野波にボールを触れさせず。ラファLOVEの伊野波頑張れw

・鉄人八塚アナの相槌ほどテキトーなものは無い。



ゲーム中の選手達の表情は非常に充実している様に見えました。
山積する課題は勿論視界に入るだろうが、今年のチームに対する手応えは選手達が最も
感じているはず。ただ、手応えだけでは勝ち点は増えない。
次節ホーム開幕戦、広島戦。まずはやはり守備になるだろう。
鹿島戦は出入りが激しい展開だっただけに、安定したゲーム運びの土台となる守備を
再び見直す事になると思う。次こそは勝ち点3を手に入れたいな。

| 大宮アルディージャ | 19:01 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

見てきました。

上田康太のFKもチョンスの二点目ミドルも、
ヨングォンのフィードも大宮サポ前だったので、
何とも親孝行な息子たちでした(笑)

「これでも勝てないのか」は、やはり鹿島たる所以ですね。
後半、右サイドで新井場が常に一人余ってる状態が恐怖で恐怖で。
相変わらず、小笠原にはイラッとしましたし、
相変わらず、新井場はハンドしますし(苦笑)
やっぱね~小笠原や岩政には直樹をぶつけたかったですね。

ゲーム90分を通じて、総体的に「アワアワ」してた感は否めないですが
想像以上に大ちゃんが落ち着いてたのが好材料でした。
次のホームは何とか勝ちたいですね。

| アル子☆ | 2011/03/09 11:27 | URL | ≫ EDIT

年に何回見れるかというゴールの大盤振る舞いを現地で堪能させていただきました。
崩しの狙いは少し見えてきましたから内容結果とも上々だったのではないかと。
サンデーゴールが連発するのが悪いことかと言えばそうではないですしね。

シティカップの時に感じたいくつかの疑問が少し解けたような気がします。
特に前線の配置とDFラインの構成について。
淳さんが新潟時代に導入していた3トップとはまた毛色が違います。
あくまで大宮の選手に合わせてあのメンバーを送り出している気がします。

左で溜めて右で勝負というのはシティカップの時にも感じましたが
本筋としては恐らくそれだけが狙いではないのでしょう。
hisauさんが仰るように前線の流動性を狙っている節があります。
3-1の人選は単純に調子の良さもあるのでしょうが、
ゴールに向かって勝負ができて、且つモビリティがあるアタッカーですよね。
裏のスペースでも足下でもボールを呼び込める。
主税と渡部は当然運動量の担保という側面もあるかとは思いますが。
ラファエルがもっと自由に動けると良い気がします。
後ろ髪引かれているようで何だか遠慮がちですね。

当然4-2-3-1の2の脇は使われるのでSBの人選は規郎や大剛ではなく
カムさんと新にしているんですかね。守備面と運動量を考えて。
渡部もあくまでオプションとして使う意識でしょうか。
サイドの一対一はどうせ誰がやっても怪しいですからね(苦笑
ラインコントロールを担う坪内は外せないところでしょうし
ヨングォンとのコンビも徐々に馴染みそうな気配があり・・・。
DFラインの構成はまだ手探りでチーム内の競争は続くでしょうね。当然ですが。

| スーザン | 2011/03/09 22:48 | URL |

アル子さん

鹿島遠征お疲れ様でした~。いやあ、惜しかったですね・・・。
それにしてもチョンスには痺れましたねえ。あのシュートは現地で観たかったっす。

>後半、右サイドで新井場が常に一人余ってる状態が恐怖で恐怖で。
あれ、鹿島の特徴の一つですよね。中盤の底にボールを飛ばせる選手が居るだけに
潜在的にビビりますよね。ああ、新井場はまたハンドしてましたか(笑)

まさかの撃ち合いでしたが、常に先手を取れたのは頼もしかったですよ。
それでも逃げ切れないのは力差以外の何物では無いですが。
「アワアワ」感は今後の課題ですね。本当にアワアワすべきは相手だったはずです
からね。限られた時間であっても、心理的な優位を活かしたかったなあ・・・と。

次節ホーム開幕では気持ち良く勝ちたいですね!

| hisau | 2011/03/09 23:48 | URL |

03/09 16:56にコメントを下さった方

改めて、鹿島遠征お疲れさまでした~。
確かに、現地で観ると疲労感が強いゲームだったのかもしれませんね・・・。
そういう疲労感は、応援する立場からすると勿論辛いのですが次への活力にも
なりますよね。
私の場合は、次のゲームへの「執念」に変える事が多い気がします(笑)

私も平日休みの際に行く事がありますが、練習見学楽しいですよね~。
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

| hisau | 2011/03/10 00:27 | URL |

スーザンさん

鹿島遠征お疲れ様です!!
現地の雰囲気は判りませんが、録画を観る限り選手達の頑張りは十分に伝わって
きましたよ。

前線の配置に関しては、確かに新潟の3トップ時とは別の趣きだと思います。
基本線は、トップの裏抜けと2列目のキープを起点に、周囲の流動的な動きで
ルートを探る、という狙いでしょうか。
ラファの大人しさは気になる所ですが、今は大きな問題では無い・・・とも感じます。
上手く表現できないですが、まずはサイドで収めて中央へのパスコースを作るという
役割に徹すればOKなのかもしれません。
その上で、「中央をチームとしてどのように走るのか」の方が先決なのかなと。
組み合わせは多種多様ですね。鈴木監督自身もシステム云々よりも、各選手の特性を
活かす事を主眼に置いているのだと思います。

最終ラインに関してもまだまだ模索は続きそうですね。
新の起用には色々と想像を掻き立てられますが(笑)2列目がフィニッシュに絡む事を
求めるならば、やはり渡部の絞りを考えて、運動量優先なんですかね。
ビルドアップの課題などを考え、個人的にはシーズン前に「右から村上-坪内-ヨングォン
-規郎」を妄想していたのですが、現段階でもヨングォン-上田ラインでの改善が見込める
だけに、最終ラインには改めて注目してみたいと思います。

| hisau | 2011/03/10 00:28 | URL |















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