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J1第2節 VSサンフレッチェ広島(NACK5スタジアム大宮)

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3ヶ月遅れの第2節。時が経ち、夏の入り口に差し掛かる。
それでも未だにホーム初勝利は得られない。
試合後、俯く選手を観ながら、何故だか駒場での若林とのハイタッチを思い出す。

チームの熟成度の差。それを深く理解する敗戦だった。
そして、今のアルディージャの行き先に再び希望を見たゲームだった。
だからこそ、若林の顔を思い浮かべたのだと思う。
あの日駒場で手にした勝ち点3の意味が、少しずつ形を変え始めている。

〔大宮公式〕J1 第2節 サンフレッチェ広島戦の試合結果

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遂に直樹がスタメンに入り、ラファと2トップを組む。東が右、チョンスが左サイドに入る。
中盤の底には青木と上田。最終ラインは右から渡部、坪内、ヨングォン、村上。
ベンチに控える主税、慎、深谷を観て、チームは生き物だなあと思う。
また、慎太郎が初めてベンチメンバーに入り、大宮サポから大きな拍手が送られる。

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キックオフ。予想通り、坪内とヨングォンがボールに触れると、広島の前線は一時撤退を
決め込む。しかし、その後の展開はやや意外な流れでゲームは進む。
広島は二つのハーフコートゲームを用いる。手馴れのポゼッションで相手を押し込む事は
勿論、5バック気味の守備で相手を引き込み、一突きで相手ゴールを陥れる事も出来る。
しかし、この日はそのどちらにも当て嵌まらなかった。

前半、ボールを奪われた直後の大宮の対応が機能。リトリートとポゼッションの継ぎ目で
ボールを奪回し、広島に挽回の余地を与えない。
東は勿論、チョンスも周囲との受け渡しでミキッチと中盤の底を視野に収める。直樹がDF
ラインと森崎浩、中島への経路を見張り、青木と上田のアプローチを援護すると、縦パスの
インターセプトや局地戦の数的優位で主導権を握る。大きな破綻は無い。

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決定機自体は少なかった。右からのクロスをゴール前でフリーのラファが頭で合わせるが、
力の無いシュートはGK西川の正面。チョンスの巧みなキープからグラウンダーで中央に
折り返すが、ニアで合わせたラファのシュートはゴール左に逸れる。
縦のコースを切られた青木や上田が一旦最終ラインやサイドにボールを逃がすと、広島が
自陣を固める。
相手の中盤を置き去りにする縦パスやサイドの裏を起点にディフェンスをずらす流動性等、
トランジション直後にアクセントを付けられるか・・・と期待するが、穴を作る事は出来ない。
引いてボールを受けたチョンスやラファが遠目から放ったシュートも枠を外れる。
少なくとも失点の気配は無いが、大宮のボール回しは抑揚に欠ける。勝負所。この流れで
ゴールを奪えれば、心理的にも優位に立つ事が出来る。

前半29分、広島は中島を下げて、青山を投入。完全に崩されるシーンこそ無かったが、
流石に回させ過ぎと感じたか、パスミスも目立った中島を下げて、応急処置に出た。
青木が青山のアプローチを受けて、ボールを離す。広島が中盤のプレッシャーを上げて、
前半を収束させる。大宮にとっては終了間際の時間帯にはトーンダウンを感じた。

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警戒すべき後半立ち上がりにまたもや失点を喫する。
一本のカウンターから得た広島の左CK。ゴール中央で盛田のヘッダーが炸裂。試合後の
鈴木監督のコメント通り、前半の終わりに後頭部に裂傷を負ったラファがゴール前の守備
に加わらず、前線に残していた点は勝負の綾になった。
それでもまだまだ時間はある。大きな自信は無いが、前半に相手の足を使わせる事が
出来ていれば、先に相手が息切れする可能性もある。

61分、中盤のスペースでボールを収めたラファが直樹へスルーパス。長めの球足だったが、
ボックスで直樹が懸命に足を伸ばす。先にボールに触れた直後、飛び出した西川の手が
直樹に引っ掛かり、PKの判定。
コッチのPKなんて1年以上見ていないだけに、どんな気持ちで見守るべきか忘れちゃったぞ。

ゴール裏が腰を沈め、その一瞬を待つ。しかし、ラファのキックは西川のセーブに阻まれる。
スタンドのざわめきが散ると、更に応援のボリュームが高まる。まずは何とか追いつきたい。

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両サイドがハーフラインを跨ぎ、康太が確実な配球を続ける。高い位置でファウルを受ける
シーンが増える。しかし、CKやFKは悉く相手ディフェンスや西川に弾き返される。
後半は渡部のオーバーラップも増えるが、クロスは無残にもそのままラインを割る。
ゴール前に人数を費やす状況では、精度の問題が影を落とし始めた。

時折、カウンターから自陣が脅かされるが、それ自体は覚悟の上。そして、ツボやカムさん
の集中は強く伝わる。カウンターの起点となり得る楔やサイドへのボールに喰らい付き、
未然に危地を防ぐ。
後半最大の決定機は唐突に訪れた。ラファのフォアプレスが盛田のミスを誘発し、ボックス
手間の直樹がボールを受ける。正対するディフェンスを外し、右足を振り抜くが、シュートは
ゴールポスト右を抜けていった。頭を抱える。

79分、青木を下げて、主税が入る。主税はリンクマンとして、中盤の底に一人残る康太と
前線を繋ぐ。大宮は前傾姿勢のまま、広島の分厚いブロックに挑む展開。
左サイドでの仕掛けやバイタルへの楔、右サイドからのクロス。ボールを動かして攻めると
いう意志は共有されており、流れ自体も悪くなかった。
終盤、足が攣ったチョンス、村上に代わって、大剛と慎太郎を次々とピッチに送る。
しかし、最後までゴールを割る事は出来ずに試合終了。

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現在のチームに寄り添う気持ちの裏に、この敗北を受け入れる準備は出来ていた。
二枚腰で結果を導いた広島との力差を噛みしめつつ、チームを照らす光に目を細める。


【雑感】

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・直樹はセレッソ戦以来の先発。攻守両面での貢献は期待通り。ただ、ゴールは遠かった。
ポゼッションで優位に立ち、スペースが限られる状況だった事もあり、直樹にとっては先発での役割自体が
問われる、試金石とも言える試合内容だった。この試合では、パスワークに絡む動き出しに意識の高さを
垣間見た。PK獲得は疾風と狡猾の直樹だからこそ生まれたチャンスだったしね。但し、直樹のスタメン起用に
関しては、依然としてチームにとっての難題だなとも思う。


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・ラファにとっては受難の90分だった。
ハイボールの競り合いで盛田と接触。大事を取り前線に残った唯一の相手CKで、失点。PKについては完全
に読み切られた。まあ、こういう日もあるさ。一時期に比べて、要所のキープには冴えが戻って来たと思う。
今のチームが目指すサッカーにはラファの力が不可欠。ガンバ戦では鬱憤を晴らしてくれると期待している。


2011070313.jpg

・ラファ、チョンス、直樹が揃い踏みのゲームで、結果的には東のセンスに改めて舌を巻く。
東の動きを観て、思わず溜息と共に形容詞が漏れるシーンが度々。上手い、賢い、鋭い。前半のバランス
感覚(特に前線との補完性)と後半の運動量と積極性。流れに応じてエリアを横断し、高い状況判断でチーム
の必要に応じたプレイをシンプルに紡ぐ。スマート且つシャープな佇まいは一際輝いていたよ。


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・リーグ初出場の慎太郎。おめでとう!!次は今シーズン中の初ゴールに期待しているぞ。

・本来、慎太郎には出場機会が巡って来ないゲームだったはず。
後ろの座席の人が交代が遅い事を嘆いていたが、ゲームの流れを考えるとカードを切らないという選択は
適当だったと思う。カムさんが足を攣らなければ、慎太郎の投入も無かったはず。残り時間が僅かだった事を
考えても、慎太郎を選んだ事にビックリした位。そう考えると、慎太郎は持ってるのかもなと。


2011070310.jpg

・キャプテンマークを巻いたカムさんは攻守に奮闘。
左サイドの攻勢を支え、ハードワークと球際の執着心にゲームに懸ける意気が伝わって来る。

・ツボは神戸、広島戦と粘り強さが戻りつつある。深谷とのポジション争いは心強いばかり。

・大宮時代を知らないワシにとっては、単なるラーメン屋の盛田。
ペトロビッチの起用が大当たり。唯一のセットプレイを頭で叩き込み、大宮の平凡なクロスを弾き返す。

・PK時の西川は大きく見えたなあ・・・。こんなにゴールって狭かったっけと戸惑う。
いい人っぷりは健在。足を攣るチョンスを助け、大宮サポの声掛けに手を挙げて応える。余りの憎めなさに
嵌められている気分になる。とりあえず、川島からポジション奪っちゃえよ。


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・このゲームではドクトルカズの奥の深さを思い知る。
判断の良さは持ち前の展開力だけでなく、ディフェンスでも十分発揮されている。チームの為にユニフォーム
を汚す事が出来る選手なんですね。えーと、ちなみにしゃがんでいる方が和幸でよろしいでしょうか?


・色んな意味で期待していたムジリ。ピッチを俯瞰する男なのは間違い無さそうだ。でも、オッサン。

・西村主審のコントロールは素晴らしかった。
チョンスへの対応で顕著でしたが、事前のアクションがいかに重要かという事ですね。

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・放水装置が作動。初めて観たぞ。おお、広島相手に何と強気な・・・。

・メインスタンドにまともじゃない方のペトロビッチが来訪。楽しそうに笑ってた。
あんまり楽しそうにしていると、鴻巣でのロバートみたいな事になっちゃいますよ。

・本日のMVPは、キレキレの進行を見せたえりお姉さん。流石、ステージ上のファンタジスタ。

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・そろそろコイツ等に八つ当たりしようかな。



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内容に不釣合いな結果、とは思えない。むしろ、完敗の一種と言い切れる。
内心、節制したゲームコントロールにはチームの成長を感じた。しかし、ボールを保持した
時間とチャンスの数や質を照らし合わせると、力不足を感じずには居られない。
スタジアムに足を運ぶ人間として、結果を超越した「内容」に幻想を抱く事の空しさは十分
身に刻んでいるつもり。それでも、今はその幻を追うだけの手触りがある。
ホーム7試合で1勝すら出来ないチームだけど、このチームには希望を見る。

広島はシュート5本で勝ち点3を奪った。
それこそが上に行けるチームだと思うし、大宮との差である事は間違いない。
但し、大宮の現在地に手応えも得られた。
ゲームコントロールの安定とそれに伴う選手達の意志統一は、着実に積み重ねられている。
その上で目標に向けて勝ち点を増やして行く事。目線を逸らす要素は何も無い。


| 大宮アルディージャ | 23:56 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おはようございま~す!直樹の先発を含めて今の大宮の現在地がわかるような試合でしたね。将来強くなるための準備段階と思っているので、悔しかったけどショックではなかったです。アルディの甚平&麦わら帽子&虫取網がかわいかったなぁO(≧▽≦)O

| ミーヤの友 | 2011/07/06 08:07 | URL |

純粋に、真っ当に負けたという印象でしたね。
ラファエルがPK外して負けたなら仕方ないかなと納得ができた。
かといっていなされたとか流されたという感覚がなかったのも確かですね。
広島はガンバ戦の大量失点からセーフティに試合に入った印象ですが
試合後ピッチに倒れる選手が数人いましたし勝負としては紙一重だった気もします。
こういう試合を重ねて行けば強くなれます。

| スーザン | 2011/07/06 23:21 | URL |

ミーヤの友さん

こんにちは。結果は残念でしたが、落胆するゲームでは無かったですね。
チームは今の力をしっかりと示していたと思います。
アルディの夏休みスタイルは可愛かったですねー。ホーム未勝利をアルディの可愛さに
誤魔化されている気もしますが(笑)

| hisau | 2011/07/07 11:08 | URL |

スーザンさん

広島のポテンシャルを上回る事は出来ませんでしたね。
ただ、流された感覚が無かったのは同感です。
確かに、試合後には広島の選手達はピッチに仰向けに倒れていたのは印象的でした。
ボールを持たされていた部分はあったにしろ、ボールを持たれる場面は少なかったので、
ある程度ゲームはコントロール出来ていたのかなと。

フィニッシュの精度以前に、まずはそこに至る連携を高めて欲しいですね。
シュートの本数程、決定機は無かったですし、チームが意図を持ってゴール前に
迫るシーンをもっと見たかったなと。
その為には、広島戦の様なゲームを継続する事こそが重要だと思っています。

| hisau | 2011/07/07 11:16 | URL |















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