being there 

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

J1第19節 VS清水エスパルス(NACK5スタジアム大宮)

試合前から降り続く雨は、キックオフ直前に激しい豪雨と変わる。
突風が舞い、雷が間断なく鳴り響く。
避難の人達で溢れかえるコンコースで再開を待つ事に。

第19節080727-2

オレンジ色の幻想的な夕焼けや突然現れた虹、
次々と形を変えていく雲の流れを眺めていると、
シーズンの今後について希望や不安が往来する。

第19節080727-1


〔大宮公式〕J1第19節 清水エスパルス戦の試合結果

1時間半遅れでキックオフ。
コンコースを抜けて、照明の中に浮かぶピッチを目にした時
アルディージャを応援できる幸せを普段以上に感じた。

前半はお互いに腰が引けたパス回しが続く。
磐田戦や名古屋戦に比べると、1対1の局面での闘う姿勢は感じられた。
ロングボールへのDFの対応も時間と共に落ち着いてくる。
しかし、チームとしての自信の無さは随所に現れる。
個人が食い下がっている時にフォローが足りず、ボールを奪いきれない。
攻撃時に動きが少なく、パスコースが作れない。
慶行のミスからカウンターを食らった場面からは、ピンチの連続。
セットプレーから大外にいた岩下がドフリーだったり、
市川に簡単にクロスを上げさせたりと守備は崩壊寸前。
主税やデニスがボールを運び、カウンターが形となる場面はあったものの、
全体的に見れば低調な前半。

後半11分、清水がマルコスアウレリオを投入した後は劣勢の色が更に濃くなる。
相手2トップが斜めに走り出し、CBにギャップが出来始める。
ボールを繋げない大宮は森田を投入するものの、
森田が左サイドにいる事も多く(守備面を考えて)、中途半端な均衡状態。
運動量が落ち、お互いに中盤が空いてきた為に次第にカウンター合戦の様相へ。
1度デニスが裏へ抜け出して、GKと1対1を迎えるが痛恨のトラップミス。
クレメン投入後は高い位置でFKを取れるようになり、微かにゴールの匂いが。
終了間際、早十のFKをクレメンが落とし、森田のボレーが決まったかに見えたが、
クレメンがオフサイドの判定でノーゴール。
まあ、後から考えると「良く折り返したな」とも思うが、またオフサイドか・・・。
清水が後半セットプレーから決定機を2度逃していた事もあり、
印象としてははっきりと負け試合でした。
前半の30~45分くらいと、後半の殆どは頭痛全開。
試合終了後、拍手をする事は出来ませんでした。

個人的には「引き分けでも上等」くらいの印象で見ていましたが、どうなんだろう。
監督や選手のコメントを読む限りでは、若干印象が違うのが少し気になる。

【両サイドのコントラスト】
主税は相変わらず好調を維持。個人的には、これまでで最も
「素晴しい選手だな」という実感をしているのかもしれない。
周りが良くないという事もあるが・・・。
トラップの正確さ、相手を背負ってのキープやターンの上手さ、
攻守の切り替えの早さや裏への飛び出しなど、抜群の働き。
技術は勿論、相手との勝負を前提とした「上手さ」が目に付いた。
それに対して、大悟は凡庸な選手にしか見えなかった。
守備面で健闘はしていたが、それだけでは幾らでも代わりがいる。
技術の高さは、試合の中で生かされなければ意味が無い。
相手の嫌がる事が出来ず、駆け引きでも優位に立てない。
その点で、このままではプロとして主税が達しているレベルには達する事が
出来ないのでは・・・とすら感じた。
とは言っても、大悟には期待せざるを得ないんだけどな。

【硬直するビルドアップ】
DFからのビルドアップは酷くなる一方に見える。
タッチ数が多く判断も遅い。動きが無いから簡単に捌けない。
相手2・3人の前で、慶行・佐伯を含めて6人で繋いでいても、
前線に動きは起きない。攻撃の為のビルドアップなのか、
相手の守備陣形のビルドアップなのかすら分からないほど。
相手からすれば、慶行・佐伯はプレスの格好の起点に出来そう。
CBが開いてSBを押し上げたり、中盤センターが前線を窺ったりというように、
相手のマークを下げる工夫は最低限必要でしょう。
前半に一度佐伯がCBの間に入り、SBを押し上げる形があったが、
相手マークはズルズルと下がっていた。あの場面を見る限り、
もう少し方法があったように思うんだけどな。
いずれにしても、あれだけ走れないとなるとパス回しどころじゃないか・・・。
この試合では早めのパワープレーしか無かったのか・・・。

【雑感】
・CBで出場した片岡。立ち上がりはロングボールに対して苦労していたが、
人に対する強さを見せながら、無失点に貢献。
・デニス、痛恨のトラップミス・・・。終了間際の渾身のバイシクルも決まらず。
但し、後半は守備でサボる場面が多く、交代という手もあったと思う。
・あれだけ繋げないと、森田、クレメンの投入は妥当だと感じた。
森田の左サイドとクレメンと早十投入の遅さは疑問だったけど。
・試合序盤、佐伯の献身的な守備が目立つ。
・両SBは攻撃に絡めず。あんな低い位置で足元に貰ってもなあ。
・清水の藤本選手。接触後の様子で軽症では無いかもなあ・・・と思いましたが、
骨折で全治3ヶ月との報道・・・。一日も早い回復を祈ります。
・マルコスパウロは嫌な動きが多かった。僭越だけども「上手い」。
・1時間半遅れとなり、清水サポの皆さんにとっては大変な帰路だったと思います。
新幹線は変更しなきゃならんし、関東で宿泊した人も多いのでは。
本当にお疲れ様でした。

収穫は勝ち点1と無失点だけ。相手のミスにも大いに助けられましたが。
リーグ戦は続く。結果論であろうが、帳尻合わせだろうが、
今後の試合の結果によっては、いくらでも収穫を見つける事は出来る。
さてJOMOカップとやらで1週間空きますが、ここまで酷い試合の後だと
試合が見られない残念な気持ちよりも、この時間で少しは立て直す事が
出来れば良いのだが・・・という気持ちが強い。
選手の入れ替えも含めて悔いの無い準備を!!

| 大宮アルディージャ | 23:28 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして

はじめまして。スーザンと申します。

hisau様のレビュー、プレビューいつも楽しみにしております。
大宮関連のBlogで、ここまでレビューを細かく記しているBlogを私は知りません。
毎回大変感心しております。

個人的な雑感なのですが、中断明けから機能不全な印象でした。
3人目の動きがほぼ無いため、攻撃が連動していないな、と。

大宮はここ数戦、ボランチ、サイドバックから縦にボールが入らないですよね。
単純に前線の運動量の問題なのか、位置取りの問題なのか。
その辺りについて、hisau様のご見識を伺いたいのですが。

| スーザン | 2008/07/29 07:21 | URL |

スーザン様

はじめまして。コメントありがとうございます。
半ば自己満足をダラダラと垂れ流しているだけのブログですが、
よろしければ今後ともよろしくお願いいたします!

>縦にボールが入らない
何故でしょうね。単なる印象を並べるだけしか出来ませんが。
①DF、ボランチでのパス回しの位置が低い→間延び。FWが遠い。
②前線に人が少ない→FWが相手DFを背負った状態。マークがずれない。
③中盤のサイドに起点が出来ない→相手DFが中央に集中。
結果的に縦のパスコースを簡単に切られている。

こんなところでしょうか。清水戦の後半で村山が高い位置で宏太に当てて、
逆サイドに展開する場面がありましたが、出し手側の視点では現状は
あの位の距離感でしかパスを出しづらいのかもしれませんね。
①の理由でデニスが下がって来て、②が顕著になったり、
①を打開する為に主税がFWの下で受ける動きをするので、
③につながったりと、色々と絡み合った結果なんですかね・・・。

根本的なものは①だと思うのですが、
特に中断後は③が目立つ気がします。
それは別の狙いがあっての結果だと思いますが。

②は、瞬間的にでも中盤やSBが高い位置を取れれば、
宏太の飛び出しやデニスの足元などの選択肢に対して
相手DFが対応を絞りきれないと思うのですが。
「前はサイドに流れるデニスと、裏へ抜ける宏太のみ」というような場面は
パスを出す側としてはキツイかなと。
清水戦の前半に、大悟が相手DFラインの裏を窺う場面もありましたが、
そのような動きを増やして、FWへのマークを剥がさないと厳しいと思いました。

①は縦パスが入らず、押し上げる時間が出来ない結果とも言えるのかな。
相手ロングボールへの対応にも関係している気もしますし。
やはり、これが原因でこれが結果だとは分けられない事なんでしょうね・・・。

まずは①の改善ですかね。他の障害もあるし。
FWとの距離が近づけば、フォローもしやすいですしね。

スーザンさんのコメントに対して考えていると、
縦パスが入るかどうかに注目すると、大宮の状態を計れるかも!と思いました。

| hisau | 2008/07/29 23:00 | URL |

雑感です

hisau様

実に的確且つ、細かな分析です。感銘を受けております。

>①DF、ボランチでのパス回しの位置が低い→間延び。FWが遠い。
>②前線に人が少ない→FWが相手DFを背負った状態。マークがずれない。
>③中盤のサイドに起点が出来ない→相手DFが中央に集中。
>結果的に縦のパスコースを簡単に切られている。

上記3点。どれも現状に当て嵌っており、1点に集約することは確かに難しいですね。

中断明けからの戦い方は、ガラッと様変わりしています。
これは不可抗力ではなく、嬬恋キャンプで準備していた戦い方なのかな、とも感じています。

マイボール時はリスクをできるだけ回避し、デニスまで運んで何とかしてもらう。
これで点が取れればヴェルディ戦のようになると思います。
デニスが出られなかった柏戦は、宏太、主税、大悟を前線に配置して打開しようとした。
柏がバランスを崩すことを厭わず、ラインも高いため、前線にスペースがあったこと、
デニスがいないことで前から追えたため、結果的に中断前の試合のような展開になったのではないかと。

樋口さんのコメントに「玉際」だとか「セカンドボール」と言うキーワードが散見されます。
とにかくボールを保持し、ただガムシャラに出て行くのではなく、自分達のペースで出て行く。
ここぞの見極めをチーム全体で共有して、出る時には一気呵成に出ていく。
気候に合わせて、またはチームのレベルアップのため、不必要な消耗を無くそうと言う発想なのかなと。
私個人の勝手な憶測なのですが。

そもそも、自分達から崩す形など、開幕当初から持っていなかった気がするのです。
サイドで数的優位を作ったり、抉ったりということもやっていません。
クロスも両SBからのアーリークロスがほとんどです。
ポイントは高い位置でのボール奪取のみ。しかしこれが現状ではできていない。
ロングボールで陣形が間延びしているので、選手全員の走る距離は中断前より長い気がします。
真正面から崩された名古屋戦のような例外もありますが・・・。

今の大宮に足りないのは徹底ではないでしょうか。そして我慢。
連敗したこともあり、チーム内に意識の差が出てきたのか、チグハグな印象を受けます。
宏太や主税だけが頑張って前線から奪いに行っていたり、
前線からのプレスがかかっていないのにDFラインが高いままだったり。
一番残念なのはデニスと周囲の関係性が希薄なことですね・・・。彼一人だけサンバのリズムです。

どちらにせよ、現状上手く行っていないのは確かですね。

以上が中断明けから個人的に感じていることです。
あくまで一個人の感じ方であり、現状の大宮のサッカーは傍から見ても停滞感があります。
そこでhisau様のような深い見識をお持ちの方と、お話してみたくてコメントしました。

大変長々と失礼しました。

| スーザン | 2008/07/30 21:42 | URL |

スーザン様

コメントありがとうございます。
スーザンさんのコメントには、私が漠然と疑問に思っていた事が
表現されている部分があり、こちらこそ感銘を受けました。

中断明けの闘い方に対する違和感について、
自分なりに理解出来てきたような気がします。
「不必要な消耗を無くそうと言う発想」は色々な場面で納得が行く説明ですね。
ポゼッションやボールを奪う位置については、キャンプでオプションを増やす
作業を行ったのかもしれませんが、そうであれば裏目に出ているとも見えます。
攻撃時、スイッチが入る瞬間なんてモノは全く見えませんし、
ボールを奪う位置は曖昧になる一方に見えます。

>そもそも、自分達から崩す形など、開幕当初から持っていなかった気がするのです。
そうなんですよね。私は理想が低いので(笑)、現時点で思うのは、
「出来ていた事をもう1回やれ!」という事。
前半戦ではたびたび見られた、相手SBに内田や慎がフォアチェックに行く
場面等を思い返しては、ため息をついています。
そんな事では駄目なんですが。

「我慢」と「徹底」は選手だけでは無く、見ている側にも求められますね。
上手くいかない時は迷いや誘惑が増えますからね。
そんな事を書いておきながら、「大悟はボランチの方が・・・」とか妄想していた
ところなのですが。

いずれにしても興味深いコメントをありがとうございます。
見識など全くありませんが、負けず嫌いゆえの妄想は今後も書き続けます!
今後ともよろしくお願いします!

| hisau | 2008/07/31 00:32 | URL |

hisau様

度々すみません。

>「我慢」と「徹底」は選手だけでは無く、見ている側にも求められますね。
まさしく仰るとおりです。
ホームNACK5での試合でも、スタンドから(私のいるカテだけかも知れませんが)
ボールが前に進まないことに対して、不満の声が上がることが多々あります。
中断明けから大宮が展開しているサッカーが、
監督や選手の狙いを具現化したものであると仮定したとしても
観ている側がストレスを感じることは確かだと思います。

樋口さんは、ロマンティストで情熱家という印象があります。
中断明けのサッカーがJ2山形での経験から来た発想なのか、
はたまた相手から研究されてああなってしまっているのか、
私には知る術はありませんが、次の札幌戦で今後の指針が見える気がします。

しつこく失礼しました。

| スーザン | 2008/07/31 21:51 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yankeehotelfoxtrot.blog17.fc2.com/tb.php/62-12ec43f1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。