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| 大宮アルディージャ | 23:28 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
スーザン様
はじめまして。コメントありがとうございます。
半ば自己満足をダラダラと垂れ流しているだけのブログですが、
よろしければ今後ともよろしくお願いいたします!
>縦にボールが入らない
何故でしょうね。単なる印象を並べるだけしか出来ませんが。
①DF、ボランチでのパス回しの位置が低い→間延び。FWが遠い。
②前線に人が少ない→FWが相手DFを背負った状態。マークがずれない。
③中盤のサイドに起点が出来ない→相手DFが中央に集中。
結果的に縦のパスコースを簡単に切られている。
こんなところでしょうか。清水戦の後半で村山が高い位置で宏太に当てて、
逆サイドに展開する場面がありましたが、出し手側の視点では現状は
あの位の距離感でしかパスを出しづらいのかもしれませんね。
①の理由でデニスが下がって来て、②が顕著になったり、
①を打開する為に主税がFWの下で受ける動きをするので、
③につながったりと、色々と絡み合った結果なんですかね・・・。
根本的なものは①だと思うのですが、
特に中断後は③が目立つ気がします。
それは別の狙いがあっての結果だと思いますが。
②は、瞬間的にでも中盤やSBが高い位置を取れれば、
宏太の飛び出しやデニスの足元などの選択肢に対して
相手DFが対応を絞りきれないと思うのですが。
「前はサイドに流れるデニスと、裏へ抜ける宏太のみ」というような場面は
パスを出す側としてはキツイかなと。
清水戦の前半に、大悟が相手DFラインの裏を窺う場面もありましたが、
そのような動きを増やして、FWへのマークを剥がさないと厳しいと思いました。
①は縦パスが入らず、押し上げる時間が出来ない結果とも言えるのかな。
相手ロングボールへの対応にも関係している気もしますし。
やはり、これが原因でこれが結果だとは分けられない事なんでしょうね・・・。
まずは①の改善ですかね。他の障害もあるし。
FWとの距離が近づけば、フォローもしやすいですしね。
スーザンさんのコメントに対して考えていると、
縦パスが入るかどうかに注目すると、大宮の状態を計れるかも!と思いました。
| hisau | 2008/07/29 23:00 | URL |
hisau様
実に的確且つ、細かな分析です。感銘を受けております。
>①DF、ボランチでのパス回しの位置が低い→間延び。FWが遠い。
>②前線に人が少ない→FWが相手DFを背負った状態。マークがずれない。
>③中盤のサイドに起点が出来ない→相手DFが中央に集中。
>結果的に縦のパスコースを簡単に切られている。
上記3点。どれも現状に当て嵌っており、1点に集約することは確かに難しいですね。
中断明けからの戦い方は、ガラッと様変わりしています。
これは不可抗力ではなく、嬬恋キャンプで準備していた戦い方なのかな、とも感じています。
マイボール時はリスクをできるだけ回避し、デニスまで運んで何とかしてもらう。
これで点が取れればヴェルディ戦のようになると思います。
デニスが出られなかった柏戦は、宏太、主税、大悟を前線に配置して打開しようとした。
柏がバランスを崩すことを厭わず、ラインも高いため、前線にスペースがあったこと、
デニスがいないことで前から追えたため、結果的に中断前の試合のような展開になったのではないかと。
樋口さんのコメントに「玉際」だとか「セカンドボール」と言うキーワードが散見されます。
とにかくボールを保持し、ただガムシャラに出て行くのではなく、自分達のペースで出て行く。
ここぞの見極めをチーム全体で共有して、出る時には一気呵成に出ていく。
気候に合わせて、またはチームのレベルアップのため、不必要な消耗を無くそうと言う発想なのかなと。
私個人の勝手な憶測なのですが。
そもそも、自分達から崩す形など、開幕当初から持っていなかった気がするのです。
サイドで数的優位を作ったり、抉ったりということもやっていません。
クロスも両SBからのアーリークロスがほとんどです。
ポイントは高い位置でのボール奪取のみ。しかしこれが現状ではできていない。
ロングボールで陣形が間延びしているので、選手全員の走る距離は中断前より長い気がします。
真正面から崩された名古屋戦のような例外もありますが・・・。
今の大宮に足りないのは徹底ではないでしょうか。そして我慢。
連敗したこともあり、チーム内に意識の差が出てきたのか、チグハグな印象を受けます。
宏太や主税だけが頑張って前線から奪いに行っていたり、
前線からのプレスがかかっていないのにDFラインが高いままだったり。
一番残念なのはデニスと周囲の関係性が希薄なことですね・・・。彼一人だけサンバのリズムです。
どちらにせよ、現状上手く行っていないのは確かですね。
以上が中断明けから個人的に感じていることです。
あくまで一個人の感じ方であり、現状の大宮のサッカーは傍から見ても停滞感があります。
そこでhisau様のような深い見識をお持ちの方と、お話してみたくてコメントしました。
大変長々と失礼しました。
| スーザン | 2008/07/30 21:42 | URL |
スーザン様
コメントありがとうございます。
スーザンさんのコメントには、私が漠然と疑問に思っていた事が
表現されている部分があり、こちらこそ感銘を受けました。
中断明けの闘い方に対する違和感について、
自分なりに理解出来てきたような気がします。
「不必要な消耗を無くそうと言う発想」は色々な場面で納得が行く説明ですね。
ポゼッションやボールを奪う位置については、キャンプでオプションを増やす
作業を行ったのかもしれませんが、そうであれば裏目に出ているとも見えます。
攻撃時、スイッチが入る瞬間なんてモノは全く見えませんし、
ボールを奪う位置は曖昧になる一方に見えます。
>そもそも、自分達から崩す形など、開幕当初から持っていなかった気がするのです。
そうなんですよね。私は理想が低いので(笑)、現時点で思うのは、
「出来ていた事をもう1回やれ!」という事。
前半戦ではたびたび見られた、相手SBに内田や慎がフォアチェックに行く
場面等を思い返しては、ため息をついています。
そんな事では駄目なんですが。
「我慢」と「徹底」は選手だけでは無く、見ている側にも求められますね。
上手くいかない時は迷いや誘惑が増えますからね。
そんな事を書いておきながら、「大悟はボランチの方が・・・」とか妄想していた
ところなのですが。
いずれにしても興味深いコメントをありがとうございます。
見識など全くありませんが、負けず嫌いゆえの妄想は今後も書き続けます!
今後ともよろしくお願いします!
| hisau | 2008/07/31 00:32 | URL |
hisau様
度々すみません。
>「我慢」と「徹底」は選手だけでは無く、見ている側にも求められますね。
まさしく仰るとおりです。
ホームNACK5での試合でも、スタンドから(私のいるカテだけかも知れませんが)
ボールが前に進まないことに対して、不満の声が上がることが多々あります。
中断明けから大宮が展開しているサッカーが、
監督や選手の狙いを具現化したものであると仮定したとしても
観ている側がストレスを感じることは確かだと思います。
樋口さんは、ロマンティストで情熱家という印象があります。
中断明けのサッカーがJ2山形での経験から来た発想なのか、
はたまた相手から研究されてああなってしまっているのか、
私には知る術はありませんが、次の札幌戦で今後の指針が見える気がします。
しつこく失礼しました。
| スーザン | 2008/07/31 21:51 | URL |
はじめまして
はじめまして。スーザンと申します。
hisau様のレビュー、プレビューいつも楽しみにしております。
大宮関連のBlogで、ここまでレビューを細かく記しているBlogを私は知りません。
毎回大変感心しております。
個人的な雑感なのですが、中断明けから機能不全な印象でした。
3人目の動きがほぼ無いため、攻撃が連動していないな、と。
大宮はここ数戦、ボランチ、サイドバックから縦にボールが入らないですよね。
単純に前線の運動量の問題なのか、位置取りの問題なのか。
その辺りについて、hisau様のご見識を伺いたいのですが。
| スーザン | 2008/07/29 07:21 | URL |