being there 

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

敵は我に在り

オリンピックの野球中継を見ていたら、野村謙二郎(元広島)の解説が上手くて
ビックリ。そんな才能を持っていたとは!
まあ、しばらくしてから広島に戻ってくれれば良い。

と、いう訳で今回はアルディージャとは全く関係の無い話。
最近、野村克也監督の「敵は我に在り」(名著ですな)を読み返していると、「開き直りと
やけくそは違う」という文章に目が留まる。

「開き直り」で思い出すのが、野球少年だった頃の事。

6年生の春の大会だったと思う。
我が地区最弱チームは地区最高の投手と対戦する事になった。
20対0くらい(しかも3回コールドとか!)で負ける事は茶飯事のチームだったので、
勝敗自体は諦めていたが(キャプテンのくせに)、「パーフェクト(ノーヒット・四死球ゼロ)」
だけは阻止してやる・・と捩じれた欲望をチームメイトに隠しながら試合に臨む若き日の私。

同級生とは思えない球速を持ち、他の強豪に対してもノーヒットノーランを頻繁にしている
ような投手だ。投球練習を見ても、ちょっとレベルが違う。
まず、考えたのがセーフティバント(笑)
若干こちらの意地が見透かされるような恥ずかしさもあるが、そんな事は言ってられん。
勝敗とか得点とかより、自分の勝負のみ。
でも、こんな投手と対戦出来る機会なんて滅多に無いし・・と思い留まる。
何だか、自分の事ながら書いていて可哀相な少年だなあ。

この時の記憶は結構鮮明に残っている。
外角の速球を振りぬくと打球はセカンドの頭を超え右中間へ抜ける三塁打。
予想通り振りおくれたが、打ち返す事が出来た。
次のバッターのセカンドゴロの時に無理矢理ホームに突っ込み、アウトになったのにも
関わらず、監督から拍手を貰ったのを覚えている。
よく考えると自分勝手なキャプテンと駄目な監督だ(笑)

この打席の時の心境は「開き直り」に近かったのかもしれない。
一球目の時、インコースに踏み込み、あわやデッドボールになりかけた。
その時に「優位に立ったかも」って計算をした気がする。
相手からすればデッドボールすら嫌だろうし、こっちは「セーフティバントで最高!」くらい
の厄介者。バットを短めに持って踏み込み、流し打ち(どうせ振りおくれるし)一本勝負。
コースは外角のみ狙う。インコースだったら当たってパーフェクト崩し(笑)
うん、勝つべくして勝ったんだな。

ノムさん曰く、開き直りとは「一度全てを捨て、そこからベストを尽くす事」。
私が捨てたのは「セーフティバント」だけでしたが(笑)、そんな私でも心に沁みる言葉だ。


| 未分類 | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yankeehotelfoxtrot.blog17.fc2.com/tb.php/75-0653e62f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。